[884] 道に迷った時 2003-03-26 (Wed)

昼、カチカチとキーを叩いていて、ふともう時間なのに気がついた。

 「あれ、山下くん、まだ来ないな・・・」

そう思って電話してみたが、一向に出ない。
また寝てるのか?

しばらく経って電話が入る。

 「今、橋だと思うんですけど・・・道に迷いました」

橋ってどこや。
しかもなんで毎日のように通ってる道で迷うんだ。

いくつか質問して、そこが近所の上野橋だということを確認。
そこからどうやってくればいいかを簡単に説明して、電話を切った。

しかしそれから30分経っても現れない。

普通に考えても5分が限度の距離だ。
迷っているにしても15分ともたないだろう。

そもそも迷いようがない大きな道で、目印もちゃんとある。

結局1時間近く経って、コンビニの弁当とおにぎりをぶら下げて来た。

 「弁当とおにぎり食べるん?」

道に迷ったこともオドロキだが、その食べ方もオドロキだった。
+1時間余分に迷ってるんだから、そのぶん食べておかないと、という
そんな理屈なのかもしれないが、それにしてもさすが大物。

僕もそんなだったかな、と思い返してみる。


わらび餅を平らげて、さらにみたらし団子を食べた。
これが僕の昼飯。

あとはお茶を飲んで、午後を過ごす。

昨日に引き続きブックカバーのことをしようと机に向かうが、ノリが良くない。
何かこう、一つ足りない気がするのと、やっぱり気分が乗らない。

この場合の乗らないは、作ることに対してではなくて、アイデアが出てこない、
ということに関して。

頭が回転する時には、もっとこうパパパっとひらめきがあって、
それを描いたり、メモできるのに、今日はなぜかそれができない。

血糖値の上げ方が足りないのか。
となればまた焼きめしでも作って食うしかないのか。
それもまた懲りない話で。


「その時、歴史が動いた」では三国志の回の再放送がやってた。
これを見て、

 「私は曹操と逆のやり方で信頼を得てきたのだから、
  今、武力によって国を奪い、その信頼を失おうとは思わない」

という劉備の言葉に涙する。

最後に人を動かすのは、仁でなければいけない。
そして義に生きなければいけない。

それで一番になれないのであれば、それは仕方がない。

人の心、それがあってこそ。
僕もまたこれまでいろんな人に助けられ、そしてここまでやってこられた。
その信頼を裏切るようではいけない。


そう思って今日はSL-B500用手帳型ケースを出そうと決断した。
儲けたい、というのが本当のところだ。
しかしここで今、予算ばかり気にしていては丑やの丑やたる意味がない。

僕もまた人の期待に少しでも応えられればと志を持つ。


[883] にんにく 2003-03-25 (Tue)

フラフラの朝を迎える。
朝まで眠れないのはいつものことだが、今朝はいつも以上にフラフラ。
昨日の疲れがそのまま出てきているんだろう。

ところがなぜか今日はそこで”ご飯”を食べようと思った。

僕の体は普段、炭水化物をなるべく食べないようにしている加減で、
炭水化物を摂取するとクスリと同じ効果があることを知っている。

当然そうした自然の欲求から、”ご飯”という日本人の主食たるコメを
求めたのは言うまでもない。

ふと先日買っておいたにんにくのしょうゆ漬けがあることを思い出し、
これだ、と思った。

袋から大きな粒を二つ、コロコロと出して、これをスライスする。
縦にスライスしたものを、さらに横にみじん切りにして油で炒める。
そこに今度はご飯を加えて炒める。

塩こしょうをして、さらにいつものなめこのたまり漬けを加えて炒め、
さらにフライパンの一部を空けて、そこにとき卵を加える。

とき卵が炒めたご飯とからまりながら固まるのを適度にほぐしていく。
卵が固まったところで皿にあけて出来上がり。

具といって、なめこと卵だけだが、このシンプルなのがいい。

なにより問題だったのは、どんぶり一杯のご飯を炒めたので、じつはもう
何も入れる余裕がなかったのはここだけの話。

らっきょうのかわりににんにくのしょうゆ漬けをその頂上に乗せて、
これがにんにく焼きめしであることを主張する。

今、思えば、ネギも入れておけばよかったと思うが、すでに後の祭り。

まずはにんにくのしょうゆ漬けとスプーン一杯の焼きめしを口に運ぶと、
これが最高においしいことを確認した。

朝からこんなに食べて大丈夫だろうか、という不安もあったが、今日は
うまいぐあいにぼーっとしているのが幸いして、いつのまにか皿の上を
きれいに平らげてしまっていた。

にんにくというのは体を温める効果があるというが、さすがにコウカテキメン。
胃が燃えるように熱い。

遅れておなかがパンパンになったことをゆるりと確認できるようになると、
さすがにだんだん気分が悪くなってきた。

食べ過ぎた。

ただ元気にならねば、という一心で、口から飛び出しそうなのを必死に押さえた。

元気になるためには食べることだ。
それが一番の元気の素で、食べられるってことが元気な証拠でもある。
たまには僕も元気だってことをアピールしておかないと、いつのまにか
死んだことになっていて、ここで生きてますよ、と叫ばないといけないようなのは、
さすがにちょっと遠慮したい。

僕は甘いモノ以外にも、ちゃんと食べていて、かなり元気だ。
そのへんの80歳のおじいちゃんにはまだまだ負けない。
70歳にも、60歳にも負けないと思う。

でも小学生には負ける。
やつらは怪物だ。


どよんどよんした昼下がり、ブックカバーの詳細を再度書き始めるが、
重いおなかが思考のじゃまをして、うまく書けない。

眠いのと辛いのが両方から一気に押し寄せてくると平々凡々な人間様である僕は、
そのどちらかに従わずにはいられなかった。

しばらく横になっていると少しマシになったので、長谷川さんにメールを入れて、
ミスドのチョコファッジシェイクとポンデリングを一つ、来る時に
買ってきてもらえるようにお願いした。

まだ食うのか、まだ懲りないのか。

でも今日は食べると決めたんだ。
食べないといけない、という使命感が僕を突き動かしてた。


[882] 元気の先 2003-03-24 (Mon)

やたら元気だった昨晩は、涼しい格好でいた。
元気な子供が一冬を半ズボンで過ごすのと同じだった。

するとすぐにその効果があらわれた。

くしゃみが出て、鼻水が出て頭痛がして、カゼだった。
喉の痛みこそ戻らずにいるものの、やっぱりどう見てもカゼだった。

僕の健康神話はほんの一日ももたなかった。


夜中、モーレツな頭痛に起こされた。
最近よくある目が回るという感覚。
しかも今日のはいささかきつい。

もう一度眠ろうと思ってみても、体が熱くて眠れない。
布団に潜っているだけでも汗をかく。
それほど熱い体で眠るということも叶わず、結局朝までずっと起きていた。

いつものことだけど、舞い戻った頭痛と鼻水はいつも以上の夜を演出してくれた。
どうせなら良い方に演出してくれればいいのに、今回はそれとは違った。


それでも朝、バファリンを一錠飲むと少し頭痛がおさまって、眠ることができた。
おかげで昼からは仕事ができた。

ズキンズキンと血管を通る血液の音が聞こえてきたが、そんなことで
一日を休むわけにはいかない。

で、今日は山下くんが遅れてやってきた。
眠っていたそうだ。

眠れるってことは健康な証。
素晴らしいことだが、遅れるのは勘弁してくれ。

起きてる僕の立場がない。


あまり賢くないアメェリカに対して、今回イラクのタヌキぶりが、
しかも随分賢いタヌキぶりが目につく。

捕虜の映像を目にしたラムズフェルドは、開口一番、

 「あれが本当にアメェリカ兵の映像かどうかはわからない。
  それにアメェリカ兵だったとしたらジュネーブ条約違反だ」

アホなのか。
国連決議を無視しようって国が、今度はルール違反だと相手を非難する。

さらにアメェリカ軍の兵士が自分とこの基地に手榴弾ばらまいて死傷者が出て、
抵抗の少なかった南部地域でイラク軍が反撃に出て、もう何がなんだかわからない。

結局、戦力的には圧倒的なアメリカも、情報戦ではタヌキに劣る。
なんといっても相手は25年も政権を維持した古狸で、それだけ知恵もある。

今さら戦争は長期化するかもしれないなんて言い訳は、あまりと言えばあまりのことだ。

アカデミー賞の授賞式でムーア監督が、

 「イカサマの戦争だ、ブッシュよ、恥を知れ!」

とスピーチしていたが、まさにそれこそスタンディングオベーション。
あそこでブーイングしていた関係者各位もまた恥を知れ。

今、必要なのは自国の国民によるブッシュ政権の打倒。
それこそ急務なのだ。

イラクを足がかりにしてイスラム社会を民主化し、それが終わったら、
今度は北朝鮮を足がかりに中国へと侵攻。

なんだかどちらも民主化という大義名分を掲げた侵略戦争に見えるのは、
はたして僕だけだろうか。

なによりそれを現実的に行おうって時点でどうかしてる。

アメェリカは確かに超大国だが、たかだか人口2億8千万人くらい。
世界の総人口が80億人以上と言われている中で、ほんの数パーセントでしかない。
しかもその中の特権階級はさらに一握りで、それが世界をなんとかしよう、
なんてこと自体が妄想なのだ。

対イスラムなんて戦争がはじまったら、それこそ第三次世界大戦。
油のない日本は北朝鮮並になる。

かといってブッシュと共に侵略戦争なんていうのはまったくいただけない。

僕はお金がほしいけれど、人殺しはしない。

ブッシュよ、頼むから死んでくれ。


[881] 外商といふもの 2003-03-23 (Sun)

今日は朝から素晴らしい。
どれくらい素晴らしいかと言えば、喉のイガイガで起きるという悪習を、
今朝はすっかり忘れていたほどだ。

長く辛い戦いに、僕は勝利した。
これほど素晴らしいことが他にあるだろうか。


ミドリ電化の広告に、探していた旧パッケージのDVD-RAMのメディアを発見。
これを買いに出かけた。

ちょっと多めに10枚を買い込み、ついでにDVD-Rのメディアも5枚ほど買った。

値段としてはたいして安くはない。
安くはないどころか、ちょっと高いくらいだ。

ただもうすでに旧パッケージはどこも売り切れで、在庫処分品をあさるしかなく、
そういう意味で目についた時には多少高いとわかっていても、それを買わねばいけない。

それが男というものだ。

VHSのテープなどはパッケージが変更になるのは随分希だが、技術革新が
日進月歩のDVD-R/RAM市場においては、ちょっと精度が向上すると、
次の瞬間パッケージから一新されてしまうので、同じパッケージを
手に入れられる期間は非常に限られている。

これはシリーズものを録画する場合には至って面倒だ。
かといってまだまだ安価とは言えないDVD-R/RAMを山ほど買い込むには、
多少なりとも予算という経済的な余裕が必要である。

さらに言うと同じメーカーではやたらたくさん録った時に、何がなんだか
わからなくなるので、録画するシリーズごとにパッケージを変えるか、
メーカーを変えるかすることが、一番有効な自衛の手段となる。

ある種の整理術。

ここでようやく先日買った「知の便利フォーム術」のノウハウが役に立った、
ということなのかもしれない。

もっともDVD-Rについてはさすがに言及されていなかったような気がするので、
これについては必要であれば、僕が自費出版するとしよう。

 ”DVD-R/RAMの効果的な運用と整理について”

自分で言うのもなんだが、売れないな。


外に出たついでに四条へと向かう。
長らく切れていたアイスクリームを補充するためだった。

近所のサティでは、常備されていたチョコレートブラウニーウォールナッツも、
その他のバニラ以外のパッケージが一掃されて、なくなって、僕のような
アンチバニラ派にとっては冬の時代がやってきた。

デパートというのは常に定価売りが基本であるかわりに、ブルジョワジーを
相手に商売をしているため、そうしたラインナップの充実にはこれまた常に敏感に
多くの種類を取りそろえている。

デパートでは貧民層で行われるアイスクリームのリストラされも無縁なのだ。
これは素晴らしく贅沢であると共に、僕にとっても都合が良かった。


駐車場に車を入れようと順番待ちをしていた。
いつもはやたら高級車が停めてある御得意様専用の場所は今日は空いている。

 「僕もいつかあそこにポンっと置けような、そんな身分になりたいな」

そう思いながら遠い目をしていた。
すると次の瞬間、夢のようなことが起こった。

まさにそこに車を置けと案内されたのだ。

これはとにかくすごいことだ。
僕がVIPと認められたのだ。
こんなすごいことがあっていいんだろうか!

と、別にVIP待遇というわけではない。
単にちょうど今、ぐるぐるまわる立体駐車場の二機あるうちの一機が修理中で、
しかも僕の車は小さい。
となれば普通は置かせてくれない場所に、ちょこんと置いておくには
ちょうどいいという判断から、そこに案内されたに過ぎない。

しかし僕にとって、これは十分に名誉なことで、かつうれしかった。
なんといってもそこは駐車場から出すのに順番待ちする必要もなく、
なおかつ特権階級的な気分を味わえるのだから、これに勝るものはない。

この感動をかみしめるべく、ドルセ・デ・レチェ(キャラメル)をあるだけ全部
カゴに詰めて、さらにストロベリーを二つも買って帰ってきた。

安い客だ。

デパートの外商がうちに何かを持ってきてくれる日ははるかに遠い。
もっとも今持ってきてもらっても、ハーゲンダッツ以外買うものもない。


[880] 春到来 2003-03-22 (Sat)

朝からテッシーを見た。
もっとも向こうはまだ昨日の夕方のはずなので、朝からというのは
あくまで日本での話。

すでにろれつがまわらなくなりつつあり、かなり疲れているのが見て取れる。
同時多発テロの時よりはまだまだ元気だが、それでもやっぱり随分疲れてる。

NHKも予算組んでテッシーの影武者か、それが無理ならお面くらいは
作ってもいいんじゃないだろうか。

それこそCGでテッシーを再現すればいいのでは。

マックスヘッドルームなんて当時はサイバーだったテレビ番組があったけど、
あれのパロディで、テッシーヘッドルーム。

 「ぁはい・・・」

と一息ついてからはじまるテッシーワールドはいまだ健在。
いったいあの目はどこを映しているんだろう。


反戦デモの映像が流れて、ああ、みんながんばってるな、と感心する。

ただ僕はデモに参加できない。
なぜなら今回の戦争には反対でも基本的には戦争賛成派だから。

人殺しに賛成なんじゃなくて、人を殺さずにいられないそういう野蛮なところが
人間の心にあると思っているだけだ。

そして増えすぎた人という寄生虫を抑制するのは、まさに人しかない。

ようは毒をもって毒を制すの理屈。

 「ただそれでも人殺しはいけない、戦争はいけない。」

それが戦争反対派の自称・人道主義者の言い分だとすれば、僕はやっぱり
デモには参加できないし、参加する資格もない。

あくまでここでこうして書いているか、学校の校庭に寝そべって人間の盾ごっこ、
というのは繰り返し書いてきたとおり。


しかし小泉くん、リップサービスもいいけど、さすがにちょっと行き過ぎ。
タカ派だもんで、はりきってるのはわかるけどね。

たまにはノーコメントで通して黙っているのもいいかも。


朝、電話をもらっていたようだ。
でも僕はすっかり布団の中で寝こけていた。

昼にも電話をもらったようだが、風呂に入っていた。

いつまで経ってもよくならない喉の痛みと頭痛。
このままずっと良くならないんじゃないか、って思うと鬱だった。

こっそり起き出して、出かけていたら気分も良くなったのかもしれないけど、
どうにもこうにも長い週末というのは、そうでなくても出不精の僕を
家に閉じこめておくには十分な理由だった。

なにより先日パソコンのパーツは山ほど買って、あとはDVD-RAMのメディアを
何枚か買うくらいしか予定がない。
長い道のりをえっちらおっちら出かける元気が今日の僕には欠けていた。


ミルクがないので、ホットミルクを諦めて、仕方なくインスタントコーヒーに、
マリームを山ほど入れて、それを飲む。
ローファットとは言いがたい味がする。

ただそれで喉のイガイガが幾分マシになる。

クスリを飲むような気分で、コーヒーを飲むというのもなんだかおかしな感じがする。
コーヒーなんて体に良いことあるんだろうか。

一杯飲み干して、そしてもう一杯。


眠ろうと思っていたところに電話があって、本屋に出かけた。
今晩は随分と寒い。

春は恋の季節。

これだけ寒いと春もないか。


[879] 最終兵器ブッシュ 2003-03-21 (Fri)

この際一番の平和的解決は、最終兵器ブッシュをバクダッドに投下することだろう。
なんなら親子でセットで投下して、さすがに丸腰じゃ面白味に欠けるので、
M16なり、ピストルなり持たせて投下して、さらには援護と称して
トマホーク山ほど撃ち込んですれば、バクダッドの市民も楽しいサバイバルゲームに
なるんじゃないかと思う。

アラブ諸国とアラーの神は少なくとも僕の意見に賛成のはずだ。

きっとフセインも言うだろう。

 「アラーは言われた」

と。


まさに文字通り、一歩も外に出ずに一日が終わった。
いや、ちょっとだけ出た気がするけど、ほんとにちょっとだけ。

ミドリ電化にDVD-RAMのメディアを買いに行きたいんだけど、すっかり忘れてた。

というより、一日頭痛と喉の痛みでダメだった。

しばらく寝ていたが、寝てるのも限界がある。
いつのまにか起き出して結局いつもと変わらぬ一日だった。


夕方、ひさしぶりに一番下の従妹が来た。
アメリカに一週間、修学旅行に行っていた時の写真を見せに。

 「戦争はじまってるのに大丈夫やったんか?」

そう聞くと、

 「だってこれ、去年の10月やし」

あのな、半年も経って今頃なんで写真見せにくるんだ。
お土産を出せといっても、生ものだったらそれこそドライフルーツにでもなってる頃だぞ。

もうちょっと早くに来いよ。
せめて行く前だったら、小遣いの一つもやれたのに。

たまにはそんなふうに格好もつけてみたい。
それが意味があるのかどうかはともかく、なんとなく。


返信は月曜日になるとして、メールに目を通していると質問メールや、
発注メールの備考欄にいろんなメッセージを発見する。
応援メッセージ、体調はいかがですかというメッセージ、そのほかいろいろ。

いつもの方もいれば、はじめて目にする方もいる。

これが店頭だったら、実際にそこに人がいて話をして、もっと実感を持てるんだろうな、
となんとなく思う。

ネット上のショップでも、これだけを人を感じられる。
僕の勝手な思い込みかもしれないけど、それでももっと何かできないかって
いつも思う。

それが僕の生き方。
それだけが僕の支え。

誰もいない事務所で一人、お茶を飲んでた。


助けてほしくて、そばにいたくて、話をしたくて。

 「大丈夫?」

って一言がないことに、あなたのいない人生を思う。

今週は週末が一日余計にあって、それが辛い。
仕事以外に何もすることがなくて、何もできなくて。

 「ドライブに行こう」

そう言ってあてもなく出かけたい。
それが夢。

夢から抜け出して、今は現実にいて、そしていつかまた夢に戻りたい。


[878] 開戦 2003-03-20 (Thu)

11時半を過ぎて、開戦となったようだ。

10時という期限を過ぎて、しかも予定よりもはるかに小規模の攻撃。
明らかに迷っていたのがよくわかる。

そしてなにより、ブッシュは挑発し続けた相手がじつはその挑発に乗らない
ということを確かめるまでに時間がかかったのだ。

フセインがタヌキだとすれば、ブッシュよりもはるかに頭のいいタヌキだ。

48時間という期限は、イラクが先制攻撃をはじめることを想定したもので、
もともとこっちからはじめる気なんてないくせに。
そのやり方もまた気に入らない。

チキンと言われて拳を振り下ろす先を探して歩くなんて、まったく愚かだ。

相手にそう言えば乗ってくるはずだなんて外交自体、頭が悪いにもほどがある。
アメリカはほんとにバカな国だ。

テポドンが頭の上を飛んでる平和ボケの日本もどうかとは思うけど、
イラク攻撃にたいして不支持が上回ってるあいだはまだマシだ。

マスコミも実際今回の攻撃をどう扱っていいのか迷っているようで、
フセインは悪い奴だと言って支持を扇いでいたかと思うと、アメリカでも
反戦気運が高まっているとまったく逆のことを言っていたりする。

どこかに理性というのは存在しないのか。

自分の皿をたいらげたからって、人の皿に手を伸ばすのが民主主義なのか。

アメリカよ、今こそ立ち上がれ。
ブッシュを国民自身が権力の座から引きずりおろし、戦争犯罪人として裁くべし。
絞首台に送れとか、ギロチンで首を切り落とせとは言わない。

誰もいないアルカトラズ島にでも閉じこめて、戦犯になった大統領として
一生飼い殺しにすればいい。

隣の檻にはラムズフェルド、その隣には金正日とか。

ミッキーマウスの耳でもつけて、ディズニープリズンっていうのはどうだろう。
問題は誰がつけてもかわいくないところか。

もっともブッシュは案外似合いそうで怖いけど。


開戦といって僕の仕事がなくなるわけではなく、ブッシュの顔がテレビに映るたびに
ぶつぶつ言いながら、ブックカバーの二次サンプルを作っていた。

昨日のものは文庫本用、今日のは新書版用。
そのくせぶつぶつ言い過ぎたせいか、いつのまにかその両方が出来上がっていた。

もっとも文庫本用のものは、昨日作ったものにロゴをつけただけ。
それでも随分と良くなった気がする。

さらには作っている間にいろんなイメージがわいてきた。
まだまだ作れそうな気がしたが、ここ何日か体が弱っているところに、
頭痛と鼻水と喉の痛みという三つの責め苦は耐え難く、出来上がったものを
メーリングリストに流して、今日の仕事を終わりとした。


テッシーことワシントンの手嶋支局長の声が聞こえてきた。
相変わらずのテッシーに思わず手を振りそうになる。

あれからもう一年半。
いや、たった一年半。

僕はまだここにいて、何もできない今からどうやって這い出そうかと考えている。

僕もまたいろんなことと戦っている。


[877] 真夜中のカーボーイ 2003-03-19 (Wed)

夜中、ひどい頭痛で目がさめた。
自分がどこにいるのか、正直さっぱりわからなかった。

沈み込んだ布団の上に、なんとか浮いていることを認識するまでには、
実際に数分はかかったように思う。

底知れぬ恐れと頭痛と喉の痛み。

頭が回転をはじめるまでにこんなにも時間がかかるなんて、まったくやってられない。

水を飲もうと布団から出て立ち上がったが、ホットミルクだけでは
さすがに体を支えきれないようで、フラフラだった。

何年か前にも同じような感覚で部屋を出た。
あの日のことはよくおぼえている。

僕はもうダメなんじゃないか、って気がした。

もちろん人間様はそんなに弱い生き物ではなく、僕なんかは言葉以上にしぶとく、
長生きしたいと祈り続ける人よりもずっと長く生きそうな気がする。

とにかく僕は部屋を出て、そして水を飲んだ。
喉の痛みを消す特効薬である、牛乳はもう飲み干してしまってない。
仕方がないのでもう一杯水をコップに入れて飲んだ。


次に起きた時には、随分とマシだった。

ようやくブックカバーを作ろうって気になって、これを作った。

ただ感覚がまだ戻ってきていないのか、どうにもうまくできない。
なんとかかんとか格好をつけて、それなりにできあがったものを写真に撮って
メーリングリストのほうに流した。

それでもやっぱり欠けていたようで、角丸にしようと思っていたのに、
それさえも忘れて写真を撮っていた。


夕方、関東の友人からメールが入る。

 「日記、更新されてないですが体調悪いんですか?」

おかしなもので、こういうことは重なるのか、同じような問い合わせを
丑や経由でも何通かいただいた。
さらに夜には電話までもらった。

これじゃいけないと申し訳程度に日記にメモ書きをした。

心配してくれている人がいる。
そのことがうれしかったし、アクセス数の落ちない日記を、そのまま空白で
ほっておくわけにはいかなかった。

ただ本当に書き始めるには、ちょっとまだ書けずにいて、あくまで生きてますよ、
ってメッセージ程度。
それに加えて”くたばれ!ブッシュ!”と書き添えた。


僕がブッシュが気に入らないと言っているのを聞いて、山下くんが言った。

 「結局、イラクは何か悪いことしたんですか?」

よく言った。
まさにそのとおり、誰もわかってないし、理由がない。
それがイラク攻撃の理由なのだ。

さらに言えば、因縁つけてケンカ売ってるちんぴらと変わらない。

湾岸戦争の時には理由もあった。
同時多発テロでもまだ理由はあった。

なのに今回は、イラン・イラク戦争なんて戦争していた当の本人である、
イランまでが”戦争反対”と言っているのに、はるか遠くのアメリカが、
フセインが気に入らないからって因縁つけてる。

しかもそれが同盟国にミサイル撃ち続けてる北朝鮮よりも悪いと判断して、
そこに油田があるから、できればそれもオレ様のものに、ってあたりがひどすぎる。

結局のところ、そろばんはじいてはじめようよ、っていうエンターテイメント。
しかも人の命を理由なく奪おうというんだから、アメリカのエゴも、
いや、ブッシュのエゴは許されるべきものではない。


カウボーイは死んだのか。
それがアメリカなら、そんなのはなくなってしまったほうがいい。

ビンラディンを肯定するつもりはない。
ただ「アメリカこそ悪の根元だ」という言い分はよくわかる。
少なくともアメリカが今、戦争をはじめようって理由よりははるかに明確だ。


[876] 一日の過ごし方 2003-03-18 (Tue)

散髪屋には行かなかった。

それよりなにより頭痛がひどくて大変だった。

あまりにひどい頭痛から部屋に戻った時、布団の中に沈みゆく感覚を
これまでにないほどゆっくり感じ、さらになんとなく喉が痛くなってきて、
ようやくカゼだとわかった。

助けてくれ、と叫びたかったが、その元気すらなく、そのまま眠りに落ちた。


昼間、何をしていたのかよく覚えていない。
頭がぼーっとしていたせいだ。

頼まれていたブックカバーのサンプルを作ろうと、画用紙を持ち出したまでは
かすかに記憶に残っている。

ただそこから作ったおぼえがない。
片づけたおぼえもないが、さっき見た時には机の上はきれいに片づいていたので、
そもそも出してもいなかったのか、それともちゃんと片づけたのか、
どちらにしても万事うまくいっている。

その結果に僕は満足している。

ただ僕自身が随分と元気がなく、力のないことをのぞいて。


喉があまりに痛いので、どうすればいいかと考えていて、ふと思いついた。

ホットミルクを飲もう。

なぜそう思ったのかと言えば、ホットミルクを飲んだ時のあの独特な
まろみというか、口の中に膜をはったような、あの感覚。

あの感覚で、喉の患部を包んでしまえばいいんじゃないかと考えた。

早速、冷蔵庫から毒印改めメグミルクを取り出して、カップに注いだ。
それを電子レンジに入れて温め、今日はじめての食事とした。

この試みが最高のデキだと気がつくまでには、そう時間はかからなかった。

頭の中はぐわんぐわんと酒にでも酔ったような感覚と、はげしい痛みが交互に押し寄せ、
その均等によって、なんとか吐かずにいられたがそれでも随分気持ち悪かった。

そこにホットミルクなんて流し込んで、いよいよ準備オッケーといったところだが、
喉のイガイガがおさまったことのほうがそれ以上に大きな効果をあげた。

喉の痛みがおさまって、ほっと一息ついたところで部屋に戻ってくると、
そのまま布団の中に沈んでいった。


[875] 終わりなき物語 2003-03-17 (Mon)

Appleから電話。

 「交換用のマシンが届いたんですが、こちらもまた同じ不具合で」

思わずため息がでそうになった。

 「ええ、仕方がないですね」

そう言って電話を切った。


髪があまりにも伸びすぎて、ほとんどロン毛に近い状況だ。
さすがにここまでくると風呂あがりには洗った髪が重くて肩がこるし、
外を歩くにも髪がじゃまで前が半分も見えない。

かなり危険なので散髪屋に行こうと思うのだが、あいにくと月曜日は
散髪屋が休みで、これに関しては明日以降に延期せざるをえない。

それに今は時期が悪い。

この鼻水。
この目の痛み。

花粉症の時期にどこかにじっと座っているなんていうのは、奇跡に近い。
しかも鼻水たらしているなんていうのは、男のプライドのみならず、
人間としての尊厳までも失いかねない。

花粉症というのはまったく罪な現代病だ。

しかしよくわからないのは、これがなぜ突然に、そしてテレビで天気予報と
同じレベルで花粉注意報が流れるまでになったのか。

アスファルトのせいで花粉が舞い上がってしまうからというなら、
そのアスファルトに水をまいてまわるだけでも効果がありそうな気がする。

下手な公共事業で道路掘り返すより、ただ水まいてまわるってことが
なぜできないのか、とても不思議でならない。


マイケル・J・フォックスの自伝とも言える「ラッキーマン」を読み始めた。
”世界中が涙した”というキャッチコピーがついているが、少なくとも
はじめの数ページでは泣くに泣けない。

これといって悲しいこともないし、なにより文章が読みにくい。

人の文章を云々言える立場ではないが、人の言いまわしを会得するにも、
たった数ページではまだまだ時間がなさすぎる。

そして僕は読むのが遅い。
しかもおそろしく鈍く、夏休みの読書感想文を秋口に出そうかってほど。

僕は自分が他人になりきる俳優に向いていないことを知ってる。
段取りの悪い宝塚なんて見てられないだろうし、僕もその仲間入りする予定は
今のところまったくない。

ともかく読むのも遅い、他人にもなれない、ということで本というのは
まったく読みにくい代物だと思わずにはいられない。


少し読み進んで、声が聞こえてくることに気がついた。

宮川一郎太の声だ。
そう、マイケル・J・フォックスの声。

その声が聞こえるようになって、少し読みやすくなった。


[874] おいしいクリームパン 2003-03-16 (Sun)

ふと、硬くなりかけたミニクリームパンを一つ皿の上に乗せて、電子レンジにかけた。
ほんの1分程度、いや、40秒ほど。

温かいクリームパンはバツグンにおいしく、これはいけるな、と思った。

ここ最近、どうも仕事よりも生活感のあふれるアイデアが多い。
それはそれで楽しいが、それを続けるにもお金がいる。
お金がいるってことは仕事をしないといけないわけで、こんなことしてる場合じゃない。

でも、おいしいクリームパンはいい。
硬くなりかけたクリームパンでなくても、もちろんもっと新しいパンなら、
きっともっとおいしいはずだ。

クリームパンがいい。
とてもいい。


焼き肉食べて体調がよくなることを期待したのに、今日は随分と頭が痛い。
朝のうちに雨が降り出すとさらにひどくなって、久しぶりにバファリンでも
飲もうかどうしようかとしばらく悩んだ。

セットアップもほどほどに、さて次の仕事をしようと思っていたのに、
どうにもこうにもならず。

週末はどうも定期的に調子が悪いような気がする。
これについてはどちらかというと精神的なものが大きいので、一概には
なんとも言えないが、それにしても辛い。

久しぶりにぐるぐる目が回る。

今日はゆっくり本でも読むつもりだったのにどうにもならず。
昼に風呂をわかして入るのが精一杯だった。

風呂に入っていると、外をイラク攻撃反対のデモが通り過ぎた。

 「戦争はんた〜い!イラク攻撃はんた〜い!」

それはいいけど、なんかずいぶん力の抜けた声だ。
雨だし、集まりが悪かったのか、それに続く声も元気がない。

しかし日曜日の昼にデモ行進もいいけど、はた迷惑だし、日本でデモやっても
効果があるとは思えないんだけど、タマちゃんを想う会とあわせて、
あのへんの人たちはいったい何を考えているんだろう。

僕にとっては永遠の謎だ。


日記を書こうとパソコンに向かうが、やっぱり書けない。
頭痛がじゃまして、言葉が浮かんでくるより先に、額に手をあてて、
うーってうめき声をあげる。

誰にも届かないあたり、デモの声と変わらない。
さらにひどいのは僕が一人ってことだ。


それでも書かないといけない。
もう何日も書いていない。

だから書かないと。


話がしたい。
声が聞きたい。

僕を安心させてほしい。
助けてほしいっていうのは、わがまますぎるかな。


[873] 食べに食べる 2003-03-15 (Sat)

焼き肉を食べに行く予定だったのに、Windows2000粉砕騒ぎもあって
昨日のメインディッシュはわらび餅だった気がする。


頼んであったなめこのたまり漬けとにんにくのしょうゆ漬けが届いた。
早速ガサガサと取り出して、とりあえずは冷蔵庫へ。

なめこのたまり漬けに関しては、ほぼデフォルトになりつつあり、
実際これがとてもおいしくやめられない。

ここだけの話、僕はしいたけやら松茸やらといったキノコの類はあまり好きではない。
ただなぜか小さいキノコは食べられる。

大きいのはどうもあの傘の裏に虫がいそうな気がして、というのは
これまでも繰り返し書いてきた。

とにかくなめこのたまり漬けを使った一手間で作れる料理に凝っていて、
さらに今回はにんにくのしょうゆ漬けもあり、これはこれで楽しみ。

さて、何を作ろうか。


引き続きWindowsXP環境へのソフトのインストールと設定を行う。
この手の作業はエンドレスで、いつまでたっても終わりそうにない。

年中セットアップしてる関係で、データのバックアップに関しては
だんだんエキスパートになりつつあり、面倒なのはそれを使うまでに
さんざんソフトをインストールしていかないといけないことだけだ。

今回120GBを購入したことで、120GB+120GBという広大な容量を手に入れた。
しかし前の60GBでも、メインで使っていたのは8GB程度。
+120GBにデータの大半を置いていたものの、それでも40GBにも満たず。
あと200GBを何に使うのか、実際使われることがあるのかどうかさえ疑問だ。

僕自身は容量よりもパフォーマンス優先で、性能比で優れたものがあれば
それでいいんだけど。

ともかくむちゃ速くなったのでよしとしよう。
あとはSCSIカードをはずして、USB2.0のカードリーダーつければ完成。
CPUパワーはともかく、これで困らないよな。

Intelには申し訳ないけど、パソコンはもうかなりいくとこまでいってる。
仕事用のマシンじゃテレビ録画もする必要ないし、する気もない。

これからのパソコンはどこへ向かうのか。


雨だ。
また雨が降ってる。
降り続いてる。

この前、ほんの少しでも布団を干しておいてよかった。
こんな調子で雨が降り続くと、さすがに布団の中もじめじめしそうだし、
それこそキノコの類におはようなんていうのは遠慮したい。

いつか雨はあがる、か。


夕方、待望の焼き肉屋に行った。
時間が少し早かったせいか、誰もいない。

食べ放題で一通り注文する。

 「これで元気になれるかな」

そう思いながら、食べに食べた。


[872] 壊れた 2003-03-14 (Fri)

朝、ナナオから液晶モニターが届いた。
これは代替機で、夕方には修理に出す液晶モニターを引き取りにくるというシステム。

ようは数時間の間に液晶モニターを取り替えておけば、修理に出す時に
バタバタせずにすみますよ、というのはまったくうまい方法だ。

昼にわらび餅を食べて、何通かメールを書いてして、さて取り替えようと
作業にとりかかる。

液晶モニターの電源をはずして、順番にケーブルをはずしていく。
次に代替機を持ってきて、これをまた順番につけて電源オンで、元通り。

となるはずだったのだが、画面がつかない。
あれ、おかしいな、と思ってアナログのほうに切り替えるとちゃんと
画面が映っているので問題はない。

デジタル接続のほうがダメなんだな、と仕方なく、立ち上がっているマシンを
強制的に電源ボタンを押してシャットダウン。

さて、もう一度電源を入れたらうまく画面があらわれたのでよかったよかった。

と思ったら、Windowsのファイルを正常に読み込めませんでしたという
エラーメッセージが表示されて、そこから先に進めない。

仕方なくもう一度電源を落として、再起動したら、今度は起動画面が一瞬表示された後、
ブルーバックのエラー画面になって、2度と立ち上がらなくなってしまった。

液晶モニターを付け替えるという、ただそれだけの作業からWindows2000を
完全に粉砕してしまった様子。

泣いても笑ってももうどうにもならない。

仕方なくWindows2000をイチから入れ直して、データをサルベージ。
なんかこれって前にも同じようなことをしていたような。

デジャヴか?

一通りデータをサルベージし終わったところで、なんだかふつふつと
これじゃいけない!って思いがわき起こり、さんざん悩んだ末に、
夜にはWindowsXPと120GBのHDD、それにIEEE1394+USB2.0のコンボカード、
勢いで買った64MBのビデオカードに、さらにはまったく関係のない
セカンドマシン用の512MBのメモリカードがそこにあった。

 「転んでもオレ様はタダでは起きないんだぜ、フッフッ」

とわけのわからない独り言を言いながら、マシンを組み立てた。

早速、起動してWindowsXPを導入する。
言葉とは裏腹にすんなり動いてくれよと祈るような気持ちで、セットアップを開始。

なんとかうまく動き出したな、と思ったのもつかの間、メインのHDDが、
Hドライブなんていう、途方もなく彼方に割り当てられている。

もしかしてと思ってよく見ると、ドライブを認識した順番に割り当てているようで、
これは再インストールしないとどうにもならないとわかった。

仕方なく、もう1本のHDDをはずして再インストール。

さて、今度こそと思ってよく見たら、SCSI接続のメモリカードリーダーが
Cドライブに割り当てられていて、相変わらずメインのHDDは遙かに遠く。

どうも読み書きできるストレージがあるとそれが一番はじめにくるようで、
それはHDDに限らないということを知った。

メモリカードリーダーもはずして、ドライブも全部順番を入れ替えて、
今度こそ完璧だ、と再インストールを開始。

実際メインのHDDがHドライブだろうが、Qドライブだろうが、NTという
システム上はまったく問題ない。
だからってメインのHDDが一番後ろにあるのは、なんだか気分的によろしくない。

結果として3回もWindowsXPをインストールすることになったが、
最終的にはちゃんとメインのHDDがCドライブにおさまり、事なきをえた。

しかし一日がOSのインストールだけで終わってしまったような気がする。
しかもその発端は液晶モニターを交換したという、おおよそそれとは関係のない、
どうでもいいことだった気がする。

そんなことで数万円を投じる必要があったのかどうかはわからないが、
ようやくWindowsXPになったし、HDDはむちゃくちゃ速いし、ビデオカードも換えたので
画面もきれいに表示されるようになったということで満足するしかない。


年中セットアップしてる気がするが、これもデジャヴか?


[871] 知の便利フォーム術 2003-03-13 (Thu)

amazon.comで頼んでいた本が届いた。
マイケル・J・フォックスの自伝である「ラッキーマン」と、カードケースの件で
お世話になっている垣添さんの著作である「知の便利フォーム術」の2冊。

「ラッキーマン」はやたらとスカパーでCMが流れているのと、先日ラジオで
これを読んで面白かったという話があったので購入。

「知の便利フォーム術」のほうはカードケースはじめ、いろんなアイテムを
実践的に活用する垣添さんのアイデアが詰まった一冊ということもあり、
その技を少しでも見習おうと思った次第。

まずは「知の便利フォーム術」から読み始める。

予定表を下に書きつづるのではなく、下から上へと未来への時系列を
正しく整理するという第1章からして、まさに目からウロコ。

これまで長く続けられてきたことが正しい場合もある。
しかしそれがふとした発想から、よりわかりやすく、より使いやすくなる
ということがある。

僕は垣添さんご自身にお会いしたことはないが、この本の書き出しから、
その整理された頭の中をかいま見たような、そんな気がした。


いろんな方とメールで会話する毎日。
僕はこの広大な、ネットという空間の中に生きている。

ある時、突然はじまったこの世界の中で、僕は実生活以上にいろんな人に出会い、
そして今もこうして生きている。

日本の人口の半分がインターネットへの接続環境があり、実際世界規模でいえば、
パスポートのいらないネットの世界への旅人を数知れず送り出し、
その数はまさに計り知れない。

旅人は行き過ぎるばかりかもしれない。
しかし手を伸ばせば、そこに出会いがあるのもまた事実。

世界との出会い、未知との出会い、そして人との出会い。

どれもが僕を魅了する。
そして僕は深く深く潜り続ける。


実際に僕を知る人は少ない。
しかしネットの中で、僕を、そして丑やを知っている人は、きっと数知れない。

文字の向こうに人がいて、文字の中に僕がいる。
本を読み進むことで、もっと多くの発見があるだろう。
こうして日記を読んでいるうちに、僕が不意に目の前に現れるかもしれない。

それが出会いなのかもしれない。

一冊の本を手にして、いや、メールでさえも僕はその向こうに人を感じる。
それがうれしい。

一人じゃないってことが、今はなによりうれしい。


[870] 笑った話 2003-03-12 (Wed)

不快なニュースが多い中、笑える話もある。
今日はそういう意味では、かなり笑える日だった。

なんといってもアメリカの下院食堂メニューから「フレンチ」を追放した、
というニュースは笑えた。

今まさに戦争という局面に直面してるアメリカだが、そこにしゃしゃり出た
フランスに対して、大きな不快感を持っているらしい。
それが下院食堂のメニューにまで及んだというのだ。

具体的には”フレンチトースト”や”フレンチフライ”といった名前から、
”フリーダムトースト”や”フリーダムフライ”へと改名することで、
フランスへの懸念を表明するというのだ。

CNNは食堂利用者の「まったくあほらしいことだ」という声を伝えた。

子供のケンカよりもひどい内容に驚くばかりだが、これは当然政府の政策の一環だろうし、
なによりブッシュ大統領が指示していることは、まず間違いない。

自分がアホだと宣伝しているとしか思えないようなことを、なぜできるのか、
僕は疑問でならない。

そんなことを思っているのは僕だけではないらしく、”笑米がトレンド”なんていう
まさにそのままのニュースまで流れていた。

そんな中、笑ってばかりいられない人もいる。

アメリカに住むヒスパニック系の不法入国者に対し、ブッシュ政権は、

 「イラクに戦争に行くならグリーンカードを支給する」

とふれまわっているらしい。
これが本当だとすれば、最前線に送られるのはまさにこの人たちだろう。

帰ってこられれば、アメリカ国民として認めてやる、というやり口。
ウソにしたって、これをブッシュならやりかねない、と思ってしまうあたり、
かなり末期的で、笑えない話だ。

ブラックユーモアにしても出来過ぎてる。

人殺しを奨めるのはどうかと思うけど、ブッシュ親子はこの世にいないほうがいい。
少なくとも大統領なんていうのは、森元首相よりもふざけてる。

頭がふっとんだケネディのほうが、よっぽどまともなんじゃないだろうか。

やっぱり笑えない。


近所でも笑える話はあった。
滋賀銀行の支店に強盗が押し入ったというのだ。

カウンターに包丁をたたきつけたうえ、応対した男性行員に

 「金がほしいんや」

と現金を要求したらしい。

すぐに捕まったらしいが、その男の供述というのがまた面白く、

 「自分の口座に金が入っていなかった」

と話しているという。

この話、包丁を持っていなかったら、別段おかしな話ではない。
下手すると包丁を持っていてもおかしくないかもしれない。

銀行にお金を引き出しに行くのはあたりまえで、自分の口座にお金なかったら、
窓口に行って確かめるのは、いたって普通のことだろう。

もしかすると脅されたと思ったのは行員の錯誤だったかもしれない。
捕まったこと自体、間違いだったのかもしれない。

ただ捕まったのも事実。

無職の44歳、今、銀行行って「お金ない」って言ったら捕まる。
そういう世の中なのだ。


笑いっていうのは様々。
僕は笑った。

でも、その笑いが僕の求めてるものかといえば、やっぱり違う。

ほのぼのな笑いばかりでも、毒のない世界っていうのもつまらない。
まったく贅沢だとは思うけど、やっぱり何もないっていうのはつまらない。

毎日イラク攻撃のことで一国の大統領を批判する面白さ。
それって低俗なドラマよりも、つまらない。

それが現実だってあたりが、笑えない。


いつだったか、

 「顔をじっと見つめていたい」

って言ったら笑われたけど、僕はずっと見つめていたかった。
僕はそれで笑えたから。

もう一度笑えたら、きっと良くなる気がする。

焼き肉でも食べに行こう。
たまには焼き肉でも食べて元気つけないと。


[869] ここに在る心 2003-03-11 (Tue)

頭痛も眼痛もしばらくご無沙汰だな、と思っていたら、今日は久しぶりに
両方が襲ってきて、どうしようもなくて、うーうーうなってた。

うなりつつ、日記を書き、メールを書きしていたら、資料請求していた
大阪芸大の通信講座の資料が届いた。

授業料として納めるのは20万円、その他については詳しく書かれていない。
なんだか英会話上達キットか、消費者金融の契約書でも読むようだった。

とある筋に聞いたところでは、年間70万円くらい。
これが4年ということで280万円。

そんな金はどこにもない。

とりあえず総合科目は一応免除になるらしく、最大30単位を除いた
94単位を取得することが必須らしい。

お金がどこにもないんだから、どうしようもないけど、たった280万。
必死になって働いて、働いてすれば、なんとかならないこともなさそうな、
そんな気がしないでもない。


昼間、晴れていたので布団を干した。
ところが一時間もしないうちに見る見る曇ってきて、今にも底がぬけそうな空。

さすがにまずいと布団をしまい込んだ。

明日はまた寒いようだし、いったい春はいつ訪れるのか。
春が来れば、いいことあるかな。

いい春にしたい。


夢ばかり見てた。
眠れないほど、ずっと。

同じ日の連続なのに、年がかわり、1月が過ぎて、2月が過ぎて、
3月ももう半分が過ぎようとしている。

夜空の星はまた遠くへ行ってしまう。

冬の夜空には今にもつかめそうな星が見えたのに、春が過ぎ、夏が来る頃には、
またずっと向こうへ行ってしまう。


夢を見なくなって、考えなくなって、そのうち歳をとって。
それが僕の人生なら、何年か前で僕の人生は終わってる。

助けてほしいと手をのばしてみても、その手をとる人は誰もいない。
ここいらが潮時なのか、幕引きなのか。

今夜、星に逢いたい。
でも星は雲の向こう側。

最近、顔も見ない。

雲の向こうに月が見えた。


米英のイラク攻撃の決議は延びたようだ。

同志がいることをうれしく思った。
ちょっと一人じゃないような気がした。

錯覚だな、きっと。


[868] 反戦を考える 2003-03-10 (Mon)

メインに使っている液晶モニターがリコール対象のため、ナナオのホームページから
修理受付のフォームに書き込んで、修理を依頼する。

さすがというか、あたりまえというか、代替機も貸してくれるらしいので、
これも一緒に申し込む。

代替機を貸してもらえないと仕事用のマシンはモニターレスということになって、
仕事ができなくなるし、じつはサブマシンも同じモニターにつなげて、
切り替えて使っている関係上、2台とも使えないという状態に陥る。

さすがにそれは困る。

代替機といって同じものがくるのかどうかも怪しいが、とにかくモニターレスでなければ、
この際なんでもいい。

2月はなんやかやとAppleとのやりとりに1ヶ月を費やし、そしてまた
今度は違う相手にややこしいやりとりなんていうのは、なんとしても避けたいし、
遠慮したい。

これ以上、予定が狂うのも、ややこしいのもお断りだ。
僕の人生、たまには順風満帆だと胸を張りたいし、そろそろそうなっても
ばちは当たらないと思っているのだが、現実それほど簡単でもない。


日経平均株価がバブル後の最安値を軽くクリアしてしまい、さすがに政府も
緊急株価対策なんていうのを考えてる様子。
少しはそれで上を向いてくれるといいんだけど。

ただ、どこぞのブッシュが戦争はじめるぞといまだすごんでる関係で、
一時的になんとかなったとしても、継続的になんとかなるとは思われず。

結局、戦争ごっこなんかで経済がよくなるなんて物騒な考えは経済活動ではなくて、
仮想敵国を作り続けないと破綻してしまう先送りした粉飾決済みたいなものだ。

とどのつまり、どこかでツケを払わないといけなくなる。
しかもその代償は、正統な理由なく他国を蹂躙し、人殺しをするという、
悪辣きわまりないもので、

 「僕のお父さんを殺そうとした」

などという理由では到底納得できない。
逆にお父さんと一緒に逝っとけ、と言いたいくらいだが、権力持ったなんとやらほど
やっかいなものはなく、実際好き放題やってる自由の国がアメリカなのだ。

しかし”お父さんを殺そうとした”という理由で戦争できるなら、
こうして書いてる僕もビンラディン級の極悪人で、極刑に値するし、
かといって僕を殺しても金にならんからな、ってあたり、やっぱり、
どうも金に絡んだ戦争で、人殺しのようで、納得できない。

経済は上向きになってほしい。
しかも切実に。

僕は戦争反対派でもない。
大いに戦争するがいい。

しかしそれでもやっぱりブッシュの戦争は賛成できない。

末端の僕だが、どうにか止められないものかと思案している。
人間の盾が役に立つとは思えないけど、何かできないか。

近所の学校の校庭に寝そべって、人間の盾の真似事でもするかな。
僕にできることってそれくらいしかないのか。

いつも非力な自分が恨めしい。


[867] 日曜日を抜け出して 2003-03-09 (Sun)

今日はできあがったばかりの「紅の豚」のビデオCDを見てた。
DVDに比べて画質はたいして良くないが、長いオープニングロールとか、
そんなのがないのがいい。
ビデオCDを入れたら、すぐに本編がはじまるのはオリジナルにない軽快さだ。

劇場にしても、DVDにしても、やたら本編がはじまるまでに時間がかかって、
はじまる頃にはすでにくたくたということがよくある。

ほどよくシェイプアップされたビデオCDもまたよし。
なんといっても自家製だ。


一日の出来事がそれだけというのもずいぶんと味気ないが、実際これといって
他に何もなく、これといった生産活動もしていない。

なんだかだんだんとひきこもりも本格化してきて、夕方になるまで
雪が降ってることすら知らずにいた。

昨日の夜も吹雪いていたし、すっかり冬へと逆戻り。
結局一日ずっと寒かった。


これまでずっと駆け足でやってきて、はたと考える時間が突然できて、
かといって仕事以外に考えることもなくて、他に目標がないことに気がつく。

仕事をしてれば、何かが見えてくるはずだと本気で信じてきた。
今もまだ信じてるけど、時間があくとその信仰がゆらぐ。

そしてまた昨日と同じように、電話の前で待ち続ける。

今日は休みで、どこかへ行こうって電話をずっと待つ。
どれだけ待ち続ければいいのか。

きっと永遠に。
それがわかっているのに、待っている。

僕には電話をかけることすらできない。
もう僕は電話をかける勇気すらない。


休みは早く終わってほしい。
考える時間がないほどに、何かを作り出せたら。
いっそロボットにでもなれたらいいのに。

この日曜日から抜け出したい。

電話はかかってこない。


[866] 日ペンの美子ちゃん 2003-03-08 (Sat)

よく降るなぁ、雨。
ほんとによく降るなぁ。

こんな週末は鳴らない電話を待ち続け、そして夜が来る。

雨はずっと降り続ける。
僕の心を濡らす。


大阪芸大の通信講座というのが気になって、大阪芸大のホームページを覗いてみる。
ふむふむそうか、と納得したふりをしつつ、ページを読み進む。

デザイン学科が面白そうだな、と思った。
前に受けたのは映像と文芸。
そのどちらにも僕は入れなかった。

都合製品デザインもしている関係で、お客様からはその手の学校に行ったのか?
という質問をされるもこともある。
そういう時に、

 「いえ、独学です」

と言えれば聞こえもいいが、

 「いえ、好きなものを作っているだけで・・・あはは・・・」

と苦笑まじりにお茶を濁すのも、なかなか骨が折れる。

実際好きなものを作っているだけで、デザイナーとして学んだわけでもなく、
認められたわけでもないので、こればっかりは仕方がない。

友だちからはイタリアあたりに武者修行と称して行ったほうがいいんじゃないか、
って話も出ていて、実際そのほうが面白そうだけど、なかなか仕事を
ほったらかしていくというのも現実的ではない。

いろんなことを考えると、安くて、確実に看板を取得できる通信講座というのは、
日ペンの美子ちゃん並に僕には魅力的だ。

ところがどこにも授業料のことが書かれていない。
とりあえずわかったのは、普通の大学卒では三回生への編入ができないということ、
願書の受付はあっても入試というものがなさそうだということ。

入試がないのはありがたいが、今から四年じゃいい歳になる。
四年もそれを続けられるのかどうか、それもまた問題だ。

やはりいくら探しても授業料のことが書かれていないので、とりあえず
資料請求をしておいた。


どこかへ出かけよう、映画を見よう、そしておいしいものを食べて。

そんな日々が懐かしい。

時間があると古い話ばっかり思い出していけない。

海に行きたい。

もし願いが叶うなら、夏の海へ。


[865] イラク攻撃に思うこと 2003-03-07 (Fri)

雲のあいまに空が見えた。
きれいな空だった。

雨上がりの空は透き通って見える。

それが雲のあいまに見える空でも、今日はなにより美しく見えた。


SL-C700用革カバーの追加発注分が入荷。
早速発送を開始するが、在庫として予定した数の半分も残らず、ちょっと驚いた。

ここ最近はどうも波が大きく、発注がある日とない日が極端だ。
ない日はからきしなのに、ある日には山ほどある。

平均すると予定数よりも少ないので、あるとは言っても喜んでばかりはいられない。

一寸先は闇ってことはないけど、次の一手にホットチョコレートの店でも
考えていかないと、そろそろ体力も限界に近い。

ただなぜかそれほど不安ということもなく、いつも以上に冷静に、
ビデオCDをせっせせっせと作っているあたりは、はたらき蟻が蟻の巣コロリを
運んでいるさまに似ている。


アメリカはいよいよイラクを攻撃すると拳を大きく振り上げている。
オレ様だけでもやってやる、ってあたり、あんまり賢いとは思えない。

僕は戦争反対派ではない。
少なくとも戦争ごっこは昔から大好きだったし、戦車だ、戦艦だなんていうのは、
その存在だけでもワクワクする。

ただ戦争というのは、ある種の正当性があるから起こりえるもので、
あいつは武器を持ってるから悪い、なんていう、家に包丁あったら犯罪者扱いに
近い状態ではじめるようなものではない。

これは当たっているようで、当たっていないし、究極的には戦争なんて
しないにこしたことはない。

アフガニスタンが落ち着いたから、今度はイラクだ、北朝鮮だ、そんな調子で
戦争を続けられたら正義も何もなくなって、オレ様的正義感の果てに
他国を攻撃し続けるという悪循環になりかねない。

よって僕は今回の件について言えば、フセイン言うところの、

 「アメリカこそ悪なのだ」

という意見にはおおいに賛成する。
もっともこれはアメリカというよりも、ブッシュ大統領が悪なのは明白で、
あんな物騒な大統領をあがめたてまつっているアメリカ国民は、すぐにでも
リコールか、それとも革命でも起こすのがしかるべきだと思う。

ビンラディンなんていうテロリストではなく、自国の国民が国民を解放するために、
今こそ立ち上がるべきだ。

日本もそういう意味では同じなのかもしれないが、小泉首相以上となると、
やっぱり僕らの野中先生しかなく、かといって野中先生では今よりもっと
アメリカ寄りになるのはまず間違いなく、結局現状が完璧にはほど遠いものの、
ベストな状態であることもまた確か。

もう誰も正義なんて言えない時代なのかもしれない。


あきらめたわけじゃない。
今でもまだまだやれると信じてる。

ただ今、あせって何かを進めるというのは得策ではない。

待つこと。
ただ待つこと。

そして僕に必要なのは、人の心。


[864] 偉業達成 2003-03-06 (Thu)

ようやく日記を書き始める。

平坦な毎日は何も生み出さない。
僕には仕事が必要だ。


雨だ。
雨が降ってる。

雪からかわった雨は、冷たい。
冷たい雨だ。


とりたててどこかに行く予定もないので、昼間は雨の音を聞きながら、
いつもと変わらぬビデオ編集をする。

編集のあとでHDDからDVD-Rへと何枚か書き込んだ。
これでようやくドラマも続きを見ることができる。

HDDの中にあると安心してしまうのと、次の録画予約がいつはじまるかわからないので、
たまっていくばかりでいつまでたっても見る機会がない。

DVD-Rにしたところで、ほとんどが確認するだけでじっくり見るなんてことはなく、
あくまで在ることに対する自己満足でしかない。

わかっていてもやめられない。
それが僕のサガなんだろう。


夕方、1ヶ月以上前に予約をすっぽかしてそれきりになっていた歯医者に向かう。

親不知を抜いてからもう1年以上が経つ。
なのにいまだ親不知のあったところにはものがつまるし、何かと問題はなくはないが、
今日で歯医者は一旦終了。

先生のいつも以上のガリガリに耐えて、半年後にまた来いと言われて歯医者を後にした。

医者と名のつくところで最後まで治療してもらったのは、生まれてこの方、
これがはじめてなんじゃないだろうか。

しかも一昨年の秋からはじめて、一年半近く。

そう思うとなんだかすごい偉業を達成したような、そんな気がする。
不思議でたまらない。


時間があると考えてしまう。
これこそ病気みたいなもので、どうしようもない。

雨が降ってると、また考えてしまう。

雨の日に車の中にいた。
雨音を聴いてた。

ラジオをつけて、雨が過ぎるのを待った。

そんな想い出をずっと胸に、今でもあの日を思い出す。
忘れていくことがたくさんあるのに、消えない想い出がある。

聞きたくない言葉、うれしかった言葉、仕草、すべてを覚えてる。

ずっとあの日に生きてる。
僕は今もまだずっと。


[863] 中川家騒動 2003-03-05 (Wed)

昼に雪が舞う。
朝より昼のほうが寒くなっているような気がする。


北朝鮮に潜入する夢を見た。

役どころはなぜかスパイ。
しかもそんな教育を受けたおぼえもないのに、いっちょまえにスパイ気分。

どこかに連絡をとらないといけないという指命をドナルド・サザーランドばりに
こなそうとするあたりは、さすが映画ファンだと我ながら感心する。

しかしなぜ北朝鮮、しかもなぜスパイなんだ。
消された記憶でもあるんだろうか。

いや、ないな。
そんなものはひとかけらもない。

しかしこの前の泳ぐボブ・サップといい、最近夢がおかしい。
どうなってんだか。


いつもよりずいぶん早くに山下くんがきた。

 「今日は早いやん」

そう言うと、はははと笑ってた。


仕事の予定を言って、ミスのないようにと最後に念を押す。
と言っても今日はたいした仕事もない。

新製品を出していない関係もあって、入荷がないととにかく暇だ。

そういう時にはリストのチェックと細々としたメンテナンス。
そんなことを少しずつ進める。

何が変わったわけでもないホームページの表紙、発注フォーマットのCGI。
とにかくあんまり変わらないものを変えるというのも仕事のうちだ。


暇なもので、山下くん、あいまにあいまにYahoo!のニュースで中川家の動向を
チェックしている。

 「おおっ、こんなにリアルタイムに中川家のネタが更新されるなんてすごい!」

そんなたいそうなことか。

 「一応な、仕事やからな、仕事しいや」

そうは言っても中川家は気になるようで、相変わらずチェックは欠かさない。
その熱心さでリストチェックすれば、もうちょっとミスもへるぞ、きっと。


なめこのたまり漬けをとんかつにかけて食べていたら、母親にギョっとされた。
確かに普通はそんなことして食べないかもしれない。

でも程良い辛さとまろやかさがとんかつにとてもあう。

 「これがおいしいんや」

そう言って食べていたら、

 「そうか、おいしいか」

母親もそう言って、焼き魚と一緒に食べていた。

ご飯食べなければ食べないで文句言うし、食べたら食べたでギョっとする。
親ってものはなんでもかんでも好き勝手言うものだ。


[862] DISCの時代 2003-03-04 (Tue)

あいにくディスコには縁がない。
どちらかというとDISCのほうが身近だが、DiscoとDISCをかけてるのは、
あまりといえばあまりの駄洒落。

相変わらずスランプから抜け出せていないことを確信する。


新幹線の運転手が居眠りしてたら、無呼吸症候群とかよくわからない病名が
突然とりざたされて、

 「日本でも200〜400万人の患者がいると言われている病気なんですよ」

ここぞとばかりに医者も言いたい放題。

日本の総人口からいって200〜400万人という数は、どうみてもクラスの中にいた
おねぼうさんの割合に等しい気がする。

ということは単におねぼうさんな人を言い換えて”無呼吸症候群”なんじゃないか、
って疑問がわいてくる。

居眠りなら居眠りでごめんなさいって謝っておけばいいのに。
それになにより、そのほうが簡単でいい。

学校で居眠りしてて、突然、

 「おまえは病気だ!」

なんて決めつけられたら、そのほうがショックだ。
病気なんていうのはカゼひいて熱だしてる時のことを言うのであって、
言い訳につかうものじゃない。


眠い。
眠いのに眠れない夜、コツコツとビデオCDなんてものを作っている。

手持ちのDVDを持ち出しやすいビデオCDに変換して、出先でもモバイルシアター
というある意味壮大な、ある意味ヲタな計画を実行しようとしている。

ただ出先で映画を見るといっても、真剣にじーっと見る機会があるとは思われないので、
まずは手持ちのアニメ作品からビデオCDに。

ここで美少女アニメとかをビデオCDにしていると、その手のアニメヲタクに
なってしまうところだが、あいにく僕が持ってるDVDがディズニー作品と、
ジブリがいっぱいばっかりなので、これを中心にエンコード。

目指すは出先で子供の心をつかもうキャンペーンだったりする。

もちろん子供が寄ってくるはずもないし、他の誰かに見せるということもない。
いつかそんなことがあればと、ポケットにアメ玉入れてあるのと同じこと。

レンタル屋でバイトしていた時に、アメを持って歩いていたのが懐かしい。

おもちゃ屋にでも就職するかな。
レゴの職人芸でも見せて仕事になればなぁ。


[861] 甘酒の代わり 2003-03-03 (Mon)

低脂肪乳を120ml、カップの2/3ほどまで注いでいれる。
次に電子レンジでぶくぶくと泡が出るまで沸騰させる。
温まったホットミルクにビター味とミルクチョコ味のダースをそれぞれ
6粒と2粒の計8粒入れて、ゆっくりとかき混ぜる。

できるだけ長く、できるだけ少しでもたくさん溶けるようにゆっくりと。

しばらくかき混ぜて、ちょうどいい温度になった頃に一口飲むと、
これが理想のホットチョコレート。

コツはビターとミルクチョコの比率は3:1ってこと、そして低脂肪乳を使うということ、
あとは一度沸騰させたものにチョコを加えて飲みやすい温度までかき混ぜるということ。

チョコは多すぎるくらいでちょうどいい。

はじめからチョコを入れて沸騰させると一見手間がはぶけそうだが、
これをするとチョコの風味が飛んでしまうので、あくまで後から入れて、
飲みやすい温度になった頃というのがちょうどうまく溶けた合図でもあり、
一番おいしい。

答えは目の前にあったのだ。

ただそれに気がつくまでに何年かかっただろう。
ふとダースのビターチョコをホットミルクに入れてみたのがはじまりだった。

この味を発見した時、よっぽど丑やのメニューにホットチョコレートを加えようかと、
おいしいホットチョコレートを出す店でもオープンさせようかと思ったほどだった。

とにかくうまい。
そして最高に温まる。

あとは自らの味を求めることだ。


昼、用事を片づけながら次の仕事の準備をしていると、山下くんが
いつもよりも少し早くに現れた。

 「これでもいつもより30分は早く出たんですけどね」

ちょっと待て、雪が降っているとはいえ、30分もあれば山下くんとこから、
うちまで来られるぞ。
ということは、普通に家を出ている時間についてるってことになる。
それは違ってないか?

それよりそれだけ早く出て、いったいどこ走ってたんだ。
携帯電話の位置情報サービスか何かで、一度行動をチェックしたほうがいいな。
普通に考えてもそれはおかしいぞ。

ときどきよくわからないことを言う。
しかも自身がそれがわからないというあたり、つくづくすごいなと感心する。


長谷川さんから明日来られない旨、連絡が入る。
他に用事があるらしく仕方がない。

問い合わせに回答のメールをいくつか送って、明日のぶんの仕事を片づけに入る。

たいした仕事はないが、こなすべき仕事は多い。
小さいことからコツコツと、というのはまさにそのとおりだ。


雛祭りだが、これといったイベントもなく、一日を終える。
テレビを見た記憶もないので、きっと仕事してたんだろう。

記憶喪失寸前。


[860] 大きな木の実 2003-03-02 (Sun)

ビデオ編集に明け暮れる日曜日。
それもヲタクな趣味だな、と思う。

DVD-RAMのメディアを山ほど用意しないと録画してあるのを移動できないし、
しばらくは編集してDVD-Rへの書き込みという日々が続くことになりそうだ。


しかし2月は結局、一つも新作を出せずに終わった。
3月はPowerBookG4-12"用ブックカバーを出すことが決定しているが、
4月は未来ということもあるが、まだ何も決まっていない。

アイデアがないわけじゃない。
ただ決めあぐねている。

時間は待ってくれない。
考える時間もくれない。

ただ直感的に、今は何かをどんどん作り出す時期ではないような気がする。

出さずにいると仕事にならないので、最低限の投資としてコソコソ作ってはいるものの、
なんでもかんでも作れば売れるというものでもない。

見通しと予定と直感と、調整しつつ次のことを考えている。


所用で高島屋に行ったら、小さい2歳にもなるかならないかの女の子が、
バーバリーのスカート履いて歩いてた。

思わず、

 「あ、バーバリーだ。
  すごいなぁ、小さいのに。」

と声をあげたら、当の本人はよちよちと知らぬ顔して歩いていったが、
後ろから来たその子のおばあちゃんらしき人に笑われた。

子供にとって服なんてものは親のエゴでしかないが、それでもやっぱり僕も
自分の娘がいたら、着せ替え人形のように服を着せて喜ぶに違いない。

僕自身はたいしていい服を着せてもらった記憶がない。
でもカッコイイ服を着せてもらった時には、鼻高々で歩いていたような気がする。
もっとも誰が見てるわけでもなく、歩いているのはおもちゃ売場だったりするので、
そもそもたいしたことがないのだが、それでもやっぱりうれしかった。

自分の子がいつか大きくなった時、おしゃればっかりが気になって、
しかもお金ばっかり使ってというのは困るけど、他の子にない感覚とセンスと、
多くを学んでくれたら、お金なんていくら出してもかまわない。

自分の子が欲しい。
着せ替え人形にするためではない。

僕に生きる意味を与えてほしい。


いつかこの木は朽ちるだろう。
その前にこの木は実をつけるだろう。

いくつもの実が、風に乗って、水に流され、どこかで芽を出すだろう。
そしてまた大きな木になって、いつか実をつける。

ただ一人、朽ちていくのが僕の運命ならば仕方がない。
だがまだ朽ちるには早い。

いつか実をつける。
大きな木になって、いつか実をつける。


[859] めでたい3月 2003-03-01 (Sat)

ボブ・サップが流行だが、僕の中にもその波が押し寄せて、さすがに少し戸惑っている。

なぜボブ・サップの夢なんだ。


PowerBookが朝一番に戻ってきた。

昨日の夜、千葉にあるAppleのサポートセンターに届いていないという話だったのに、
今朝にはもう京都の僕の手元に戻ってくるとはオドロキ。
PowerBookに足でもはえて、新幹線にでも乗って帰ってきたんじゃないかと思うほど早い。

もちろんこれは福山通運のおかげだが、それにしても驚いた。
日曜日って話だったのに、まだ土曜日の朝だ。


昼を過ぎ、SL-C700の件でシャープのサポートセンターに電話をかけた。
いつ戻ってくるのか、という確認の電話だが、あいにく担当がお休みとかで、
月曜日にならないとわからないという。

仕方がないので電話番号だけ伝えて、電話を切った。

と20分ほどして、今度はシャープから電話が入る。
調べたら、昨日のうちに出荷しているようなので間もなく着くはずとのこと。

しかしこちらは京都のサポートセンターから京都市内への発送なので、
それこそ朝についてもよさそうなものだが、千葉経由のPowerBookよりも遅い。

日本の流通というのはいったいどういう仕組みになっているんだろう。
本気になったら早いシステムというのも、喜んでいいのかどうか。

常に本気で仕事してくれよ、というのは無理な話なんだろうか。
しばし悩む。


SL-C700が戻ってきたので、半日かけてセットアップしなおす。

昨日sigmarion2をセットアップしたばかりなのに、次の日にもまた
セットアップというのもなんだか大きな矛盾を感じる。

僕の人生にも少しは効率化ってことを考えたい。


はるかに下に海が見えた。
ボブ・サップが誰かを吊したロープを握って、にかっと笑った。

ヘリコプターってこんなに高く飛べるんだと感心した。

どういう夢なんだ、いったい。

ここから飛び降りたら、海面はコンクリートと同じ固さで、僕の体もバラバラだろうし、
そのままサカナのエサになってちょうどいいかな、なんてことまで考えていた。

画面が突然、水辺に変わって、今度はボブ・サップが泳いでた。

しかもその横をワニが泳いでる。
さすがの野獣ボブ・サップも必死になって泳いでた。


3月、僕の頭の中はめでたい。
花が咲いたようだ。

朝から笑った。


[858] メール中毒 2003-02-28 (Fri)

貯まったファイルを朝から整理する。
と言っても、これはRD-XS40の中に貯まった録画したドラマで、仕事ではない。

「ファミリータイズ」を数本編集して、DVD-Rへと書き込む。
正月に録画してまだ観ていない「ザ・プラクティス」をDVD-RAMへとコピー。
他にもまだまだ編集しないといけないファイルが山積み。

いったいいつ終わるんだろう。

来月は「探偵物語」に「やっぱり猫が好き」と大物が揃っている。
それにデビット・E・ケリーの「ボストンパブリック」も始まるし、
もうてんやわんや。

DVD-RAMのメディアをさらに買い足さないといけない。
あと20枚くらいは必要だな。

それかもう一台DVDレコーダーを購入するか。

ただ問題は何台録画機があっても、編集するのは一人、観るのも一人、
中身を確認する日はやってこないような気がする。
それもどうだかな。


SL-C700用革カバーの発注が急増して、ストックしてあったぶんが
ほぼ一瞬にしてはけてしまった。

景気のいい話はありがたいが、予定が立たないのはやっかいだ。

追加発注をかけているうえに、さらに追加発注をかける。
ただこれが入ってくるのはいつのことやら。
入ってきた頃には旬を過ぎているというのはよくある話だ。

きっと品薄だったSL-C700が試乗に出回りだしているんだろうけど、
しかし品薄ってもうこれも二ヶ月以上にもなる。

製品の安定度の問題からシャープが在庫調整してるんだろうけど、
もうちょっと先が見えないと、うちも在庫調整が難しい。

基本的に受注生産、ただし人気商品は在庫ないと小回りきかないし、
デッドストックをいかに減らすのか、それもまた頭が痛い。


夜になってAppleから電話が入る。

 「この度は大変ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ありません。
  福山通運のほうにはこちらからもきつく言っておきましたので。」

ようやくサポートらしい口上に、ちょっと安心する。

 「いえいえ、さすがに集荷に関してはAppleに手落ちがあるとか、
  そういうことではないと思いますので、あとは早く戻ってくれば
  僕はそれでいいんです。」

そこで、

 「それで商品の返送なんですが、今日まだこちらに届いておりませんので、
  最短でも3月3日発送ということになると思います。」

おいおいやっぱりか。

 「日曜日に戻してもらわないと困ります。
  うちも仕事なんで、工場のほうにもそういう段取りですでに手配してますから、
  これ以上、遅れるわけにはいきません。
  お客様の手前もありますし、間に合わないということであれば、
  間に合うようにこちらまで持ってきていただかないと困ります。」

さすがにそんなこと言う人もいないんだろうけど、驚いた様子で、

 「こちらのほうも確認から発送が土曜日に即日できるのかどうか、
  お調べいたしますので、今しばらくお待ちください。」

とあわてて電話を切った。

しかし福山通運、朝に集荷で次の日の夜に着いてないってかなり遅いぞ。
Appleの人も困った様子だったし、客にも依頼主にもどちらにも迷惑かけるっていうのは、
なかなかできることじゃない。

ある意味、逆に感心した。

Appleからはすぐ後に電話があって、日曜日にこちらに戻ってくるとのこと。
ちょっと安心したけど、出荷が福山通運だったら、また夜になるんじゃ?

さすがにこれ以上はAppleにも文句言えないな。
今回の電話の内容も対応も十分だったし、どうにもならないことでゴネても
ただ気分が悪いだけだ。

冬の陣はここまでってことにしよう。


SL-C700も戻ってこない。
仕方がないので今日は半日かけてsigmarion2をセットアップする。

無線LANカードのドライバ入れて、QMAILのセットアップして、ユーティリティを入れて。
内部電池がなくなってたのでこれも換えたら完成。

AirH"も使えるし、しばらくはこれでしのぐとしよう。
4月にはAirH"Phoneに機種変更しよう。

外でもメールできないとどうにも安心できなくていけない。
仕事なんだか、ヤク中なんだか、わからないな。


[857] USJを越えて 2003-02-27 (Thu)

発注はそれなりなのに、問い合わせが多く、いまだ追いついていない。
この前からスランプだったことが、さらにその数を増やしたのは言うまでもない。
今日はこれを快調にこなすも、やっぱりそれでも追いつかない。

鬱な自営業者ほど自虐的なものはないと思い知る。
さすがにメールの返事が書けないからって首吊るわけにも、阪急電車止めるわけにも
いかないので、淡々とこれをこなす。


昼を過ぎてもPowerBookを回収しにこない。
どーなってんだ、Apple!

とクレーマークレーマーは三部作へと突入した。

Appleに電話すると、今日の対応はまあまあ小気味よく、不快な印象はない。
受付に繋がるまでに10分ほど待たされたものの、その後の対応がよかったので、
あのふつふつとわき起こる怒りを体感せずにすんだ。

ただ今度は運送会社のほうから電話かかってきたものの、

 「いつ伺えばよろしいですか?」

とわかりきったことを言うので、

 「今すぐきてくれたらそれでいいんですが?」

逆に尋ねてしまった。

集荷にきたドライバーはドライバーで、

 「朝からきて、何度もインターホン押したんですけどねぇ」

とインターホンがどこにあるかも知らない様子で、そんなことを言った。

うちは玄関から仕事をしているところまで、それこそ手を伸ばせば届きそうなくらいしかない。
誰かが玄関でゴソゴソしてればすぐにわかるし、インターホン鳴らして
わからないほど耳が遠くもない。

それにドライバー言うところの二度目の時には、電話してきたくらいなんだから、
はじめから電話で確認できたはずなのに、それすらしてないってことは
一度も来てないってことに他ならない。

らーめん屋の出前じゃないんだから。

Appleも運送会社変えたほうがいい。
うちが出なかったから不在票入れておいたなんて、見え見えの言い訳と、
人のせいにするような態度は、気分悪いし。

佐川は遅れるけど、そのへん”ああ、すみません、遅くなりまして”と
一言目の挨拶がそれになってるくらいだし。

日本の流通はもう面倒だから、全部クロネコヤマトにお願いしたい。

しかし一昨日はペリカン便だったような気がするが、今日来たのは福山通運だった。

いや、一昨日も福山通運だったんだろうか。
だとしたら、ペリカン便はえん罪ってことに。

よくわからなくなってるので、とりあえず運送会社は動物のマークに統一して、
それぞれその着ぐるみきて来てくれれば、わかりやすいし、気分も晴れるんだけど。

さすがにペリカンの格好した人相手に説教しようなんて気にもならないし、
逆に”大変ですね”と同情票も集まるだろう。

佐川なんて飛脚の格好してきたら、もう仕事じゃなくて奴隷に近いし。
そのうち佐川解放運動なんてまきおこるかもしれない。

飛脚に、ペリカンに、クロネコに、カンガルー、ダックスフンドに、
象のマークの松本引越センターまで集まって、決起集会なんてやったら、
子供絶対喜ぶし、いいんじゃないだろうか。


[856] パフェが食べたい 2003-02-26 (Wed)

PowerBookを引き取りにくるはずなので、朝から仕事をしつつ待機。
ところがいつまでたってもペリカン便やってこない。

昼前になって、Appleから電話が入った。

 「本日、引き取りに伺うはずだったんですが、
  手違いで明日でないと引き取りに伺えないんです。
  よろしいでしょうか?」

よろしくないけどね。

 「こられないなら仕方がないですよね」

仕方がないものは仕方がない。
しかし昨日、自信満々に、

 「ええ、今回はすぐにお伺いして2,3日で一旦お返ししますので」

と鬼の首をとるように言ったのはいったい誰だ。

ほんとに仕事してるか?
サポート体制の問題というよりも、このへん個人の意識の問題が大きいような気がする。

うちなんかでも問題が発生すると、まず原因を究明する。
そして次にそれが起こらないように、チェックするように手順をかえる。
原因を究明することで、その責任が誰にあるのかを明確にできるし、
チェック項目を増やすことで次のミスを防ぐことができるようになる。

今まではごめんなさいメールは僕が書いていたものを、ミスをした本人に
書かせることで、より責任を重くして、意識的な改善をはかっているが、
今度はメール書くのに1時間近く悩んでいたりと、それはそれで問題が
別になっているだけのような気がしないでもない。

とにかく一番肝心なのは”出荷時のミスがなければクレームは起こらない”、
という点であり、これをいかに防ぐか、そしてもし起こった場合には、
どう対処するのか、常に二つのことを考えていかないといけない。

クレームが悪いという判断は、そもそもその原因がどちらにあるのか、
という意識の欠如に他ならない。

もちろん言いがかりに近いもの、実際言いがかりそのものというのも、
ないとは言えないけれど、少なくとも今回のPowerBookについていえば、
目を開けて仕事してればF11キーのいがみも、液晶の傷も見えていたはずだ。

運送会社への手配が遅れるなんていうのは、なぜだかさっぱりわからないし、
遅くなるのが一番困るって言ってる人間相手に、何を考えてるんだ。

そのへんわからないっていうのが僕にはさっぱりわからない。

しかし日記の半分を埋める話題じゃないな。


久しぶりにヒゲを剃る。
長い髪とあわせて、浮浪者に近い風貌になりつつあったので、これはいけない、
と顔のお手入れをする。

手入れしたところで特別な違いがあるわけではないが、とりあえずヒゲくらいは
なんとかしておかないと外にも出られない。

誰に見せるわけでもないけど、突然死が訪れて、あの世から自分の顔見て

 「あ、ヒゲ剃ってないや、散髪も行っときゃよかったなぁ」

なんて後悔するのもイヤなので。


大きいチョコレートパフェが食べたいな。
なぜだか大きいパフェが食べたい。

高い山を征服するような、そんな気分なのかもしれない。


[855] 給料分の仕事 2003-02-25 (Tue)

髪がじゃまだ。
散髪に行かないといけない。

もう4ヶ月近く散髪していない。

前も同じようなことを言っていたような気がする。
そしてその前も。


PowerBookG4-12"の交換分がようやく到着。
ところが今度はキーボードは問題ないが、液晶の中央に鉤型の傷がある。

早速Appleに電話してその旨を伝える。

 「それでは一度本体をこちらにお送りいただいて・・・」

などと相変わらず悠長なことを言うので、

 「うちはケースを作るために実機を購入して、すでに1ヶ月近く、
  これを使えない状態で過ごしているのに、さらにまた持っていかれたら
  さっぱり仕事にならないんだけど?」

AppleもAppleなら、僕も僕だ。
どうしようもないのはわかっていても、とりあえずゴネてみる。
ようはあと1ヶ月後に交換ならそれでいいけど、今持っていかれると
また遅れてしまうので、正直しゃれにならない。

サポートは人の文句聞いてる間もお金になってるかもしれないけど、
あいにく僕は文句言ってる間はお金にならないし、なにより待ってくれている
お客様に対して申し訳ない。

なぜかそのへんの感覚が欠けている人が多いように思うのは僕だけだろうか。
もうちょっと申し訳ないとか、そういう気持ちがあれば伝わってくるはずなのに、
今日のサポートの人は、とくに電話かわってもらった後の男の人の対応は、
言葉からしてそういう気持ちに欠けていた。

大変なのはわかるけど、僕も必死でね。
とりあえず30万以上、自分の貯金から持ち出しで、さらに他が出てきてからじゃ、
うちが一番に出すっていうインパクトに欠けて、結局売れなくなる。
そうなるとほんとに困る。

それをわかれというのは難しいかもしれないけど、お客様に迷惑をかけてる、
っていう感覚がないと、メーカー側もダメだと思うんだけど。


頭の痛みはとりあえず昼の間はおさまっていた。
モノがはっきりと見えたし、頭の中のもやが晴れていた。

一つわかったことは、頭痛がひどくなるとモノが考えられないせいか、
精一杯やっていてもいつもの半分どころか、1/10も頭が動いていない。

本を読むことはもちろん、音楽を聴くことも、両手でキーボードを打っていても、
ただそれだけでパニックを起こしそうになる。

情報が頭に入らないのに、まわりに情報があふれかえる。
それをなんとか頭の中に詰め込もうとしても、頭の中に入らない。

算数できない子供が、目の前にある数字がわからなくなるのと同じ感覚。

普段マルチタスクで仕事をこなすのが常で、それが突然シングルになると
こんなにも不便なのかと思ってしまう。

頭の中も脳味噌二つにするとか、補助電源つけるとか、そういうのができればいいのに。

バファリン飲んでも治らないし、こういう時にはやっぱりそばに誰かいてほしい。

きっとメンタルな面でのケアがないと、この頭痛が治ることはないだろう。
それだけがはっきりわかるというのも、なんだか末期的だ。


Appleに電話して、また頭痛が戻ってきた。
これが一番やっかいだ。

仕事にならない。
それじゃ困る。


[854] 遅くなる 2003-02-24 (Mon)

月曜日、山下くん、遅れる。

 「あのな、5分、10分遅れたところで別に問題のない仕事やけどな、
  結局それが問題ないって気持ちでいたら、どんどんどうでもよくなるからな、
  1ヶ月が無理なら、1週間遅れずにくるようにできんか?」

こんな話をするのも何度目だろう。
同じネタでずっと書いてきたせいか、最近はたまにいただく激励メールにまで、
”おねぼう山下くん”が定着してしまっている。

がんばれって言葉は無責任で嫌いだけど、やっぱここで言う言葉はそれしかない。
もう少しがんばれ。


冷蔵庫にあったハムステーキを焼いて、さらにそこになめこのたまり漬けを炒めて食べた。
たまり漬けというくらいなので十分に味がついている。
僕自身はいつも、たまり漬けの旨味を活かした調味料としてこれを使っている。

いつものオムレツもそうだし、今日のハムステーキもそうだ。
他のものとあわせることによって、レパートリーが増えることが楽しい。
これはある意味、料理を楽しむということに通じているのかもしれない。

うまいものはうまい。
そしてそれをよりうまく料理できた時、僕は自称・料理の鉄人となる。


花粉が舞っているせいか、昨日、今日と特に目が痛い。
精神的なスランプも含め、頭の調子が良くないこともあって、画面を見ていると
目が回ってまともに仕事にならない。

ほんとは写真撮りして出さないといけないものを出せていないのも、
実際そのせいもあり、ただの言い訳でもあり。

夕方あまりにも目がまわるので、早々に部屋に引き上げて布団の中に潜り込んだ。
眠りに落ちたまではよかったが、先日来の夢に追われ、さらにぐるんぐるんと目がまわる。
夢の中にも安息の場所はない。

誰か話しかけてくれないか、電話がかかってこないかと、かかってくるはずのない電話を
待ち続けている。

寝ていてもらちがあかないので、風呂をわかして入った。

さっぱりすると少しはマシになった。
その間にこうして日記を書いている。

今の僕にできること。
それは待つことと、日記を書くことだけ。

はたしてこの日記も意味があるのかどうか。

それこそ前に書いていたように、旅行記でも書けると面白いのだが。
どうも今のひきこもりの身分ではそれも叶わない。

Yahoo!メッセンジャーの状態表示に”伯林在住”とシャレで書いていたら、
友達から、

 「ひきこもりがどこにもいけないからって、ウソ書いてるのがバレバレ。
  悲しくなるからやめろ」

と言われた。

仕方ないので今日は”モスクワ在住”と看板をあげておいた。
ベルリンもモスクワも、そんなわけないんだから。
どうせ京都在住、しかもこのままじゃずっと出られそうもないし。


[853] 大いに眠る日曜日 2003-02-23 (Sun)

予定にない休みほどどうしようもないものはない。
いざとなればやることはたくさんあるのに、予定にないからする気にならない。
なんというジレンマだろう。

仕方がないので今日は半日寝て過ごす。

ただずっと夢から夢でゆっくり眠れず、夢に追われ続けた結果、現実へと舞い戻った。
夢の中もまた思うようにはいかない。

好きな夢ばかり見ることは叶わず、夢から逃げ出すのには眠らずにいる他ない。
「エルム街の悪夢」って映画はまさにそれが現実になるというストーリーで、
しかし見た当時はたいそうな悩みもなかったことから、怖くもなかったのだが、
案外今見たほうが怖いかもしれない。

ただそれ以前に80年代のファッションにギャップをおぼえ、こんな奴いないよなぁ
と思ったところで、また怖くないだろうし、映画というのもタイミングが
大切だということを今更ながら思い知る。


夜中、2週間ぶりに本屋行脚に出かけ、MacPeople誌とFIGARO誌を購入。
帰りにフォルクスで、サーロインステーキとサラダバーを頼んで、
メインのステーキよりもサラダバーのほうを大いに楽しむ。

野菜を食べるのは久しぶりのような気がする。
栄養バランスも何もあったものじゃない。

主食がぼた餅にチョコレートにアイスクリームだから、子供の偏食がどうとか、
そういうのをとやかく言う権利は僕にはない。

夜中に食べたせいもあって、日曜日の夜になってもいまだにおなかが重い。
たまにたくさん食べるとこれだ。

どうもいろんな食べ物を楽しむという能力には欠けているような気がしてならない。
いったいいつからこんなになったんだろう、と毎日のようにらーめんを
食べていた昔を思い出す。

遠い日々だ。
遙かなる過去だ。


時間があると寝ても覚めても、お金のことばかり考えてしまう。
それに過去の出来事を思い出して、胸が痛くなる。
どちらも頭の痛い問題には変わりなく、結局またそこで倒れ込んでしまう。

僕は今、笑いたい。
あははと笑って、お茶でも飲んで、できることなら旅行でもして、
その合間に旅行記でも書いて暮らしたい。

僕に仕事を、僕に光を、そして笑いを。

わがまま勝手に思いを馳せて、そしてまた月曜日がやってくる。


[852] とっくり 2003-02-22 (Sat)

今週、鬱が続いたのは何も日本が不景気だからじゃない。
諸般の事情から10日ほど予定が遅れ、結果的にそのぶん暇だったことが、
精神的な不安定を生み出すこととなった。

忙しいと焦ってしまうという人も多いだろうが、僕はどちらかというと
忙しいくらいのほうがちょうどよく、時間がぽっかりとあいても、
何をしていいのか途方にくれるタイプの人間である。

よって忙しくないここ最近の流れは、精神的不均衡を呼び起こし、
いつもにもまして奥へ奥へと自らを追いやってしまっている。

それは何ももう終わった事実ではなくて、未だそれが続いているという点において、
僕自身、どうしたものかと思案し、また思案しつづけるしかない。


そんな時の雨というのは、心の鎮静剤にちょうどいい。
心をフラットにするために、雨音に聞き入る時、僕はようやく少し、
自分を取り戻すことができる。

そして今日は、雨の中、大丸まで頼まれていた和菓子を買いに行った。
ただここで重要なのは、その和菓子を買うというミッションを僕は
コンプリートできなかったことだ。

かわりに自身のために仙太郎のぼた餅を買い、これを食べるに至り、
僕はいくらかの満足と共に、当初の予定であった和菓子を買うという
重大なミッションをコンプリートできなかったことに対して、悔恨の念を
抱かずにはいられなかった。

またここに戻ってくることになるだろう。
そう思いつつ、大丸を後にした。


「TRICK」がなかなか面白い。
仲間由紀恵がかわいいということよりも、その進行が明らかにシャーロック・ホームズに
師事しているという点において、とても興味をそそられた。

意図しているのかいないのか、それはわからない。
だがコナン・ドイルが用いた手法、作品中で意味のない推理を繰り返すことによって、
その推理がいかに正しいかを肯定し続けるという手法を、この「TRICK」でも
そのままに再現している。

じつはドラマ自体が手品のような作りなのだが、それに気づく読者が
はたしてどれほどいるだろうか。

手品も推理小説も、じつはその中に入ると第三者でなくなる、ということを
前提で作られたエンターテイメントである。
騙されるほうが面白いし、幸せなのだが、それは制作者の意図するところであり、
これに反する気持ちが少しでもあるとつまらなく感じてしまう。

そしてここでつまらなく感じる人は、もしくは自ら騙される人は、
キャッチセールスの類に騙されることはない。

逆に言えばキャッチセールスを行う側は、捕まった時には、

 「オレ様はマジシャンなのさ」

と大見得きるといいのである。
そう、製品に対する対価としては問題があったかもしれないが、自身の話術に対する、
エンターテイメント、ショービジネスに対するペイなのだ、と主張すれば、
あわよくば無罪放免となるかもしれない。

それよりなにより、それだけ騙す術に長けているなら、マジシャンでも、
大道芸人でもそっち方面で名を売るほうが、より建設的だろう。

今、もしここにキャッチセールスが生業の読者がいるとすれば、明日以降は
大道芸人への転職を真剣に考えてみてほしい。

人を泣かせるよりも、笑わせるほうがいい。
そしてそれが自身の喜びであることを感じ取ってほしい。


とにかく「TRICK」はなかなかに面白く、僕のお気に入りとなりつつある。

そういえば昨日、「ザ・ホワイトハウス」を録画し忘れた。
どうも録画ミスが多くて困る。

誰でもいい、DVD-BOXをギブミー。


[851] へたれてる 2003-02-21 (Fri)

電話を待っている。
ただ誰もかけてくるはずはない。

誰とも約束してないのに、電話がかかるはずはない。
でも僕はただ待っている。
待ち続けるしかない、それが僕の道だ。


近所のサティにわらび餅が売っていたのでこれを買ってきた。
当初の目的だったハーゲンダッツのチョコレートブラウニーウォールナッツも
手に入って、なかなか収穫の多い一日だった。

この寒さでは、さすがにわらび餅を買っている人は僕くらいで、わらび餅好きとしては、
わらび餅にエールをおくらずにはいられない。
一つでいいところを二つも買った。

見てるだけですでにおなかいっぱい。


食べ物の話題しかないあたり、日々の生活のわびしさを感じる。
献立と変わらない日記なんて誰も楽しめない。

なにより僕の食べてるものなんて、アイスクリーム、チョコレート、
それにらーめんとファミレスといったレパートリーで、たいしたものがない。
ファミレス行っても、ざるそばと唐揚げくらいだし、メニューを見る必要もない。

なんだかどうだかな、と思いつつ、今こうして書いている。


日々、何かすごいことを起こり続けることのほうが希だろう。
だが外の世界にはもっともっといろんなことがあるはずだ。

公園で遊ぶ子供、塀の上を歩く猫、風の声。
仕事場での上司の仕草、何気ない発見。

僕には何もない。

つまらないことでも話ができたら、どんなに素晴らしいだろう。
楽しい一日になるだろうな、とパソコンの前にうつぶせになる。

まるでだだっ子のようだが、それが今の僕。

たった一人でいい、わかってほしい。
ほんの少しでいい、僕に運命を感じさせてほしい。

同じ日は僕には辛すぎる。

強くなりたい。
誰もよりも強くなりたい。


その一言が心に届く時、僕は少し強くなれる。


[850] 眠れないので 2003-02-20 (Thu)

映画を見た。
「ギャング・オブ・ニューヨーク」、スコセッシもプリオももうどうしようもないな。
見るべきところは冒頭の戦う神父、リーアム・ニーソンだけ。
ダニエル・デイ・ルイスもがんばってるけど、単に暴れてるだけで、
どの行動にも理由がないというか、よくわからない理由ばかり。

もともと「タクシードライバー」以外たいした映画もなく、そのくせ、
「グッドフェローズ」とか「グリフターズ」あたりは脂がのってたのに、
だんだんよくなくなる。

しかしこの映画、アカデミー賞10部門ノミネートってほんとなのか。
よっぽど他にいい映画がなかったのか。
少なくとも普通に見るにはいいかもしれないけど、賞を与えるほど
たいそうな映画ではないように思う。

僕が”オレ様特別賞”をあげるとしたら、唯一リーアム・ニーソンかな、やっぱり。
神父の格好して、十字架から剣を取り出すのは渋すぎる。


昼間、問い合わせの電話が入る。

 「そちらのケースを買ったんだけど、説明書に書いてあったストラップってある?」

年輩の方の声だった。

 「ええ、ございます。
  ただミニストラップは800円なんですけど、送料が一律で900円かかるんですよ。
  よろしければ普通のストラップもお使いいただけますので。」

そう言ったものの、

 「いや、説明書に書いてあるのが欲しい。
  どうせなら丑やさんので揃えたいので。」

その言葉にぐっときた。
心の底から、

 「ありがとうございます。」

と一言を添えた。

ほんとにうれしい瞬間だった。
助けてもらったような気がした。

そんなことがあるからやめられない。

何日か前にも発注フォーマットの備考欄に

 「IXY買ったら丑やさんのケースを買おうと思ってました。」

という一文を見て、すごくうれしかったし、何気ない一言が僕の心に
やらないといけないって気持ちを呼び起こす。

作りだすっていうのはほんとに素晴らしい。

それがほんの少しでもわかってもらえたら、ほんとにうれしくて。
その一瞬のために生きてるって気がする。


もし僕のそばで、誰かがほんの一瞬でもそんなふうに思ったのなら、
僕はきっと誰よりも幸せになれる。

そしてそれが、あの一言だったら。

ずっと昔、心に刻んだ言葉を思い出す。


眠れないので、PowerBookで音楽を聴く。
Feels Like Homeって曲がとてもいい。
ドーソンズ・クリークのサントラに入ってる曲で、思い出の一曲だ。

このサントラ、とてもいい曲が多くて、気分が落ち込んだ時に聴くと
ずいぶんと元気づけられる気がする。

ドラマ自体がかなり若い青春ドラマなので、僕のようにドラマがなかった人間には、
逆にその空白を埋めるのに、ぐっとくるのかもしれない。


ドラマも映画も夢物語に過ぎないのはよくわかっている。
そればかりで現実的にならないのは、物理的なひきこもりにとどまらない、
本気でひきこもり、ともすれば自閉症になりかねない一歩手前だというのもよくわかる。

ただ現実があまりに無味乾燥な時、映画やドラマを見て夢見るというのは、
少なからず心を潤いになる。

そしてまた夢見るために眠るのだ。
いい夢が見られるように、と願いながら目をとじる時、僕は本当に幸せだと思う。


[849] 凍える手 2003-02-19 (Wed)

夜になって寒くなった。
昼間はそうでもなかったのに、京都の底冷えというのか、えらく冷える。
冬らしいと言えば冬らしく、冬将軍が春をまだ遠く追いやろうとしているようだ。


今朝はチーズバーをまた食べた。
おいしかった。

また発注しようかどうしようかと悩みつつ、紅茶を前に午後を過ごす。

問い合わせがとても多い。
できるかぎり山下くんに対応をまかせて、僕はページの細かい更新と、
工場への電話、その他、仕事を淡々とこなす。

今はただ平坦な日々が過ぎていく。
それが良いことなのか、悪いことなのかはやっぱりよくわからない。

僕はするべきことをこなし、そして次を見る。


ここ数日、精神的に安定しない。
叫んだり、暴れたりというようなことはないが、盛り上がらないのはかなり痛い。

病的な落ち込みとそこからはい上がるためのきっかけの欠如。
これといって落ち込む理由もないかわりに、そこから抜けるための理由もない。

だから淡々と生きて、平坦な日々を過ごす。


何かを作らないと、作っていないとダメだ。
本を読んでいても、映画を見ていても、食事をしていても、それだけじゃダメだ。

目に見えないプレッシャー、日々過ぎゆく時間。
その意味を教えてほしい。

なぜ僕は今こうしているのか。

コムズカシイ考えが何かを生み出すとは思いがたい。
ただ今はそんなことばかりが頭をよぎって、何も手につかないでいる。

ようはスランプなのだ。


新型のPEG-NZ90用ケースの問い合わせが多い。
個人的にどうも好きになれないということからも、これ用のケースを出すようはないのだが、
何かを作らないという使命感みたいなもののために、これを買って作るのも
一興かもしれない。

ただ、あいにく僕にはその余裕がない。

来月は車のタイヤを買う予定だし、今月はもう予算を大幅にオーバーしている。
常に僕の泣き所はお金ばかりなり。


[848] 連絡を待つ 2003-02-18 (Tue)

シャープから電話が入った。
修理に出しているSL-C700の基盤交換をするべしで取り寄せた基盤が、
同じ不良品だったとかで、再度取り寄せ中なので今しばらく修理に時間がかかるとか。

一日でも早く修理してもらうために、シャープの窓口に直接持ち込んだのだが、
そんな誰にも予想しえない事態というのは仕方がない。

 「ええ、仕方がないですから。
  しっかり治って帰ってくればそれで問題ありません。」

と僕自身、電話して申し訳ないと伝えてくれた方に対して、少しでも
気が楽になればと思って”問題ないですよ”と言った。

誠意に対しては誠意で応える。
それが人の道、そして僕の道でもある。


PowerBookが戻ってきた。
ただ実機を用意するまでにしばらくかかるようで、F11キーはいまだいがんだまま。
本体ごと交換になってしまうので、現状のPowerBookに移行することはできない。

結果として、未だLibrettoが大活躍中。
PowerBookはDVDプレーヤーとして活躍している。


DVDレコーダーで記録したDVD-Rが見られない件については、未だ
アップデートが行われる様子はない。

ただゴソゴソと触っていて、ふとvlcというフリーソフトでDVDの中のファイルを
直接再生できることを発見。
未だ純正のDVDプレーヤーソフトではDVD-Rを再生できないが、フリーのソフトで
それができるようになっているあたり、さすがベースがUNIXだけのことはある。

そういう意味でもMacOSXはアタリなんじゃないかと思う。
確かに無理にGUIをかぶせているので、重い部分もあるけど、少なくとも僕は
まったくと言っていいほど困っていない。

ただSL-C700にしてもPowerBookにしても未だ調整中という問題を除いて。


ここ何日か毎日なめこのたまり漬けを炒めて、タマゴでくるんだ、
なめこのオムレツを主食として生きている。

そこに今日は頼んであったチーズケーキファクトリーのチーズバーと、
チーズケーキが到着。

早速食してみたが、チーズケーキは至って普通。
チーズバーはなかなかおいしいが、それでもパパジョンズのチーズケーキには、
今一歩及ばずといったところか。

ただこれもすり込みによるものが多いと思われるので、ようは好みの問題だろう。

たまり漬けとあわせて、とてもおいしい日々を過ごしている。


ただ気分だけがどうも乗らない。
それが一番大きな問題かもしれない。


[847] みそ汁 2003-02-17 (Mon)

本田宗一郎と会す。
もちろん本人はもう他界しているので、夢の中でだ。

たまにはスケールの大きい、よくわからない夢も見る。

役どころは携帯電話会社の社長か会長さんで、なぜかうちに打ち合わせにくる。
しかも突然に。

新しい電話の話をして、ペンがないからペンをとってきてくれというので、
それを取りに行くところで目が覚めた。

本田宗一郎が書いた本であればサインでももらうのに、と思ったあたりは、
かなりのミーハー。

ともかく夢の中とはいえ、本田宗一郎に会見するという他では絶対に体験できない
イベントにいささか興奮した。

ただなぜ本田宗一郎だったのかは、まったくもって謎である。
しかもそれが携帯電話会社の偉いさんという役どころなのが、微妙に仕事に
関係していて、さらによくわからない。

どうせならレースの夢でも見ればいいのに、おかしなところでリアリティがある。


昼から少し出ないといけないのに、いつまで経っても山下くんが来ず
出るに出られない。

何度電話を入れても、電話にも出ない。
そのうち時間が迫ってきたので、”電話してくるよーに”とメモを残して家を出た。

20分ほど後にようやく電話があった。
まだ家で、しかも寝ていたらしい。

すでに規定の時刻から1時間半近くが経過。

若い時ってそんなに眠れたかな。
普通、若い時には寝なくても平気だなんて言うけれど、どうなんだろう。

先週も遅め、遅めだったので注意していたところで今日というのも、
あまりに出来過ぎてるし、良くない方向に出来過ぎていても困るばかりだ。

そうでなくても焦るとミスが増えるんだから、自分で自分の首を絞めてどうする。
せめて時間的な余裕をもって出るというのは、一番簡単な解決策として
有効だと思うのだが。

僕は基本的に不真面目で、学校すらまともに行かなかったが、時間に遅れたから
そのまま休みではなくて、規定の時間に起きていても、行く気にならなかったので
行かずにいた。

学校に僕が行ったって行かなくたって、別に誰も困らなかったし、
僕は家で本読むか、映画観るかしていた。

もし僕が行かないと困る日があれば、行ったろうし、学校には僕が行く理由がなかった。

仕事はそうじゃない。

それでお金をもらっているし、自分がいないとはじまらない。
それがわかっているからなんでもできる。

意識がまだまだ低いのか、緊張感が足りないのか。
もう少し、生きるということを意識しないといけない。

西川きよし風に言えば「小さいことからコツコツと」、それが秘訣だ。


ハナマルキの即席みそ汁にハマっている。
6袋で180円だったか、そんなような値段だが、これがなかなかおいしい。

夕食代わりにこれを3つも食べるのは、正直おかしいかもしれないが、
ともかく即席みそ汁がこんなにおいしいとは目からウロコ。

甘いモノばかり食べていると思われがちだが、なめこのたまり漬けといい、
みそ汁といい、ちゃんと普通のものも食べている。

ただそれが正しき道かどうかは、ちょっと疑問だが。


[846] ただの日曜日 2003-02-16 (Sun)

メールを書かないといけないんだけど、書けていない。
ここ何日か頭が回っていないような気がする。

忙しいわりに何もできていないので、頭の中がある種のパニック状態なのかもしれない。

人と話をしていて、もっとがんばれと言われることがある。
”もっとがんばれ”って、嫌いなコトバだ。

僕は精一杯やってるし、現状がベストな状態であることもわかってる。
できることはやってる、ただ誰もわかってくれない。

 「そうだ!そうしよう!」

そう言って物事が成るなら、それは魔法だ。
あいにく僕は魔法使いではない。
そして僕に”がんばれ”という人も、そうだ。
誰一人として共にがんばろうとは言ってくれない。

僕は一人でやれることをやってる。
”もっとがんばれ”と言われるのは、苦痛でしかない。

それが自分の親だったりすると絞め殺したくなる。


日曜日を満喫するため、朝から起きてぼーっとする。
苺の小枝なんかを食べてみる。
asahi.comを読んでみる。

昼かららーめんを食べに出て、ついでにVIVRE跡に出来た京都Loftを探検に行く。
梅田のLoftは随分と大きいが、京都Loftは元がVIVREだけに大したことはない。
置いてあるものも、それほど魅力的なものがない。

個人的には近所の丸善のほうがいいモノ揃えているような気がする。
もちろんこれはあくまで主観だ。

地下はメンズフロアらしく、ちょびちょびと店があった。
ただ客の入りは少なく、閑散としている。

田舎に出店している規模の小さい有名デパートみたいな感じ。

靴の店があって、そこの店員さんの愛想がよかったので、4800円のスニーカーを買った。
黒いAdidasのスニーカーで、安くなってたようなんでとりあえず一足。
Nikeのもあったけど、値段が倍だったので安いほうを買った。

どうせ黒だし、誰も僕の足下見てるとは思えないので問題なし。
ラインのはいり方が、なんだか忍者のようなスニーカー。

今日は雨なので、次の晴れの日におろすとしよう。


夕方、とてつもなく眠くなった。
どうにも目が開けていられず、そのまま眠った。

ほんの1時間ほど眠っただけなのに、2時間映画を何本もはしごして見たような、
そんな感覚で夢を見た。

どんな夢だったかはおぼえていない。


まだ眠いのに眠れずにいる。
だからいろいろ考えてしまう。

去年の今日、何をしていたのかな、って。

逢いたくて、逢いたくて、どうしようもなくて。
何度も受話器をとっては、すぐにまた戻す。


[845] 宛先不明 2003-02-15 (Sat)

Appleから電話があった。
ようやくPowerBookを返してくれるらしい。

F11キーがいがんでるだけなので、治してくれてるのかな、と思っていたのだが、
たったそれだけを確認するために1週間を費やしたらしい。
今日発送してくれるというので、了解の旨伝えて電話を切った。


車が車検から戻ったそうで、ホンダのほうから電話が入る。
20万という見積もりに恐れおののいていたが、最終的には税込み19万になったらしい。
はじめに聞いた値段が値段だけに、安いような気がしないでもないが、
それはあくまで朝三暮四。
20万近い金額には変わりなく、僕は今にも倒れそうだ。

さて出ようと思っているところに、Appleから再度電話が入る。

 「何度も申し訳ありません。
  先ほど本日発送とお伝えしたんですが、土曜日は配送センターが
  お休みですので、月曜日発送になります。」

それを聞いて思わず、

 「ええ、それはわかりましたが、F11キーがおかしいっていうのを確認するのに、
  さすがに1週間はかかりすぎでは?」

Appleが貸してくれないから、30万もする機体を買って、ケース作ろうと思っているのに、
F11キーを確認するってそれだけのためにまる10日を費やし、そしてまた、
完全でないものを送り返してくるというのは、さすがにどうかと思う。

向こうも仕事なら、こちらも仕事。
できないことならともなく、できることならしっかりこなしてほしい。

さすがにちょっと一言言わずにいられなかった。
それもヤな話だけど、言わずにほっとけるほど余裕がないのも事実。
申し訳ないけど、もう少し真剣に仕事していただきたい。


車を取りに行った後で、今度はとって返して、友だちのところに向かう。
昨日電話があったので、昼からは日本橋へという計画を実行する。

信号待ちの合間に車検の明細を確認する。
ふとヘッドライトのユニットがすべて交換されていることに気がついた。

そういえば前照灯が暗くなっているので、ライト換えていいですか?という
内容の電話があったことを思い出す。

電球だけだと思っていたのだが、ゴソっとパーツ交換しているので、
パーツ代だけでざっと3万円以上、工賃を含めると4万円を越えていた。
そりゃ確かに安くない車検になるはずだ、と納得。

友だちのところで改めて車から降りてみると、さすが新品だけに、
ヘッドライトは新車の輝き。
もともと大事に乗ってるせいもあって、かなり若返った印象がある。

これを見て、タイヤも買わないといけないな、とついに決意する。
そうなるとあと4年は乗らないと。

平成2年式の車なので、あと4年で17年落ち?いや18年落ち?
さすがにビンテージカーも目の前だ。

勢いで20年を目指してみるのもいいかもしれない。
でもそうなると今度はフロントまわりくらいは塗装しなおさないと、
小傷が目立っていけない。

で、どんどん買い換えが遠くなる。


日本橋にてDVD-Rのメディアを80枚ほど購入。
これでしばらく大丈夫だろう。

メディアは待てば安くなるのはわかっているけど、メディアの柄が
たびたび変わるのは勘弁してほしい。
メディアの柄を統一させるためだけにまとめ買い。

TDKのが30枚、ノンブランドが50枚、DVD-RAMのノンブランドが10枚で、
合計2万円近く支払った。

しかし他に買うものがないというのもなんだか末期的だ。


家に帰ると、頼んであったなめこのたまり漬けが届いていた。
いつぞやDiMAGE X用革ケースとぶつぶつ交換で送ってもらったのが
とてもおいしかったので、今回これを改めて発注。
発注の時にあせっていて、他のを発注をするのを忘れていたのは、ここだけの秘密。

その話を上澤さんにメールで書いていたら、いろいろお気遣いいただいたようで、
申し訳ないことをした。

ともかくこれでまたなめこのオムレツが作れる。
かなりうれしい。


なめこと一緒にAppleStoreからiLifeという総合ソフトのアップデートCDが届いていた。
それなら実機も一緒に送ってきてくれればいいのに、と思ったのは言うまでもない。

アップデートCDだけがあってもどうしようもないじゃないか。
どないせっちゅーねんっ


[844] 心、ひもとく 2003-02-14 (Fri)

おばあちゃんが亡くなった。

こう書くとかなりシリアスな話のような気がするが、実際亡くなったのは、
9年近く前の話で、しかも僕はその時、日本にいなかった。

今日は夢の中でおばあちゃんが亡くなった。

どう見てもマシュー・カスバートの死に影響を受けていることはまず間違いない。

倒れたおばあちゃんは息をしていなかった。
必死に、

 「おばあちゃん!おばあちゃん!」

と抱き起こして、叫んで呼んですると、

 「ああ、けん、まだいけへんな」

そう言って、目を開けたのに、その後すぐに眠るように逝ってしまった。
どうしようとは思ったけど、不思議と涙は出なかった。


朝、いつになく自然に目が覚めた。
涙は出てなかった。

布団がなぜか横向きになってた。
横向きだと寸法が足らないので、肩が出て寒かった。

寒くて起きたのかもしれない。

夢のおかげか、それとも痛みに慣れてしまったのか。
今朝はいつもの不安を感じない。
胸の奥をぎゅっと締め付けるような、あの感覚もない。

これが啓示だとすれば、僕は助けてもらったのかもしれない。

何かが起こるのかもしれない。
しかもそれは不安を感じる必要がないということなのかも。

おばあちゃんは「まだいけない」と言った。
そばにいるという意味なのかもしれない。

いつになく平穏でいられる。

こんなことは珍しい。
こんなことはどれだけぶりだろう。

もう長い間、不安の中にいたけれど、解き放たれた気がした。


今日はバレンタインデー、良い日になるのかな。

おなかがへった。
ハンバーグが食べたい。

かつくらのとんかつでもいい。

何か食べたい。


[843] 寒い夜だから 2003-02-13 (Thu)

今夜は冷える。
この前から暖かい日が多かったので、少し寒くなると老体にこたえる。
と言いながらもあまり寒さで困ったことはない。


長らく開けっ放しになっていた仕事用マシンのケースのフタを閉めた。
ようやくHDD内のファイルを整理して、古い環境から新しい環境へと
本格的に移行した。

PDドライブをはずして、プレクスターのDVD/CD-RWコンボドライブをつけた。
20GBのHDDをはずして120GBのHDDに付け替え、余った20GBは予備のマシンへと
回すことにした。

付け替えた120GBのHDDはそれまでの20GBとは違ってすこぶる高速で、
HDD→HDDへのファイルコピーも今までの三倍くらい速い。

よくよく考えると前の20GBはもう三年以上前のモデルなので、その間に
技術革新的なスピードアップしているということだろう。
メインの60GBのHDDも速くなった気がするので、20GBのHDDが今まで
足をひっぱっていただけなのかもしれない。

ついでにパソコンのまわりを掃除すると、今までになく快適になった。

省スペースのための液晶モニター、小さいキーボード、トラックボール、
パソコン本体は大きいけれど、HDDを付け替えて起動も速くなり、
サクサクと動くようになったWindows2000環境と、すべてがよくなった。


夜、RD-XS40に貯まったデータを編集しようと重い腰をあげる。
「ふしぎな島のフローネ」のデータにタイトルをつけて、チャプタ打ったところで、
すでにかなり疲れてしまって、「ファミリータイズ」他は手をつけずに終わる。

DVD/HDDレコーダーというのはとても便利だが、編集する時間と手間を考えると、
素直にDVD-BOX買ってるほうがいいというのはよくわかる。

チャプタ一つ打つだけで、何かと凝ってしまって、何度も打ち直したり、
チャプター画面を変えたりしてると、一枚のDVD-Rを作るまでには、
途方もない時間を費やさないといけない。

かといって誰かやってくれってわけにもいかないし、結局自分でやるしかない。

この2月、カバンの工場は忙しいので何かどんどん作るってわけにもいかないし、
そのぶん身の回りを整理していこうとは思っている。
ただもうその2月も半分が過ぎて、あと半分。

部屋の掃除くらいはなんとかしたい。


[842] 魚沼産コシヒカリ 2003-02-12 (Wed)

日付がかわってしばらくしてから、ふとキャラメル味の小枝を買いに行こう、
と、おかしなことを思い立つ。

早速、代車のフィットを駆って出陣。

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、Kマート、サークルK、
その他いろいろまわってみるが見事にどこにもない。

あるのは苺の小枝とノーマルの小枝だけ。
なぜなんだ、どこにあるんだ、と叫んでみてもないものはない。


フィットで出たついでにもうちょっと走ってみようと思った。
周山街道の入り口の高雄パークウェイに続く道まで、少し走る。

アクセルを踏み込むとエンジンがことのほかよくまわる。
さすがホンダ車だ。

1300ccのいたって普通のエンジンだが、なかなかよく走る。
ただ峠道を走るには少々安定性に欠ける足、そしてあまりよく効かないブレーキ。
あくまで街乗り用のお買い物カーということなのかもしれない。

もう少し重心を低くして、硬い足とグリップ力のあるタイヤがあれば、
かなり遊べそうな気がする。

ああ、1500ccのフィットがほしい。


朝、魚沼産コシヒカリが届く。
いつぞやのお年玉年賀はがきのアタリで引き替えたのは、やっぱり米だったらしい。

めでたい米ということで、これは食べないといけない。

縁起物というのは赤飯もそうだし、紅白まんじゅうもそうだけど、
とりあえず食べておかないと、っていつも思う。

よっぽどめでたいことがあれば、どんどん体重が増していくというのは、
ある意味自然なことであって、同時に理にかなっている。

めでたいことバンザイ!
我に幸あれ!


悩んではいても、悩んでばかりはいられない。

まったくせわしない話だ。

今日は月曜日みたいな感覚だが、もうすっかり水曜日。

夜、録画した「赤毛のアン」を見ていたら、マシューが亡くなる回だった。
で、また涙する。

何度見ても泣ける。

いつか自分の子供にも、とまた思う。


[841] うたたね 2003-02-11 (Tue)

悲しみはいつか感じなくなる。
それがわかっているから今は、ただ待っている。
時が経つのを、陽が沈むのをずっと。

そしていつかまた陽は昇る。


昼過ぎまで布団から出ないでいた。
ひきこもりを満喫していたというべきだろうか。

合間、合間に起きて、メールをチェックして返事を書いていたが、
それ以外はただじっと布団の中で考えていた。

雨がずっと降っていて、考えるのにはちょうどよかった。
外が暗いっていうのがまたひきこもりの時間を長くさせた。

不安でどうしようもなくて、怖くて、出られなかった。

ただなんとなく。


誰かと話したい。
とりとめもない話でもいい。
天気の話でもいい。

ただじっとしていると思い出すことがいっぱいあって、それだけで不安になって、
自信を失いそうになる。

言葉を思い出す、やらないといけないことを思い出す。
そして少し一人じゃないような気になって、ようやく部屋から出る。


怖いものを見たくない時には手で目を覆う。
聞きたくない時には耳をふさぐ。

心が痛む時には、心をどこかに放り投げたくなる。

でも、それができない。

心はずっと同じ場所にあって、目を覆っても、耳をふさいでも、鈍い痛みが続く。
そんな時には、さすがの僕もどうしようもない。
どうしようもないから、今日はじっとしてた。

思考を停止できれば少しは楽なんだけど。


[840] やわらかい雨音 2003-02-10 (Mon)

ギャプラスといって知っている人がどれくらいいるだろう。
1984年というから、もう20年近く前になる。

寺町にあったザザってゲームセンターでよくプレイしていた。
誰もいないような小さいゲームセンターで、夏にはクーラーが寒いほどにきいてた。
だから僕のお気に入りだったけど、誰もいないようなゲームセンターが
儲かっているわけもなく、そのうち潰れてなくなった。

ギャプラス自体はギャラガの続編で、外国ではギャラガ3の名前でも出ていたようだ。
ひらたくいえばインベーダーゲームの類。

ゼビウスほどメジャーでもなく、エクセリオンほど微妙にマイナーでもない。

昔、僕はゲーマーだった。


ふとそんなような話をしていて、MAMEというエミュレーターを知った。
ゲームセンターのゲームをプレイするためのエミュレーター。
中にはギャプラスもあるという。

胸が躍った。

あの感動をもう一度、そう思っていろいろ探した。
これも過去への旅。

ずっと昔、僕は子供だった。


PowerBookが旅立っていった。
Appleのサポートがなんと言ってくるか楽しみだ。

キーボードさえ換えてくれればいいのに、とここまでまた同じことを思う。
一度送るのも面倒だし、ここ何日かはPowerBookで映画を見るというのが
僕のはやりでもあったので、持って行かれるのはなんとも寂しい。

それが工場に送るというなら、仕事だからと割り切ることもできるけど、
ただ確認のために、そしてまた交換するという手間がかなり面倒でいけない。

またイチから環境を構築しないといけないし、慣れるのにも時間がかかる。

僕はどうにもそういうのが苦手でいけない。
もっと人にも機械にも社交的に、そして割り切って生きないといけないのかも。

僕にはどうも難しい。


ここしばらくどうにもスランプから抜け出せないようで、日記もメールも遅く、
仕事もはかどらないでいる。

スランプを脱するのに、次のことをしようと考えてみても実行にうつせずにいる。

こういう時にはじっとしているしかないのはわかってる。
そして誰か助けてくれないかな、って人を待ってる。

もっと積極的な生き方もある。

でも僕はもう、電話一本かけるにも怖くてできないでいる。
強い自分とそうでない自分、誰かほんの少しでもわかってくれないかな、
と待っている僕がいて、僕には待つしかできなくて。

なのに電話もない、メールもない。


雨音が聞こえてくる。
外は雨が降り出したようだ。

やさしい言葉のかわりに、やわらかい雨の音。

天の恵みに感謝する。

今の僕にはそれが精一杯。


[839] ウィルス退治録 2003-02-09 (Sun)

フィットを買った。
と景気のいい話をしたいところだが、代車がシルバーのフィットだった。

かなり快適。

車を車検に出しに行った。
北山のホンダベルノまではずいぶん遠い。
しかしゴッドハンド松野は北山店にしかいない。

具合の悪いところを報告して、ここを診てほしいといつものごとく、
細かく注文をつける。

ようは行きつけの医者で、あれこれ症状を報告するようなものだ。

車の場合は点検記録がコンピュータ上にデータとして残っているため、
基本的にはどこで診てもらっても同じなのだが、今までお願いしていた洛西店に
ゴッドハンド松野のかわりに赴任した担当の方は、どうにも不安でいけなかった。

車を愛していないのがわかるのだ。

何日か前に洛西店の大野さんからもお電話いただいたが、今回は
すでに松野さんにお願いしてあったので、北山店まで行った。

大野さんも僕の不安を察してか、

 「新しい工場長に変わりましたのでご安心ください」

と一言あったのにはちょっと笑った。


昼から友だちとジョーシンへと向かう。
僕はセール品のメーカー製DVD-R/DVD-RAM/DVD-RWのメディアをそれぞれ購入。
あとは100円のCDケースを3つ。

友だちはBSデジタルチューナーを購入していたが、すでに持っているはず。
いったいなぜまた買っているのかは不明だ。

まあ、新しいものを買ってくれればそのぶん古いのがうちにまわってくる可能性が
大きくなるわけで、これについては異存はない。
どんどん買って、日本の景気を大いに回してほしい。


どうにもこうにもWindows2000の復旧が難しそうなので、仕方なく、
保険のWindows2000を本格稼働ということで、一つ一つアプリケーションを
インストールしなおしていく。

ところがなぜかウィルスバスター2002がアンインストールできず、
ウィルスバスター2003を導入できない。

それならこれでどうだ、と年末に買ったマカフィのパッケージを開けて
インストールしようとするが、これは”期限切れのCDパッケージです”と表示されて、
ウィルススキャンは導入できるものの、ファイヤーウォールが入らない。

どうもウィルスバスター2002をアンインストールできないのがそもそもの原因のようで、
ウィルスバスターのくせにウィルスと変わらぬ悪さをしてくれる。

いろいろ調べたところでは、Windows2000を再インストールした状態では、
ウィルスバスターは正常にアンインストールできなくなる旨案内が出ていた。
さらにアンインストールできないので、OSをはじめから入れ直せ、とまで書いてあった。

 「ふざけるな、オレ様は正規ユーザーだぞ!」

とぶちぶち文句言いながら作業しているとホンダから電話。
車検代の見積もりが20万を越えるというので、さらに鬱が加速した。

タイヤも買わないといけないのに。
これじゃイジメと変わらない。


悶々とした時間を過ごしていたが、その間何もしなかったわけではない。
ノートンアンチウィルスを入れてみようとやってみるが、これもうまくいかない。

何度も再起動を繰り返すうちに、ふと思いついた。

危険ではあるが、あの方法しかない。
手動でレジストリに書き込まれたウィルスバスターの情報を一つ一つ削除していった。
一つ間違えば2度とWindows2000は起動しない。
それはわかっている。

それでもやらないといけない時がある。
そして僕は男である。

地味な作業を繰り返して、ようやくレジストリの中からウィルスバスターを駆除。

早速ノートンアンチウィルスを導入してみる。
するとこれがうまく動いた。

長くかかったが、これぞまさに逆転の瞬間だった。

ノートンくんの顔が頭をよぎった。
ありがとう、ノートンくん、僕には君しかいなかった。

その後、心配されたWindows2000の不具合はなく、逆に前よりも随分軽快に、
そして快適に動いている。

遂に僕はやったのだ。

これはウィルス退治に命をかけた男の物語。
ただ、命までかける必要はまったくない。


[838] キャラメル風味 2003-02-08 (Sat)

土曜日だった。
気がつけば土曜日。

どんどんすごいスピードで日が過ぎていく。
今日という過去、明日という今、それよりもっと先の未来。
今に生きるというのが過去になる日はそう遠くない。


コーヒーに入れるキャラメルフレーバーがあると聞いて、外に出たついでに
早速これをみつけて購入する。

それにしても生協にまでYahooBB!販促部隊がいたのには驚いた。
最近どこにでもいる。
そのうち銭湯の前なんかでも販促しそうだ。

まあ、必要な人にとってはまさに渡りに船でいいのかもしれないけど、
毎回「うちはBフレッツなんで」と断るのも面倒でいけない。

しかもそれがわかってる人ならいいけど、この前なんかは、

 「ADSLも速いですよぉ〜」

と営業トークされて苦笑した。

 「ぃゃぃゃ、申し訳ないけどいいです」

そう言って切り抜けたものの、なんだかこっちが納得できず。
いいのかこんなので。


肝心のキャラメルフレーバーは、ようはフレッシュのようなもので、
コーヒーにこれを入れるとキャラメル風味になるというもの。

早速最近ご無沙汰だったコーヒーにキャラメルフレーバーを入れると、
ほんのりと甘い香りとコクが出て、自家製キャラメルマキアート。
というには少々遠いけど、おいしくなるのは確か。

コーヒーについて紅茶にもこれを加えてみて、これにもあうことを確認。

ただ一緒に買ってきたアーモンドフレーバーは紅茶にはあわなかった。
なんともみょ〜な味と香りで、さすがに全部飲めなかった。

もったいないお化けさん、ごめん。


ダメとはわかっていてもクラッシュしたWindows2000をなんとか起動できないかと、
いろいろ試してみるが動かない。

やはりWindowsMediaPlayer9が原因のような気がする。

EasyCDCreaterのエンジン使ったCD-Rライティングはやっぱり鬼門だ。
すぐに不具合修正パッチでも出回るかと思ったが、未だに出てくる様子はない。

なんか爆弾抱えて仕事しているような気分になる。

いろいろ検索してみたところではDirectX9を導入していれば大丈夫という報告があったので、
早速これをダウンロードして導入。

とりあえずはこれで大丈夫だろうとたかをくくる。


土曜日って最近休みだよな。
そんなことを風呂につかりながら考えていた。


[837] 天気 2003-02-07 (Fri)

昨夜SL-C700をアップデートした。
朝起きて電源入れたら画面がつかなかった。
電源LEDもついてないので、何かしら不具合があった様子。

ただそれがアップデートの不具合なのか、よく言われている電源不良なのかは不明。

どちらにしても修理行きには変わらず、インターネットで近くのサービスセンターを検索、
直接シャープに持ち込んだ。

事務的にひょいひょいっと処理をすませ(すまされ?)、帰ってきた。

PowerBookは部分的不良、Windows2000は大破、SL-C700はドック入り。
元気なのはLibrettoL1のみ、というのもなんだかな。

マシンは何台かあるので、それぞれ一台ずつ壊れたところですぐに困らないのは、
転ばぬ先のマニアの杖ってところだろうか。

なんとなしにハリー・ポッターを思い出す。
別に僕が魔法が使えるという意味ではない。

どっちかというと杖持って暴れてるあたりが似てなくもないか。


J-Phoneのプリケーを買おうかと悩み中。
enjornoという名前の三菱の端末だが、なかなかしゃれていていい。
とりあえず基本料金がかからないっていうのが◎。

3000円で60日使えるということで着信とちょろちょろメールするくらいならいいかな、と。
ただなんだかんだと考えると、現在のPHSをさらに機種変更して、
メール放題プランというのに加入するのが一番安上がり。

結局ケータイを買う日はこないような気がする。
電話かける先もないし、メールさえ取れれば仕事できるしな。

困っていないというのが買いたい時には一番困る。


PowerBookで動画のファイルを見ようと必死になる。
ホームページを検索してもこれといった情報になかなかたどりつかない。
たかだかMPEG4のデータ見るためだけになぜにこんなに苦労するのか。

やっぱりなんでもかんでもするっていうならWindows機のほうが便利。
勝手知ったるなんとやら。

夜まで四苦八苦して、日付が変わる直前に、遂に動画を再生。
画面いっぱいに表示させて、喜びも倍増。

なんだか3倍速録画したビデオでも見てるような感覚だが、それでも見られないよりはいい。

今までため込んだデータを先日購入したDVD-Rドライブで焼いて、DVD-R1枚に
3〜5本くらいの映画を詰め込んで、これを次々と鑑賞。

もっとも鑑賞と言ってもチェックしてるだけ。

活用編に関してはもう少し先の報告になりそうだ。


[836] 記憶の中のあなた 2003-02-06 (Thu)

すごい地震だった。
久々に大きかった。

思わずLibrettoL1とPowerBookG4を抱えて守った。
どっちも仕事道具なので、これさえあればと、とっさに考えた。

家の下敷きになってぺちゃんこになったら、仕事も何もないんだけど。


昨日すっかり書き忘れていたが、デスクトップPCのWindows2000が
再起動後、突然動かなくなってしまった。

ようは壊れたのだ。

セーフモードで立ち上げようと思っても、Windows2000が立ち上がりかけると、
パチンっという音と共に、勝手に再起動してしまうという症状で、
どうにもしようがない。

Windows2000を修復セットアップすればいいのはわかっているけど、
Windows2000のCD-ROMが行方不明でそれもできない。

普通はここでまた頭抱えるところだけど、もしもの時のことを考えて、
じつはWindows2000をもう一つインストールしてある。

何かあった時にデータをサルベージするための保険である。

早速これを立ち上げてみると、こちらは問題なく起動できる。
Windows2000をアップデートして使える状態にしたら、何事もなかったように仕事を開始。

保険とはいえ、これでまったく困らない程度に仕事はできる。
再インストールするまでもないかな。

もう少しマシンパワーがあれば、WindowsXPにでもするんだけど。
とりあえずWindows2000で困っていないので、このままってことになりそうだ。

しかし2003年なのに、Windows2000というのもおかしな話だ。


夢で見たPowerBookG4のケースをおぼろげな記憶をたどって作り上げた。
SL-C700用革カバーそのままを大きくしたものができあがった。

PowerBookだけに、ブックカバーというのが正解かもしれない。
デキは悪くない。

ただ何か足りない気がする。

Appleが引き取りにくるまでしばらくあるので、もうちょっと詰めていこう。
いったい何が足りないのか。

実機があると何度もイメージを作り直せるのが楽でいい。
そしてイメージをどんどん高めていって、それにあったものにできる。

だからSL-C700用革カバーもいいデキだったが、PowerBookのブックカバーも、
きっといいデキになること間違いなし。

これがうまくできあがれば、一息つけるかな。

PowerBookを満喫するべく、「ドーソンズ・クリーク」のサントラをかける。
いい曲ばかりだ。

そして昔を思い出す。
あの時の自分に戻れる気がする。


昔話ばかり。
僕も歳をとった。

若返る必要はないけど、今の自分も、昔の自分も忘れたくない。
どんな一瞬もおぼえておきたい。

喜び、悲しみ、目の前の風景さえも置いていきたくない。


[835] 母の日 2003-02-05 (Wed)

一般には母の日ではない。
でも今日はお母さんの誕生日なので、内々に母の日である。

といって僕は何もしてない。
ただいつもよりも多く感謝して一日を過ごす。


てけてけと下に降りていくと、大きな箱とその上に小さな箱。
なんだろうとのぞき込むと、そこには僕の名前が書いてあった。

ハっと気がついた。

そう、まさにそれはPowerBookG4-12"だったのだ。

海外からの発送じゃなかったのか?
昨日の今日で届くなんて思ってもみなかったので、かなり驚いた。

ついでになにより早く触ってみたくて、がさがさと箱を開けた。

アルミのボディがひやっとするほど冷たい。
電源を入れるとピロロっという音と共に電源が入るが、一向に画面が出てこない。
大丈夫なのか?と思った頃にようやく起動画面が出て、一安心。

なかなかヨイではないか、とちょっと満足。

ところがDVD-Rを再生しようとしたところ、マウントはできるものの、
なぜかプレーヤーソフトを動かそうとすると、

 ”使用できません”

と、つれない言葉。
DVD-Rが再生できるからと購入したマシンなのに、再生できないってことになると、
出先でビデオ鑑賞計画ができなくなる。

早速Appleに電話するとDVDの規格は様々だから再生できない、と言う回答。
しまいにはそのDVDレコーダーのメーカーに問い合わせろとまで言う始末。

ちょっと待て、世界の松下に技術の東芝という二大メーカーが作った製品に
問題があるというのか。
単に検証してないだけなんじゃないのか?

激しく抗議した結果、他にも一例だけ同様の問い合わせがあり、どうも
MacOSXのプレーヤーソフトが対応していないだけという回答が得られた。

MacOS9のClassic環境なら再生できるという話だったのだが、Classic環境には
DVDを再生するソフトがない。
もちろんそれを持っている人はいいが、僕はどうすればいいんだ。

ともかくそのうち対応するかもしれないから、それまでは市販のDVDを見ていろ、
ということらしい。

さすがApple、世界の異端。

ついでにF11キーが完全に斜めになっていることを発見。
再度Appleに電話して、キーボードだけ交換できるのか?と聞いたところ、
キーボードだけの交換はできないので、本体ごと交換するという。
さらに今日ついたばかりのその本体を送り返して、かなりしないと
モノが入らないとまで言われる始末。

うちでさえもしもの時用に交換用の製品は何本か用意しておくぞ。
そのへんの考え方がきっとアメリカでもマイノリティな気がするので、
世界的にシェアを落としているような気がする。

モノが良いだけに残念としか言い様がない。

今回せめてDVD-Rの件だけでもちゃんと対応していてくれれば、それで
満足度120%だったのに、一番肝心の部分がダメっていうのでダメージが大きい。
しかもどうみても検証してないから対応してないだけ、ってあたりがなんとも。

仕方なく手持ちのCDをiTunesでMP3にエンコードして、音楽を聴いていただけど、
MP3プレーヤーにしては、それこそかなり高価なので割があわないような気がする。

MP3へのエンコードがすごい速いなぁ、と感心している自分が悲しくなった。


今日から「ファミリータイズ」、やっぱりこれが一番面白い。
そんな話だったなぁ、と思いつつ、録画したのをチェックする。

画面もスタイルもずいぶん古い。

なのに笑いだけが、今なお新鮮だ。
マイケル・J・フォックスの声は宮川一郎太じゃないとな。
ヤン・ウェンリーも富山敬ももうこの世の人じゃないし、時代は過ぎゆく。

今日はいったい何してたんだろう?
もう夜だ。

まだケーキも食べていないのに。


[834] ちょっと頭痛 2003-02-04 (Tue)

「ふしぎな島のフローネ」がはじまった。
当然のごとく、これを録画。
いつか自分の子に見せたいと思う。

僕の子でないにしても、そのうち気が合う子供にでも見せたいくらい、
それほど楽しかった子供の頃を思い出す。

世界名作劇場はとてもいい。
それほどいい。


ようやくPowerBookG4-12"の発注状況が発送完了に変わった。
海外からの発送ということで、2,3日待たないといけないらしい。
今週末には手に入るわけで、ちょっとわくわくしている。

昼にはインプレスダイレクトからMicrosoftのMobileMouseも届いた。
これであとはPowerBookG4を待つばかり。

準備万端だ。


夕方、ゴッドハンド松野ことホンダの松野さんから電話が入る。
お願いしてあった車検の件で、9日に入庫ということになった。

いろいろ考えたが結局また2年乗ることになった。
さすがにタイヤも換えないといけないし、また安くない車検になりそうだ。


いろいろ考えていたら頭痛が戻ってきた。

一番大きな問題はお金。
相変わらずだけど、ほんとこれにも飽きた。

ケース作るにも次は何が売れるのかわからないし、また売れないし、
マクドナルドはチーズバーガー値上げするしで、どうしたものやら。


今日はまだ月曜日。
そして月はじめ。

これからだ。


[833] 考える林檎 2003-02-03 (Mon)

食べ過ぎた。

おなかいっぱい。
気持ち悪いくらいにおなかいっぱい。

いつも一食なのに、夜になって巻きずしのまるかじりをした。
特別大きな巻きずしではなかったものの、最近炭水化物にめっぽう弱いので、
ご飯をいっぱい腹に詰めたところで、気持ち悪くなった。

これで厄払いができればいいのだが、とにかく巻きずしでおなかいっぱいなので、
豆については明日食べることにした。

今日のところは厄払いも半分か。

昔は豆をまいて、それを拾って食べたような気がする。
それはそれで楽しい思い出だ。

今も小学校の給食では豆が出るんだろうか。


PowerBookG4-12"がまだ届かないので、仕方なくボール紙をPowerBookにみたてて、
インナーケースの紙モックを製作。

インナーケースのデザイン自体はスタンダードな丑やスタイル。
ほんとはもっと露出させたかったが、露出はまた実機がきたときに
シェルカバーで悩めばいいかな、と、先にインナーケースを仕上げる。

真っ白で仕上げようかとここでも30分ほど悩んだが、実用性を考えて、
収納部のマチは白、フタ部分は黒のツートンで仕上げた。
製品は相変わらずの黒と濃茶だが、イメージくらいは遊んでもいいだろう。

売れるとは思ってないけど、今回はもう僕の楽しみを優先させているので、
今さらどうにも止まらない。

CDケースも作りたいし、はてさてどうしたものやら。


そういえば、いつもお世話になっていたappleroomさんがサイトを閉めてしまったようで、
ホームページへのアクセスのみならず、メールすら返ってきてしまう。

2ちゃんねるのほうの書き込みを見て、いろいろ心を痛められていた様子だったので、
その関係もあるかもしれない。

僕自身はとても楽しく拝見させていただいていたので、とても残念でならない。
ネタをニュースとして流してもらって、それに対してユーザーからの返事を読む、
というスタイルも面白かっただけに、閉鎖の前に一言でも励ましのメールを
送る余裕がなかったのが悔やまれる。

いつかまた、しかも近いうちに復活されることを切に願う。


言葉というのは、時に暴力になる。
しかも誰もがあたりまえに話せるだけに、その言葉が人を傷つけるのは、
いとも簡単で、容易で、取り返しがつかないこともある。

どうか、どうぞ、もしよろしければ、そんな言葉が前にくるだけでも、
人の感じ方は違ってくる。

誰かに対して、しかも知らない誰かに暴力を振るうよりも、知らない誰かだからこそ、
そして身近な人だからこそ、優しい言葉が一言あれば、それで全部許せるはずだ。

美辞麗句である必要はない。
ただ一言、優しい言葉があれば、人は生きてゆける。


[832] 人類、地球に立てず 2003-02-02 (Sun)

コロンビア号が落ちた。
起こるべくして起こった事故というのは簡単だが、それならなんとしても
止めればよかったんじゃないか?と思わなくもない。
そういう論調で人を批判するというのは、僕自身はどうも感心しない。

同時多発テロの時もそうだったが、結局人は何かが起こらないことには
行動が起こせない。

もっとわかりやすく言えば、先手を打つということはできないのだ。

刃物であれ、銃であれ、それは人を殺す道具になりえるのだから、
これを作らずにいればそれでいいような気がする。
でもそれでは成り立たないので、原因になることがわかっていても、
それを作るし、使うし、事故にあってから、あの時こうしていれば、
と悩むことになる。

でも起こってしまったことは仕方がない。
原因究明をして、次の事故を起こさないようにするしかない。

ずっとイタチゴッコなのかもしれないけど、そうするしかない。

そこで宇宙開発の火を消す必要はない。
それみたことかと宇宙に対して、匙を投げる必要はない。

人は失敗する。
失敗ばかりじゃやっていけないけど、失敗はある。

それをどう考えるのか、そこが一番大切なんだ。


スペースシャトルは落ちたけれど、僕にとってはいたって普通の日曜日だった。

月初めが週末というのは、あまりうれしくない。
なぜなら週末は発注が少ないので、それが月初めにくるとなんだか盛り上がらないのだ。

しかし2月のはじめが週末ということは、当然3月のはじめも週末になるわけで、
わり算ができる僕は、そこでまた次のネタをどうやって出していこうかと
思い悩む他ないのだった。

いつもの友だちから、いつもの本屋に行こうという電話もないので、
今週はとくに何もなく、静かな週末だ。

昨日の夜は結局、頭痛のためにほとんど眠れず。
朝から用事で起きてからもずっと頭痛がおさまる気配もなく、半日頭痛の中で、
いろんなことを考えて過ごした。

合間にAppleStoreで出荷状況の確認をしながら、まだ来ないのか、
と頭痛の種をふやしつつ。

半日というのは、夜、変な時間に眠ったら、起きた時には頭痛が消えていた。
単に寝不足だったのか、考えすぎだったのか。

とにかく頭痛が消えて、その間に映画を1本見て、週末を満喫。

ただこうして書いているうちに、また少しずつ戻ってくるのがわかる。
早くもう一度眠らないと、明日からの1週間、また頭を抱えることになる。
それも困る。


今、啓示を待っている。
道に迷いかかっている。

やるべきことはある。

ただそれが具体的になんなのか、どれから順番にはじめればいいのか、
次に何を作ればいいのか、迷っている。

これだというひらめきに欠ける。

僕には時間がない。
迷っている暇はない。

だから一歩引いて考えている。

あなたをずっと待っている。


[831] 雪が舞う 2003-02-01 (Sat)

雪が舞ってる。
とても寒い。

今朝も紅茶を一杯。
それが最近の日課だ。


月初めだというのに頭痛がひどい。
キーを打つと頭の中のスピーカーがハウリングをおこすように、ガンガンと音がする。

右目が痛いので今も右目を閉じてこれを書いているが、閉じているからといって、
別段頭痛がやわらぐわけでもない。
ただ閉じずにはいられない。


そんな頭痛を抱えつつ、今日はまたソフマップに向かった。
ただPowerBookG4-12"を触るというそれだけのために。

ところがなぜかPowerBookG4-12"が見あたらない。
そこにあったはずなのに置いてあったスペースだけが、がらんとあいている。

なんのために来たのか。

裏に回ってみても、もう一度表を見てみても、どこにもない。
影も形もない。

裏に回った時にセンチュリーの1ボタン角マウスをみつけて、

 「これはいい!」

と思ったが、発見といってそれくらい。

誰か持って行ってしまったのか。
なら今すぐ返せ。

僕には店頭のPowerBookG4-12"であっても、必要なんだ。
それがないとダメなんだ。


近くの契約駐車場に入れた関係で、3000円ほど買い物をしないといけない。
商品券でも買えばいいんだけど、バーゲン時期ということもあって、
1階のコムサ・デ・モードとGAPを見てまわる。

GAPでこれはいいな、と思った革ジャンは、値段もそれなりにいい値段で
セール品とはいえ、手が出なかった。

コムサ・デ・モードで上着を見る。
セール品のものはSとかXSとか小さいものばかりで、袖を通すことすらできない。
なまじ通っても、今度は脱ぐことができそうにない。

黒いのとか、縦縞のとか、けっこ〜カッコイイのが安かったんだけど。

そんな中に一枚だけ、L寸のネズミ色(グレーというほど渋くない)のジャケットを発見。
コムサ・デ・モードには似つかわしくないほど、かなりオヤジ風。
きっとモデルが着たら、それでもカッコイイのかもしれないけど、
普通に着たら60年代のサラリーマン。

それでもL寸というのが他にないので、とりあえず着てみる。
歳が歳だけに、歳とって見えて、まあ悪くはない。

中の縫製、ステッチもなかなかいい。
そしてなにより暖かい。

値札を見ると、これも財布に暖かい。
これでいいや、と上着ほしさと暖かさもあってこれをお買いあげ。

今度は中に着るものを考えないといけない。
黒いタートルのセーターくらいはほしいかも。
しかしそうなると普通に黒い上着買ったほうがよかったかな、と思わなくもない。

それもまた頭が痛い話だ。


「ファミリータイズ」が見たいとつい先日書いたところだが、スカパーの情報誌を
眺めていて、2月5日から「ファミリータイズ」が一挙放送されることを発見。

神の存在を感じた。

今年のキーワードは「願いは叶う」だ。
といってもう1ヶ月が過ぎたので、あと11ヶ月。

今さらながらいい年になりそうだ。


[830] 必要な時には、 2003-01-31 (Fri)

この一月は去年とほぼ同じ売り上げ高をキープ。
正直なところ、これは奇跡に近い。

去年一年は冷えに冷えた。
底冷えと言っていい。

それがどんどん目に見えるようだったので、今後どうなるのかなぁ、
と思っているうちに、今度はまわりのケースの値段がどんどん下がっていって、
いつのまにか高いと言われるようになってしまった。

価格競争に参加しないということは、それだけで当然売り上げが落ちた。
さらにPDAは売れない、ノートPCも売れないでは、元ネタがないので、
当然ケースを作っても売れるはずがなかった。

そんな中、SL-C700のヒット、これにあわせた革カバーを年末に出して受注開始。
これによって今月は正月らしい賑わいをみせた。

ここから先、どうなるのかはわからない。

 「報いられない努力はない」

これはお世話になった弁護士さんの言葉だが、ほんとにそう思う。

努力を怠ることがなければ、その努力はいつか報いられる。
そして助けてもらえる。

SL-C700用革カバーの発注者リストを見ると、見覚えのある名前が並んでいる。
おかしな話だがそれだけで「素晴らしき哉人生」のラストシーンが思い浮かんだ。

そして僕はジェームス・スチュアートよりも幸せだ。
たった一つ、この幸せをすぐそばでわかちあう人がいないことを除いて。

この一月は奇跡だった。


昨日、ソフマップに行ったついでにPowerBookG4-12"を見てきた。
僕のPowerBookG4-12"は今日が発売だというのに未だ届かず、生産準備中のまま。
当然、昨日の時点であるわけもなく、かといってケースを作るにはどうしても
イメージが必要だったので、さわりに行った。

iBookデザインだとか、没個性的だとか言われているものの、はじめて目にする
その機体は、とても美しく見えた。

高いものでも良くないものはたくさんある。

その対価にみあうかどうかはあやしいところだが、モノとしての価値は、
十分に感じられた。

キーボードもノートPCとは思えないほどストロークが深く打ちやすかったし、
キートップの塗装がはげそうなことを除けば、道具としての魅力も
兼ね備えたマシンだった。

ただ僕はスライドパッドは使えないことも再度確認。
家に帰って、早速インプレスダイレクトのページからMicrosoftのMobileMouseを発注。
以前はシルバーだったが、今回はホワイトを発注。
これはPowerBookG4-12"のイメージにあわせたものだ。

PowerBookG4-12"に触れたことで、ケースのイメージも広がった。
今回はインナーケースでいこう。
ついでにCDやDVDを持ち歩くためのケースも作ろう。

考えただけでわくわくする。


新しい二月が来る。
今日は昨日よりも暖かい。


[829] 店番する日 2003-01-30 (Thu)

朝の早くから日記を書くというのは珍しい。
普段は夜中に書いていることが多いのだが、今日は特別だ。


ガラス張りの小さい店で、しかもそこは前にデイリーストアだったところ。
それがローソンになって、結局つぶれて、今、僕がそこにいる。

親と三人でごろ寝していて、これからどうしようかって考えてる。

母親が、

 「着物屋でもすればいいやん」

と言うので、それも一案だな、と思った。

もっとも僕が考えたのは、駅からも二分くらいだし、このまま丑やってことにして、
平机と棚を畳の上に置いて、町屋というか、蔵というか、そんなような店に
してしまえば面白いだろうと考えた。

そう丑やは実店舗がないので、そのまま店にしてしまって、そうすれば、
打ち合わせもしやすくなるし、お客様とも顔をあわせられたりして、
面白いかもしれないと思った。


ただそれだけの夢だった。

夜、雨の中を駅からその場所へと人を案内する。

 「ほら、あそこに店を作ろうと思って」

人を案内していくと、そこは真っ暗で、でも明らかにそこであっていて、
どうしたんだろうとドアを叩くと母親が出てきて、何か事情があるという話をする。

雨がしとしとと降っていて、すごく暗い夢だったのに、僕はもうそこに店を出すことを
ずっと考えていて、しかもそれが夢だってもうわかっているのに、楽しくて楽しくて、
なんだかおかしいくらいに愉快だった。


起きて一人で笑った。

きっと夢の中では、今の家を追い出されて、これからどうしようって
迷ってる場面に他ならず、しかもあとで雨の中を真っ暗なところに案内するのは、
お金がなくて電気がつけられないとか、そんな事情なんだろうし、
笑ってられないはずなんだけど。

それでも僕は笑ってた。
しかも店が持てるって、それがうれしくて、そればっかり考えてた。


火曜日に発送が追いついたので、そろそろすべてのお客様にSL-C700用革カバーが
届きつつある。

本体をベルクロ留めという、ある意味、不本意な固定方法を採用した製品だが、
デザインと仕様についてはとてもデキがいい。

お客様にもその思いが伝わるのか、今回はメールでの反響が非常に多い。

だからきっと店の夢なんだろう。

僕がぼーっと頬杖ついて店番している店に、誰か来てくれるんだろうか。


[828] マジカルミステリー 2003-01-29 (Wed)

今日のミラクルタイプ、笑えないやん。
そんなシリアスな内容をお笑い芸人が演じてどーする。

そろそろ面白い企画が底をつきつつあるのかもしれないけど、どこで笑ったらいいのか、
じーっと見ていて結局オチなし前フリなしという、ようは素のシリアスドラマなんて、
一週間に一度の笑いを求める僕にとっては「熱烈的中華飯店」よりつまらない。
というより「熱烈的中華飯店」も見てないし。


静岡だったかでバスが横転したらしい。
行き先を告げないマジカルミステリーツアーだったらしいが、その行き先が、
さすがに谷底じゃ告げられないし、シャレにもならない。

あの世に誰も送らなかっただけマシかもしれないけど。

逮捕されたっていう運転手さんにもなんとなく同情を禁じ得ない。
だって内容はネタなのに、ほんとに逮捕されてしまって、

 「何もしてないんです!」

とは言えないだろうし。
なんせバスが転がってるんだもんな。
そりゃあんたが悪い、としか言われない。

ミラクルタイプより笑えた。

しかし最近バスの事故多いなぁ。
いつぞやは飲酒運転で、フラフラしてるバスから乗客の一人が親に怖いよぉって連絡、
その親が通報して捕まった、なんていうのもあったけど、警察に通報せずに、
親に連絡したってあたりは完全にお笑いだった。

これが飛行機だったら、離発着時には電話使うな、とか言われてるわけで、
通報もできないだろうし、逆に客室乗務員に怒られたりしそうだ。

いつぞや羽田沖に落ちて有名になった片桐機長なんて、精神分裂症だったわけで、
そんなの機長にするなよ、と誰もが思ったはずだ。

まさか副操縦士もお客さんも、逆噴射するとは思わなかっただろう。
しかもあの時、機長死亡ってはじめに出ていて、じつは一番に逃げ出してた、
っていうのも有名な話だ。

ユーモアっていうのは紙一重だ。
すごく怖いことがあった後で、笑いがこみ上げてくるっていうのは、
まさにそのせいかもしれない。

かといって今日のミラクルタイプはほんとに笑えなかったので、あれはいけない。

僕に笑いを、せめてそれくらいの贅沢を。

口直しに夜中に「スピンシティ」を見て笑った。
やっぱりマイケル・J・フォックスはシットコムがいい。
そして声は宮川一郎太がいい。

なにはなくとも「ファミリータイズ」を僕のためにヘビーローテーションで、
再放送してくれないものだろうか。


久しぶりにワシントンの手嶋支局長を見た。
テッシー相変わらず元気そうでなにより。

きっとテッシーは死ぬまでワシントンだろうな。

テロはいけないと思うけれど、いつぞやのテッシーを思い出すと、どうしても、
もう一度テロはないものかと思ってしまう。

ビン・ラディンの手配写真ってのもかなり笑えるけど、ありゃ日本にはいないな。


[827] 粗品 2003-01-28 (Tue)

本屋に雑誌を買いに行った。
Macintosh関係の雑誌が出ていたら欲しいな、と思っていたのに、
これといったものはなし。
新しく出ているものもネット上よりも詳細な情報が出ているわけではないので、
購入には至らず。

テレパルfと隣のお弁当屋さんで買ったハンバーグとからあげくらい。
それにサティでアイスクリームを買って帰ってきた。
これはデフォルトってことで。


今日でもう1週間になる。
SL-C700用革カバーが入荷したのは先週の木曜日だが、準備をはじめたのは、
ちょうど1週間前のこと。

長谷川さんともその話をしていて、

 「ようやく追いつきましたね。」

と一言。
集荷が終わった後で紅茶を勧めて、一息。

在庫分として余分に頼んだものもほとんどはけてしまった。
追加で発注をかけている間に品切れになることも予想される。

ほんとにこんなのはCLIEのPEG-T400/600用手帳型ケース以来じゃないだろうか。
先日のPEG-NX70用Type-Uもあわてたが、あれは納期が遅れたのであわてただけで、
その前の手帳型や、今回とは少し違う。

CLIEに関しては今後手帳型以外は需要がないかもしれない。
これはなんとなくそんな感じがする。

縦型のスタンダードなタイプは他から安く出ているし、うちが出す必要はない。

ともかく一年ぶりの忙しさの中、僕は僕なりにいろんな発見をして、
そして少しばかり前進したと感じた。

どういえばいいのか、わからない。
でも確実に一歩前に進んでいる、いや、二歩、三歩と進んでいる。

まわりを見渡すと一年前とは違う風景が見える。
それはまさに同じじゃないってことだ。
進んでるってことだ。


電話のポイントが貯まったので、オムロンの低周波治療器に換えた。
コーヒーカップなんていうのもあって、ちょっと面白いな、と思ったけど、
この前、キュウスと湯飲みを買ったところだし、低周波治療器を選んだ。

昨日の昼、それが届いた。
夜中、帰ってきた母親に手渡した。

きっとそのへんで買ってもたいした値段はしないだろう。
安っぽい色の安っぽい物だけど、ちょっとでも役に立てばそれでいい。


[826] ひきこもりの果てにあるもの 2003-01-27 (Mon)

どうも話が浮き世離れしているな。

自分の日記を読み返してそう思った。
浮き世離れしているというか、日々時事ニュースみたいなものがない。

ことに最近は、政治にも経済にも目立った動きがないので、これと言って書くこともない。

いや、今日は一つあった。

小泉首相が「自分の在任中は消費税を引き上げない」と発言したこと。
これはじつはすごいことだ。

なぜなら他のお偉方はみんな、政界も経済界もこぞって消費税引き上げ万歳三唱。
その話をきくたびに、やっぱりみんなわかってないんだな、とため息が出る。

考えが安易すぎる。

たった1%でも、今の状況で消費税引き上げをしてしまうとさらに消費が冷え込むという、
当たり前のことがわからないなんて、まったく頭が悪すぎる。

それならどこから取るんだ?って話になったら、それこそ見えない税金を考えればいい。
例えば、銀行の振り込み手数料、これに10%の課税をすればいい。
そう、名前は振り込み税、とでもすればいい。

銀行は猛反対だろう。

しかし銀行から毎日振り込む人がいるだろうか。
たまにしか使わないからわからないはず。

切手も課税すればいい。
これも10%でいい。

一枚50円の切手が60円になって、20%アップでもいいかもしれない。
普通の人は年末になるまで、切手が値上がりしたなんて気がつきもしない。

見えないってことはそういうことだ。

国会でバカな野党が、

 「どうして切手を値上げするんだ」

と質問してきたら、

 「消費税アップはダメだから」

と答えればいい。

銀行振込にしても、切手にしても、自分は個人にはたいしたことはなくても、
企業の負担は少しばかり増えることになる。

そう企業から税金を取るための政策として、特定のものに対して税金をかける、
というのは非常に有効な手段のはずだ。

銀行の振り込みは毎日どこかで日常的に行われているし、切手もハガキも、
どこかで必ず売れている。
いくら企業が不況で大変だと言っても、振り込み手数料とか、切手とかで、
つぶれるようなことはまずないだろう。

確かに発泡酒の税率アップというのは一時的にはいいかもしれない。
しかし毎日チャリンチャリンと家計を圧迫するのが見えるようなやり方は、
そのまま消費を後退させることになる。

企業の首を絞めない程度に、企業に税金をかける方法、しかも日常的に、
ということを考えた場合、もっと賢い方法があるはずだ。

お金がないなら国民みんなから取ればいい、と安易に考えている方々というのは、
やっぱりどうみても考えていないし、頭が足りていない。

いかにそこで見えなくするのか、その工夫っていうのが必要だろう。
きっと振り込み手数料や切手の他にもいろいろあるはずだ。
そしてそれが消費税を1%上げるよりも効果があるということは、誰の目にも明らかだ。

そしてその理由さえはっきりしていれば、国民はみんな納得するんじゃないだろうか。
政治家にしても、低所得者層にしても、お互いもっと情報交換するべきだろう。

何かを値上げする、と勝手に決めるんじゃなくて、低所得者層に、

 「何を値上げするべきなのか?」

と問えばいい。
そこに答えはある。

たったそれだけの努力をせずに、つまらない政治家の先生方が実のない意見を
交換する国会審議なんていうのはまったく意味がない。

小泉総理がどこまでわかって言っているのかはわからない。
でも、きっとそれを直感的に感じてるんだろうな、というのはよくわかる。

消費税は引き上げるべきではない。
それには僕も大いに賛成する。


長らく日記をアップロードしてなかったせいか、今日は日記へのアクセスがかなり多い。
そろそろだろうって思って何度も見に来ている人がいるのかもしれない。

こんなわがまま勝手な日記でも、誰か読んでくれてるんだな、って思う。
とても不思議な感じがする。

いったい何を求めているのか。
僕の声は誰かに届いているのか。

聞こえてますか、僕はここにいる。


[825] しあわせのおすそわけ 2003-01-26 (Sun)

外は晴れているのに、頭痛がひどい。
なんでこんなにひどいんだ。

朝からどうにもならず、動けずにいた。


昨日のうちにSL-C700用革カバーのカラーバリエーションを公開した。
もっともメーリングリストのほうと、一部掲示板にだけ書いて、丑や本体には、
まだ発表すらしていなかったので、この写真を使ってSL-C700用革カバーのページを
再度構成しなおした。

どれもいいデキだが、赤がことにキュートでいい。
ThinkPadカラーの黒・赤ツートンというのもいい。
型押し緑に、型押しキャメルというのもスタンダードでいい。

結局もどれもいいので、かなりうれしかった。

バーバパパにでもなった気分だった。


頭痛をおして仕事をしているうちに、少し楽になった。
風呂にふやけるまで入ってぼーっとして、スーツを出してゴソゴソしていると、
もう待ち合わせの時間までそう遠くなかった。

シャツをグレーにするか、ブルーにするかで少し悩んだが、グレーのほうが
冬らしかろうと、これを選んで赤縞のネクタイを締めた。

スーツ自体が春物なので、冬には少し寒い。
さすがにコートなしではカゼに、インフルエンザに大歓迎ってことになりかねないので、
結局、使い古しのダッフルコートを出してきて着ていくことにした。

待ち合わせの時間にはなんとか間に合い、逆に僕が少し待つくらいだった。

祇園のどこかにあるという会場を探してしばしさまよう。
勝西さんが、

 「こことは違うんとちゃうかな」

と言ったまさにそこが会場だった。
そこにあっためでたそうなプレートに知った名前があったので、そこだということを確認。

二人して中に進んだものの、キラキラと光るネオンに圧倒された。
誰だいったい、こんな派手な会場選んだのわ。

中に入ると結婚式からの続きで出ている面々で、知った顔がちらほら。
胸をなでおろし、椅子に腰を下ろした。

そのうち人数も増えてきて、適当な時間に適当な司会が適当に進行開始。
二次会ははじまった。

途中、全員参加のゲームなどもあり、なかなか面白い会だったように思う。
僕のまわりは知った顔ばかりだったので、同窓会のように楽しんだが、
向こうの席に追いやられた面々は、うらめしそうにこちらを見ていた。

僕は結局知った顔としか話さずに終わったが、それでよかったんだろうか。
まあ、誰かと話したところで、自営業な僕に関係があるとも思えない。
そのうちプチブルの会でもあったら参加して、演説でもぶつとしよう。

帰りに新郎の田元くんに、

 「旧姓・田中さんをほんと幸せにしてやってください」

とお願いして、会場を後にした。
昼とはまた違ったバーバパパな気分。
別にそんな気分になる必要もないのかもしれないけど、一緒に働いていた子が、
結婚して幸せな顔してそこにいて、それがなんだかとてもうれしかった。

自分の娘のように、というのは言い過ぎだけど、いくらか僕のほうが年上で、
仕事に関してはいろいろ言ってきただけに、なんだか感慨深いものがあった。

お幸せに。
心から二人の門出を祝ってます。


外は雨が降っていて、ちょうど僕にはお似合いだな、とニヒルな気分。
とはいえ一人でぬれねずみってわけでもなくて、何人かで話しながら歩いて行った。

仲間っていうのはいいものだ。
何十年かあとによぼよぼになって、なんてことは考えたくはないけど、
せめて何年か先、同じように集まることができれば、きっと楽しいだろうな。

僕にもかつて仲間がいたんだ。

もう何年も前だけど、あの時も僕は働いていた。


[824] ぺろりと平らげた 2003-01-25 (Sat)

第二次世界大戦勃発。
今日はSL-C700用革カバーの第二次入荷があった。

通常土曜日は発送作業をしていないが、今日中に少しでも多く出しておかないと、
来週の予定が立たなくなる。

長谷川さんに急遽お願いしてきてもらって、夕方から発送作業をする。

予定では10〜20本出荷できればいいだろうと言っていたものが、結局30本弱を発送。
今週のノルマはなんとか達成。

なんだかこうして本数だけ書いているとたいした量を送っていないような、
そんなふうに思えるかもしれない。

しかし今日送った数といってSL-C700用革カバーのみ。
実際には他の製品も発送しているので、それなりの数にはなる。

ただ僕は速くて不正確な仕事よりも、ゆっくりでも確実な仕事を要求する。
ゆっくりで不正確だと目も当てられないが、心の余裕があればおのずとミスもなくなる。

確認、確認、また確認。
リストを何度も照会し、メールを確認して発送しているとどうしても、
時間がかかってしまう。

時間がかかることが問題かもしれないが、そのかけた時間は決して無駄じゃない。
そして時間をかけることが大切だと思うことが、ミスをなくす。
それだけの時間、気持ちが入っているからこそ、わかるようになる。

来週の準備はそこそこしかできなかったけど、ありがとう、長谷川さん、さすが発送の鬼。
今日はほんとに助かった。

そういえば去年もそんなことがあったなぁ、と一年前を思い起こした。


気がつけば夜、というのはいつものことだが、ずっと紅茶を飲み続けていたせいか、
すっかり何も食べずにいたことを思い出した。

するとここ何日かの忙しさから突然解放されたように、おなかがぐーぐーと鳴り出した。

いつもと同じようにフォルクスに行って、いつものと同じようなものを頼む。

ただ今日はあまりにおなかがぐーぐーいうので、ご飯を大盛りでお願いした。

しかもこれをぺろりと平らげ、サラダバーもおかわりして、おなかがちょうどいい具合になった。
いつもなら今にも喉から飛び出しそうなくらい食べたのに、今日は平気だ。

思えば昨日のぼた餅から、何も食べてなかったんじゃないだろうか。
さすがに何日も食うや食わずで働いていると食べられるもんだな、と感心した。


日記は書いている。
日々の出来事をただ箇条書きにしてある。

でもそれじゃダメだ。
かといって、今は書けない。
なぜか書けないでいる。

まるで誰かにペンを取り上げられたように、今は書けないでいる。

許してほしい。
しばらく僕のわがままを許してほしい。

あと少しだから。


[823] 時計の針 2003-01-24 (Fri)

昨日、発送しきれなかったぶんを発送する。
といっても今日は昨日のうちに半分準備はすんでいるので、それほどでもない。

抜けがないように指示をして、僕はSL-C700用に作った製品の写真撮影と
ページを作るという大任を果たす。

たいした写真ではないし、たいしたページでもなく、たいした製品でもない。
ポケットというだけで別段すごい製品ではないのだが、僕はこのポケットシリーズが
けっこ〜気に入っている。

値段が安いこと、そして使いやすいこと。
ポケットシリーズはそのどちらも実現した僕にとってはある意味、理想の製品だ。

もっとクオリティをあげたいのだが、ポケットにハイクオリティを求めるというのも、
この場合は本末転倒な気がして、工場側に最大限作りやすく、その代わり、
ロットと値段をプッシュして作ってもらっている。

値段と使いやすさ、そしてコンセプトありきの製品。

それでもデフレの時代、他に比べると高いと言われそうだけど、うちとしては
これでも精一杯。

できることをして、それが今。
安さに慣れてしまった多くの日本国民には申し訳ないが、安くするために、
僕に首を吊れというのは勘弁してほしい。

まだしばらくやることがある。
夢もある。


ケーキが食べたいな、と思っていたら、テーブルの上に仙太郎のぼた餅があった。
これは食べないわけにはいかない。

番茶と入れて、ぼた餅相手に手をあわせて、

 「いただきます」

はじめのひと口が特にうまい。
つづいて番茶がまたうまい。

しあわせはぼた餅と共に。

最近どうも仙太郎にハマりすぎ。
かといって他にちょうどいい味というのが見あたらない。


また一度、デパートの地下に潜って探検しないと。

そういえば明後日着ていくコートもまだ買ってない。
寒い日だったらどうしようか、と悩んでる間にきっとまた忘れてしまう。

今日という日は、いつか忘却の彼方へ。

忘れられない日があるのと同じに、忘れゆく日々のなんと多いことか。
僕はこうして日記を書くことで、今日を刻む。

これもまた時計と同じ。


[822] 終わりなきドラマ 2003-01-23 (Thu)

遂に期待のSL-C700用革カバーが入荷。
長谷川さんのほうに朝から詰めてもらっていたのだが、荷物が届いたのは13時を回っていた。
出せるところまで出すべしで、検品と平行して発送作業をする。
間違いのないようにリストをプリントアウトし、一つ一つチェックしていく。

当たり前の作業だが、この当たり前の作業とチェックを繰り返さないと、
どうしてもミスが出てくる。

今日も朝からどうやってミスを撲滅するかという話をしながら、段取りをしていたので、
昼過ぎに製品が届いた後は予想以上にスムーズに作業が進んだ。

やはりシュミレーションというのは大切だ。

おかげでなんとか初回の予定数をクリア。
ようやく出荷開始できて、ホッとした。

我が子を送り出すような感覚というか。

そしてまだ明日、明後日と続いていく。


バタバタしているうちにもうすっかり日が暮れていた。

ハっとした。
歯医者に行くのを忘れていた。

一度行かなくなると次の予約を取るのも面倒なので、予約の時間よりも、
2時間も過ぎていたような気がするが、そそくさと歯医者へ向かう。

歯医者に行って、受付に診察券を出して待つこと10分程度。
名前を呼ばれたので、診察室へと向かう。

今日は歯科衛生士の人が少ないのか、先生自ら登板。
四番松井ってところか。

しかし先生、いつものことで”丁寧”って言葉を知らない。
ギュィィィーンとすごいスピードで歯茎のひきしめとかいうのをやって、
いつものように何か質問されるけど、はいもいいえも言わないうちに、
いや、言えないうちに終了ってことになって、診察代を払って帰ることになる。

なんだか得しているのか、そうでないのかよくわからない。
とりあえずまた来週ってことらしい。


録り貯めしてある「ザ・プラクティス」を見た。
疲れていたので、とりあえず1話だけ。
これもいつになったら見終わるのやら。


[821] にがい紅茶 2003-01-22 (Wed)

男の子だった。
その子は男の子だった。

夢の中で息子に会った。
四つか五つくらいの男の子で、僕が仕事をしている傍らで僕を見上げて笑った。

腕に抱いた。
ひょいっと持ち上げて、一緒に笑った。

あたりまえの幸せ、それがそこにはあった。
幸せな夢だった。

涙が出た。


僕はこれでも経済的な面では、少なからず親孝行をしてきたと思う。
親孝行なんてものをせずに家を飛び出ていれば、結婚もできたのかもしれない。

でもそれができない事情があった。

後悔はしていない、でも今日の夢はちょっときつかった。

孫の顔を見せてやりたいと思う。
それもまた親孝行だろうし、僕も子供がいれば生きていける。


今日は比較的静かな一日だった。

夕方、雑誌の方から電話が入り、製品を送り忘れていたことに気がついた。
すみませんとお詫びして、早速発送の手配をする。

バタバタしたといえばそれくらいか。

それにしてもうっかりというか、すっかり抜けていた。
ほんとに申し訳ないことをしたと反省。

夢の中とはいえ、子供と遊んでる場合じゃなかった。

もうしばらく待っててくれよ、あとで遊んでやるから。


昼に昨日のカスタードクリームを食べた。
夕方にはハニーディップを食べた。

僕が紅茶を飲んでいると、山下くんが、

 「いい香りやなぁ」

と言うので、カップにティーバッグを1セット、湯をそそいで渡した。

いつものことで僕はお茶汲み専門だ。

ところがなかなか時間がないのか、忘れているのか、そのままにしておくので、
どんどん濃くなっていくのが見てとれた。

 「早く飲まんと濃い濃いなるで」

その言葉が耳に入ったのか、入らずか。
しばらく経ってから飲んで、

 「うわー 濃い」

ってあたりまえや。

紅茶も仕事も適度に楽しまんとな。
それがおいしさの秘訣。


[820] スィートポテト 2003-01-21 (Tue)

ハニーディップか、カスタードクリームか、どちらにしよう。
しばらく悩んでハニーディップを食べた。

紅茶にはハニーディップがよくあう。
スタンダードな味が口の中いっぱいに広がった。


長谷川さんがくるまでに一つ仕事を仕上げてしまおうとPageMakerとにらめっこ。
ついでにメールも書いて、ところがなかなか長谷川さんが来ない。

どうしたんだろう、と思っているとようやくメールが入って、前のバイトが
忙しく遅くなった旨、連絡がある。

やらないといけないことといって、送り状を書く他は別にないので、
ミスタードーナツに寄って、僕の昼飯を買ってきてもらえるようにお願いした。

ハニーディップを二つ、カスタードクリームを一つ。

そしてさっきそれを一つ食べた。
加えて長谷川さんにもらったスィートポテトも食べた。

このスィートポテトがおもしろいスィートポテトで、ベースの生地が
スィートポテトそのものでもなく、またパイ生地ではなくて、パンだった。

世の中おもしろいものがあるなと感心しながら、食感を楽しむ。


今日でお守りプレゼントキャンペーンが終了。
明日、明後日には抽選して、今週中には発送する。

今年は去年よりも出足はよかったものの、最終的には思ったよりも伸びず、
20%増程度の応募者数。
ただ去年よりもお守りの数が少ないので、実際の倍率は3倍増。
ということはこれまでで一番当選確率が低くなってしまったわけだが、
それだけおめでたい、さらにありがたいお守りということになる。

誰が当選するのか、僕もまた楽しみ。
ちょっとしたイベントだけど、続けていければいいなと思う。


顔を見て話をしたい。
ゆっくりとお茶でも飲みながら。

思い出の場所に行って、あの時を思い出したい。

雨が降っていたあの日、車で行ったあの場所。
言葉、カーステから流れる音楽、信号待ちの時間。

あの時、考えていたことを思い出して、一人で笑う。

おかしい、まったくおかしい。

昨日のことのようだ。
目をつむると今もあの時間に戻れそうな気がする。


あの時、僕には何もなかった。
今は仕事がある。

それだけしかないけど、それがあるから自分でいられる。


[819] おもちゃを待つ間 2003-01-20 (Mon)

SL-C700もない、PowerBookG4-12"もまだこない。
いったい僕はどうすればいいんだ・・・

この間にIXY DIGITAL320用の新しいケースでも作ろうと思うが、どうもびびび感がない。
これはIXY DIGITAL320が悪いんじゃなくて、僕がひらめきに欠ける。

なんのことはない頭が痛い。
それだけのことだ。


雨が降ってるなぁ、と思いながら起きた。
7時に眠り、9時に起きる。

雨音がうるさかったわけでもなんでもない。
ただ目が覚めてしまうと、もうそれ以上眠れなかった。

ホットミルクを飲んで、新聞を広げ、はっきりしない頭で文字を眺める。
目が悪くなったのか、頭が悪くなったのか、よく見えない、よく読めない。

そのうち気持ち悪くなってきたので、読むのをやめた。


月曜日なので週末返事をしていないメールに返事を書き始める。
どうも文面がおかしい。

ここでも回転がにぶくなっている脳味噌が足をひっぱる。

 「最近、楽しい夢ばっかり見るんですよね」

そう言ったのは、山下くんだった。

 「毎回、バイオハザードの夢なんですよ」

バイオハザードってゾンビ倒すオカルトホラーゲームなんだけど?

 「それが楽しい夢なん?」

そう尋ねると、

 「無敵状態でどんどん倒していけるんで楽しいんですよ」

しかもそれって目の前でゾンビ飛び散ってるんとちゃうの。
楽しい夢の概念がずいぶん違うような気がするな。

さすがにちょっと困った。


今月は帝都入りして新年会しようと思っていたのに、気がつけばもう
あと10日ほどしか残っていない。

しかも今週末は二次会に行かないといけないので、今月中に帝都入りは叶わず。
かといって来月行く予定もない。

次を考えられるのは花見の時期になるんだろうか。
遠いような、遠くないような。


しろくまアイスをくわえていると、いくぶん頭痛がマシなことを発見。
これは単に食べるのに必死なだけのような気もする。

ともかく少しマシなので、メールを書く間に三本も食べた。

ストーブでお湯を沸かして、お茶を入れる。
香りがした頃に、湯飲みについでこれを飲む。

いつものキュウス、いつもの湯飲み、そして今日は雨。


自分で自分が何を考えているのかわからない時がある。
目標を見失っているんじゃなくて、自分が自分でないような感覚。


[818] バーモントカレー 2003-01-19 (Sun)

お年玉付き年賀はがきの当選番号が発表になった。
母親が熱心に調べていて、

 「あ、当たった!」

と歓喜の声。

 「三等、ふるさと小包。
  これでお米もらお、お米!」

ってなんでそこですぐに”お米”なんだ。
うちは北朝鮮並の食糧難なのか。

たしかふるさと小包って100品の中から一品選べるというシステムだったような気が。
カニとか、エビとか、メロンに団子に、イクラに肉に、おかきとかまであったはず。

そこで”米”って発想がよくわからない。

ともかくやはり今年はいい年のようで、三等ながらも当選。
素晴らしいことだ。

ちなみに僕宛のものはお年玉切手シートが二つ。
去年は確か総ハズレだった気がするので、こちらも快調。

丑やも21日でお守りプレゼントキャンペーンが終了。
こちらも喜んでもらえるといいのだが。


頭痛がひどい。
目が回る、ぐるぐる回って気持ち悪い。

一応夕食も食べたけど、なんだか船酔いでもしているような感じで、
胃にもたれるよりも先に、食べなきゃよかったと思ったほど。

こうして書いている間も、目を何度も閉じて、また書いての繰り返し。
いつも以上にカメの歩みで書いている。


友だちから電話で「はらがへった」というので週末の本屋行脚に行く。
今日は早寝しようと思っていたけど、外の空気を吸えば少しはよくなるかと、
友だちのところへと向かった。

いつも本屋に行って、ほとんど本を買わない僕が、今日は「MAC POWER」誌を購入。
この前は「MacFan」誌を買ったし、ようはどれも研究用。
ひらたく言えば、それほどMacintoshというのは僕にとっては謎なのだ。

しばらくは本屋で雑誌を買いあさる日々が続くだろう。


帰りにいつものフォルクスで、雑誌を閲覧する。
ただ家に帰って読める雑誌で情報収集というのも芸がないので、相変わらず
友だちの買った雑誌を奪って読んでいた。

さすがに何かを食べる気にはならず、申し訳程度に紅茶をお願いした。

雑誌を読んでいても、目が痛いし、頭が痛い。
それになにより気持ち悪いっていうのがいただけない。

この頭痛、なんとかならないものか。

頭痛のおかげで眠ろうと思っても眠れないので、こうして日記を書いている。
いつまで続く、この頭痛。


安定していない。
心が波打って、眠れずにいる。


[817] ホットチョコレート 2003-01-18 (Sat)

寺町からの帰り道、小川珈琲本店に寄った。

先日はメニューも見ずにホットチョコレートを頼んだものの、そのコクのない、
なんだか物足りなさにえもいわれぬ焦燥感を覚え、次こそはチョコレートパフェと
心決めていたのを実行した。

ところがチョコレートパフェだと思っていたのが、じつはキャラメルパフェで、
でもどこがチョコレートパフェと違うのがよくわからなくて、結局それを頼んだ。

値段はファミレスのそれよりも少し高い気がするが、ボリューム感もあって、
シリアルでかさ高くしているパフェよりははるかに食べ応えがあった。

さすがにちょっと暖かいものを飲みたいな、と思い、メニューを持ってきてもらった。

はじめ紅茶でも、と思ったのだが、ここは小川珈琲。
珈琲ばかりが並んでいるので、やはりそれをチョイスするべきだろう。

そう思い、キャラメル・ラテあたりいこうと思って見ていると、その横に、

 「キャフェ・デ・ホットチョコレート」

という文字を発見する。
もしかすると間違っているかもしれないが、以前のホットチョコレートとは違って、
”コクがある”と書いてあったので、これをお願いする。

しばらく人間観察などしながら時間を過ごしていると、問題のニューカマーが、
僕の前へと運ばれてきた。

向こうの席にすわっている人の頭はほんとに大きかった。
それがなぜなのかを考えていた。

明らかに前よりも濃厚な香り。
これぞ僕の求めたいたものだ、と早速ひとくち。

珈琲とあわせてビターな感じを出しているのか、確かにコクがある。
甘ったるいだけの先日のホットチョコレートよりもかなりおいしい。
というより、これぞホットチョコレートだ。

前のはカカオの量が少なかっただけなんじゃないのかという疑惑もあったが、
今後はこれをチョイスとしよう。


僕の文章がムツカシイと友だちに言われた。
そうかな、別にたいしたことも書いてないし、メールなんかはもっと簡単明瞭だ。

日記に限って言えば、何かを考えて読むようなものでもないだろうし、
読み飛ばしておくくらいでちょうどいいように思う。

それより日記は身内向けの伝言板ではないので、読む必要すらない。
これ以上、言葉を削って、漢字を削ってしたら、ほとんど暗号になってしまう。

トラトラトラ、って書いて、どこに突撃するんだか。


今日はずいぶんと静かな一日だ。
問い合わせの電話も少ない、メールも少ない。

だからってわけじゃないけど、いろいろ思い出す。

言葉を、場所を、人の顔を。

思い出すともうその場所に心が行ってしまう。
そして言葉と顔を思い出す。

いい思い出もある、そうでないものもある。
一つ一つ思い出していって、そのワンシーンがまるで映画のようによみがえる。

うれしい言葉も、傷つく言葉も、同じように何度も繰り返される。
遠い記憶ではない。

今もずっと僕の胸に。


やさしい言葉がほしい。


[816] 星くず 2003-01-17 (Fri)

ベビーカーを押して歩くおばあちゃんがいて、そのベビーカーには、
なぜかネコが乗っていて、しかもそのネコが寝てる場合、散歩になるのだろうか。

ネコはずいぶんおとなしかったけど、寒い中、外に連れ出されるほうが、
ネコにとっては迷惑なんじゃないかと思わないでもない。


お金がないとかなり暗い顔をしているらしい。

ただ僕が高いお金を支払ったことに対して、暗い顔をしていると思っているのなら、
それはまったくの誤解だ。

僕は高いお金を払ったことに対しては、なんの後悔もしていない。

もちろん何度も繰り返し書いてきているように、いいものかどうかということに関しては、
少なからず不安もある。

でもそれは後悔とは違って、試験の合格発表を待つ時の気持ちによく似ている。

僕が今、ここで考えているのは、どうやって元通りにして、さらにもっと
良い方向に持っていくためにはどうすればいいのか、それを真剣に考えている。

お金なんてものは、もともと僕はたいして持っていない。
たいしてどころかそのへんの女子高生、もしかすると小学生よりもはるかに
シビアな財政状態でやりくりしている。

僕はお金、お金と呪文のように唱えているのは、常にそれがつきまとい、
実際どうしようもない状況を今までに多々作り出してきたからである。

だがあいにく困った困ったと言いつつも、誰かに借金をしているわけでもなく、
また借りようとも思っていない。

ブルジョワでもないかわりに、物乞いする必要もない。
そういう意味ではちゃんとやっているし、人様に迷惑をかけていないのが、
僕の唯一の誇りでもある。

それならもっと余裕の顔して、ぼーっとしてればいいんじゃないか、
と自身思わなくもない。
しかし先のことを少しでも考えているから、何かあった時でも対応できる。
また対応してこられた。

ころばぬ先の杖と石橋を叩いて歩伏前進することが、僕がするべきことなのだ。

手と足をもぎとらて、走ってみろと言われて走ることができるのか。
お金がないっていうのはそんな状況だ。

普通じゃまったく考えられない、おかしな状況だ。


いや、なんとなくいろんなことに疲れてて、聞いてほしくて。
できることなら、励ましてほしかった。

うまくいってる、それは確かだ。

でもそれを言うと、みんな「それならもっとなんとかしろ」と言うばかりで、
やるのが僕だってことをわかってくれない。

道は一日にしては成らず。

お金さえあれば、なんて考えるのも疲れた。
ないから必死に生きてる。
僕が必死になっていられるのは、お金がないからだ。

いつか幸せを、と思う気持ちが人よりも何倍も大きいからこそ、やっていける。


いつかワゴン車の後ろの席に妻と子供を乗せて買い物に行くこと、それが僕の夢。
たったそれだけのことが今の僕にはできないでいる。

でもそれが僕の道なんだ。


[815] 困ったもの 2003-01-16 (Thu)

今日は何を書こうか。

気がついたら、もう夜だった。


銀行に定期預金をおろしに行った。

先日から再三登場しているPowerBookG4-12"の支払いのためだ。
普通預金にたいして入っていないので、定期預金を使うしかなかった。
虎の子でずっと手をつけずにいたお金だ、

じつは一度使っているが、自分のためには一度も使っていない。
これが意味するところはひとまずおいといて、僕自身はかなり神妙な面もちで、
清水の舞台から飛び降りて、信楽高原鉄道にでも乗るような気分で、
ここからお金を引き出した。

普段大きい買い物をする時にはカードを使うので、あまり現金を目にすることがない。
それを今日みたいに改めて数える機会があると、なんだかとっても感慨深い。

これをジョブズ様にお納めするんだな、と信者にでもなった気分。

ともかくこれであとはPowerBookG4-12"を待つばかり。
なんだかわくわくしている。


夕方歯医者に行った。
診察券を出して、長椅子に座ろうと思った瞬間、

 「やすださぁ〜ん」

と病院らしからぬスピードで呼び出しがかかって、座る間もなく診察室に入る。
すぐに拷問椅子にくくりつけられ、もとい所定の椅子に座るように指示されて、
そのままギュイイイイィーンと奥歯をガリガリされた。
ガリガリとはいってもべつに虫歯ではないので、単に掃除のみ。

ただ当事者にとってはあの音はただごとではない。
しかも今日の歯科衛生士の方は、かなりアバウトというか、ようは豪快で荒く、
かつちょっぴり痛かった。

それでも我慢して拷問に耐え、そのうち先生が来て返事もできない状態なのに、
ああしろこうしろと指示されたあげく、返事を求められて困った。

また来週行かないといけないらしい。


SL-C700がまた旅立って行った。
来週革カバーの出荷がはじまるのでその調整のためだ。

最近手になじむというか、手放せない存在なので、手元にないのが
なんだか不思議な感じがする。

いつも持ち歩いて、何かと掲示板やニュースサイトを見て歩いているので、
ないとずいぶん手持ちぶさたでいけない。

SHARPも因果なマシンを作ってくれたものだ。
今からもう後継機の予約を入れておきたいくらい。

やっぱりこの手のひらサイズというのがいい。
こんなに使い勝手がいいとは正直思ってもみなかった。

だんだん便利になっていく。
そしてそれがあたりまえになっていく。

面白い、なんでこんなに面白いんだ。

眠れないじゃないか。
困ったものである。


[814] 新しいコートを買う 2003-01-15 (Wed)

電話で話していて「プロジェクトX」の話から、なぜかアニメソングの話になって、
そのうちアニメソングメドレーがはじまって、かなり愉快な時間を過ごす。

久しぶりに笑った気がする。


AppleStoreに電話をかけて、PowerBookG4-12"の詳細を尋ねる。
USキーボードと日本語キーボードの違いとか、ケーブルの有無とか、
DVDの画像だけ出力できるのか、とかいろいろ。

ただまだ実機がないので、やたらと”わかりません”と”すみません”の連続で、
結局わかったのは別売りと書いてあったケーブルが付属していることくらいだった。

カタログが今日、刷り上がったというのでそれを送ってもらえるように
お願いして電話を切った。

 「カタログをご覧いただいてご検討いただければ幸いです。」

と言われたけれど、カタログが届いてからじゃずいぶん先の話になってしまう。

面倒だったので、その後すぐにAppleStoreのほうから発注してしまった。
ハードは選べるかぎりフルスペック仕様を選択。

よっぽどスタイル優先でUSキーボードにしようかと思っていたが、
そこだけは僕らしく、唯一自分の気持ちに正直に日本語キーボードを選択した。

飾りであればともかく、使うことを考えた場合には日本語キーボードのほうがいい。
Enterキーが大きいこと、これはヨイことだ。

今回の購入に関しては、きっと今までで一番悩んだ。
車を買うよりも悩んだ気がする。

もしかすると重くて、遅くて、どうしようもないかもしれない。
そう思うと夜も眠れない。

でもそんな夜にはPowerBookG4-12"でDVDを見るとしよう。
そう、PowerBookG4-12"を大画面液晶DVDプレーヤーだと思えば、
AVマニアの端くれでもある僕は、きっと、きっと納得できるはずだ。

あまり評判がいいとは言えないネイティブMacOSXなPowerBookG4-12"だが、
はたして僕を満足させてくれるのだろうか。

それよりちゃんと発売日に届くんだろうか。
そのほうが心配だ。


来週、結婚式の二次会に行くのにコートかなにか上着が欲しかったんだけど、
次の冬までおあずけかな。

今日は寒い。
マッチに火を灯し、その向こうに何か見えないものかとのぞきこんでみた。


[813] 15分という時間 2003-01-14 (Tue)

正月の飾りの稲穂を食べに、たくさんのスズメが玄関に飛来。
さながらヒッチコックの「鳥」といったところか。

スズメ百まで踊り忘れず、食うのも忘れず、稲穂食う。
食いしん坊バンザイ。


自分でもそれが危険だとわかるほどに眠れない。
2時間おきだったものが、15分おきに目が覚める。

体が熱く、汗がにじむ。
ガマのあぶらをしぼりとるように、たった15分の間に汗だくになる。

起きているが気持ち悪くていけない。


夢を見た。
呼ばれる夢を、そして呼ばれているとわかった。

僕が眠れないのには理由がある。
何か理由があるから眠れない。

強く呼ばれている。


僕は誰かに求めてほしい。
僕の心を、僕の体を、僕のすべてを。

だから呼ばれているような感覚がある。

眠っていてはわからないから、僕はずっと起きている。


今日は長谷川さんがメールを書くのに悩んでいた。

 「先にお茶でも飲んだほうがいいよ」

と新しいキュウスで入れたお茶を出した。

そう、いつも僕が長谷川さんにお茶を出している。
所詮、僕は現場においてはお茶くみにコピーとりが主な仕事。
それに加えて今日はPDFのファイルなんかを作っていた。

僕がミスに対して怒るのは簡単だ。
きっとそのほうがわかりやすいだろう。

でも僕は長谷川さんにも山下くんにも、

 「人なんだからミスはある」

と言っている。
つづけて、

 「問題はそのミスをいかにフォローして、いかにカバーして、
  そして解決するかということ。
  相手が人なら話せばわかる。
  誠意をもってメールを書くべし」

僕もまたミスをした時には、考え、悩んでメールを書く。
事実を伝え、状況を伝え、これからを伝える。

パソコンの画面の向こうには人がいる。
話しかけるようにメールを書く。


長いこと考えていたようだったが、ようやくメールを書き始めた。


[812] 見えないところで大いに盛り上がる 2003-01-13 (Mon)

メールで盛り上がる。
いろんな話があって面白い。

ただ今日は頭痛がひどく、鼻水もひどい。
返事はまた明日にしよう。


成人の日ということで今日は休みのはずだが、日記を書いているところに、
山下くんがひょっこり現れた。

いったい何事かと思ったら、

 「時計を見たら遅れそうだったので、あわててきました」

って定時からいうと1時間近く遅刻だけど、

 「今日休みやん?」

と聞いたら、

 「あわてて・・・」

そりゃいいけどね。
さすがに予想外で驚いた。
想像を絶するというか、どうなってるの。


いい日だったのかどうかは、よくわからない。
鼻がつまっていたのと、何かと考えないといけないことが多くて、
それに塩コショウしたように頭痛がして。

成人式では相変わらず騒動が絶えない様子。
きっと僕らの世代よりも割合からいえば、かなり騒ぎが増えているように思う。

いったい何が不満なのか、そもそもよくわからない。

僕も成人式はさっさと式典を抜けて、式場の前で同窓会していた身分なので、
あんまり偉そうなことは言えないけれど、別に人に迷惑をかける理由もなかった。

昔は反骨の精神があって、学生運動なんていう、これもあまり意味のないことを
考えて実行する輩がいたわけで、世の中変わっていないのかもしれないけど、
世の中に不満があるにしたって、もう少し主張の仕方ってものがある。

何かを壊すことでしか主張できないのは、あまりに短絡的だ。
いい子でいる必要はない、でも悪い子のフリをする必要もない。
それがカッコイイなんて勘違いだ。

タバコを吸って、カッコイイと思っているのと同じくらい、そしてそのタバコを
道にポイと捨てるのと同じくらい、間違ってる。

ほんとの悪に憧れるなら、もっと賢くならないといけない。
ただ見た目が悪ってだけなら、それは醜い顔をしてるってだけの話だ。

悪い奴は、その悪い顔が見えないから、悪いことをしつづける。

醜い悪女はいない。
それと同じだ。


親不知を抜いて、一年以上が経った。
なのにまだ奥歯と抜いた痕に隙間があって、モノがはさまる。

何も変わっちゃいない。

僕の心も変わらない。
あの日と同じ、ぽっかりとあいたままだ。


[811] 憧れひとつ 2003-01-12 (Sun)

また鼻血。
なんだか小学生にでもなった気分。

鼻血とおなか痛ばっかりだった記憶がある。


PowerBookG4の価格を尋ねるべく、寺町のJ&Pへと向かう。

途中、西京極総合運動公園を越えたところで、京都女子駅伝に伴う渋滞に遭遇。
トップの兵庫、2位の京都、続いて長崎と確認。

ラジオをつけたら歓声とアナウンスがリアルタイムに聞こえてきた。

走っているほうは必死だが、見ているぶんには「おおっ、すごいなぁ」って
感心するばかりで、しかも車の中だったりすると旗を振って応援するわけにもいかず。

しかし速い。

ランナーが次から次へと走り抜けるうちに、後ろのほうから花火の音が聞こえた。
兵庫が優勝、京都はその次だったらしい。


駐車場に車を入れて、脇目もふらずにJ&Pへと向かう。
話を聞いたところでは、店頭モデルにはDVD-Rドライブ付きがないとか。
そうなると当然、素の状態で229800円払えということらしい。

でもはじめからついてる128MBはそのままゴミ箱行きが決定しているし、
そのうえDVD-Rドライブ付きが選べないとなると、かなり頭が痛い。

かといってAppleStoreで買うとなると現金を30万近く用意しないといけないので、
これが今の僕にはムズカシイ。

車検もあるし、タイヤも買わないといけないかもしれないし、かといって、
ケースを作るのはリアルタイムでないと意味がないので、お金が貯まってから、
ってわけにもいかないし。

たった30万。
やっぱり金なのか。

金という壁は僕の前からなくならないのか。


どうも調子が悪いと体力温存のためいっぱい食べていたら、かなり太った。
それでも平均+αで普通前後だが、そろそろ体が重い。

まわりからは”不健康だ”、”絶対病気だ”と言われ続けて久しいので、
多少太ったほうが見た目にやさしい気がしないでもない。

ある種の反復があって、今に至っているといったところか。


不眠症の日々が戻りつつあり、毎晩ゆっくり眠れない。
お金がないという、それだけのことが、今まで一度だって僕を安心させてくれたことがない。

そういう時に家庭が欲しいって思う。

長い間、一人でやってきて、またそこで独りなんだって気がついた時、
月並みな不安を感じて、怖くなって、寂しくなる。

お金もない、愛もない、何があるってこの身が一つ。

それでもすべてをあきらめて、もうダメだなんて思えない。
まだやることがある。

僕はまだ何も手に入れていない。

あれもこれも、全部欲しい。
贅沢はすてきだ。


[810] 言葉の向こう側 2003-01-11 (Sat)

PowerBookG4を買うことに決定。
今年初の英断と言っていいだろう。

しかしながら現状、何も困っていない。

LibrettoL1とデスクトップPCが数台、さらにまだLibrettoも何台かあって、
持ち歩き用にはSL-C700にsigmarion2まである。
PalmOS機も山と積み上げてあるし、全部持って歩こうと思ったら、
それこそ千手観音のごとき手が必要になる。
全部使おうと思ったら阿修羅のごとき面が必要になる。

ではなぜにそこまでして買うのか。

 「そこにモノがあるからさ」

いや、そんな短絡的な思考ではなくて、次に売れるものといって、
デジカメでもなく、パソコンでもなく、PDAでもなくて、恒久的なもの、
ということになると、PowerBookG4はしばらく安泰だという結論に達した。

さらにここで”丑や”というブランドとしての地位を確立できれば、
少なからずプラスに働くだろうという判断もあった。

来月車検ということもあって、手持ちの予算がないのでAppleStoreでBTOしたいところを、
ジョーシンのポイントで一括購入しようというのは、まさに背水の陣と言っていい。

まったく何もないところから、次の何かを生み出すことができるのか。

これは年頭の英断であると同時に、これからを占う賭けでもある。

そして僕はその賭けに負けることは許されない。

僕は多くを見てきた。
僕は多くのマシンにふれてきた。

だからこそ作れるはずだ。


朝、お茶を飲んでいたら、鼻水が出てきた。
ティッシュに手を伸ばして、これで鼻をかんだら一面真っ赤で驚いた。

すぐには止まらず、ちょっと困った。

昨日はたくさん食べたけど、そんな精力のつくようなものは何も食べていない。

どちらかと言えば、昨日の朝のほうがチョコレートをしこたま食べて、
いつ鼻血が出たっておかしくなかった。

PowerBookG4の件で、頭に血が上ったのか。

それならもう買うと決めたんだし、落ち着くだろうと思っていたら、
また夜、風呂に入って頭を洗っていたらぽたぽたと膝に赤い斑点が落ちた。

まさにのぼせていたのか、風呂に入っている間ずっと止まらなかった。


風呂上がりに三ツ矢サイダー、至福の時だ。
昔、銭湯に行って飲んだ味を思い出す。


ふと机の向こうにあったビニールの袋が目についた。

なんだろうと思って見てみると、SL-C700用の合皮のポケットケースだった。
いつからそこにあったのか、僕はぜんぜん知らなかった。

早速一つを手に取ってみる。

ほとんどわがままで作った一品なので、僕自身は満足だが、受け入れてもらえるだろうか。
さすがに一本だけでは作ってもらえず、割高なのはわかっていたが、
一気に10本作ってもらったので、そのぶんは限定で売る予定。

高級感はないかわりにフィット感はバツグン。
さすがおあつらえだと感心する。


僕もまた丑やを愉しんでいる。

最近は常連さんの好みもわかってきた。
顔も知らないのに、なんだか不思議な感覚だ。

言葉の向こうには、人がいる。


[809] 瞑想 2003-01-10 (Fri)

2003年ももう10日も過ぎた。
ずいぶん年をとったような気がする。

どおりで昨日のことも思い出せないわけだ。


変な時間に眠ったら、変な時間に目がさめてしまって眠れなくなってしまった。
最後に時計を確認したのは、日付が変わる少し前のことだったので、
いたって普通のはずだが、相変わらずすぐに目がさめて今に至る。

メーリングリストのほうに長いメールを投げてみたり、PowerBookG4のページを
まじまじと眺めていたら、いつのまにかもう朝になっていた。

PowerBookG4はかなり悩ましい。

なぜってそれは持ち歩けるDVDプレーヤーとして、かなり遊べそうな気がする。
MP3のファイルをしこたま入れておけば、そのままラジカセのかわりにもなる。
もちろんCDも聴ける。

確かにWindowsは便利だが、だからといってWindowsにこだわる理由もない。
とくに今はメールができて、ブラウザが動けば、八割方問題はない。

DVDプレーヤーにキーボードがついていると思えば、悪くないような、
そんな気がしてくるから不思議だ。

ThinkPadでいいんだけどなぁ、ちょうどいい大きさのがないんだよなぁ
ThinkPadR32あたりになると大きいし。
ThinkPadX30はDVD-ROMドライブがついていないし。

なんだか真剣に考えてしまっていけない。

ケース作るだけなら、誰かに借りればいい。
ただ今回のPowerBookG4は、考えれば考えるほどアタリのような気がするのだ。

PowerBook2400cを思い出す。

IBMが作ってくれれば、悩まずにすむのに。


今年に入って以来、マニアな話が多すぎる気がする。
きっと読む人が読めば納得してもらえるのかな、と思わなくもない。

わからなければそれでもいい。
所詮、これは僕の日記だ。

僕の思考が全部見えてしまうようでは、僕もたいそう面白味のない人ってことになる。

なにかもっと普通のことで面白いこと書けないだろうか。


ちょっと休もう。
今日もまだ一日ある。

このままじゃ昼がもたない。
せめて目をつむって、何も考えずにいよう。


[808] 砂の女 2003-01-09 (Thu)

うおおおおおっ!
モーレツに 新型PowerBookG4(12インチモデル) ほしーぞーっ!

誰か30万円、ぎぶみー

さて、なぜ欲しいのか。

 ・ フロントローディングのマルチドライブ搭載可能
 ・ 動画編集環境が持って歩ける
 ・ でもどうせメールとブラウザいければオッケー
 ・ 無線LANユニットを内蔵できる
 ・ バッテリーが持つので大画面DVDプレーヤーとして
 ・ ネイティブなPC-UNIXが動くというのは面白そう
 ・ ケース作るため

逆にいらない理由。

 ・ トラックパッドは嫌い
 ・ PCカードスロットがない
 ・ SL-C700買ったばかり
 ・ LibrettoL1がある
 ・ 重い

それでもやっぱり欲しい。
使ってみて、ケースを作りたい。

この場合、ケースというよりカバンかな。

それになにより、今こそ攻めの一手で丑やのイメージを広げたい。
そのために他に負けないケースを作る自信もある。

なによりケースのイメージはもう頭の中にできあがっていて、あとは作るだけ。

ただ僕はモノがないと作れない。
実際使うとなると30万円近い出費を覚悟しないといけない。

これを取り戻そうと思うと、はじめに100〜200本くらいは売らないといけない。

そんなに売れるのか?

これは賭けだ。

僕は賭事はしない。
ただたった一つ、仕事に賭けている。

だとすれば今、PowerBookG4を買うのは必然ではないのか?

たった30万、それが出せないでいる。
このくやしさ、この歯がゆさ。

今まで何度、こんな思いできただろう。

金だ、たったそれだけだ。

僕は人生に賭けていると同時に、その賭けは一度として負けられない。
不確かなモノへの投資は、リスクが大きすぎる。

だから悩んでいる。
悩み続けている。


いつか雲が晴れて、日の光があたる時がくる。
きっと我が子を抱いて、僕はこんなに幸せなんだと胸をはれる日がくる。

僕は欲しい。
今すぐ欲しい。


なのに現実は、指と指の間から砂がこぼれおちるようだ。


[807] 新大陸発見 2003-01-08 (Wed)

小川珈琲本店にてホットチョコレートを発見する。
これぞまさに新大陸の発見に等しい。

当然のごとく、ホットチョコレートを注文した。

しかし、一見してココアかホットチョコレートなのかは、かなり微妙な色で、
これで満足していいものかどうか。

口に運んだところで、かおりもココア並、味のほうはチョコレート風味といった感じ。

これなら向こうの席に運ばれて行った大きなチョコレートパフェのほうがよかったんじゃないか。

そう思った僕の負けだった。


プラッツ近鉄の旭屋書店にて、Linuxの本を何冊か買った。

遊んでいる液晶デスクトップPCにLinuxをインストールしてみようと思った。
もちろんこれはSL-C700がLinuxベースなので、これを勉強したいという意味もある。

勉強といって少し触れるようになっておけば、便利かな、って程度で、
それ以上のことは考えていない。

僕の本職はあくまで丑やだ。
パソコンの勉強は無知からの脱却という大義名分に他ならない。

そもそも僕はパソコンはよくわからない。
理屈なんてものは後からついてくると思っている。

何事も実践、それが僕の生き方でもある。


コムサ・デ・モードの雑貨屋にて、しゃれたポットをみつけた。
2500円という値段に斜線が引いてあって、1250円になっていた。

 「これはいい!」

と思ったが、大いなる自制心によって一度手に取ったポットを、元の場所へと戻す。

そしてゆっくりとアフタヌーンティールームへ。

こちらにも何種類かポットがあって、どれにしようかとしばらく悩む。
ただどれも花柄で、丸くて、ちゃんとしたポットばかり。

確かにしゃれてはいるが、僕のイメージではない。

さて、どうしたものかと思案しているところに、頃合いのキュウスを発見した。
これもアフタヌーンティールームブランド。

これはなかなかカッコイイ。
いや、どちらかというと渋い。

そう、目指せ、ハンフリー・ボガードの僕だけに、やっぱり純和風のキュウスがいい。

そう思ってそれを手に取った。
これも最後の一つだった。

そしてふと見上げた先に、今度は葉っぱのマークのついた湯飲みを発見。
小さいながらもしゃれていていい。

これだと思って、キュウスと湯飲みを持ってレジへと走った。

どちらも違うシリーズなので、微妙にあっていないような気もしないでもないが、
色合いと風味が特別違っていなければ、それでいい。

なにより僕専用のものなので、僕が気にしなければいいのだ。

キュウスがよかったのは、茶こしがデフォルトなところ。
ポットはどれも茶こしがついていなくて、年末にいただいたお茶を楽しむにも、
不釣り合いな茶こしをまた揃えないといけない。

おしゃれの法則に反するので、できることなら色を増やしたくない。
当然道具も少ないほうがいい。


家に帰って、早速、お茶を入れる。
もっとも茶こし付きとはいっても、とりあえずは日東紅茶のティーバッグ。

まずはティーバッグを入れずに、キュウスに湯を注ぎ、しばらくして、
今度はその湯を湯飲みに注ぐ。

どちらも温まったところで、湯を捨てて、再度ティーバッグに湯を注ぐ。
ススメに従って、数分待った後、お茶を湯飲みにあけるといい香りが広がった。

至福の時だった。

気に入ったキュウスに、湯飲みに、お茶。
ちょっとプチブル気分で、お茶を一杯。


ホットチョコレートもあって、今日は幸せと共に、おなかがちゃぽちゃぽ。
でもいい気分だ。


[806] 黒部ダム 2003-01-07 (Tue)

なぜか昨夜は眠れず、朝まで「ザ・プラクティス」を見ていた。
ようやく合計6本を消化、あと24本。
遠いな。

いい加減、安いDVD-Rに書き込んでしまったほうがいいかもしれない。


冬の夜空は美しい。
今夜も星が見える。

まるで氷の中に、宝石を散らして閉じこめたようだ。

手を広げてみるだけで、心を解放できるような気がする。

冬の夜空が好きだ。


昨日に引き続き、バタバタバタとする。

ようやくSL-A300用手帳型ケースの入荷があったので、これを発送。
表向きすでに完売の製品だが、内々に問い合わせをいただいたものに関しては、
ぼちぼちと受注して発送を繰り返している。

ただなぜか内々に問い合わせいただくことがかなり多く、何度かに分けて
発注はしていても、なかなか追いつかなかった。

それなら限定販売なんてことを言わずに、大々的に継続販売すればいいのだが、
在庫調整の問題もあって、発注に関しては抑え気味。

好景気であれば山と積み上げておくかもしれないが、今はそうもいかない。


紅白の中島みゆきを見ずに終わったので、誰か録画してませんか?と
自分のところの掲示板に書いたら、さすがプロジェクトX万歳で、
これを送ってもらえた。

関係各位に多謝!
ネットという繋がりに多謝!

テキストばかりの中にも、人はいる。

年が明けて以来、すでに良いことがたくさんあって、心が和む。
人の気持ちに感謝できることがうれしい。


問題の歌のほうは歌詞を間違えたということだったので、大丈夫かなぁ、
と心配しながら見ていた。

でもさすがプロ、NHK側の機転もあって、違和感なく歌い上げていたのは天晴れ。
思うにNHK版のプロジェクトXもあってしかるべきだろう。

奇跡の大逆転はないかもしれないが、生放送の中で機転をきかせるなんていうのは、
なかなかできるもんじゃないな、と感心した。

絵面としては狭い屋内だったので、そこまでする必要があったのかどうかは疑問。
今年の紅白もまたぜひ中島さんには歌っていただきたい。

瀬戸大橋の上とかいいんじゃないでしょうか。


あまり眠っていないこともあって、歯医者に行って診てもらっている間にも、
眠りに落ちそうになった。

さすがに歯科助手の方に迷惑をかけるわけにもいかないので、必死の形相でこれを堪えた。

別に寝ててもいいのかもしれないけど、歯科助手というと女性ばかりなので、
一応男である僕は、少なからず気をつかう。

もちろん何かあるというようなことはない。
あっても困るし、口を開けた間抜け面ではどうしようもない。

ただどうにも気をつかわずにはいられないのだ。


結局、家に帰っても眠ることもできず、仕事していた。


[805] 労働党 2003-01-06 (Mon)

雪が積もっているかな、と思ったけど積もってなかった。


いったい何通メールを書いただろう。
さすが休みが終わると途端に忙しくなる。

そしてなぜか、CLIE関連の製品の問い合わせが多かった。

sonystyleに出しているPEG-NX70用手帳型Type-NBデニムについては、
あと数本で売り切れ。

急ぎで作ったにしてはいいデキだったし、売れないということはないだろう、
と思っていたが実際予想以上の売れ行き。

それに対してPEG-SJ30用Type-MLのほうは、あくまで健闘しているという程度。
sonystyleというお膝元で、もう少しがんばってほしいところではある。
ただ売れていないわけではないので、PEG-NX70用手帳型と相殺といったところか。

問い合わせに関しては圧倒的にPEG-SJ30用Type-MLのほうが多い。
継続販売を望む声も多いので、sonystyleのキャンペーン終了後、
若干数になるかもしれないが販売を考えている。


仕事はじめに遅れずにきた山下くんを偉いとほめていいものかどうか。
遅れずにくるのが当たり前なので、なんとなくフクザツ。
でも山下くんにしてはがんばったかな、うむ。

あとはもう少し落ち着いて。

落ち着きすぎてメール一つ書くのに30分も考えているのは考えすぎのたぐいかも。
ついでにもう少し要領よく、がんばれ。


昨日の夜、みかんを10個くらい食べたら、朝になる前に胃が痛くて起きてしまった。
なんとかカゼをなおしてしまいたいという一心で、ただただ食べ続けた。

我ながらあんまり賢いとは言えない。


[804] 正月休み最終日 2003-01-05 (Sun)

今日という日に何をしようかと考える。
貯まったドラマを消化するのが一番いいようにも思う。

しかしそれよりも先に・・・

とメールを書き始めると止まらなくなった。
結局、仕事、仕事、仕事。


SL-C700用革カバーの修正分を箇条書きにして、工場に送る手配。
お気に入りの機体としばしのお別れ。

ちょっぴり悲しい気がするのは、すでに体の一部となりつつあるから。

僕にとってはポケットの中から、オンラインでつながるというのは、
まったく夢のような話だったし、驚きだった。
どこでも無線でつながるという環境は、さらに仕事と密接な関係になると同時に、
四次元ポケットでも手に入れたような気になった。

 「無限の彼方へ!」

そう言ったのは、バズ・ライトイヤーだったか。
そんな気分だ。


外は吹雪になっている。
冬は寒いんだから、それくらいでちょうどいい。

雪が積もった朝を想像して、なんとなくいい気分になる。


カゼが治りきらずにいるので、頭が半分ぼけぼけの状態で起きている。
素直に寝てればいいんだけど、それができない自分がいて、今日はなぜか、
朝から問い合わせの電話が多くて、寝ているわけにもいかない理由もあった。

初夢って見たのかな、覚えていない。


仙太郎のぼた餅を食べて、正月休みを終える。
休みと言って、休んだ記憶もない。

それでもお茶を飲むとホっとする。
この時のために生きているような、そんな気がする。

今年もいい一年にしよう。
飛躍の一年に、躍進の一年にしよう。


[803] 本屋にて 2003-01-04 (Sat)

年賀状の返事がぼちぼち届く。
はたしてこちら送った年賀状が元旦に届いたのかどうかはわからない。
届くように送ったつもりだけど。

幸せなのもあり、宛先不明で戻ってくるのもあり、一年という月日を
改めて考えさせてくれる。

みなさん、お元気ですか。
僕は元気です。

去年の今頃、僕は何をしていたんだろう。


本屋にて、お気に入りのSL-C700を取り出し、書名を検索する。
しばらく後、「図解雑学Linux」という書名を発見し、これを探す。

手のひらの先に無限の広がりがある。
インターネットという情報の渦の中に、知識も、欲も、すべてがある。

手帳然としている小さいマシンを使って、その情報の中から必要なものを、
自分で探すというのはかなり難しい。

だが、その広がりのどこかに、それはある。

辞書の引き方を覚えるのと同じに、検索のコツさえ覚えれば、無限の辞書を
手に入れたのと変わらない。

SL-C700はそういった意味で、ほんとによくできている。
AirH"とあわせて、最高のモバイルツール足りえる。

だからどうにも手放せないな、と思った。

こんなにおもしろいマシンは、ほんとに久しぶりだ。


今、なぜ僕はここに存在するのか。
それはなにかしら必然があってのことだろう。

僕はまだこうして元気でいるし、新しいマシンに喜々としている。

正月2日に新しいマシンにたまたま出会ったのは、それが必然だったからに他ならない。

人生に無駄がないとすれば、時間のすべては必然によって成り立っている。
そう考えた時、自分の存在が、まだ必要とされていることに気がつく。

2003年ははじめから僕を必要としている。
僕にもっともっとと求めている。

期待に応えるためにも、より高く生きなければいけない。
夢を、理想を、志を持って生きる。

そしていつか、運を手にする。

何事も願わねば叶わない。
すべてを願う。
すべてうまくいくように、そしてもっとうまくいくように。


[802] 仕事再開 2003-01-03 (Fri)

新年3日目にしてすでにひきこもりははじまっている。
なんやかやと作業をしていたら、外はもう真っ暗。

昼間は雨がザーザー降ってて、どこかに行くにもいい天気ってわけにはいかなかった。

それにカゼとおぼしき症状が遂に悪化。
昼過ぎには一旦、薬を飲んで寝ていた。

どこかに出ていたとしたら、それは僕が夢遊病も併発していることになる。

カゼ薬が効いたのか、夕方にはすっかり良くなって、また作業再開。

思えば昨日のSL-C700も熱にうなされて買ったんだな、と遠い目。


年末年始とよく食べている。
これもカゼをひきそうだな、っていう感覚があって、それを防ぐためには、
食べて元気になろうという自然な欲求からだった。

元旦には雑煮を2杯、おせちもしこたま食べて、さらに夜にはベーコンエッグも食べた。
昨日は昨日で焼き肉を食べに行ったし、今日は朝からざるそばとおにぎり、
夜にはカレーを食べて、さらにアイスクリームも食べた。

これだけ食べるとさすがにカゼもどこかに飛んでいってしまうのか、
ようやく元気になったという次第。


元気になった勢いで、年末に出すべしだったシェルカバーの写真を
年を越えてようやく公開。

これも正月ネタということになった。

さすがにモスキートPC用シェルカバーの発注はないが、それでもたまに
かわいいですね、なんてメッセージをいただいて、僕はそれでご満悦。

お守りプレゼントの応募はちょっと落ち着いているけど、そのうちまた
ぼちぼち増えてくるだろう。

昨日、今日と里で過ごして、来週月曜日からが仕事ってことになると、
来週あたりからまた増えるんじゃないかと予想している。


録り貯めしているドラマが30話もある。
スカパーの一挙放送なんてものがあったので、見る時間もあてもないのに、
どんどん録画していたら、あっというまに貯まってしまった。

とりあえず今日は少しでも消化しようと「ザ・プラクティス」を見始めるが、
たった2話で挫折。

もともと重い内容のドラマだけに、サクサクたくさんは見られない。
でも早く消化しないと録画もできなくなるしな、と思ってみたり。

とにかくすでに録り貯めしたドラマを編集しようという頭はない。
もちろんそんな時間もないので当然と言えば当然だ。


あとはひきこもりのヲタらしく、SL-C700に手を入れる。
準備編は終了、これから応用編へと入る。

メモリ不足を解消するため、SDカードにswap領域を作る。
Linuxなんてものをはじめて触るので、どうなのかな、とおそるおそる。

詳しいページを眺めつつ、コマンド入力してDOSのルーツを知る。
コマンドを覚えればなんとか使えそうだ。

などとマニアックなことを言いつつも、ほんとのところは標準のブラウザとメーラーで、
なんら困っていない。

作業領域を増やしたことでメモリ不足も解消されるだろうし、あとは
環境を構築すれば、手のひらPCとして十分に働いてくれるだろう。

これはPDAじゃない、完全にパソコンだ。
SHARPもやってくれる。

こころをつかむっていうのは、こういうことだ。

確かにSL-C700にはカバーが必要だ。
そしてきっと丑やの革カバーが一番よく似合う。
なぜってそれは僕の気持ちが入っているから。

こんなにも想ってやまないのは久しい。
それがたとえ機械でも。


[801] 初買い 2003-01-02 (Thu)

お守りプレゼントキャンペーンは快調に数を伸ばしている。
応募フォームをつけたことで例年よりも応募しやすくなったためだろう。

ひっそりとした正月を賑やかに盛り上げるための企画なので、応募が多いと
それだけでずいぶん景気が良くなったような気がする。


気分が良くなったところで初売りを目指して、日本橋へと向かう。

正月のていたらくな生活の中で、朝から出かけるというのは至難の業。
よって昼からぼちぼちと出る。

まだ2日だというのに、すでにUターンラッシュがはじまっているらしく、
いつもなら正月はすいすい進むのに、今年にかぎってところどころで渋滞している。

それより怖いのは帰り道。
行きしに見ているだけでも反対車線は車でいっぱいになっている。


日本橋に到着後、とりあえずはまず開いてる店をまわる。
初売りの目玉でもあればほしいな、と思いつつ、そのくせこれといったものは
何も出ていない。

不況も長くなってくると特売品まで底をついたのか、正月なのに盛り上がりに欠ける。

ジョーシンテクノランドにて、ダイヤテックのPowerBankというポータブルバッテリーを発見。
このバッテリー、CLIE用ながらSL-C700に使えるらしい。

SL-C700はもちろん在庫はないだろうな、と展示機をうらめしそうに見ていたのは
誰あろうこの僕だ。

しかしふと、展示機のところに”予約受付中”の札がないことに気がついた。

他の店では在庫が切れた時から”予約販売になります”と札をつけて、
対応しているほどの売れ筋、いや、単に出荷台数が少なかったのか、
とにかくモノがない。

もしかして年末に入荷した在庫がまだあるのかな、と淡い期待を抱いた。

 「すみません、SL-C700って在庫あるんですか?」

店員さんをつかまえて、在庫の有無を確認する。
ふつうはここで、

 「いやぁ、売り切れてしまって次の入荷もわかりません」

と無下に断られるのだが、

 「あ、はい、ちょっと待ってください、確認してきますので」

あれ、あるのかな、とここでまた一人期待を膨らませた。

 「1本だけ在庫があります。
  これも年末に予約されたお客様のキャンセル分で、1本だけなんですけど」

次の瞬間、「買います」と答えていたのは言うまでもない。
値引きもお願いしてみたものの、ほとんど効果なし。

この手の指名買いで値引きを期待するほうが無茶というもの。

その一部始終を見ていた友達曰く、

 「正月から運がいいな。
  世の中、どこにもない機体がキャンセル分で1本だけあるなんて、
  ほとんど奇跡みたいなものやな。」

ともかく正月2日、やはり今年はいい年らしい。

勢い、先に見ていたPowerBankも同時に購入。
これで電源も確保できたし、あとは初期不良以外は怖いものはない。

次いでソフマップに行って、アイオーデータのCF無線LANカードを購入。
当然これもSL-C700用。

これがまた最後の一つで、それを買うことが神のお導きであることを
僕は実感すると共に、その運命に従った。

AirH"にも機種変更したし、無線LANカードも買った。
外部バッテリーも買って、あとは革カバーさえあれば完璧だ。

行きしの車の中で友達に革カバーのサンプルを見せていたら、早速、
自分のSL-C700につけてみてかなりご満悦の様子だった。

友達が文句も言わずにいるというのも珍しいので、それなりにデキが
良かったということだろう。

僕も帰って、早速自分のSL-C700をカバーで包んでみる。
いいデキだ。

もう少し詰めないといけない部分はあるものの、とてもいい。
ナルシストな気持ちに陶酔する。

酒は飲まないが、酔うという感覚には憧れる。

美しいものに酔いたい。
心をワインで満たしたい。

そんな気分だ。


[800] あけましておめでとうございます。 2003-01-01 (Wed)

おめでたいというのはとても良いことだ。
今年は良い年になると聞いてるし、さらにめでたさ倍増。

早速何かないかな、と思っていたら、今日で日記がちょうど800回、
まさに新しい門出にぴったりだ。

キリがいいっていうのはそれだけで何か良いことありそうな気がして、
しかも八って数字が末広がりでいいな、ってこじつけにも似た何かを感じたりして。


年が変わってから、大急ぎでモスキートPC用シェルカバーの写真撮影をした。
この正月用に用意した門松のような一点モノなので、なるべく早くに出さないともったいない。

何度か写真を撮り直しつつ、見られる写真を数点、トップページにあげた。

メーリングリストにネタと共にあけましておめでとうございますメールを流し、
ようやく作業完了。

とりあえず朝まで眠った。


さすがに元旦の朝に問い合わせはない。

かといって元旦といえば親戚も寄るので、さっさと起きて、届いた年賀状をチェック。
次いで、返さないといけないぶんの年賀状をあらためてプリントアウト。

メールも何通か書いて、ふと時計を見るともう昼だった。


親戚・家族一同、雑煮を食べて新年を祝う。

毎年たいてい同じ話をして、同じように笑い、それが楽しい。
昔に比べるとずいぶん親戚が寄ることも少なくなったけど、それでもやっぱり、
正月というのは家族だけでなく、親戚がきて、わいわい騒ぐのがいい。

いつかもっと笑えるように、と毎年思う。


親戚が帰ってしばらくして、お守りプレゼントのお守りを買うべく、
今年は学問の神様である北野天満宮へと向かう。

別に他意はない。

京都にはいろんな神社仏閣があるし、時期も時期だけに受験にあわせて、
北野天満宮というのもいいかな、と思った次第。

もうすでに日が暮れてしばらくたっていたこともあり、人影はまばらだろうと思ったが、
思った以上に人も多く、露店もまだやっていて、少しばかりお祭り気分を堪能した。


おみくじは小吉だった。
ただ内容は良くもあり、そうでないこともあり、しかしとにかく今は待て、
と書いてあった。

僕には大大吉があるので、多少のことは気にしない。
あのおみくじを引いてから、僕は変わった。
だから僕は幸せのおすそわけをしたいと思った。


お守りを八つ、末広がりでいいかな、と買った。

帰ってすぐにページを作り、今年はメールの送信フォームまでつけて、
はりきってお守りプレゼントの応募を開始。

日が変わるまでに従来よりも多い20件以上の応募があった。

これもまたさい先のいい話だ。
にぎやかなのはいい。

正月早々、景気がいい。


明日は初売りに出陣予定。
良いものはあるだろうか。


[799] 多忙多忙 2002-12-31 (Tue)

目標に一つ届かず。
今一歩ではない、たった一つ足りなかった。
それだけだ。

年のはじめを思い出してみると、元旦は発注がなかった。
そして今年の最後は、一つ足りなかった。

たった一つでいいのに、それが届かず。

僕の思いが足りなかったのか、努力が足りなかったのか。
あと一つ。


忙しい中、今日は機種変更に行った。
今日機種変更しておかないとSL-C700が届いた時に通信環境が整わないので、
なんとしても今日機種変更する必要があった。

音声端末のPHS→データ通信向けAirH"への機種変更だったので、
これからは使い方が変わってくることになりそうだ。

特にメールはSL-C700を持ち歩かないと受信できない環境になる。
従来のようなリアルタイムに近い状態で、メールの受信確認ができないのは、
少々不便な気はしないでもない。

ただこれも慣れの問題だろう。

それよりなにより、肝心のSL-C700は結局年内に届かず。
革カバーのほうも出荷までにもう少し仕様を詰めたいだけに、なるべく早くに
手元にきてもらわないことには困るんだけど。

機種変更したAirH"は、とりあえずsigmation2で使ってメールの受信専用とするとして、
SL-C700の到着が待ち望まれる。

さてテストをしようと、sigmarion2の電源を入れたら電源が入らない。
何事かと思ってよく確かめるとACアダプタがはずれていて、充電できていなかった様子。
またイチからセットアップをし直さないといけない。


今年最後の買い物はMcAfee.comのインターネットセキュリティーパック。
買おうかどうしようかとさんざん悩んだが、ウィルスチェックもしておかないと
もしもの時に仕事にならないので、保険として購入。

しかしこれでウィルスバスター2003、NortonAntiVirusと主要3種、
すべてのウィルスチェックソフトを使うことになる。
なんだか雑誌の評価レポートくらいは書けそうな気がする。


夜、友達から電話があった。
お茶でもしようってことになって、年末のみんなが紅白見ている時間に
野郎二人で喫茶店に行ってケーキセットを食べていた。

今年結婚したというのにまだ奥さんの写真も見てないぞ、と脅して、
無理矢理、写真を出させた。

ちょっと照れながらも、随分幸せそうな顔だった。
野郎二人ってシュチエーションはどうかと思うけど、幸せそうなのはなにより。

奥さん、ふつつか者もいいとこですが、よろしくみてやってください。
うれしそうな顔してるんでほんとに幸せなんだと思います。

これからずっとよろしくです。


さて、仙太郎で六方焼きも買ってある。
あとは新しい年を待つばかりだ。


[798] 多忙 2002-12-30 (Mon)

中島みゆきって紅白初出場なのか。
ほほぉ、紅白も見る目がないのか、単に辞退し続けたのか、いったいどっちなんだろう。

今年の紅白は黒四ダムか、その近所から中継するとか。
なんだかすごいことをするらしい。
ともかく見ないといけないな、と思った。


忙しい中、今日こそは機種変更に行こうと思っていたのに行けなかった。
行くも何も気が付いたら夜だった。

昨日の夜、とある問題が発覚。
これはァァァアアアア!と愕然として、夜中の2時に電話をかけまくる。

そんなこんなもあって、朝まで眠れずに過ごす。

今年も残すところ数日、いやもう数時間単位になって、バタバタするとは、
なんともせわしない一年だったことを思い起こさせる。


辛くないと言えば、嘘になる。
辛い、とても辛い一年だった。

でもだから悪い一年だったのかと言えば、そうでもない。

ThinkPadX30用インナーケースの紙モックを手に取って、よくできているよな、
と一人感心する。

特別売れるものではないのはわかっているが、それでも僕はこのデザインが好きだ。

それがたとえ紙の作り物でも、僕にとっては大切で、一番はじめに作った紙モックを
今も机の上に置いて眺めている。


この一年、心が震える瞬間が何度あったことか。
2001年よりもさらにシンプルに、そして進化するデザイン。
自身の心が震えるほどに、僕は仕事に打ち込んだ。

それしかなかった。

それが結果として子供たちを生み出した。
言葉を語ることのない製品群だが、僕は自分のもてるすべての思いを賭した。
だから言葉以上に感じられるものがあるはずだと信じて疑わない。

いい一年だったのか、その答えはわかるのはずっと先のことだろう。

一年を思い返すと、涙の出ることもあった。
それでもきっと、いい年だったに違いない。

そしていい年にしよう、来年はさらにいい年に。


忙しさの中で、年が過ぎゆく。


[797] ふかふか 2002-12-29 (Sun)

布団が戻ってきた。
ふかふかなのはいいが、見た目40cmくらい厚みがある巨大なマットレスのよう。

まるで笑点の座布団みたいというか。

今まで煎餅布団に近い状態で、何年も過ごしてきた自分としては、
これが布団という定義の枠にあてはまるのかどうかさえ怪しい。

こんなので眠れるのか。
今朝まで毛布にくるまっていたのに、と、なんだか不思議なキブン。


一昨日の夜、今年最後の目玉としてSL-C700用革カバーの受注を開始。
あくまで受注しているだけで工場はもう動いていないが、滑り出しは快調。
お年玉がわりに工場にはそれなりの数を発注できそうだ。

そしてこれが2002年最後のヒットで、2003年最初のヒットとなるのは、
まず間違いない。

一年の締めくくりと始まりを、年越しそばと餅を前にして迎えることができるのは、
この一年が決して無駄ではなかったことを思い起こさせる。

ふかふかの布団はそのご褒美といったところだろうか。


この他にもまだ正月用のネタ、今すぐ出せるネタ、と数本隠し玉がある。

現状まったく問題がないとは言えないが、おおむね順調。
2003年は宝船にでも乗って、さらに順風満帆といきたいところだ。

応援してくれる人がいるというのは、なんでもできそうな気がするから不思議だ。
自分を信じるにも、自分だけじゃいけない。
人がいるから、応援があるから、自分を信じることができる。

発注リストの中に、よく見る名前をみつけるたびに感謝の気持ちでいっぱいになる。
一言一言返す余裕がないのが、とても残念だ。

こういう時にはウェブショップよりも、現実世界の店というのがうらやしましくなる。
ネットという世界の中でも、やっぱり人と人。

帰る場所は同じだ。


夜中にようやく年賀状を刷り上げた。
朝のうちに出してもらったので、少なくとも仕事関係は元旦にギリギリ間に合うか、
間に合わないか、微妙なところ。

そして今また、バージョンを少し変えて追加の50枚を刷っている。
今年もこれでようやく新しい年が迎えられる。

問題は大掃除してないってことくらいだろうか。
うちの部屋が片づくことはあるのか。

来年の抱負は決まった。


[796] 2002-12-28 (Sat)

この一年はいろいろあった。

一年を一文字で表すというのをよくやっているので、僕もそれにちなんで選んでみた。

 ”打”

松井じゃないけど、イチロー並に、いや少し下回るかもしれないけれど、
T600用手帳型やNX70用Type-U、ノートPC用ではThinkPad用シェルカバー、
またインナーケースなど、それなりにヒットを出した。

これだけなら良いことずくしだが、少なからず”打撃”もあった。
心への衝撃、人格の崩壊、たてこもり事件こそ起こさなかったが、
内にこもるという状態はさらに加速した。

”打”という一文字があたっているかどうかはよくわからない。
どちらかというと”鬱”なんじゃないかって話もある。

しかしやはり選ぶとすれば”打”かな、と。
もちろん希望も込めて。

もう数日しか残っていないので今更の感もあるが、それでもまだヒットを出したい。


ATOKの調子が悪いので、しばらくMS-IMEを使っていた。
ただMS-IMEを使っているとかなり頭が痛い。
思考を妨げるだけでなく、明らかに体に悪い。

ATOK15がダメなら、ATOK11だと古いATOKを入れてみたら、今のところ快調。
辞書機能だとか、Office連携だとかはないけど、基本はテキスト入力なので、
とりあえずは問題なし。

ところが今度は久しぶりにWord立ち上げたら、うまく起動せず。
これも再インストールが必要ってことだろうか。

どうなってたんだ、いったい。


仕事納めという言葉があるが、僕の仕事は今年のうちに終わるのか。

まだ大掃除もしてないぞ。
年賀状も出してないぞ。

布団もまだないんだけど、毛布にくるまるのにもそろそろ慣れてきた。
さすがに寒いので、足下だけホットカーペットをつけて眠っているけど、
はたしてこれでいいのか。


[795] 真っ白 2002-12-27 (Fri)

京都中央信用金庫の立てこもり事件はようやく解決。
ただやっぱり動機とかそういうのは闇の中。
人の思考なんてものはそんな簡単にはわからない。

まあ、いろいろあったんだろうなってところ。


ようやくiPod用ポケットケースが入荷。
出荷できる製品としてはこれが今年最後の入荷となる。

製品版はサンプルよりも箱形を強調したデザイン。
単に革にあらかじめ折り目をつけて、カチっとした形に変更した。
革のやわらかさも残しつつ、箱形を強調することでiPodにあわせたつもり。
僕自身はとても気に入っている。

はじめにお願いしていたホワイトのものもようやく入荷。
これとあわせて全部の写真を入れ替えた。

ホワイトのものが特にお気に入りなのは、言うまでもない。
これはいい、とてもいい、すばらしい。


今日は発送に関しては仕事納めとなる。
定時に仕事の準備をして、山下くんを待つが、来ない。

電話をしようと思っていたところにようやく到着。
15分というのは微妙な遅刻だ。

話を聞くと早くに起きていたというし、出る時間さえちゃんと調整していれば、
十分に間に合うと思うのだが、なぜ遅れる。
嘘の言い訳しないあたり、悪気がないのはよくわかるけど、もう少しがんばれ。


いい加減、年賀状刷らないといけないのだが、まだできていない。
これは僕が悪い。

明日出してもまだ元旦につくのかな。
そろそろタイムリミットなのでぼちぼちプリントアウトしないと。

ただまだ住所録ができあがっていない。
年賀状にも限りがあるし、今年は厳選して送るとしよう。
そのほうが住所打ち込むのも少なくてすむ。


少し眠りたい。
しばらく現実を離れたい。

夢が見たい。
あなたの夢を見続けていたい。

寒い、とても寒い。


[794] 京都は大騒ぎ 2002-12-26 (Thu)

年末の忙しい時に、銀行に立てこもるという事件が発生。
人質とったまではよかったけど、いったい何を要求しているのかわからず、
ってあたりはちょっと計画性がなかったかも。

そもそも計画性があれば倒産してなかったんじゃないかな、と思わないでもなし。

しかし京都中央信用金庫も立て篭もり事件はあるし、以前は銀行強盗もあったし、
きっと危険度ランキングはかなり上位に位置するだろう。
その危険度ランキングが倒産じゃなくて、ほんとに危険ってあたり、
しゃれになってない。

ただ危険を回避するために、返済の期待できない融資をするわけにもいかないだろうし、
そんなことしてたらそれこそ倒産危険度ランキングもあがってしまう。

犯人の気持ちはわからないでもない。
京都中央信用金庫に限らず、今の銀行はまったく融資なんてものはしてくれないし、
中小企業にとっては痛みを伴う構造改革の先が見えない状況なのだ。

銀行が誠実でクリーンかと言えばそうでもないし、義理と人情なんてものは存在しない。
義理だ、人情だ、なんていうのは余裕があってこそ言えるスローガンで、
人間余裕がなくなれば力に訴えるというのは、ある意味自然だろう。

結局右を向いても左を向いても、余裕のない人ばかりになってしまって、
どうしようもない、ああ、もうダメだってことに気がついてしまうと、
今度は朝から電車が止まっていたりする。

どうすればいいのか?

その答えは簡単極まりない。
少しでも多く使えばいいのだ。

たった100円、たった1000円でも多く使えば、日本経済は復興する。
年末の物入りな時期に使いそうなものを買いあさる、鏡餅を二つにしてみる、
門松でジャングルを再現する、おみくじは大吉出るまで引き続ける。
たったそれだけのことでいい。

できれば正月に向けて、振袖買ってくれればうちも助かる。
そう思っている着物屋さんはわんさといるだろう。

振袖は現実的ではないにしても、無理のない額の投資で経済は回る。
必要以上に萎縮している現在が一番まずい。

ここはひとつ、構造改革と同時に好景気マニュアルでも作って、無責任だといわれつつも
街頭でそれを配布するくらいすれば、きっとよくなる。

その予算はどうするんだ、って話が出てきたら、経済が復興すれば、
税収がアップするのでそれでまかなう、と言っておけばいい。

朝三暮四でしかなくても、それでなんとかなる。
袖がなくても、袖を振らないといけないときがある。
今振らないと短い袖がさらに短く、そのうち腹巻だけになりかねない。


紅茶とポットをもらった。
だから今日は紅茶がおいしい。

たてこもりはいまだこう着状態。


[793] メリークリスマス 2002-12-25 (Wed)

靴下の中はからっぽだった。
期待していたのにとても残念。


昨日の夜は眠るというよりも、疲れて倒れて起きたら夜中の3時だった。
夜中の3時にすることといって、メール書くか、日記書くしかない。

テレビでも見ようと思ったが、目が痛いのと頭痛がひどいのとで、
結局、頭を抱えながら日記を書いていた。

毎年、クリスマスと言っていい思い出がない。
でもそれはきっと期待が大きすぎるからで、別段普通の日と変わらないだけかもしれない。


今年ももう終わりだから、と歯医者に行った。
予約も何もしないで午前中の診療時間終了間際に駆け込んだ。

 「で、どこが悪いの?」

先生の質問に、

 「いや、半年経ったら来いと言われてたんで、
  もう10ヶ月くらい経ちますけど来たんです。」

先生も先生で、

 「悪いとこないの?
  それじゃ来なくてよかったのに。」

なのにまた来年の1月7日に行かないといけないらしい。

思えば今年親不知を抜いたのが1月7日だったような気がする。
記念日みたいなものだろうか。
それもどうだか。


171号線を走っていたら、道の真ん中に冷蔵庫が落ちていた。
サンタクロースもえらくでかいプレゼントを落としたものだ、と感心したが、
子供が冷蔵庫をもらって喜ぶとも思えないし、横にそれの落とし主らしい人が
ボーゼンと立ちつくしていたので、その人の冷蔵庫なんだろう。

クリスマスに冷蔵庫買って、しかも箱ごと落として、っていうのもすごい話だ。
少なくともうちの車には載らない。


良いことと言えば、丑やの製品が期間限定ながらもsonystyleに並んでいる。
しかも今日からだ。

この件についてはいろいろ大変だったが、sonystyle限定の製品として
PEG-NX70用手帳型、PEG-SJ30用Type-MLデニムという2本を用意できたのが、
面目躍如といったところ。

値段も値段だし、あんまり売れるとは思えないけど。
出せたことに満足、これはちょっといい話。

それにまた別口で本にCardCaseNeoのほうが紹介していただけるとの連絡があり、
これも思わぬメリークリスマスなプレゼントとなった。

やっぱり仕事しかないのかな。
クリスマスに仕事がうまくいくというのもなんだか不思議な感じがする。

「3人のゴースト」って映画のビル・マーレーにでもなった気分だ。


ともあれ、メリークリスマスのメールを何通か送る。
年賀状を刷るかどうするかでちょっと考える。
刷ってしまっていいものかどうか。
とりあえず先に住所録を作らないといけない。
それに年賀状も50枚くらいは足りないような気がする。


[792] 手袋 2002-12-24 (Tue)

「スモーク」って映画の中で、ハーベイ・カイテルがウィリアム・ハートに
ちょっといい話っていうのを話して聞かせる。

若くないハーベイ・カイテルが若いなりして出てくる回想シーンは
かなり違和感を感じるものの、話自体はとても面白い。

べつにちょっといい話でもなんでもなくて、良い話なのかどうかが曖昧、
というあたりがとても良くできている話。

それがほんとの話かどうかもわからない。


今日はクリスマスイブで、そんな話がないかなと思った。


前にも同じ話を書いた。
それがいつだったのか、覚えていない。

ずっと、ずっと前の話だ。


小さい時、クリスマスプレゼントに足のついたカップをもらった。

ところが僕はこれが気に入らず、わがまま放題言って泣いて怒った。

母親の困った顔が忘れられない。

怒った勢いでカップをテーブルに叩きつけたら、見事に足がポロリととれてしまった。
僕はどうにもこうにも泣くしかなかった。

わぁわぁ泣いているのを見て、おばあちゃんが僕を慰めてくれた。

それを見ていた母親はそれが気に入らなかったのか、とにかくそこで
おばあちゃんと言い合いになった。

はじめて二人が言い合っているのを見て、どうしようかと思った。

僕は言った。

 「お願いやからやめて、僕はこれでいいから」

そう言って、足がとれたカップを手に取った。

良いわけがない。
足はとれているし、それじゃカップとしても使えない。

わがまま言わなければよかった。
そうすればカップは足がとれることもなかったし、おかしなカップだったけど、
案外笑えた気がする。

子供の僕にはユーモアが足らなかったのか、何が足らなかったのか。

いつもクリスマスになると思い出す。
そしていつもごめんなさい、ってあの日に帰って言いたくなる。

あのカップ、どこへやったのかな。


指輪を手袋の中にそっと忍ばせて、プレゼントしようと思ってた。
でも、できなかった。

夢は、今も夢の中。

伝えられない言葉、伝わらない言葉、ここでこうして書いていても、
言葉という魔法が、あなたに届くことはない。

言葉は伝えてこそ意味がある。
だからこうして、ここで書いていることに意味があるかどうかはわからない。

でもきっといつかあなたに届く。
僕の言葉、そして想い。

今日はクリスマスイブ。
願いが叶う日、想いが届く日。


[791] 毎日毎日、鉄板の上 2002-12-23 (Mon)

この前買ったLogitecのDVD-R/RAMドライブが、じつは旧型であったことを発見。
まだ袋からも出していない状態なので、早速電話しないといけない。

それだけのことだがずいぶん疲れた。


なぜかRD-XS40が届く。
いつものジョーシン電気で値段を聞くと、すごくがんばってくれて、
ほとんど驚異の値段だったが、あいにく在庫がないとのこと。
年明けになるというので、さすがにそれでは間に合わない。

そうだ、友達に聞いてみようとコジマ電気に行って、まずは在庫確認。
すると他店にはまだ在庫があるとのこと。
値段のほうもジョーシン電気にあわせてくれるというので、即決。

安くない買い物だが、年末年始の録画予約がこれで一気に楽になる。
「名探偵ホームズ」が録りたかったという、ただそれだけのために
購入したのはここだけの話。
DVD-BOXを買うと高いので、自分で確実に録画できるシステムを構築するほうが、
先日来、録画予約を失敗しつづける僕にとっては大切だった。

あとはパソコン繋げてメニュー編集できるというのも◎。
リモコンでのタイトル入力は正直辛いを通り越して、修行と変わらない。

これでかなり便利になることは確かだ。
RD-XS40はスカパー貯め録り用、DMR-E30はWOWOW専門となる。

スカパーのスターチャンネルはワイド放送が少ないので、映画はやっぱりWOWOWかな、
と思ってみたり。


マニアな話が過ぎるような気がする。
先日から新しい機械だ、セットアップだとそればかり書いている。

ただそうしていないとこの時期、落ち着かないのだ。


年賀状を出さないといけない、掃除もしないといけない。
やらないといけないことがたくさんあって、どれから順番に片付ければいいのか、
頭の整理しないとわからなくなる。

せめて映画でもゆっくり見たいんだけど、掃除しないことには。
ゆっくり鑑賞できるスペースすらない。

年末だ、年の瀬だ。
あと一週間、クリスマス商戦のない丑やにとってはいつもと変わらない一週間。

はたして追い上げることはできるのか。

問い合わせは多いけど、発注のほうはぼちぼち。

SL-C700の受注を開始できれば、もう一度波を起せたんだけどな。
これはちょっと難しそうだ。


友達と二人、キャンドルグラスを見ながら食事していた。
時期が時期だけにキャンドルグラスなんだろうけど、男二人で機械の話をするには、
少々問題があるような気がしないでもない。

いつもと変わらない週末が過ぎて、今日は月曜日だってことを後で知った。


[790] 続くよ、どこまでも 2002-12-22 (Sun)

ようやく一台を発送、もう一台のセットアップを不眠で行う。
ちょっと古いマシンなせいもあるが、Microsoftのアップデートが
いつまでたっても進まないし、終わらない。

最終的にMicrosoftOfficeのインストールとアップデートに半日かかったような気がする。
MicrosoftOffice自体の動作はそれなりに軽快なのに、なぜセットアップに
こんなに時間がかかるのか。

かと言って、ウィルスの巣窟であるMicrosoftOfficeをアップデートせずに
そのまま渡すっていうのは、後々のことを考えても避けたいところだ。

目をつむれば、そのまま夢の世界に突入できるほど疲れていたが、
それでもセットアップを続けた。

しばらくパソコンのセットアップは遠慮したいところだが、今度また
無線LANの設定を頼まれている。

僕に安息の日々はないのか。


合間合間にメールを書こうと思うのだが、なぜかパソコンの調子が絶不調。
ウィルスバスターを削除して、アプリケーションエラーはおさまったはずなのに、
今度はATOKが部分的に突然遅くなるという不具合多発。

メール書くのが半分仕事みたいなところがあるのに、一通のメールを書き終えるのに、
いつもの何倍もかかってたんじゃ商売あがったりだ。

こいつもまたセットアップしないといけないのか、と思うと憂鬱な気分。

なんだかずっと同じことしているような気がしてならない。


仕方なくお気に入りのATOKを削除して、ようやく日記を書いている。
ただMS-IME2000じゃさすがに思考を妨げないってわけにはいかず、ちょっとイライラ。

やっぱりATOKがいい。


夜、寝ずにセットアップしたマシンを届けに向かう。
開口一番、

 「痩せた??」

というのはどうとっていいのか。

2年ぶりくらいだったのかもしれない。
そんなに痩せたかな、これでもずいぶん戻してるんだけど。


これじゃいけない、といつものらーめん屋で、チャーシュー大とごはんを注文する。
しかしなぜか今日は、大盛りを頼んだのに麺が少なかった。
かわりにチャーシューが食べきれないほど大盛りで驚いた。

これは喜んでいいことなのか、寝不足の頭では答えが出ない。


[789] サンタはくるのか? 2002-12-21 (Sat)

ついにAdobeAcrobatの使い方を覚えた。
僕はモーレツにうれしい。

なぜならこれで説明書のPDF化とカタログ作成、さらにはコラム集だって作れるからだ。

今までいろいろと設定を変更してきたが、なぜかうまくフォントが表示されなかった。
PageMakerに付属のAcrobatDistillerじゃ日本語フォントはダメなのかな、
とあきらめかけていた。
少なくともPageMaker6.5の時にはどうがんばってもできなかった。

もうダメだ・・・Acrobat単品を購入しようと思っていた。

ところが今朝方、寝ぼけた頭でコソコソと設定を変更していると、
見事にPageMakerのファイルをそのままPDF化することに成功した。
Acrobat単体よりも機能的に削られているのかもしれないが、僕が使う機能については
おまけで十分。

ちょっとホっとした。

不思議なのは何事も土壇場になるとどんどんできるってことだ。
火事場のくそ力に似た何かが、運命をも揺り動かす。

何かを成し遂げるというのは、日々の努力だとか、鍛錬とか、もちろん
そうした積み重ねが必要なのは確かだが、それ以上に必要なのは、
越えるべき壁である。

壁を前にすると、人は思った以上の力を発揮できる。

そして一度越えられなかったからといって、あきらめてしまってはいけない。
あきらめずに何度も壁に向かうことが、壁を克服する一番の攻略法だ。

できると信じること、そして願うこと。
他の人にできるなら、僕にだってできる。


おまけのソフト一つ使えたからって、これだけ盛り上がれれば十分だろう。
たまにテストでいい点取って、いい気になってるのと変わらないのはよくわかってる。

しかしそれでも、余は満足である。


ついでに少しは日記らしいことも書いておこう。

今日は工場からSL-C700用カバーのサンプルが届くはずだった。
ところが届いたのは、サンプルではなくSL-C700のみだった。

状況を飲み込めずにいたが、SL-C700は借り物なので一刻も早く返却しないといけない。
すぐにまた梱包しなおして、返送の手配をする。

他にも送らないといけない書類などがあったので、これも送る。

バタバタバタと集荷を見届けずに、今度は伏見のピットワンへと向かう。
諸般の事情からDVD-R/RAMドライブを買おうと思い立ったのだが、
お目当てのPanasonicのマルチドライブはどこにも見あたらない。

その代わり、Logitecの外付けマルチドライブがあった。
値段も悪くない、買うしかない。

ということでこれを買った。
あとは頼まれもののメモリ、それにRD-XS40の値段を聞いた。
もう予約でいっぱいだそうで、年明けになってもいいなら、という条件で
かなりいい値段になったのだが、欲しいのは今だ。

ここだけの話、年末年始にスカパーでやる「名探偵ホームズ」を録画したいだけなのだ。
年末年始の録画予定がいっぱいいっぱいなために、HDD録画できて、
あとで編集できるほうが何かと便利。

それにタイトル入力がパソコンのブラウザでできるというのも◎。
リモコンでのタイトル入力はほとんど修行と言っていいので、この機能は
はっきりいってとても魅力的だった。

でもどこにもないらしい。


サンタさん、クリスマスプレゼントはRD-XS40をお願いします。
いや、幸せな贈り物なら、この際、贅沢は言いません。

せめて素敵なクリスマスプレゼントをもらう夢だけでもいい。


[788] 昼下がりの読者へ 2002-12-20 (Fri)

眠れないので日記など書いてみる。
書くことがあるわけではないので、ただつらつらと。


今から書いておくと、昼下がりの読者にも読んでもらえるわけで、
案外読者サービスとしてはいいのかもしれない。

アクセスログを見ていて、ちょっと前までは夜の11時くらいが一番多かったのに、
最近は昼休みとおぼしき時間のアクセスが非常に多くなっている。

ようは連続テレビ小説が面白くないからか、視聴者が店長日記に流れてきているわけだ。
「まんてん」も大変だな、といらぬ世話を焼いてみる。


なぜかメールの内容に”宝くじ”ネタが多いので、それにならって
僕の宝くじの使い道を書いてみよう。

3億当たったらどうするのか。

まず1億は銀行あたりに預けておいて、今後の保険とする。
1億はお世話になった人への恩返し、並びに自分へのご褒美を買う。
車はフィットでいい、ただストリームも買うかな。

あとの1億は仕事に使う。

まずイタリアに行って、パスタをつまみながら適当な工場を探す。
うまくいけばそのまま契約して、” ushi-ya ITALY ”をはじめる。

これははじめからの予定であり、夢だ。

1億じゃ足らないかもしれない。

でも僕は丑やをはじめた時にはVAIO-N505を買うお金と、それ用のケースを作るお金しかなかった。
次のケースを作るためにVAIO-N505を売って、PC110用のりまきを作った。

何もなかった。

今も財産があるわけじゃない。
タイヘンな不景気で、実際うちもタイヘンだ。

デフレということで、安い手作り革ケース作っていたつもりが、いつのまにか、
高いケース屋さんの仲間入りをしてしまっている。

当然安くないと売れない昨今なので、うちとしては現状はかなり困る。

ただ何もないところからはじめて、今がある。
困ってはいても、赤字でどうしようってことにはなっていない。
少なくともまだ阪急電車に飛び込むほどは困っていない。

1億あれば、なんでもできそうな気がする。
それこそイタリアに行って、もう一度はじめるくらい、なんでもない。


何もない。
でも、ここまでやってきた自信はある。

それを信じてくれる人がいれば、僕は大成できるだろう。
宝くじも当たるかもしれない。

僕を支えているのは、そんな自信と、少しばかりのプライドと人の心。
もちろんお金も必要だけど、信じるって気持ちがあるから今がある。

何もないかもしれないけど、僕は信じてる。

宝くじ、当たるかもしれない。

そう信じられたら、幸せだ。
仕事もうまくいくって信じてる。
僕の人生もきっとうまくいくって信じてる。


[787] 頭痛は続く 2002-12-19 (Thu)

今日も調子が良くない。
景気連動型の頭痛であることはまず間違いなく、実際かなり辛い。
昨日は株価も最安値を更新したとのことで、かなりまいっている。

別に株価はどうでもいいんだけど、とにかく頭痛がひどい。
ここ何日か目が痛いのとあわせて、さらに夢見が悪いのとあわせて、
どうにもこうにも頭が回らない。

頭が回らないと日記も面白くないという理屈で、思わず「誰か助けて!」と叫びたくなる。


先月からずっとバタバタしていたこともあって、在庫の山が、愛宕山から比叡山になり、
富士山に近づくにいたって、これはまずいと思ったので、長谷川さんにお願いして、
今日はそのへんを整理してもらった。

昨日、山下くんのほうで箱を片づけてもらったのとあわせて、一気に作業領域倍増。
ようやく落ち着きを取り戻しつつある。


それとは逆に僕自身の頭痛がひどくなるのは、どうしたものか。
さらにそうなってくると弱気になって、眠くなる。

眠くなるというのは自然なのでいいかもしれない。
ただそこで眠ることができればの話だ。


ホットチョコレートを求めて、さまよい歩く。
どこへ行ってもホットチョコレートを探しているが、どこにもない。

その昔、ミスタードーナツで飲んだ記憶があるんだけど、錯覚だったのか。


頭痛い。


[786] ぐるぐる回る 2002-12-18 (Wed)

悩んだかいあって、なかなかのデキ。
背水の陣でのぞむからこそアタリが出ることもある。

ただ問題は本体をホールドするすべがないってことかもしれない。
最終的にはマジックテープしかないのかもしれないけど、好みではない。
でも、できないとなれば仕方がない。
あとは出来上がってくるのを待つばかり。

それよりも僕のSL-C700はいつ届くのか。
早く遊びたいんだけどな。

PHSも片方はAirH"に機種変更してしまって、遊ぶ予定だったり。
着々と壮大な計画だけは進んでいる。

世界を我が手に!


同じ言葉が繰り返される。
頭の中で、ずっと同じ言葉がまわりつづける。

夢見が悪いというか、それが潜在的な願望なのか、とにかく頭痛がひどくなるまで、
ずっと言葉がやむことはない。

僕を悪夢から解放できるのはあなただけだ。
あなたがそばにいてくれれば、それだけでいい。
そっといつかのように。


今日はコーヒーを飲んだわけでもないのに、ずっと頭痛がひどかった。
鼻水とあわせて単にカゼだって可能性もなくはない。

病は気からというけど、この心の隙間は簡単には埋まりそうにない。
だとすれば重病だ。

ただクスリがあるわけでもない。
今は待つしかない。


僕は待っている、ずっと待ち続けている。
同じ場所で、あの時と同じようにずっと。

時間は過ぎてしまっても、僕は変わらない。

それとも変わらないといけないのか。


[785] 風がやむとき 2002-12-17 (Tue)

さすがに今日は限界を超えていた。
必死になって仕事した。
長谷川さんにもがんばってもらったのに追いつかず。

結局、いくつかは明日にまわすことになってしまった。

こりゃ眠れないな。


どうにもこうにも、どうしようもない仕事についてはとりあえずおいといて、
SL-C700を送ってもらったので、それを前にして考えている。

面白い場所に電源ボタンだとかジョグダイヤルがあるのでかなり難しい。
頭の中のイメージをいかに実現するか。
電源ボタンははずせないし、他の機能もどう活かして作るか。

入れるだけのケースなら簡単なのに、今回はグルグルまわるギミックもあり、
モノとしての価値を高めるだけでなく、機能的にもいつも以上に考えて作らないといけない。

一番心憎いのはSL-C700のサイズが、ちょうど胸ポケットに入るサイズで、
+αでぴったりというのが難しい点。

となるとネックストラップで首からかけるしかないか。
手のひらシェルカバーでいくしかないかな。


朝ご飯のかわりにホットミルクを飲む。
これが胃に優しいというか、とても暖まっていい。

幸せな気持ちになれるのは、相手がウシとはいえ、母性を感じるからだろうか。

甘くて、暖かくて、おいしい。
ココアも暖かくておいしいけど、ホットミルクは特別だ。

何も加えてないのに、なぜ甘いんだろう。

朝はホットミルクがいい、幸せになれる。


すごい雨、すごい風だった。

夜中、バタバタと風が戸を叩く音がずっとやまなかった。

朝方あんまり寒いな、と思って起きてみると、ベランダに続くドアが、
風の勢いで開け放った状態になっていて、毛布にくるまって眠る僕に
直接風がびゅーびゅー吹き付けていた。

これで正真正銘、難民と変わらないな、と鼻をかみながら思った。


[784] ナゾナゾ 2002-12-16 (Mon)

雨だ。
雨が降ってる。

心地良い雨音が、僕の心を洗う。

こんな日は傘をさして、落ちてくる雨音を楽しみたい。

大きな木の下でトトロのように待つのもいい。
5月の雨は遠いけれど、緑の葉は今も目に浮かぶ。

昨日のことのように思い出す、5月の雨を。


日記の中に謎の言葉が多いとメッセージをいただいた。
確かにわからないことが多いかもしれない。

でもそれがわかったところで意味はない。

心の中の暗号であったり、特別な人へのメッセージであったり、また自身への問いかけ、
そんなものもある。

日記の一番の読者は僕自身である。
だからあとで読み返して不自然に思うようなことは、書かない。

自分の言葉で、自分が話すように書く。
何度も読み返し、言葉に詰まるところ、語呂が悪いところを削っていく。

当然その過程で、言葉足らずになることも少なくない。

ただ僕が目指しているのはオチのない文章であり、答えがそこにあるとは限らない。
結果として人は、僕という人格を想像で作り上げていく。
それでいい。

僕を少しでも知っている人は、言葉のパズルを埋めるように僕という
人間を描いていくだろう。

それを意識して書き出すと、途端に不自然になる。

だから僕は、誰にどうこう思われることを考えては書かない。
自身が納得できる言葉で、自分自身の気持ちを書き綴る。
それが一番僕にとって自然で読みやすく、心に届く。

ウソは心に届かない。


信じること、想うこと、そしてまた想うこと。


[783] ほんとに猿の日 2002-12-15 (Sun)

外に出る気にならず。
半日寝て過ごす。

それもまたよし。


ほんとなら今日はSL-C700用ケースを作っているはずだった。
ただモノがないことには作れない。

仕方がないのと、ちょうどいいのと、目が痛いこともあって、そういう時には
休んでいたほうがいいのかな、と休むことにした。

いつもはさすがに休んでいられないが、モノがないってことはどうにもならないし、
やっぱり今日は休んでおけってことなんだろう。
運命に従順でいることも時には必要だ。


起きてコーヒーを一杯。

これがどうにもいけなかった。

頭が痛くなって、さらに目が痛い。
そのくせずっと休んでいたせいで、眠るに眠れず、実際これ以上寝てたら、
脳みそ腐ってしまいそうなので録り貯めしたビデオなど見る。


「エド 〜ボーリング弁護士」のオープニングテーマを聴くだけでも
随分気分が良くなる。

今年はこのドラマにほんとに助けてもらった気がする。
DVD-BOXでも出たら欲しいんだけど、さすがに出ないだろうな。

これぞ日曜日の午後だってくらいに、怠惰な時間を過ごす。
脳みそが溶けていくような感覚をおぼえる。

それなら出ればいい。

それはわかっていても、出ないで過ごすのが日曜日の午後だ。
20年前なら藤山寛美の舞台中継でも見てるだろうけど、さすがにもう
藤山寛美はいない。


WOWOWで「猿の惑星」シリーズ一挙放送というのをやっていた。
気がついた時にはもう「最後の猿の惑星」まで進んでいて、

 「サルガサルヲコロシタ、サルガサルヲコロシタ」

と大合唱の真っ最中。
僕も思わず声をそろえて合唱に加われる。

はじめて「猿の惑星」シリーズ一挙放送を見たのは、中学生の時だったような気がする。

テレビ大阪で朝から晩までずっとやっていたのを、今日と同じように、
ずっと見ていたのを覚えている。

あの時は吹替版だったけど、今日は字幕版。
しかも最後しか見てないので、まったく同じじゃないけど。

一番はじめの「猿」はかなりシュールだったのに、サルが革命を起こすってあたりからがどうも。

ただ全部見るとみょ〜な達成感があるあたり、他の映画にはない魅力を感じるが、
何度見ても得るものがないのはなんとかならないものか。


「猿」を見終わって、食事をしていないことに気がついた。

ふと思い立ち、ミスタードーナツに向かいて、おもむろにミルクティと、
ハニーディップとアップルパイを頼む。

 「アップルパイは温めますか?」

と尋ねられたので、

 「ええ、お願いします」

と前には新人だったバイトの子にお願いする。
随分と成長したようで、はじめのぎこちなさはもうない。

カウンターに座って、しばし待つ。

ティーバッグながら紅茶がポットで出てくるのがいい。
出てきてからも、しばし待つ。
蒸らして飲むとおいしい、という教えを守って待つ。

待っている間にアップルパイを二つに割って、食べる。

家で温めるとバカみたいに熱くなってしまうのに、ここで食べるとちょうどいい。
ついでにハニーディップも温めてくれるとなお、ありがたいんだけど。

蒸らした紅茶をカップに注ぎ、砂糖を少し。
ミルクもちょっと温めたのが、容器に入って出てくるとさらに気が利いてるけど、
あいにく家と同じ市販品が一つ。
これを全部入れて、スプーンでまぜるとちょうどいい。


もう夜だ。
日曜日の夜にミスタードーナツっていうのはどうなのかな。

ミルクティにハニーディップがいい。
甘い日曜日って感じがする。


[782] ただ会いたくて 2002-12-14 (Sat)

日本橋に行った。
SL-C700はないものかと探しに行った。

あちこち歩いてまわったが、どこにもない。

仕方なく、ソフマップでMAXTORの120GBのHDDを購入。
また日本の景気をまわしてしまった。

これで今年の経済大賞ノミネートの栄誉は僕のもの。


HDD換装後のLibrettoL1の調子がよくない。
ウィルスバスターのせいだろうと、これを削除してみるが、相変わらず順番に
アプリケーションエラーを出すという症状は改善されず。

ただウィルスバスターがアプリケーションエラーを出すと青画面出して、
OS引きずって落ちるのでタチが悪いが、メッセンジャーなんて落ちたところで、
体制にはまったく影響なし、このほうがいくらかマシだ。

和食のさとでざるそば食べながら、友だちと話したところでは、HDDが電気を
食い過ぎるのが原因じゃないかという話になって、そのへんを疑ってみる。

早速、家に帰って、省電力にできるところは極力省電力設定をして、
画面まで暗くしてLibrettoL1を使っている。

ただ画面が暗いのはかなり良くない。

そうでなくても現状毛布にくるまって生活している身分なので、それに加えて、
画面が暗いとなんだかだんだん寂しくなってきていけない。

マッチを1本擦って、その火の中にもっとゴージャスなマシンの夢を見たりする。

ああ、やっぱりThinkPadX30買っておくべきだったかなぁ。


赤穂浪士が討ち入って、今日で300年が経つらしい。
随分長いこと経っているんだな、とつまらないところに感心する。

死を決意して討ち入った四十七士の気持ちを想像してみる。

想像してみたものの、トーゼン思いようがない。

僕はあいにくこれまでの人生で、どこかに討ち入ろうと思ったことは一度もない。
お家取りつぶしについては何度も寸前までいったような記憶があるが、
これも誰のせいということはない。

どちらかと言えば、松の廊下に限らずご乱心というほうが問題だろうし、
取りつぶしになったとしても、僕はともかく、うちにとっては自業自得の類だろう。

とにかく討ち入って、お家は再興したかもしれないけれど、それもどうだか。

討ち入らずにはなんとかならなかったのかな、と思うあたり僕は現代人が過ぎるのかな。
死ぬ覚悟で討ち入るよりも、死ぬ気で何かを成し遂げよう、そのために時間がかかっても、
命を削っても、今を生きようって。


ふたご座流星群が見えるというので、夜空をぼーっと見上げてみるが、
流れ星が流れることはなかった。

なんだか星に出会いたい気分。

見上げた夜空は流れ星こそなかったけど、いつもより広く澄んでいた。

それだけでいい。


[781] 討ち入り前夜祭 2002-12-13 (Fri)

ま、イースターみたいなものかな。
この日記も、どちらかというとイースターエッグ的なものだし、決して
メインになりえないってあたり、僕らしく思う。

それが良いのか悪いのかの判断はできかねる。
何年か経って読み返して面白ければ、良かったってことなんじゃないだろうか。


年賀状は一昨日のうちに作った。
その話をするとみんながみんな揃って、

 「え?もう作ったの?」

と驚くけど、来年までもう2週間と少ししかなく、25日に出すとすれば、
もうそろそろ草稿くらいはあげておかないと間に合わないような。

ただ僕ももう作ったのは作ったけど、肝心の住所録はできあがっていない。

今年の4月に前のHDDをフォーマットしたら、その中に住所録が入っていて、
しかもデフラグしたうえに、しっかり2回もフォーマットしたもので、
影も形もなかったのは記憶に新しい。

おかげで今年は住所録も一新。
ただこの忙しい時期に、一新してる場合じゃないっていうのも確かで、
自分自身の暴挙に今更ながらあきれ果てるしかないのだが、それは言うまい。
なんと言っても、今更どーしよーもないのだ。

年賀状は出来上がっているので、住所録については来週なんとかしよう。
なんとかできるものなら。


今朝はアメリカから”あいぱっど”のケースについて問い合わせの電話があった。
はじめ”あいぱっど”ってまったりとした発音が何を言わんとしているのか
わからなかったのは、僕がネイティブアメリカンでも、スピークイングリッシュな
人種でもないのは顔を見たって明らかだ。

相手はなんとか日本語も話せるようだったので、かなり高度なボキャブラリーを
駆使して会話して、結局うちは海外発送してませんという説明をした。

メールでも最近やたらiPod用革ケースの問い合わせが多いので、素直に
カバータイプも20GBモデル対応版を出したほうがいいのかな、と思わなくもない。

もっともそうなると20GBモデルも買わないといけないわけで、これはかなり頭が痛い。
少なくとも20GBモデル出したとしてもそんなに売れるとは思えないし、
僕はポケットタイプで足りてるという話もある。

また考えるとしよう。


絵を描くことを覚えつつある。
もっとも簡単な絵図面といった感じのもので、下手に言葉のやりとりをするよりも、
素直に絵を送ったほうが簡単だってことを発見した。

カスタマイズの場合、たいていイメージだけを言葉で伝えようとするので、
メールを書いている本人はわっていても、間がすっかり抜けていて、
はじめは縦型だったのに、いつのまにか横型とか、かなり高度な推理を
要求される場合が多く、さらに加えて物理的な不可能を要求される場合もあって、
それを説明するためにこちらから簡単な絵図面を送ればいい、と思いついた。

これがなかなかコウカテキメンで、たいていの場合、メールを一度往復させれば
OKを出してもらえる。

今までの苦労はいったいなんだったのか。

やっぱりデッサン教室にでも通ったほうがいいのかもしれない。
誰かPhotoshopと共に絵心ギブミー。

Photoshopについてはアップグレードすればいいんだけど。
25000円は安くないよなぁ


[780] 討ち入りの日 2002-12-12 (Thu)

討ち入りの日には少し早い。
ただ、今、僕はそんな気分なのだ。


ボロボロだった布団を打ち直すとかで、現在、布団がない。
昨日の夜は毛布にくるまって休んだ。
しかも代わりに用意された毛布がやたら枚数ばっかりあって、全部かぶって
眠るには重いし、温度調節できないし、なんだか避難所に毛布ばっかり
積み上げてある光景が目に浮かんだ。

ボランティアと言えば、毛布とカップラーメンだが、確かに毛布ばっかりあっても
どうにもならないな、ってことを知った。

「ターミネーター」に出てくる、ネズミ食って喜ぶ最終戦争後の人みたいだ。


今朝は寒くて起きた。
眠っていられなかった。

これが布団が戻ってくるまで続くのだろうか。

ついでに毛布がほこりっぽくて、風邪か鼻炎かわからないくらいに
ずっと鼻水と格闘している。

そうでなくてもハウスダストには弱いのに。

作家稼業でもやってればホテルに缶詰ってことで、家から出られそうだけど、
あいにく僕は作家じゃないし、ここで鼻水垂らして生きているしかない。

まったく人生ってものはわからない。


幸せいっぱいで満たされているのが一番いいのは確かだ。
でも毛布にくるまりながら生きるというのも、別段悪いとは思わない。

昨今の学生はどうだかわからないけど、やたら安物ばっかり食べ歩く学生のような気分、
と言えばわかりやすいだろうか。

50を越えてこれじゃどうしようもないけど、今はまだやっていける。
必死に生きるっていうのは悪いことじゃない。

苦労は買ってでも、なんて言葉があるけど、僕にはそれが売るほどある。
しかも苦労なんて誰も買ってくれないし、結局作りすぎたおかずのように、
一人でずっと食べ続けるしかないのかもしれない。

そこであきらめてしまうと卑屈な人間が一人できあがって、文句ばっかり
ってことになりかねないけど、あいにくあきらめるより生きるのに必死でね。

いつかうまくいくって信じてるし、何事も考え方次第。
考えすぎかもしれないけど、考えずにいられないのが僕だし、それでいいんだろう。

今はただ生きることに必死で、生きてる。
毛布にくるまってたって情けないなんて思わない。

ただ寒くて、寂しくて、それでも生きてる。


[779] 夢からさめるとき 2002-12-11 (Wed)

真実よりも、やさしい嘘のほうがいい。
騙し続けてくれさえいれば、嘘でもいい。

そんな嘘なら僕はずっと信じよう。


どれが真実なのかは僕にはよくわからない。
僕には真実かどうかは問題ではない。

それを信じられるのかどうか、ただそれだけだ。


信じられない現実よりも、信じたい嘘がある。
だから僕は嘘でも信じるし、信じさせてくれればそれでいい。

それが一夜の夢で、朝にはすべて忘れてしまっていても、ただ一時、
幸せでいられるならそれでいい。


現実はもうたくさんだ。
きつい言葉も、いやな思いも、もういらない。


ずっと信じてきた。
信じ続けてきた。

今もそれは変わらないけど、僕がダメになりそうになった時には、
嘘でもいい、もう一度信じさせてほしい。


今の僕は、やさしい嘘を求めて眠る。

夢の中で、あなたに逢えたなら、僕はそれで幸せだ。
できることなら夢の中にずっといたいけれど、夢は幻。
いつかさめる幻でしかない。

夢で逢えたら、もう一度、僕を愛してほしい。
たった一度でいい。

それだけでいい、嘘でもいい。


[778] 作業領域 2002-12-10 (Tue)

シェルカバー入荷しないなぁ、と工場に電話を入れたら明日入荷だそうな。

忙しくなる。

今日は長谷川さんに在庫の整理をしてもらったし、来週以降はもう少し、
いろいろできるようになるのではないだろうか。

あとは追々できあがってくるのを待つばかり。


相変わらず、録画ミスが多い。
先週録画したはずの番組をチェックしたら、なぜか録画予約自体が消えていて、
録画されていなかった。
もうちょっと早くに確認していれば再放送もあったので、補完できたのに。

なんだか一気に録画する気が失せていく。

素直に全部DVD-BOXでも買えばいいんだけど、予算面でそれも叶わず。

ようやく決心して買おうと思ったDVD-BOXは、今度はカードが使えない
と何度もはねられるし、いったいどうなってるんだか。

カード会社に電話かけて聞いたら、引き落としはできていてもその確認に
1週間はかかるとかかからないとか。

オンラインで繋がってるシステムにしては時間かかりすぎだよなぁ。


小さいキーボードに替えたので、机の上にメモや伝票を書くスペースができた。
これはかなりの効率アップ。

デジタルな時代とはいえ、アナログな作業領域の確保がこんなに有効とは、
まったくおかしな話である。

デジタルグッズというのは確かに魅力的だが、そのカタチであり、デザインは、
アナログな発想である。

人が目で見て、感性でそれを良い、悪いと判断するわけで、この判断基準は、
単純に0と1のデジタルな世界とは隔絶されている。

じつのところデバイス自体がアナログなものからデジタルへと移行しているだけで、
人のアナログな感性というのは今も昔も変わらない。

結局、道具であり、文房具であるノートパソコンやPDAといったものは、
非デジタルな人の選択によるというジレンマからは逃れきれないのだ。


デザインは人の心に繋がる言葉である。

海外からメールをもらっていつもそう思う。
たいていその文面には「日本語はわからないけど、いいデザインだ」とあり、
人の心に語りかけるデザインがあることを知る。

あいにく海外への発送はしていないので、断っていることがほとんどだが、
ほんとは褒めてくれた人には無理をしてでも製品を届けたいと思っている。

それを伝えられないのはとても残念だが、そのうち外国にも販路を広げられれば、
そうして求めてくれる人に対しても応えられるようになるのではないか。

まだまだやらないといけないことが多い。
今はまだ小さいけれど、いつか大きく羽ばたきたい。

強く願えば叶う。


[777] キーボード 2002-12-09 (Mon)

昨日、一昨日とそれなりに調子がよかったのに、今日はどうも調子が良くない。
あんまり液晶デスクトップPCに心血注ぎすぎたせいだろうか。
山下くんが来る時間に起きられなかったのは、さすがにまいった。

僕も歳だな。


キーボードを昨日買ってきたハッピーハッキングキーボードに替えた。
なりが小さいので、机のうえがかなり広くなった。

今年のはじめに液晶モニターにして広くなり、今回キーボードを替えてまた広くなって、
かなり快適になった。

キーボードをコロコロ替えるのは自分にあったものを探すためでもあり、
また、なんとなく新品の鉛筆の匂いにも似たものを感じるから。

キーボードなんて打てればいい、という人が大半だろうけど、僕はそうじゃない。
新しいキーボードにわくわくして、もっといろいろできるような気がしてくる。

キーボードは言葉を生み出す、魔法の杖のようなものだ。

新しいハッピーハッキングキーボードにはまだ慣れているとは言えないけど、
きっとこのキーボードも僕に言葉を与えてくれるに違いない。

それが快適であればあるほど、軽快な文面を書けるような、そんな気がする。

ファンクションキーがないのはちょっと痛いけど、これにもそのうち慣れるだろう。


紅茶をキュウスで入れると、味わい深いですよ、とメールをいただいたので、
キュウスを探すがそれらしいのがない。

仕方がないのでカップの上に、チキンラーメン方式で小さいお皿をのせて、
少し蒸らしてから飲むことにした。

ちょっと時間をおいて、皿を取ると紅茶の香りに少しコクが出たような。
カフェの香りというとわかりやすいだろうか、紅茶がおいしくなった。

たったそれだけのことがとても幸せな月曜日の午後だった。

誰かお茶をご一緒に。
話といって今はきっとキーボードか、新しいPDAか、そんなのしかないけれど。
それでもよければいつかお茶を。


今週末あたり、小さいポットでも探しに行こうかな。
さすがにチキンラーメン方式は優雅というよりは、アウトドアの心得に近い。

ついでにセカンドハウスにでも寄って、パウンドケーキでも食べるかな。


[776] 結局朝までセットアップ 2002-12-08 (Sun)

あと頼まれているマシンが2台ある。
それにまだ液晶デスクトップPCができあがっていない。
もう少しいろいろパワーアップしないといけない。

昨日も結局、朝までセットアップしていた。
何をしているんだか、今日は日曜日なのに。


買うものがあったので街に出る。
さすが師走だけあって、いつもよりは人が多い。
冬のバーゲンでもはじまっているんだろうか。

バーゲンとは無縁の電気街のほうに向かう。

液晶デスクトップPCに必要なパーツを買いにきた。
キーボードにマウス、メモリ、ハードディスク、できればCPUも。

気に入ったのはJustyというメーカーの1680円のUSBキーボード。
僕が好きなキーボードで、従来は5000円くらいしたものが今は1680円。
とりあえず1枚購入。

それに加えて、小さいハッピーハッキングキーボードを購入。
これは自分のマシン用で、机の上を広く使いたくなって購入。
小さいキーボードながらも十分なキーストロークがあり、打ちやすい。
テンキーがないけど、気にしない。

あとはメモリとマウスを買って、ハードディスクを買うかどうかで悩んで
結局買わずに電気街を後にした。


高島屋に行って、ウィンドウショッピング。
女性モノは相変わらずブーツが流行だが、すでに春物とおぼしきシャツに
セーターを組み合わせるといったものも登場している。

バーバリーブルーレーベルなどでは秋物、冬物のめぼしいものはすべて売り切れていて、
あわせにくそうなピンクやグレーといった色合いのものしか残っていない。

普通、人間様は寒くなったら上着を着て、暖かくなったら軽装でというのが常だが、
流行を追うというのは寒い時に暖かい時のコーディネイトを考えるというような、
かなりやっかいな思考をしないといけないようだ。

ある種、先物取引にも似たものを感じる。

そういう意味では丑やも、もう少しいろいろ考えて、しかもペースを早めていくのが
理想なのかもしれないけれど、さすがに出てもいないマシンのカバーを作るわけにもいかないし、
どうやってタイムラグを短縮するかというのが課題になってくるのは言うまでもない。


街ゆく女性みんながきれいだな、とぼーっと眺めていた。
ずっと眺めていたかったが、早くに帰って送らないといけないものがあったので、
甘い物も買わずに早々に引き上げた。


[775] 何もないような気 2002-12-07 (Sat)

夕方発注してあった液晶デスクトップPCが届いた。
リースあがりの中古ながらもかなりきれいで、久々に良い買い物だった。
これなら何台か買っておいて、パソコンが欲しいって人に一台ずつ納めてもいいかも、
と納める先もないのに想像をめぐらせる。

早速Windows2000を入れて、CD-ROMドライブをDVD/CD-RWドライブに、
さらにメモリを山ほど増設して動くようにした。

これであとはCPUとHDDをもう少しパワーアップすれば十分現役としていける。
試しに録画したDVD-Rを再生したところでは、これくらいは難なくこなしていたので、
DVD-Rの再生機としてだけでも十分に使えそうだ。

そういうことを考えるのが楽しい。
別にEXCEL以外の仕事をやらせるつもりはないし、それ以外には使わないんだけど。


転職でもしようかと思うことがある。
必死になって作り上げてきたものを捨てたいというのではなくて、
なんだか無性に不安になって、どうすればいいのかわからなくなって、
他ならもっと安心できるのかな、なんてことを思う。

僕は仕事が、今の仕事が好きだ。
もちろんまだまだだってことはよくわかっている。

もっと素晴らしいデザインの追求を、よりクオリティの高い製品として、
そう思ってやっているが、やっぱりまだまだ至らない。

だからと言って今の製品が良くないということではない。
ポケットタイプのケースは完成されていると思っているし、これのバリエーションを
増やしていくだけでもけっこ〜楽しそうだ。

自分が思うクオリティと、完成されたとしても、さらにまたそこにわき起こる
次の欲求というものがあって、どんどん理想が高くなる。

決して終わりのない探求心が新しいものを求め続ける。
ほっておくとどんどん新しいアイデアとデザインばかりが増えて、
収集がつかなくなる。


僕はずっと作り続けたい。


もう十分に傷ついたんじゃないのか。
まだ足りないのか。

仕事も人も、愛し続けたい。
それを見ているだけで、幸せになりたい。

贅沢なのかな。
僕には何もないような気がする。


[774] ティータイム 2002-12-06 (Fri)

ここ何日か忙しかったせいもあって、ちょっと疲れた。
話をしたいと思ってみても、こんな日は面白い話もできそうにない。
誰か、話でも聞かせてくれればそのほうがいい。

それこそ娘でもいて、無邪気に話すのを「そうやなぁ」と適当に相づちうってるくらいが
ちょうどよく、そういう状景に憧れる僕がいる。

ドライブなんていうのもいいかも。
買い物も楽しいかもしれない。

どこにでも連れて行ってやるのにな。


昨日、今日と発注のほうは一段落。
そのぶん、裏で新しい製品の段取りにばたばたと忙しくしている。

山下くんがパソコンを前にして、

 「今日はすごいメールの量やぁ」

と言うので、

 「今日の発注はまだ一つだけやん?
  どこにそんなにメールがある??」

そう聞き返すと、

 「ここにこんなにいっぱいありますよ」

と言ってすぐに、

 「あ、これ送信済みのメールだった」

ってお客さんに送った「本日発送します」メールを見ながら話をしているのだった。
タイトルもぜんぜん違うし、そもそもなんで送信済みのメール見てるんだか。

何事も確認、確認、また確認。
やらないといけないことがいっぱいあって大変なのはわかるけど、
想像を絶する発言がどんどん広がっているような気がするぞ。
がんばれ。


日東紅茶の100BAGS入りを買ってきた。
たまたま立ち寄った店頭に日東紅茶しかなかったのと、先日の紅茶が、
けっこ〜おいしかったので398円ならまあいいかな、と買ってみた。

ガサガサとビニールのパッケージを開けると、中に詰まった紅茶の香りがあふれだす。
とてもいい香りに酔いしれる瞬間。

どこかのカフェにでも行ってケーキでも食べたいな、と想像をめぐらせる。

この香りだけでも398円の価値は十分にある。
早速、ティーバッグを一つ、カップの中に泳がせる。
さっきの乾いた香りとはまた違った、甘みのある香りが心地良い。

一緒に買ってきたハーゲンダッツのメープルウォールナッツを出して、
しばし優雅なひとときを。

忘れていた時間に戻れる気がした。


LOVE PSYCHEDELICOの"FREE WORLD"を聴きながら、ポカリスエットでもよかったかな、
なんてことを思う。

でも今日は紅茶がよかった。

とてもいい香りだ。


[773] 魔女の宅急便 2002-12-05 (Thu)

冬が来ない。
暖かい。

どうなってるんだ。


JUSTSYSTEMの激安アウトレットコーナーにThinkPadX30を発見。
しかもこれがかなり安く、さらにポイントもついて、

 「これしかないだろう!!」

と一人叫んで発注ボタンを押す寸前に、現実へと回帰した。

別に何があったというわけではない。
実際買うお金もないし、買う理由もない。

買う理由があるとすれば”欲しい”という物欲そのものであり、かつまた
安いし、高機能だし、長く使えそうだし、インナーケースに入れて持ち歩きたいし、
今すぐ欲しい!ってかなり欲しかった。

今、こうして思い返すと十分な理由があったような気がする。
うーむ、買っておけばよかったか。
でも来月支払いでじたばたするのもなぁ


欲しいネタで言うと、もう一つ欲しいものがある。
PanasonicのDMC-FZ1というデジカメで、小さいくせに12倍ズーム、
さらにマクロ撮影モードもあり、かなりびびびびびっと心を揺さぶられた。

つや消し黒のボディが、ケースを作ってくれと呼んでいるような気がした。

でも僕は、ついこの前、IXY DIGITAL320を買ったところで、さすがにこれも
買う理由が見つからない。

現在予定を山ほど入れている関係もあって、下手に買ってもケースが
できあがってくるまでのタイムラグは埋めようがない。


ThinkPadX30にしても、DMC-FZ1にしても、黒い機体が僕を呼んでいるような気がして、
あとは宝くじでも当たってくれれば、心おきなく買えるんだけどな。


夜中、頭痛がひどくて眠れなかったので、「魔女の宅急便」を見た。
1988年というから、じつに14年前。
僕は高校生だったように思う。

当時はたいして面白いとは感じなかった。
特にラスト、これからまだありそうだって時に終わってしまって、
なんだかとても物足りなかった。

ユーミンの曲が中年の感傷的な道楽に思えた、というのは前にも書いたが、
まさにそれもあって、作品を見ながら「なぜユーミンなのかなぁ」と
思ったのをよく覚えている。

僕には小さい従妹がいて、当時、魔法に夢中だった。
「ひみつのアッコちゃん」が大好きで、誕生日にもらったおもちゃのコンパクトを手に、
(しかもなぜか二つももらって、大喜びして)
階段の下で、

 「テクマクマヤコンテクマクマヤコン」

と呪文を唱え、変身できないから「これはにせものや」と言って怒っていた。

魔法っていうのはじつに魅力的だ。

僕が持っていたビデオテープの中にもダビングした「魔女の宅急便」があった。

従妹はこれと犬の「名探偵ホームズ」が特にお気に入りで、うちの家にきては、
一番に僕の部屋に駆け込んできて、ビデオを見ていた。

僕にとってのユーミンの記憶は、70年代後半から80年代の象徴ではなくて、
「魔女の宅急便」の中の記憶だった。


娘ができれば「魔女の宅急便」のビデオを贈ろう。
「ひみつのアッコちゃん」のコンパクトも贈ろう。

きっと自他共に認める親ばかで、誰よりもきっと一番に愛するに決まってる。
嫁にもやらない、寄ってくる男は覚悟をしておけ。

そのくせ年頃になった娘には、けむたがられて嫌がられて、それなりに傷心で、
一人部屋にこもって「魔女の宅急便」でも見てるんだろうな。

それが僕だ。

娘が欲しい。
親ばかっていうのも困ったものだ。


[772] 今日の発注 2002-12-04 (Wed)

中古の液晶一体型パソコンを発注した。
特別安いわけではないがXGAの液晶が29800円ということを考えれば、
それより安くて本体もついてくるわけだから、高くはないだろう。

じつは発注するのに1週間も悩んだが、だんだん数が少なくなるにつれ、
たまらずに発注してしまった次第。

で、また中身をコロコロ変えて遊んでしまう。

スペック的にはDVD-ROMドライブをつければ、ぎりぎりDVDも見られるだろうし、
Excel用のマシンとしては十分なスペックと言っていい。

これも仕事なんだから、と自分に言い聞かせる。


中古のパソコンを買うか買わないかで悩み過ぎたせいか、頭痛がひどい。
半日頭を抱えて過ごしたのは久しぶりのことだ。

今日はとくに目が悪く、ほとんど一日ずっと、今こうして日記を書いている間も、
なんだかオートフォーカスの壊れたカメラようにぼやーっとしか見えない。

無理して画面を見ていると、相変わらずぐるぐる目がまわるという症状が出て、
気分が悪くなるのでしばらくパソコンの前で頭を垂れる。

こういう時には遠くを見ると治るらしいんだけど、遠くと言っても
手を伸ばせば届きそうなところに障子があるくらいで、狭い部屋だし、
それも叶いそうにない。

パソコンは治せても、自分の目玉と脳みそをオーバーホールするのは難しい。

心の洗濯に、どこか旅行にでも出たい。


HDDを換装して以来、LibrettoL1の調子が良くない。
これこそ僕のメインマシンだし、ちゃんと動いてくれないと困るんだけど、
どうもウィルバスター2003が悪さをしているようで、何かとエラーを連発する。

それだけならまだしも、ウィルスバスター2003を一度アンインストールしたら、
二度と立ち上がらなくなってしまって、OSを再インストールしたのは記憶に新しい。

トレンドマイクロにメールを書いてみても、返事はどうもはっきりしないし、
書かれた通りに機能を停止させたら、さっき再起動した時にはまたファイルが足らないと
OSに怒られる始末。
どうなってるんだ、いったい。

思い切って最近安売りしているThinkPadX22あたり買うかな。
パソコンの調子が悪いと仕事にならないので困るのだ。

かといって、そんなにバンバン買い換えるお金もなく、ぼちぼち治して使っている。
そしてまだまだ使うんだろうな。

もうちょっと速いマシンが欲しいんだけど。


[771] この胸のときめきを、ああ、仕事っていったい? 2002-12-03 (Tue)

コーヒーに酔うというのはグーグーガンモみたいだけど、コーヒーを飲むと
どうにも調子がよくない。

しかしこれでコーヒーもやめてしまうと、お酒は飲めない、たばこも吸わない、
かなり健康的なような、まじめくさったような、しかもそれが服着て歩いているような、
そんな感じであんまり良いとも思えない。

インスタントのブラックコーヒーはともかく、体に良くないと言われても、
スターバックスのキャラメルマキアートはやめられないんだよなぁ


若干遅れ気味だったPEG-NX70用Type-Uがようやく入荷。

今日は長谷川さんにちょっと早く来てもらって、発送作業をがんばってもらった。
なんとか初回分はすべて発送完了。
何も問題がなければいいんだけど。

僕はその横でコソコソと新しい製品のイメージをPhotoElementsで作り上げ、
次いでPageMakerでPEG-NX70用Type-Uの説明書を作成していた。

最近ようやく役割分担ができるようになってきて、メールの返信と発送に関しては
僕がする必要がなくなってきた。
これは誠に喜ばしいことで、作業を他に割り振ることで僕自身は次の製品を
いろいろ作っていけるような、本来あるべきカタチに収まりつつある。

ただ全部が全部をまかせるってわけにもいかず、相変わらず雑用も少なくない。
今日も僕は自分で作った説明書に、自分でペッタンペッタン判を押していた。

何はなくとも活気があるっていうのはいい。


朝から風呂をわかして、小さな風呂に二つ折りになってつかっていると、
なんだか棺桶にでも詰め込まれたような気分にもなるが、湯につかるっていうのは
やっぱりリラックスできていい。

湯につかりながら、今日の予定とこれからの予定をどんどんと組み上げていく。

ただこれはあくまでイメージトレーニングの類で、実際そうどんどんうまくいくかと言えば、
そんなに簡単なものでもない。

でもまあ頭の中くらいはうまくいってくれないと、イメージトレーニングで
問題多発じゃ原発作ってるそばから放射能漏れしているようなものだ。

沢田研二主演で「太陽を盗んだ男」なんていう映画があったけど、
風呂に入ってメルトダウンじゃまったくいただけない。

いずれにせよ、マルチタスクで動くことのできない人間様は一つ一つこなしていくしかない。
問題があってもなくても、一つ一つこなしていく。

そして今日は新しい製品を発送することができた。
ともかくバンザイ。
お手上げってことではなくて、この場合はうれしいバンザイ。

前に進むっていうのはこんなに気持ちのいいことなのか。


次は何をしよう?

いつも仕事は山積みだけど、それ以上にわくわくする。
考えているとわくわくする。

うまくいく。

少なくともイメージトレーニングはバッチリだ。


[770] 壁との会話 2002-12-02 (Mon)

パイナップルが落ちていた。
拾わなかったけどね。


近所の駅に宝くじを買いに行った。
よっぽど55枚買おうと思ったが、いつもどおり33枚にしておいた。
ようは予算がそれだけしかなかったのだ。

その足でそのまま四条に出る。
所用で出たのだが、目的は達成されたような達成されていないような。

HDDの値段がちょっと安くなっている。
もっともこれは所用とはまったく関係はない。

結局、タニヤマムセンで5800円の電子湯沸かし器(電子ポット?)を買った。
値段が安いのか高いのかはよくわからない。
カルキ抜きがついてて、ちゃんとしたメーカー製で一番安いのを買った。
それだけだ。

銀行に行こうと歩いていると、柱に小さく”sage”と書いてあるのを発見。
思わず”とりあえずage”とか書いておかないといけないのかな、と
条件反射にも似たものを感じつつ。


ほんとは上着を見たかったが、そんな時間はなかった。
予算もないので欲しいからって買うわけにもいかないけど。

今はまだぐっと冷え込んでいないので、秋の延長でなんとかやってるけど、
もうそろそろ冬の準備もしておかないといけない。

家から出ることも希なので、素直に高級コタツ布団でも買うほうが、
建設的な投資と言えるのかもしれないけど、たまに出るにしたって、
少しはマシな格好で出たい。

逆に言えば、たまに出るからこそ一張羅を着たいわけだ。

ただ一張羅と言って、アルマーニのスーツを買うわけにもいかないし、
ちょっと厚手のジャケットでも一つあればそれでいいんだけど。

でもジャケット買ったら、マフラーくらい欲しくなるだろうな。
そしてどんどん欲しくなる。

買い物っていうのは終わりがないから怖い。


今日は外にも出たし、たくさん仕事もした。
新しい製品の写真も送ってもらって、とてもいい一日だったように思う。
これでデキが悪いと憂鬱な気分にもなろう。
でも今日の写真はなかなかいい感じに仕上がっていた。

まだもう少し詰めないといけないのはいつものこととして。


日が暮れて、ようやくホっとすると頭痛がだんだんひどくなってきて、
目が痛くてたまらなくて、ちょうど中途半端な時間にちょっと眠る。

中途半端に眠ったもので、どうにも眠れそうにない。
こんな日に限って、誰もいない。

まだ仕事はあるんだけど、しばらく話をしていたい。


[769] 自分を語る 2002-12-01 (Sun)

何かと誤解があるようなので、月のはじめに自己紹介をもう一度。
日記なので、そこに自分の自己紹介を書くのはどうかと思うけれど、
決まりがあるわけでもないし、書きたいことを書こう。


僕は長男で、たいして素晴らしくない家に生まれた。
何年前のことだったかはさっぱり覚えていない。
どういう経緯で生まれたのかもさっぱり知らない。

ただまわりからは大事にされて育ったし、いろんなことに感謝している。

大阪万博に連れて行ったという母親の言葉が真実だとすれば、僕はあといくつか
学年が上のような気がするが、あいにく万博の年にはまだ生を受けていなかった。

小さい時から早起きが得意技で、ニワトリの真似までしていたくらいなので、
近所迷惑甚だしかったのは想像に難くない。

学校が嫌いで、ずる休みをしては屋根の上にのぼって登下校する同級生の姿を
探していたのをよく覚えている。

川が好きで、家の前はどぶ川とおぼしきかなり汚い川だったが、いつもそこに入って、
ずっと向こうの幼稚園前までザリガニを捕って歩くのが日課だった。
雨が多く降った次の日はフナがたくさんいて、それを見るだけでもワクワクして、
いてもたっていられなくて、川に入って無心にフナを捕まえた。
手づかみで魚を捕れるほどだったので、あながち本能的と言えなくもない。

パソコンとの出会いは小学3年の時。
経理用に導入されたパソコンだったが、僕にはまるきりおもちゃだった。
BASICなんてものも少しはかじるが、それもテレビゲームをするためだった。

機械はずっと好きで、壊れた時計をバラしたことは数知れず、ただ動いたためしは
一度もなく、結局壊すのが専門だった。
理屈よりもとりあえずバラすのが楽しかった。

図画工作も好きだった。
カッターナイフがあればたいていなんでも作ることができた。
ただいまだにハサミは使いこなせない。
図画工作の時間にハサミで切るという作業ほど無駄に思えたものはない。

直線を書くことも、ハサミでまっすぐ切ることも僕にはできない。

文章を書くのは自分の記憶を外に出すためで、小学校一年の時に旅行記を書いて以来、
何か事あるごとにいろいろ書いた。

読書感想文も苦にはならず、なんでも書いたが、小林秀雄の評論だけは
いまだどうがんばっても理解できずにいる。

高校一年の時の課題図書で「どくとるマンボウ航海記」を読み、北杜夫に出会う。
北先生のユーモアはこれに勝るものなし、と信じて疑わない。
勢い精神科医でも目指そうかと思ったが、勉強なんてものは肌にあわなかったし、
何かと映画にうつつを抜かした中学高校時代だったので、大阪芸大の映像学科を目指す。
ついでに文芸学科も目指す。

ただどちらにも入れてもらうこと叶わず。
ようは不合格だったので、一年浪人後、某左翼系大学になんとかひっかかる。

大学一回の時、峠に単車で走りに行って軽トラと正面衝突するという事故を起こす。
元々学校嫌いだったうえに、事故で行くきっかけを失ったので、
たいした怪我でもなかったのに学校に行かずにパソコン通信の友達と、
毎夜らーめん行脚を繰り返す。

結果一年目の取得単位が8単位。
途中大阪芸大をもう一度受けようと思ったが、バブルがはじけて夢に終わる。

二年目以降、一念発起し、相変わらず授業には出ずにひたすら単位を拾い歩く。
その甲斐あって、結局四年で卒業し、奇跡の人と呼ばれる。

その頃、人間やればできる、信じて叶わぬことはない、という信仰に目覚める。

そして、今がある。


極端な性格だとよく言われる。
それはきっと言葉以上にギリギリのところで生きてきた証に他ならない。

常にお金はなく、だから自分ができるという自信をつけるためだけに、
今までずっと生きてきた。
そう思わず生きることは難しかった。

お金はなくても自分にはできる、そう思うしかなかった。

奇跡を起こすことはできなくても、他にいくらでもやるべきことはある。
できることもある。
自分を磨くことはできる。

限りない知識への欲求。
自分にできることは限られているけれど、やるとなればとことんやる。

僕にはできるはずだ。

運も、仕事も、自らの手でつかむしかない。
そのためには努力を惜しまない。

生きるってことはタイヘンだ。


[768] 秋が終わる 2002-11-30 (Sat)

寂しい、寂しいと連日書いているような気がする。
ただそれが秋というものだ。

寂しいと書いている時が一番元気だったりするからフジギだ。

病気の人が自分がいかに悪いかを熱弁するのに似ている。


昼に時間があったのでホンダのディーラーに足を運ぶ。
昨日の発表になったフィット アリアの試乗車でもないかと思ったのは
言うまでもなく、またとりあえずカタログだけでももらっておこうと思った次第。

買うかどうかについてはかなり怪しい。
小型車が好きとはいえ、遅い車に用はない。
小気味良く走ってこそ小型車であり、普段の足でもある。

ドライバーが一体になれるという悦びこそ、僕の求める小型車だ。

欧州小型車を好むマニアの人は多いけれど、僕は日本の小型車がいい。
古くはシティだとか、マーチにスターレットと日本の小型車は安くて速く、
そしてなによりハンドリングがいい。

そういう魅力がぎゅっと詰まったフィットという車は、僕の要望に
ぴったりだったというのは今更言うまでもない。

ただすぐに手が出ないのは、思いと予算のギャップと言ったところか。
宝くじを買いに行かないと。


駐車場に入るなり、脇にいつもの大野さんを発見する。
なにやらカッパを着て掃除でもしている様子。

すぐにこちらに気がついて、営業スマイル全開なのはさすが大野さん。

 「あれ?今日は駐車場の中で誰かひかれたんですか?」

と聞くと

 「いやぁ、洗車大会なんですよ、あはははっ」

ってよくわからない。

どうも聞くところによると毎週末、客寄せに無料で洗車サービスするらしく、
大野さんもカッパを着て、洗車にかり出されているということだった。

さすがホンダ、ここでもう一度営業成績を伸ばそうという作戦らしい。
トヨタのカローラの販売実績を年間トータルでも抜くためには、人海戦術も
辞さないというのは素晴らしい。

実際、誰もいないディーラーよりも活気にあふれている店のほうが入りやすいし、
何かとおみやげももらえるので、お客にとってはうれしいかぎりだ。

今日も洗車のみならず、コーヒーもいただいたし、アシモのキーホルダーももらったし、
カレンダーに手帳までもらった。

そのうちやっぱり新車でも買わないといけないだろうな。
そう思わせるあたり、ホンダの戦略はまさに当たっている。

いつもよくしてもらっているものの、じつのところ僕の車は中古だし、
新車って買ったことないんだけど。


秋が終わって、冬が来る。
先週末はまだ木々の枝にも葉が残っていたのに、今日はもうすっかり
落ちてしまって冬景色。

部屋を片づけて、コタツ布団をかけないといけない。


[767] 発掘 2002-11-29 (Fri)

鬼のようにメールを書き続ける。

もうやることはやった。
あとは結果を待つだけだ。


フィットの4ドアモデルが登場したらしく、小型車好きの僕としては
当然わくわくせずにはいられなかった。

名前はフィット アリアというらしい。

早速ホンダのページで仕様を確認する。
1.5リッターモデルもあるけど、VTECじゃない様子。
ちょっと残念。

でもカタチは予想に以上におしゃれな感じでなかなかいい。
コロンとしたデザインは好みの分かれるところだが、小型車でハッチバックを
無理に4ドアにしたにしては、かなりいい感じに仕上がっている。

元々ハッチバック好きなので買うとすれば、速いハッチバックモデルかな、
と思わないでもないが、これはこれでいい感じだ。

ただ当然そんな余裕はない。
しばらく経ったら値段も下がるだろうし、中古でも探すとしよう。


今、僕は車はおろか、パソコンさえも買えないような財政状態にある。
それでもいろいろ買っているのは、日本経済のためであり、ひいては自分のためである。

きっと今、国民一人あたり1000円多く使うようになれば、不景気は一気に解決する。
いらないものを買う必要はないけど、欲しいものにとびきりお金をかける、
というのは考え方としては間違っていない。

なによりそれで満足するのは自分なのだから、これほど割の良い投資は他にない。

使わなければ景気は良くならない。
そしてメーカーは欲しくなるようなものを作らなければいけない。

人も、物も、魅力がなければ求められることはない。


今の自分が魅力的かどうかについてはかなり疑問だ。

なぜなら僕は人に、求めてもらったことがない。
欲しいと言ってもらったことがない。

そんな言葉も過去にあったかもしれないけれど、それは全部ウソだ。

何一つ残っていない。
今はただ一人。

言葉が欲しくて、どうしようもない夜。
寂しくて、寒くて、ぬくもりが欲しい時。

ずっと昔のことを思い出す。
あの海岸を眺めて過ごしたあの日のことを思い出す。


[766] 次に何を食べるのか? 2002-11-28 (Thu)

ようやく日記が追いついた。
ちょっと書けなくなると、どんどんと日が経っていく。
ここしばらくは仕事、仕事、仕事できているせいもあって、頭の切り替えが
うまくできないでいた。

言い訳と言えばそれまでだが、日記を書くにも日々、何かが起こらないと書けない。
食事のメニューでも書いておけばいいのかもしれないけど、それほどバリエーションもない。

毎日夜になって、一日一歩も外に出なかったことに気がつくといった有様で、
まったくひきこもりにもほどがあるな、と自身を戒める。


今日はちょっと用事があって、ぶらぶらと近所の駅まで歩いて行った。
用事のほうはうまくいかなかったけど、まあ、思い出と共にさようなら。
そういうこともある。


駅まで歩いて行くのに公園を通る。
ところが寒いからか、子供が一人もいない。

ベンチに寝そべっているのは学校をさぼって帰ってきたとおぼしき、
学生のカップルのみ。

なんでそんなところで寝ているのかは謎だが、眠いんだろうな。

僕の子供がこの公園で遊ぶことはないのかな、と思うと寂しくなる。
猫が一匹顔を出す、その後を何匹か小さいのがついて歩く。

猫にとってはかなり広い公園だが、そこはまさに貸し切り状態。
好きなだけ遊べと言っても、猫がブランコに乗ってるのも、滑り台を滑るのも
見たことはないので、砂遊びくらいかな。

枯れ葉の舞う公園の隅で、子猫が二匹じゃれていた。


この前、ボタンインコを飼う夢をみた。
以来気になってはいるんだけど、まだ少し考えている。


[765] 雨が続く 2002-11-27 (Wed)

モーレツに悩む。
時間がない。

そんな短いタイムラグではたして製品を出せるのか。

ジョニー・デップ主演の映画で「ニック・オブ・タイム」というのがあったけど、
なんだかニックにでもなった気分だ。

年賀状も作らないといけないのにな、と、まったく別のことも考えてみたり。


さすがに寒くてストーブをいれる。
もっとも体がかじかむというよりも、指が動かなくなるのが辛い。

ただストーブをつけていると今度は頭がオーバーヒートしやすくなる。
そういう時には、とりあえず冷たい水で顔を洗う。

何度も何度も洗っていると、そのうちちょっと良くなる。

ただ何度も冷たい水に手をいれていると、今度は指がかじかんでくる。
そのままパソコンに向かうとキーミスのコンボ状態。

ある種の矛盾を感じつつもストーブで指を暖める。

すると魔法にでもかかったかのように、なめらかに指が動くようになる。
どうにかして頭を冷やしつつ、指を暖める方法はないものか。

それこそ分厚い手袋でもしておけばいいのかもしれない。
最近は指先だけ開いた、なんだか無性にお金のないことを強調しているような、
そんな手袋もあることだし。

ただあまり見た目が良くないというのも考えもの。
それがスタイルに見えればいいけど、その逆だったら救われない。


最近、読者が多くなったおかげか、日記を褒めてもらうことが多くなった。
今日も「機械のことはわからないけど、それでもなんだかおもしろい」と
メッセージをもらって、とてもうれしかった。

あんまり褒めすぎると天狗になるのがオチなのでどうかと思うけど、
良く言ってもらえるというのは、ほんとに励みになる。

男ってのは自信が必要だ。
ただそれを確認できる機会というのは少ない。

毎日ビルでも建てるか、それとも次から次へと奇跡でも起こしてみせるか、
そんな魔法のようなことができれば別だけど。

僕も早いこと一人前の男と呼ばれるようになりたいものだ。

作家でも目指して大成できれば言うことなしなんだけど、なかなかそうもいかない。

だからやらないといけないことを、一つずつこなしていく。
待っている間ずっと、何もしないでいるようなそんなことではいけない。

今の僕にはまだ考えることしかできないけど。
いつかきっと、といつも思っている。


[764] 我が子のいとおしさ 2002-11-26 (Tue)

雨がずっと降り続いている。
外も、心の中も、ずっと。


忙しい、それにスランプのようで、なかなか書けないでいる。
どちらかというと前者の比率が高く、結局時間がないだけって話もある。

それでも何かしら書こうと思うのだが、どうにも乗らない時に書くと、
自分で読んでもつまらない。

つまらない時にはどんどん書いてみても、どんどん消す。

Mebiusを前に悩み続けていたのと同じく、神の啓示がなければ僕は書けない、作れない。

そういう意味では、昨日出したiPod用ポケットケースは良くできていると思う。
あれはひらめきがあった。


今はちょっとパンク状態。
ひらめきがないのではなくて、ひらめきすぎてすし詰めにしすぎた。

よってしばしの間、調整中。

それもなぁ、とは思うけれど。


今日はPEG-SJ30用Type-MLのデニム仕様のサンプルが到着。
なかなかいいデキだ。
これぞ本来のイメージだ、とはしゃいでまわる。

早速ネックストラップをつけて、首からぶら下げてみる。
いい!とてもいい!!これはいいぞ!!!

俄然元気になる。

どこかに持って出たい衝動にかられるが、あいにくスケジュールは入っていない。
それになによりどこに持って行ったって、誰に威張れるわけでもない。

とりあえず近所のコンビニまで首からぶら下げて歩いてみたが、これほど
自己満足以外の何も得られないのも珍しい。

きっと女性がこれでもかってくらい化粧に時間をかけて、そのくせ誰も見てない、
っていう悲しさにすごく共通したものを感じる。

出る時には元気だったのに、帰りは小石を蹴りながらだった。
ただそれでもなんだかそこにあるって感覚がうれしくて、家につくまでには、
またずいぶん元気になって、開けたり閉めたり意味のないことを繰り返して喜んでいた。

我ながらずいぶん単純だな、と思う。


良い子だ。
これも僕の子だ。

机の上に置いて、手を枕にして、じーっと眺めている。
とてもいい眺めだ。

まるで自分の子供が、賞状でももらってきたような、そんな誇らしさがある。


[763] おいしい話 2002-11-25 (Mon)

頭がようやくハッキリしてきたので、録画の予定をおさらいする。
週末を過ぎて、3本も録り逃していることを発見。

ふぅ、お金さえあればDVD-BOX買って解決なのに、と、ないものねだりをしてみる。

こういうのはあんまりいい考えではない。
それはわかっていても考えてしまう。

いつも夢うつつで、いつもぼーっと考えてしまう。


朝から昨日買ったぼた餅を一つ食べる。
緑茶が欲しいところだが、あいにく手元にないので置いてあったティーバッグで
紅茶を入れて飲む。

パッケージが今までと違うので気がつかなかったが、このティーバッグは
日東製のものだった。

日東紅茶というと安くて粉っぽくて、どうにも三流なイメージだが、
今日の紅茶はかなりうまい。

いつものリプトンよりもおいしいぞ。
これはなかなかいい、とぼた餅食べながら一人喜ぶ。

なんだか新大陸でも発見したような気分だ。


最近食べ過ぎているせいか、いささか重い。
またちょっと調整しないとすぐにトラフグのようにふくれてしまう。

どうにもやっかいな体だ。

体が重くなると頭が回らなくなる。
それは困る。


さすが月曜日、いろんな話が一度に入ってきて、それを考えて処理するのに、
なかなか骨が折れる。

ありがたい話が多いが、どれもこれもというわけにはいかない。
さてどうしたものか。


[762] 冬支度をはじめる 2002-11-24 (Sun)

冬に向かって上着が欲しい。
そう思って、街へと足を運んだ。

遅くになって出たせいもあったが、相変わらず駐車場は空いている。
日曜日のこの時間に駐車場がいっぱいじゃないってこと自体がおかしい。
やっぱり不景気なんだな、と納得するが、いつもの駐車場はいつものように
外車ばかり止まっていて、ちょっぴり共産主義に傾倒してみたりもする。

 「僕は今ここに富の再分配を多く求める!」

”多く”と主張した時点で、資本主義に舞い戻っているわけだが、
この際、そうした細かいことは気にしないほうがいい。

結局、富の再分配がないので上着を買うこともなく、仙太郎のぼた餅に
うば玉、六方焼を買って街を後にする。

共産主義も、資本主義も大いに結構だが、腹がへっては戦はできぬ。
主義主張なんてものはある意味、贅沢病に近い。

食うことに必死なほうがよほど人間らしい。


昨日は一晩中、頼まれもののパソコンをセットアップしていたせいか、
ずいぶんと疲れている。

甘いモノをたくさん買ったのも、それに起因した本能的な欲求からのような気がする。

ただ悲しいかな、古いパソコンに手を入れるってことが楽しくて仕方がない。
余り物のパーツを古いパソコンに入れて動かして、一つ一つ動いていることを
確認していくだけでもワクワクするから不思議だ。

今回もCPUをMMX233→K6-2-400に、RAMを128MB→256MBに、HDDを2GB→9GBにと、
RAM以外はノスタルジックな気分になるパーツだが、それでも十分に
メールとインターネットくらいはできる。

これじゃパソコンは売れないな、とIT不況をさらに加速させたような気がした。


夜、友だちのところにThinkPad s30を回収しに向かう。
無論、これは僕のマシンではない。
友だちのマシンを借りて、インナーケースを作ろうと思ったのだ。

冬がはじまるこの時期に、春の準備をはじめている。
少しはモード関係の仕事をしているような気分になる。

オートクチュールもプレタポルテも僕にはちょっと遠いけど。


[761] 道間違い 2002-11-23 (Sat)

日本橋に行くというので、昼過ぎにぼちぼち家を出る。

長いこと家から出なかったので知らなかった。
外が晴れてたなんて。

駐車場に置いてある車が、百年もそこにあるかのようにいた。
先日、季節はずれの黄砂が舞ったそうで砂埃にまみれていた。
洗ってやらないといけない。

この連休が一番人が多いのかと思ったが、先週末にみんな京都に押し寄せていたようで、
今週は思ったよりも人が出ていない。

それでもイチョウ並木の下に敷かれた黄色い絨毯は、秋の美しさを感じさせてくれる。
もうそれも長くはない。

灰色の雲が冬を運んできて、そのうちうまくいけば真っ白に雪化粧する。

冬の京都は人は少ないけれど、そのほうがなんとなく時代を旅しているようでいい。
僕は冬の京都が好きだ。

向こうに見える愛宕山に雪がかかるようになると、寒い一日になりそうだ、
といつも思う。
寒さに震えるよりも、雪の白さに憧れて、そこに行きたいと思う。
山を見て夢を見て、寒さで現実へと舞い戻る。

冬の京都がいい。


イチョウ並木の中を走り抜けながら、スピッツの「青い車」が流れる。
今から蒼い車に乗るんだな、とつまらないことで運命を感じる。

もっとも蒼い車は君の車かもしれないけど、オーナーはただのヲタクだし、
スピッツのその歌詞とは大きくかけ離れているが、それでもいい。

蒼い車に乗って走ることに悦びを感じる。


ぼーっと運転していたせいか、いつのまにか名神高速から中国自動車道へと入ってしまい、
豊中インターから改めて日本橋を目指す。

いつもなにかと大阪空港ばかり行くので、鮭の帰巣本能のようにそこに
戻ろうと思ったのかもしれない。

大きな飛行機が向こうに見えた。

落ちてこないものかと、いつも心のどこかで想像しているのは、我ながら
ずいぶんおかしな感覚だと思う。


秋が終わる。
そして冬が来る。

季節の変わり目に、いろんなことを考えている。


おはぎ、食べたいな。


[760] ジュークボックス 2002-11-22 (Fri)

Mebiusを前に、芸術家のごとく考える。
30分も悩んでいたが、これといったものが思い浮かばない。

まあ、そういう時もある。


なぜか今日はどれもこれも手につかず、悶々と時間がたつにまかせる。

ジュークボックスが欲しいと思う。

なんとなく曲を流したい時、その曲の歌詞に耳をすませば、やるべきことが
見えてきそうな気がして、ただなんとなく。


「アリーmyラブ」の中で精神科医のトレイシーが、一番はじめに、

 「あなた、テーマソングを決めて歌うのよ!」

なんてことを言う。

それが意図するところは治療だというのだが、効果のほどは謎である。

ともかく音楽というのが人の心を盛り上げもするし、その逆もある。

先日、友達から松任谷由実のアルバムをもらって、これをかけてみると
案外いい曲が多いことに気がついた。

松任谷由実の曲といえば、若い頃は中年の道楽か何かだと思っていたが、
それが今になると泣けるから不思議だ。

聴いてるうちにだんだん胸がいっぱいになってきて、気分を盛り上げるどころか、
深く静かに、それこそ北極海にでも沈んでいくような気分になる。

そのままいくとそのへんから飛び降りたくなる衝動にかられそうだ、
と思ったところで、今度は奥田民生の新しいアルバムなんていうのをかけてみる。

「まんをじして」という曲がなかなかにいい。

さすがに奥田民生の曲で、飛び降りようなんてことは考えない。
へたロックの軽い音が心地良い。

邦楽を好んで聴くようになったのは最近のことだ。
それまではノリの良さで洋楽のロックばかり聴いていたし、それで事足りていた。

スピッツの曲は特別で、これは何年も前から聴いている。
聴くたびにいつも同じ場所に戻れるような気がして、聴き入る。

音を楽しもう。
そう思うとiPodさえも愛おしくなる。
必要もないのに、MP3プレーヤーを山ほど並べたくなる。

今のお気に入りは、このLibrettoL1。
HDDを換装して、MP3のファイルを山ほど入れて、モノラルで良くない音でも、
安いAMラジオのような感覚で音楽をかけると最高にいい。

キーボードがあって、画面があって、オンラインで繋がっていて、
そして音が楽しめる。


パソコンってまったく不思議な箱だ。
その魅力は使ってみないとわからない。

そして一度使い出すとやめられない魔法の箱だ。

僕はパソコンが好きだ。
僕の好きな文章も、音楽も、写真も、映画も、すべて持って歩いていける。


Mebiusを前に、そんなことを考えている僕がいる。


[759] 仕事に夢中 2002-11-21 (Thu)

パソコンに向かわずにいようと決心した。

そう思って朝からずっとパソコンの電源を入れずにいたが、それも昼までだった。
パソコンの画面は見ていなくても、電話に転送しているメールが僕を呼ぶ。

いてもたってもいられなくて、パソコンを立ち上げたのが昼過ぎのことだった。

まったく因果な商売だな、と思うと同時に、ゆっくりしていられない自分に苦笑する。


カスタムメイドは休止中のはずなのに、カスタムメイドの問い合わせに追われている。
なるべく作る方向で検討しているが、現状カスタマイズだけでも手一杯で、
カスタムメイドでイチから作るとなるとかなりの時間と費用がかかる、
というのはこれまでも書いてきた通り。

なのに問い合わせがあるのはたいてい”安くできませんか?”とか、
”この値段でズバリ”とか、これにはけっこ〜困る。

デフレということで、他より高いとそれだけで悪いと言われそうだが、
実際安くできないものを安く出していては、それは商売ではなくて
ボランティアであり、道楽である。

あいにく資本がないので税金対策でボランティアってわけにもいかない。

今の時代、コストありきで製品を作っているのがほとんどだが、それでは
いつか破綻する。
そして安かろう悪かろうになる。
なぜなら薄利多売のシステムで長く儲かる理屈はない。

コンセプトありきの製品を出してこそ意味がある。
そしてそれを出すことができるのが丑やであると確信する。

というより、それが目的でやっているので、薄利多売はしない。
実際にはできない。

結果として他が値段を下げることで、丑やが突出してしまった格好になる。
値上げしたわけでもないんだけど。
それに売り上げ落ちてるのに安くできる理由もないし、安物に走って、
それで今の常連さんが納得してくれるとも思えない。

丑やは丑やであることが大切だ。
それが丑やのスタンス。


風呂に入って考えることが多い。
考えて答えがあるわけでもないのに、のぼせる寸前までぼーっと湯につかって考える。

今はやっぱり仕事ってことなんだろうな。
そう思う。


[758] 一人の味 2002-11-20 (Wed)

一日休んでいたいって時がある。
忙しいのは喜ばしいことだが、1ヶ月に一度くらい一日布団の中にいて、
そこから出ないで過ごしたい。

しかもそれが一人じゃなければ最高だけど、それを望むのは贅沢か。

なんにせよ、贅沢は素敵だ。


よく食べ、コーヒーを飲まずにいるせいか、体調は前よりずいぶんいい。

今日は朝から不二家のソフトドーナツを二つと牛乳を飲む。
不二家のソフトドーナツというとかなり安っぽい印象だが、これが牛乳とよくあって、
僕自身は好きな組み合わせの一つだ。

久しぶりに牛乳を飲むと、どんどん飲んでしまって1リットルの牛乳パックを
飲む干す寸前になって、ああ、ダメだ、ダメだとようやく飲み過ぎに気がついた。


届いたMebiusを見て、これはなかなかいいマシンだと一人感心する。
ただ僕自身はタッチパッドがダメなので、使えないだろう。

ともかく早速インナーケースを作る。

はじめ作ったものがかなりよくできていて、これはなかなかいい、と
満足していたが、ふと気になったポッチを押してみたら、これが
PCカードのイジェクトボタンで、ここが露出してると不具合があることが判明。

結局2本目を作ることになった。

2本目はまあまあの出来。
僕自身は1本目のひらめきがいい感じだと思った。


夜にはソーセージを炒めたのと、シーチキンを炒めてタマゴで半熟にとじたのと、
それに茶碗に半分ほどのご飯。

自分でも色のない食事だな、とは思う。

でもシーチキンにタマゴという組み合わせが、思った以上に良くできて満足。
次はマヨネーズで炒めて、トーストにでもはさんで食べよう。

一人の食事もずいぶん慣れた。
あとは家を出て、ほんとに一人になればもっといろんなことができるようになるだろう。


[757] 最中 2002-11-19 (Tue)

見えない。
今夜も見えない。

月の光がほのかにまわりを照らしているが、お目当ての流れ星はいつになっても
顔を見せてはくれない。

今日こそは顔を見せて欲しかったのに。


大分から知人が持ってきたという最中があったので、それを一つ手に取った。
カワと餡が別々に包装されていて、食べる時にあわせて食べるという、
ぱりぱりおにぎりの法則を応用したもの。

どうだろうと思いつつ、一つ作って食べるとこれが案外うまい。
まさにカワのぱりぱり感と餡のしっとり感が出会って一つになって、
おいしいというお菓子。

仙太郎の最中も高いものは同じようなのがあるが、大分土産のほうが、
一口大という点でそのバランスの良さが際だっている。
味の広がりを抑えつつ、そのくせちょうどパクリと食らいつきたくなる
その最中は絶妙な大きさ。

思わず、朝、昼、晩と一つずつ、合計三つも食べた。
緑茶が良く合う。


コーヒーが良くないんだろうか。
紅茶で過ごしていると頭痛についてはずいぶんといい。

ただ紅茶ばっかり飲んでいると今度は飲み過ぎてしまっていけない。
元々水分過多なので飲み始めると底なしに飲む。
たいして味も風味もなくなってしまったティーバッグを入れたまま、
そこにまた新たに湯をそそぐのはあまり賢いとは言えない。

コーヒーもティーバッグも買いに行かないと。


言葉が欲しい。
なによりも言葉が欲しい。

流れる星に、言葉を託すつもりだった。
僕の言葉は届かないのか。

そばで誰か僕にささやいてほしい。

逢いたい。
今、すぐに逢いたい。

逢えないことがなによりも辛い。


[756] 空を見上げて 2002-11-18 (Mon)

朝から忙しい。
最近急に忙しい気がする。

もともとひまひまぷーではないにせよ、もう少しぼーっとできる時間が、
せめて風呂に入っている時くらいはあった気がするが、問い合わせが多いので、
最近はおちおち風呂にも入っていられない。

夜になればゆっくりできるだろうと思っていても、全国民YahooBB化政策おかげか、
ルータの設定だとか、無線LANの設定だとか、そんな電話が友人・知人問わずあり、
ほんとに夜中にならないとゆっくりもしていられない。

しかもたいていの場合、設定がわからない以前に入っているOSもわからないとか、
どうしてそうなっているのかわからないとか、根本的に間違っていると思われ、
それをいったいどうしろというのか、僕にだってわからない。

そしてなぜ、僕に聞くのか。

 「サポートセンターに電話しました?」

そう聞いて、

 「だって繋がらんやん」

聞かなきゃよかったと思った。


今夜、獅子座流星群が見えるというので、寒い中、ベランダに出てみるが、
雲が空を覆い尽くしていて、一向に晴れる気配がない。

そのうえ風が冷たいので、長く外にいたわけでもないのに、くしゅんと
くしゃみが出た。

風邪ひいたかな。
鼻をかんでもなんだかすっきりしない。


まだコタツ布団をかけていないコタツに足をつっこんで、赤い光の中で
録画予約のチェックをする。

毎日なにかしら録画しているような気がするが、これを見た記憶がない。

先週末にぼーっと「エド 〜ボーリング弁護士」を何本か見て、やっぱり、
このドラマは最高だと一人喜んでいたくらいで、映画なんかはなんのために
録画しているのか、よくわからないことが多い。


無意識の中に僕はいる。
そして僕はいつか忘れ去られる。

僕が僕自身を忘却の彼方に追いやっていくように、人は僕を忘れ去る。

後世に名を残す偉業は難しいかもしれないが、僕とて男だ。
自分の子に、顔をおぼえてもらうくらいのことはしたい。

手をいっぱいにひろげて、自分の世界を知る。
今の僕の世界はそれだけだ。


星に逢えなくて寂しい。

でもなぜか予感がする。
うまくいきそうな予感。

その予感を感じるから、僕はそれに従う。
運命に従順であればこそ、うまくいく時がある。
流れに身を任せ、予感を信じて日々を過ごす。

前もそうだった。
この感覚には覚えがある。


[755] イモになる 2002-11-17 (Sun)

今年の京都は人が少ないと書いていたら、人の波がきた。
今日は天気が良いこともあって、京都の大通りはすべて他府県ナンバーの車で
埋め尽くされていた。

街中にベルベットの生地とiPodのリモコンを買いに出ただけなのに、
イモ洗い状態の海岸にでも来たような気分になった。

得も言われぬ焦燥感と苛立ちから、さっさと裏道に抜けたのは言うまでもない。

案の定、デパートの駐車場はガラガラ。
なのにいつもよりも人が多いというのは、他府県からの電車組もまた、
少なからず都入りしているということだろう。

IXY DIGITAL320もあることだし、どこかに紅葉でも撮影しに行こうと
思っていたのに、近場がこれじゃどうしようかなって気になる。

奈良あたりに行ってもいいんだけど、同じだろうな。

そういえば奈良にも長いこと行ってないな。
思い出すのは鹿ばかりだが、なんだか懐かしい気がする。


今日はついに仙太郎のぼた餅を買う。
青じそ入りというのはどうだろうと思ったが、食べてみると案外おいしい。

思わず二つも食べて、これが僕の夕食となった。

ハーゲンダッツもいくつか買ってきたし、これでまたしばらくは生きられる。

ただコーヒーが切れている。
これも仕入れに行かないと。

コーヒーがないせいですっかり紅茶党に戻っているが、そのおかげなのか、
頭痛がいくぶんマシな気がする。
へたに覚醒効果を期待してコーヒーを飲むよりも、紅茶を優雅に楽しんで、
グレートブリテンな時間を満喫しろってことなのかもしれない。

心の余裕を。
それが大切なのかもしれない。


[754] 午後、布団の中で 2002-11-16 (Sat)

夜空の星がきれいだ。
もうすぐ、獅子座流星群が見える。

キーちゃんの星が見えるかもしれない。
そう思うと待ち遠しい。

寂しいよ、おまえがいないと。


ThinkPadX30用シェルカバーとインナーケースのサンプルが入荷。
ベルベット地がなかなかにいい。
これをデフォルトしたいところだが、リスクとコストを考えると現実的ではない。

ただこれからの方向性の一つが見えたような気がした。
良いものを作らないといけない。
そのためのベルベットでもある。

さて受注を開始しよう。
いつになく胸が高鳴る。


LibrettoL1のHDDがカリカリと耳につく。
修行でなんとかするにも一日では短すぎる。

Windows2000をチューニングすればなんとかなるかな、と思い立ち、
レジストリを変更した。

するとこれがコウカテキメン。
音も静かになって、心持ち早くなったような気がする。

いい感じに気分爽快。

最強に次ぐLibrettoL1としてはなかなかのもの。
少しは長く使えるかな。

手を入れると愛おしくなる。
使い続けたくなる。

今が永遠であるような感覚だ。
不思議だ。


昼間はずっと布団の中にいた。
疲れていたのも一つ、ただ出たくなかったのも理由の一つ。

電話はここ何日かどっかにやってしまっていたし、誰からも電話がかかることもない。
仕事の電話も当然ない。

ただ布団の中で時が過ぎるのを待つ。
じっと、ただじっと待つ。

そのうち眠くなるとそのまま眠りに落ちる。

そして夢の中で仕事をしていた。

まったく苦労性だな、と思う。
夢の中くらい、幸せでありたい。

いい夢を、そればかり思う。


[753] 景気と皿を回す 2002-11-15 (Fri)

日付が変わった頃にようやくケーブルを発見してバックアップ開始。
これでやっと40GBのHDDに火が入る。

ところがいつものことで、はじめにバックアップをとった14枚のCD-Rは
うまく読みとれないことが判明。
イチからやりなおしだと思うとぞっとしないが、やりだしたら止まらない。

仕方なく、今度はHDDの中身をシェイプアップしてからバックアップ開始。
これだとCD-R9枚ですむらしい。
ちょっとホっとして、仕事をしながら合間、合間にCD-Rを入れ替える。

もう朝が近い。

さてあと一息だとLibrettoL1をバラしにかかる。
ほんとはレポート書くのに写真を撮るべしだったが、くたくただったので、
まあいいや、と思ってバラしはじめる。

かなり難しい。

何かとケーブルが多いし、ネジの長さは違うし、ネジを2本はずせば、
HDDを換装できた昔のLibrettoが懐かしい。

HDDを10GBのものから、40GBのものにつけかえた。
ほどなく組み立て完了。

さて今度はバックアップしたものを書き戻そうとCD-ROMドライブを
つなげて起動する。

うまく起動画面が出るが、その後、CD-ROMドライブがないので書き戻せない旨、
メッセージが表示される。

諸事情あってCD-ROMドライブを認識していないだけなのだが、もう
面倒になってきて、結局LibrettoL1の標準リカバリCDを使ってリカバリ。
今までCD-Rにバックアップしたものは、無駄になってしまった。


昼までかかって環境を整え、さあ、そろそろ山下くんが来るな、と思っていたら、
いつまでたっても来る気配がない。

結局30分の遅刻。
この前よりは確かに改善されたが、1週間と続かない、その腹時計は
いったいどうなっているんだ。

夜中ずっとリカバリし続けていた間抜けな僕が言うのもなんだけど、
もうちょっとしっかりしたほうがいい。

それに動じないのはすごいと思うけどね。
少しは動じてくれて改善してくれると助かる。


丑やにリンクを張っていただくサイトというのは、いくつかある。
しかしこの日記にリンクを張るということは今までなかった。

アクセス解析にリンク先として表示されるURLの中に、見覚えのあるURLを発見した。
たどっていくとリンク集があって、そこに丑やではなくて、日記のほうが紹介されていた。

それもまた珍しいな、と思いつつ。


お元気ですか?
僕は元気です。


換装したHDDがかなりうるさい。
スピードはかなりのものらしいけど、音のほうが気になってしまう。
まだまだ修行が足りないようだ。

心身を滅却すればなんとやら。


[752] ありがとうの言葉 2002-11-14 (Thu)

よかったよかったと書いていたら、

 「ほんとよかったですね」

とメッセージが届いた。

何通か、だからそれにはありがとうございますと返事を書いた。

それだけみなさんに心配していただいていることがなにより、そして、
やはり今回のヒットに対しての賛辞がうれしかった。

応援はほんとにありがたい。

できる気がするから不思議だ。


LibrettoL1のHDDを換装しようとようやく重い腰をあげた。

さてバックアップをとらないといけないな、と必要なケーブルを探すが、
6ピンのケーブルは3本もあるのに、4ピンのケーブルがない。

心当たりがあるところを3回ずつは見て回って、家中ひっくり返してまわるが、
どこにもない。

どうなってるんだ。

次から次へと出てくるのは6ピンのケーブルばかりで、それを見つけるたびに

 「これじゃないんだ!」

とジタンだ踏んで悔しがる。

「Uボート」って映画の中で、

 「何でも揃っているこの艦の中で針金一つないのか!」

と船を修理しながら叫ぶシーンがあったが、あれを思い出した。

あれは沈没したUボートの中だったけど、まあ、似たようなものだな。
ってことはエンディングはああなるのかな、と思うとそれはちょっと遠慮したい。


この前買ったIXY DIGITAL320を手に持って、思えばIXYがはじまりだったな、
と一昨年の夏のことを思い出す。

今回IXY DIGITAL320を選んだのも、単にほしいって気持ちよりも、
恩返しというか、縁起をかつぐというか、そんな気持ちが強かった。

 「IXY用の革ケース作ったらどう?」

そう人に言われなければ、僕は買わなかったし、作らなかった。

運命はある。
出会いはある。

僕はそれを信じる。

 「よかったですね」

という言葉が僕に力を与え、そしてまた前を向く。

歩き出す。
また一歩、そしてまた一歩。


[751] 季節はずれ 2002-11-13 (Wed)

仕事してたら「フルハウス」を録画するのワスレテタ。
ちょっとショック。

VHSには録画してあるし、いいか、と無理矢理納得。

納得できない。
うー


山下くんがくるなり、メールの多さに驚いていた。
そりゃま、最近にしちゃ珍しい量だしな。

四苦八苦しながら返信しているところに、

 「このまま一週間同じ状態やったらどうする?」

と聞いたら、

 「んーっ 焼き肉おごってください」

という返事に笑った。

なんとかそれくらいはできるだろうし、別に普段どおりでもそれくらいは
なんとかなりそうだけどね。
ある種のユーモアがそこにあって、それがかなりおかしかった。

売れるってことはココロ穏やかでいられていい。
つまらないことで笑えていい。

ずっと悩んでばかりだったので、ほんとにホっとした。
まだいけるって実感がココロの扉を叩いた気がした。

良いモノ作らないと。
工場にも電話でそのことを伝えた。


ネットの中には表情というものは存在しない。
だからこそ言葉が大きな意味を持つ。

ココロの中に言葉が入ってくる時も、その言葉によって喜ぶこともあり、
また傷つくこともある。

キツイ言葉というのは、浮かれすぎの自分をたしなめる言葉だと思うようにしているが、
それでもやっぱり悩まずにはいられない。

やさしい言葉というぬるま湯につかることが僕にとって、人にとって、
いいのかどうかはわからない。

ただ僕はいろんな現実を見てきたつもりだし、キツイ言葉も少なからず耳にした。

夢を見させてくれないだろうか。
いい夢を。

馬車馬のように働くのはいい、お金がなくて辛いのもいい。
でもせめて夢を。

夢があれば僕は生きられる。
それが最後の日でもきっと、明日は何をしよう、って考えられる。

現実は確かに辛いこともたくさんある。
でも現実に生きる人には、人に夢を見させる力もある。

僕に夢を。
それははたしてワガママなのか。


モスキートをもらってうれしかった。
とても、とてもとても。
だからカバーを作ってお披露目しようと思っている。


[750] まだまだ 2002-11-12 (Tue)

PEG-NX70V用Type-Uの受注を開始。
朝の時点で予想以上に多く発注があり、久々に活気に満ちあふれる。

売れるというのは、こんなにもうれしいことなのか。

 「丑やもまだまだ捨てたもんじゃないな。」

と、パソコンの画面相手に一人微笑む。

僕一人が声高に叫んでいてもはじまらない。
人がいてはじめて僕がいる。

そして今回も助けてもらっている。


大きなヒットとしてはPEG-T400/600用手帳型ケース以来の気がするので、
じつに10ヶ月ぶり、しかもCLIEからCLIEというのがまさにSONY様々。

まだ羽ばたける。
まだ飛べるさ。


眠っていた10ヶ月。
長かった10ヶ月。

ようやく一歩前へと進む。
亀の歩みよりも遅い、丑の歩み。
しかし確実に一歩前へと進む。

人を信じ、自分を信じてやってきて、ハっと目が覚める。
そして、ああ、よかったと心から感謝できる。

僕は感謝する気持ちを忘れてはいない。
忘れてはいけない。


発注メールを確認しながら、

 「いつものお客さんだな」

と名前を確認して、また微笑む。
備考欄に言葉があって、それに励まされる。

いろんなことがあった。
これからもいろんなことがあるだろう。

僕は助けてもらってばかりだが、いつか誰かを助けられる日がくるんだろうか。
誰かが喜んでくれたら、どんなにうれしいだろう。

夢をすべて叶えることができたら、どんなに素晴らしいだろう。

一つ一つかもしれない。
でも夢は叶う。

そう信じ続けることで、夢は叶う。


[749] 月曜日の午後に 2002-11-11 (Mon)

僕はいつか忘れられる。
だから今、仕事をしないといけない。

100年続く丑やにしないといけない。


ThinkPadX30用インナーケースにからんで、他社製ノートPC用インナーケースは?
という問い合わせが後を絶たない。
同じIBM製でThinkPad s30用に、というものもある。

ところがVAIO-U用については、トップページに書いてから逆に問い合わせがない。
やはり必要ないということなのか。
それともVAIOは鬼門なのか。

全部に応えられることが理想的だが、実際はなかなか難しい。
タイムスケジュールであり、予算であり、いろいろあって、その中から、
利益の上がるモノから順番に仕上げていくと、発売予定リストにあっても、
いつまでたっても出来上がらないものもある。

あと一押し。

でもどれもこれもアタリになるかどうかは未知数で、モノが売れない時期に、
それを作っていいのかどうかでまた悩む。

あんまり悩みすぎたせいか、頭痛がする。
パソコンの画面を見ずにいるといくらかマシだが、画面を見ると気分が悪くなる、
というのはだんだん悪化しているような気がしないでもない。

ひどくなると右目をつむって、左目で画面を見ながらメールを書いている。
右目はだんだんと使えなくなってきている。
目薬ももう効かない。

HDDの駆動音を聴きながら、パソコンも仕事してるんだな、とおかしなことを考える。

目を開けて、またキーボードを叩き始める。
はじめはゆっくりと、そしてそのうちリズミカルに。

僕はまだやることがある。


もう一度信じたい。
あなたをずっと信じてる。

信仰は力を生む。

僕は信心深いので、いつも力に溢れている。
まだまだやらないといけないことがある。


[748] 大阪空港へ向かう 2002-11-10 (Sun)

IXY DIGITAL320のチェックのため、大阪空港へと向かう。

京都の観光地を撮影してまわるというのが今の季節の流行りだが、
当然そんなところにいくと人がいっぱいなので、あえて大阪空港へ。

大阪空港にはスターバックスもあるし、かつくらもある。
それになんとなく、上にあるインテリアショールームを見てまわるのが、
幸せな気分に浸れていい。

駐車場も安いし、長くぼーっとしている空間としては飽きないし、
空港っていうのは夢を見るのに最適だ。


撮影のほうはぱぱぱっと50枚弱くらい撮影して、ピカチュウの石像なんかも
撮影してみたりして、インテリアショールームのソファでしばらく時間を過ごす。

カップルが多く、半分くらいは幸せそうに見える。
あとの半分はどうかよくわからない。

ソファに座って過ごしていると、なんとなくいろんなものが見える。

ちょっと固いシングルのソファがお気に入りで、家に一つ欲しいと思う。
もっともそれを置くスペースも、値段も現実的ではないので、今しばらくは
そこで座っているしかないのだが、いつか自分の椅子というのを手に入れたい。

社長の椅子だとか、部長の椅子だとか、そんなたいそうな椅子ではなくて、
家の中で、自分の椅子が欲しい。

腰をおろし、雑誌でも読みながら、そのうちゆっくりと沈んでいきたい。


空港を満喫した後、京都に戻って八千代ムセンに向かう。
頼まれていたストーブを買って、先日買ったDISC TITLE PRINTERのテープを買う。
さらにCanon純正のプロフェッショナルフォトペーパーとスーパーフォトペーパーを
それぞれ50枚購入した。

家に戻ると早速プリンタのテスト開始。

そう、フォトペーパーは昨日買ったプリンタのテスト用。
どの紙が一番あうのかをテストするために、買った。
昨日の夜からすでに50枚近くを出力、未だEPSONを越えられず。

どうもそれは紙との相性問題もあるようなので、昨日は高くて買えなかった
純正の一番高いプロフェッショナルフォトペーパーを購入して使ってみた。

結果は上々、たしかに一番いい感じに仕上がっている。
ただEPSONのフォトペーパーと色合いもほぼ同じだし、若干色の乗りが
いいことを除けば、きっと見た目はほとんど一緒。
これでコストが倍ということを考えると素直にEPSONのフォトペーパーを
買うほうが無難という結論になる。

しかし値段は高いのにEPSONを越えられないのか、中田。
せめてもう少し色を濃く設定できればそれでいいのに。

なんとなくぼやっとした絵は自分の頭の中を覗いているようだ。


飛行機の中から見る、雲の平原へと想いを馳せる。
そういえば長い間、飛行機にも乗っていない。


[747] また買い物をするの巻 2002-11-09 (Sat)

朝から電話があったらしい。
昨日送ったビデオが届いたとのこと。

20kgを3箱、合計60kgも送ったもんだから、箱の一つが半壊して届いた時には
大変なことになっていたらしい。

それでもまだ残ってるんだけどなぁ
さていつ送るかな。


昼過ぎまで待っていたが、一向に工場からの荷物が届かない。
そのくせ他のものがなんやかやといろいろ届くし、おまんじゅうまで届く。

そのうち友だちから電話があって、テレビを買いに行くという。
土曜日の昼から相変わらずの電気屋行脚。

友だちは伏見にあるジョーシンピットワンでテレビを2台お買い上げ。
松下の29インチテレビの新型と東芝の21インチテレビ、さらにテレビ台も二つ。
これで合計8万円強だった。

昔の21インチテレビの値段だ。
デフレもここまでくると大変だな、とつくづく思う。


あんまり時間がかかるので、僕は僕でプリンタを見ていた。
気になっていたCanonのPIXUS BJ895PDの値段を聞いてみた。

 「USBケーブルと写真用紙サービスくらいですねぇ」

と渋い顔。

 「ええ?コジマ電機だったら29800円やって言ってたで」

別にウソを言っているわけではない。
友だちがいるのでそれなりに安くなるのだ。
ただ向こうは現金払い、こちらはカードが使える。
僕としてはカードが使えるほうがありがたい。

 「ちょっと待ってくださいね、厳しいですね」

と言いつつも電卓をはじいてくれるあたりは良心的だ。
日本橋の店なんかでは、はなから相手にしてませんよ、と言わんばかりに、

 「値引きは無理なんですよぉ」

で片づけられる。
値引きはしなくていいけど、もう少しおまけつけるとか、何か買うきっかけが欲しい。
このへんはかけひきみたいなものもあると思うけど、お客さんを乗せる、
というのはどんな商売でも必要なことだと思う。

その点、今日の店員さんはなかなか素質がある。

 「じゃ、この値段で・・・これにポイントがつきますから」

そうだ、ポイントで払えば支払いが楽になるな、と当たり前のことに気がつき、

 「ポイントいらないから、できるだけ安くしといて。
  全部ポイントで払いたいから」

そう言うとさらに電卓をはじいて、金額を出してくれる。
ジョーシンということを考えれば悪くない値段だ。
こんなところで時間を食うのももったいないので、その値段で商談成立。

これにプレビューモニターと写真用紙、それにインクをもう一揃え、
合計5万になっていたのは正直驚いた。

去年EPSONのPM790PTをプレビューモニターセット、インクセットで
3万円だったことを思うと随分と高いような気がした。

もっとも今回はプレビューモニターが別売りで、しかも1万円以上する
というのが問題なのだが。

とにかく一式買ってピットワンを後にする。


寺町へ行くというので、僕は別行動で生地屋に向かった。
ThinkPadX30用ケースの裏地を買いに行った。

ベルベットを見て、これはいい、と思った。
その後にスウェードの生地を見るがベルベットの後ではかなり安っぽく見えた。
結局ベルベットを3色買って店を出た。

割高だがやはりいいものはいい。
こういうところで安物を買うと後々後悔するので、はじめにいいと思ったものを
予算オーバーながらも購入。

これでいいのができるといいんだけど。


家に帰ると荷物が届いていた。
もう夜になってしまっていたので、今日はもう発送できない。

ベルベットの写真をとって、掲示板に書き込みする。
あとは返事を待つばかり。


なんだか多忙な一日だった。
かと言って、何かを成し遂げるという一日ではなかった。

なんとなく忙しい一日。
それの連続。


[746] 上出来と不出来 2002-11-08 (Fri)

待ちに待ったPEG-SJ30用Type-MLが入荷。
SL-A300用手帳型ケースも入荷、こちらはすでに完売御礼。

PEG-SJ30用Type-MLは若干残っているが、これも追々出るだろう。
そして新たにデニム地の追加が10本、SL-A300用手帳型ケースのほうは、
ぺんとぴあの色を変えてこちらも10本。

これくらいでは儲からないというのは明白だが、出ないよりはいい。
まわって、まわしていくらの商売やってるので、利益よりもモノがまわる、
ってことに意味がある。
それが商売というか、どんどん大きくなれば少しは楽になる。

デキのほうはどちらもなかなかいい感じ。
もう少し薄ければ、とは思うけれども、まあかくかく仕様というものもある。

僕自身は久々の大物であるThinkPadX30用インナーケースがお気に入りで、
はじめに作ったミニチュアのモックをここのところ毎日眺めている。

以前に一度「ThinkPadユーザーでないのに良いモノは作れない」と
言われたこともあるが、それは間違いだ。

スポーツカーに乗っていないからその良さがわからないのではなくて、
単に買えないってこともある。

モノに対する憧れがあって、情熱があるからこそ良いモノを作れる。
それが良いかどうかという判断は各個人によって違うかもしれないが、
少なくとも僕はモノを見て、それにあったものを作っているつもりだ。
しかもただの作るという作業をするのではなくて、羨望の目と思いとがあって、
なにより情熱がある。

いい仕事をしたいなら、情熱は必須だ。
人の評価とか、メリットとか、そんなものよりも自分が仕事に対して
のめり込むってことがなにより大切だ。

のめり込んだ結果として、Librettoやデジカメ、PDAがいっぱいある現状が
はたして正しいとは言えないような気がするが、味を知らないシェフが
作った料理を、誰が食べたいと思うだろう。

シェフが味の専門家であるように、僕もまた機械に対する情熱が、
今ケースを作るうえで非常に役に立っている。

まさに好きこそモノの上手なれ。
仕事も愛があってこそ。


ひどく雨が降っている。
風も強く、だんだんと寒さが身にしみる季節がやってくる。

コタツ布団を出せば、僕の冬支度は万全。
ぬくぬくとコタツに入って、ぼーっとテレビを見ていられればご機嫌だ。

長い間、ゆっくり映画を観ていない。
これでも映画ファンなんだけど、最近はどうも考えていることのほうが多い。


[745] クリア 2002-11-07 (Thu)

散髪に行った。
いったい何カ月ぶりだろう。
軽く4ヶ月は経っている。

こんなに長く髪を切らなかったのは小学生の時以来じゃないだろうか。
それこそ阪神の優勝を思い出すくらいに昔の話だ。

ただ今回はちょっと長めに、と思って、

 「いつもより長くしといてください」

とお願いした。

ところが切り終えてみるとどうもいつもと変わらない。
いったい”長い”という言葉はどこへ消えたのか。

まあ、短いほうが何かと便利でいいんだけど。


目が髪を噛まなくなったせいか、目が少し楽になった。
健康的という意味でも髪は短いほうがいいらしい。

どうも髪が長いとうっとおしいし、目は痛いし、あんまり良いことがない。

髪は不浄のものという考えもあるくらいだし、適度に短いほうが、
より徳が高いってことになるんだろう。

となれば散髪したことで何か良いことがあるかもしれない。
さぁ、良いこといらっしゃいっ


夢を見た。
あなたの夢を見た。

無防備な僕は、あなたにすべてを捧げてしまう。
いつも同じ夢、そしてあなたがいる。

朝、起きて会いたくなる。
今すぐに会えないことが辛い。

いつか伝えられるはずだ。

あなたに会った。
夢の中で、あの場所で。


[744] 君といつまでも 2002-11-06 (Wed)

カードの引き落としがまだのようで、スカパーカードが使えない。
キャッシュバックのあるカードなので、こればっかり使っていたのだが、
先日来の買い物ラッシュもあって、完全にパンクした様子。

液晶モニターが届かないことを除けば、たいして問題はない。
何日もしないうちにはじめのいくらかが引き落とされて、また使えるようになる。

あんまり遅いようだと、明日あたりカード会社に電話を入れてみよう。


細かい入荷があり、これを送るように手配する。

といきたいところだが、山下くんがいつまで経っても来ない。

何度か電話を入れる。
ところが誰も出ない。

困った困ったと思いながら、できる仕事をこなす。
合間、合間に電話をかけ続けるが出る様子はない。

2時間ほど経って再度電話すると、ようやく寝ぼけた声が受話器から聞こえた。

夜更かしやめるか、まじめに起きるかしましょうね。
少なくとも仕事は仕事、しっかりこなしていただけるとありがたい。
それが基本。


入荷分にNX70用ケースのサンプルが入っているはずなのに、見あたらない。
発注のついでに工場に電話をかけて聞いたら、今週末に入荷とか。

予定より遅れること、現在10日余り。
こちらももう少し早いとありがたい。

そういえばSL-A300用手帳型ケースもまだだな、とこちらも確認のメールを入れる。

別件でぺんとぴあのブラックが生産終了の旨、連絡がある。
グリーンしかもう残っていないとのこと。
これも困ったことだ。
とりあえずは足りているが、そこから先が続かない。

今後のことも含め、再度検討しないといけない用件がアッという間に山積みになる。

いつのまにこんなに忙しくなったんだろう。
悩むにもどうも相変わらず頭痛がひどい。
半分も悩むか悩まないかで考えられなくなってしまう。

どうも調子がよくない。

こういう時には逆にのんびりしたほうがいいのかもしれない。
よって風呂に入る。
のんびり浸かる、首まで浸かる。


誰かに呼ばれた気がして仕方がない。
誰だろう、僕を呼ぶのは。

夢への誘い、声はずっと奥から聞こえてくる。
誰だ、誰なんだ。
誰かに呼ばれているような気がして。


トップページを整理しないとどうにも長すぎていけない。
部屋もページも片づかないのはいつものこと。

だからといって片づけないわけにもいかない。
ぼちぼちとトップページの整理をはじめた。


眠いからしばらく休むとしよう。

僕が必要な時には、呼んでくれればいい。
きっとあなたのところへ。


[743] 鏡に写る 2002-11-05 (Tue)

神の啓示を受け、突然iPod用ケースの紙モックを作る。
もくもくと作り続けること5本目にしてようやく完成。
なかなかいいデキだ。

さらに夢に見たThinkPadX30用インナーケースの紙モックも作る。
詳細なスペックシートがないので、適当にイメージだけで作っていく。
これは1本目からきれいに出来上がり、かなり満足。

今日はいい日だ。


風呂に入り、ぼさぼさの髪を洗う。

最近CMで自分の髪がチクチクする敏感肌の人に、という乳液だかなんだかが
やっているが、正直僕にはあれが必要だ。

チクチクするし、うっとおしい。
この髪の毛はなんとかならないものだろうか。

ふとシャンプーを多めに手に取って、キューピーみたいな髪型を目指す。
他意はない。
ただなんとなくコネコネやってみる。

うまくできれば忘年会の芸くらいにはなるかな、なんてことを考えながら、
またコネコネする。

しばらくして鏡を覗き込んで愕然とした。
キューピーどころか、老けた劇画風鉄腕アトムみたいな僕がいた。
当然風呂なので上半身裸で生々しい肉体が鏡に映り込み、それがまた
みょ〜にリアルな劇画に見える。

一瞬あまりのことに言葉を失うが、すぐに腹の底から笑いがこみ上げてきて、
風呂の中でゲラゲラ笑った。

これがまた響く。

早く散髪行かないと、こんなこと毎日やってたら笑い死にしてしまう。


星がきれいだ。
夜空がこんなにきれいだなんて、とても不思議だ。

しばらく空を見上げていたら、一つ星が流れた。
また流星群でもくるんだろうか。

流星群の星もきれいだけど、たまに見る短い尾の流れ星も、流星群に負けない
瞬間の美しさがあっていい。

うまくいきますように、といつもと同じ願いをかけた。


[742] もらいもの 2002-11-04 (Mon)

買いました。
IXY DIGITAL320を買いました。

そう、また僕は日本経済に貢献しました。

拝啓、竹中平蔵様。
こんな僕を京都イチの自営業者あっぱれと表彰してください。

しかしカードの限度額いっぱいまで使っているのもどうかと思わないでもない。
今月末にはカード破産だな、と再度頭の中でそろばんをはじく。


最近僕以上に経済に貢献していると言えば、島津製作所の田中耕一さんである。
自社の株価を倍にし、平蔵大臣へのエールを送るという偉業を成し遂げ、
今まさに時の人であり、ようやくスーツも買ったらしい。
ついでにダンスも習い始めたらしいが、この意図するところはよくわからない。

この田中さんに西陣織の肖像画を贈る、という話を聞いて耳を疑った。

もっとも耳は疑ったが、その話は疑わなかった。
京都の呉服業界ならやりかねない。
そのセンスのなさは相変わらずだ。

西陣織の肖像画なんて煮ても焼いても食えないようなものを誰がほしがるというか。
それこそ会社の創始者か何かで、末永くその栄誉を讃えるという場合には、
確かに少しは有効かもしれない。

しかし田中さんは一介のサラリーマンで、そんなやっかいなものをもらっても、
どこに飾るか考えるほうが大変だというのは、誰の目にも明かだ。

なにより自分の肖像画が家にかかってるなんて、あまりに恥ずかしいし、
それ見て、

 「オレって最高!」

なんて言って喜ぶとも思えない。
そういう意味でも贈る側がもう少し頭を使うべきだろう。

それこそ田中さんの奥さんに「式典の時に着てください」と着物一式贈ればいいのに、
という意見には1票と言わず、組織票でも入れたいところ。
そのほうが実用的だし、少しは感謝もしてもらえそうな気がする。

西陣織のネクタイといい、肖像画といい・・・
ブツブツブツブツブツブツ・・・

以下、自粛。


ここ1週間ほど、PEG-NX70V用Type-MLとThinkPadX30用シェルカバーに
ついての問い合わせがピークを迎えている。

メールはもちろん、電話もあるし、店頭へも問い合わせがあるようなので、
その期待の大きさに驚いている。

少しは売れるものが作れるのかな、とこれはこれでうれしく思う。

早速、期待に応えようとThinkPadX30用シェルカバーの紙モックを作ってみる。
なかなかの出来映え。

シェルカバー自体が出来上がったデザインなので、デザインの微調整と、
カラーリング、あとはACアダプタの電源位置の確認くらいだが、実機を
目の前にするとあれもこれもと欲が出てきて困る。

とりあえず初回出荷分20本についてはセーム皮をプレゼントということで、
ThinkPadへの、ユーザーへのはなむけとしようと決めた。

売れるというのはなにより。
あとはほんとにできるのかどうかだけ。

これは僕の仕事、仕事、仕事。


[741] ウロウロウロする 2002-11-03 (Sun)

ようやく日記を書き始めた。
お叱りのメールをいただき、またお見舞いのメールもいただいた。
まったく申し訳ないと思いつつ、ぼちぼちとキーを打つ。


日本橋に行くぞと電話があった。
しかし行くにもカードがないと現金を持っていないので、どうにもならない。

HDDはいまだは届かず。
はてどうしたものか、と考える。

ようやく昼にピンポーンっと呼び出しが鳴ったので、やっと来た、
と取りに出たら、お客様に送ってもらったThinkPadX30だった。

諦めてカードを置いて出た。

電気屋に行って、何か買うモノがあるのかといえば、たいていなんでも
買ってる昨今なので、これといってないのだが。

J&Pテクノランドの塩崎さんに挨拶でもしておこうと一番に寄ってみたが、
あいにくお休みのようで、仕方なく単3の電池と、単4の電池と、
640円のヘッドセット、それにEPSONのL版写真用紙を300枚買って店を出た。

DVD-Rもよっぽど買おうかと何度も手に取ったが、さすがにいっぱいあるので、
これは強い自制心をもって棚に置いた。

我慢というのはなかなか辛いものだ。


帰りに焼き肉屋に寄った。
食べ放題だったが、おごってくれるというのでありがたく食べる。
もっとも食べ放題のわりには食べなかったように思う。

それもそのはず、おなかはへっていなかった。
それでも一日分の栄養補給ということで、なんのかんの言いつつも、
しこたま食べた。

これぞ供養である、と心を鬼にして食べ続けた。


メールを書いているとトラックが止まる音。

おっ、と思ったらようやくHDDだった。
カードで支払いを済ませ、ほっと一息。

発送日は10月31日となっていたので、結局4日かかっている。
eコレクトとはこんなに時間がかかるのか。
それもやっぱり飛脚が運んでいたのか。

さすが佐川急便。
これでほんとに飛脚の格好できてくれたら、記念撮影してレポートでも書いたのに。
ユーモアが足らないというか、努力が足らないというか。

もう少しがんばって欲しい気がする。


写真用紙は買ったものの、現在プリンタがない。
年賀状印刷もあるのでプリンタを買わねば・・・

どうも日本経済を一人で回しているような気がしてならない。


[740] 早くこいこい 2002-11-02 (Sat)

頭痛がひどい。
最近頭痛がひどくて、夜中に起きてしまうことがままある。

厳密には頭痛というよりも、眼精疲労からくるグルグル感による車酔い状態。

こうなってくると仕事の効率が低下するので困る。


よっぽど眠っていようと思っていたのだが、のんびりしているわけにもいかず、
朝から、いや早朝からゴソゴソと起き出して仕事をする。

ただ先日歳をとったばかりで早速無理が利かなくなってきているのか、
昼過ぎには体力的な限界を感じ、しばらく部屋で休む。

倒れないだけマシかもしれないが、それでも我ながらふがいない。
もっと働けるはずだ。

もっと働け、もっと働け。


日記を書こうとマシンに向かうが、どうにも書けない。

文章が出てくる時はいい。
出てこないとなると徹底的に出てこないから、これがスランプなのか。
作家というのは大変だろうな、と人ごとのように思う。

僕もこれで日々の糧を稼いでいるとすれば、老体にむち打ってでも、
たった一行でも書いていたかもしれないが、ずっと書けずにいた。

メールまで書けないので支障をきたすが、これこそまさにメシの種。
最低限の連絡だけは、言葉少なにメールを入れた。


この前発注したLibretto用のHDDがまだ届かない。
10月31日に発送します、となっていたので、今日あたり届くはずなんだけど。

まーだーかー

佐川急便のeコレクトはずだけど、ほんとに飛脚に頼んだんじゃないのか。
ちょっと不安になる。

そのうち届くとは思うけれど。


[739] ペンを手に入れる 2002-11-01 (Fri)

お決まりの台詞だが、今日から11月だ。
神様も帰ってくる。


昼間降っていた雨は夕方には止んだ。
随分と降っていたような気がするが、雨は気まぐれだ。


寒くなったのでストーブをつける。
ストーブにかけるヤカンがみつからないので、これはまだない。

ただとても暖かく、そのままにしておくとやけどしそうになる。
しばらくつけていたが、すぐに消した。

僕はまだ半袖にジーンズだ。
寒い時には家の中で革ジャンを着て作業をしている。
自身、それもどうかと思わなくもないが、暖房の類はあまりつけたくない。

僕は寒い冬が好きだ。

冬にはまだ少し早い。
でももうすぐそこまで来てるのはよくわかる。

北風の声が聞こえた。


先日買ったDISCに直接印字できるプリンタを使って、DISCを整理する。
これはかなり便利だ。

自分が好きな曲を集めたスピッツのベスト盤に、自分なりのタイトルが打てるのは、
なんだか自分だけの宝物でも手に入れたような気分になる。

荒れ放題だった部屋の片づけがこれで少しできる。

DISCに貼ったポストイットともこれでおさらば、と思うとホっとする。
悪筆とはまったく因果なものだ。


キンモクセイの香りがしなくなった。
寒くなったからか、なんだか寂しい気がする。

いい匂いだったんだ。
とても好きな匂い。

なぜだろう、古い記憶を思い出す。


[738] ハロウィン 2002-10-31 (Thu)

ようやくパンプキンプリンをたいらげた。

 ”本日中にお召し上がり下さい”

と書かれていたような気がするが、すでに何日も経ってしまっている。
ちょっと気分的に固くなってしまっているような感じだったが、腹の中に
入ってしまえば、そんなことは別段大きな問題ではない。

二年ほど前に買った煎茶のティーバッグがまだ残っていたので、それで
お茶を入れて食べた。
煎茶というよりはすでに色がほうじ茶だったが、まあ、これも問題なし。

なんといっても今日はハロウィンだ。


脳味噌に活力を与えるべしというお告げなのか、パパジョンズのチーズケーキが届く。
誕生日プレゼントに、ということで四国経由で発注してもらっていたもの。
かなり濃厚な味わいが頭よりも舌に活力を与える。

なんと言ってもパパジョンズのニューヨークチーズケーキは世界一おいしい。
これに勝るものはなし、ということでかなり満足。

再度、二年前の煎茶で一人きりの乾杯をしてハロウィンを祝う。
カボチャ大王万歳!

そしてこの満足をありがとうございます。
ああ、感謝カンゲキ、ヒデキカンゲキ。


世の中、経済政策がどうとか、デフレ対策がなってないとか、いろんな意味で、
心の中まですさんでいっている最中に、今日も今日とてノーテンキに
HDDなど発注してみたりした。

LibrettoL1用にと5400rpmの40GBをチョイス。
現状一番速くて大容量のはずだが、11月には60GBのものが出るので、
それまでの三日天下であることはすでに決定済み。

二万円を切っていたので、思わず理性を失った。
ようは衝動買いしたってこと。

しかしこのままじゃ来月はカード破産だな。
早いこと集金してまわらないと。
金はなくとも立て替えられるというのは、まさにカードのありがたさ。

丑やもカード決済できればなぁ、などとも考えてみる。
ま、そのへんはビザビさんのほうにおまかせするとして。


雨が降り出した。

主のいない鳥かごはいまだ片づけていない。
見るたびに、キーちゃん、どうしているのかな、とのぞき込むが誰もいない。
寂しい。

10月にいい思い出はない。
いつも同じだ。
10月はなんて寂しいんだ。


ハロウィンの夜が過ぎる。
カボチャ大王が笑う。

ハロウィンのカボチャって、なんであんなにおいしそうなんだろう。