ジョン・グリシャム原作作品考
たいそうなタイトルですが、内容的にはいつものオレコレとかわりません。
ただいつもと違って複合型なだけです。で・・・
「ザ・ファーム 法律事務所」 トム・クルーズ主演
「ペリカン文書」
ジュリア・ロバーツ主演
「依頼人」
スーザン・サランドン主演 トミー・リー・ジョーンズ脇役
「評決の時」
サミエル・L・ジャクソン、サンドラ・ブロック、
ドナルド・サザーランド、キーファー・サザーランド出演
作品としてはこの四作品。回を重ねるごとに有名な出演者が多くなっていく。
このジョン・グリシャムという人、すごくウマイですね。原作は一つも読んだことありませんが、
グリシャム原作というだけでハズレなしですから、よほど原作が面白いんだと思います。
一番面白かったのは、「ザ・ファーム」かな。トム・クルーズはこの作品あたりからいい演技してます。
僕じつのところ、トム・クルーズはイマイチ好きじゃなかったんですが、この作品以降の作品はどれも
いい味出してて推せ推せです。観てやってください。個人的には「卒業白書」が好きでした(笑)。
「ペリカン文書」もけっこ〜よくできてるなぁ、と思いながら観ていたんですが、ジュリア・ロバーツが
大学生(研究生?)という設定が一番のりきれなかった。これはミスキャスト。
「依頼人」はオレコレおなじみのスーザン・サランドン変なおばさん出演。トミー・リー・ジョーンズが
のりにのってる時の映画でもあるので、「逃亡者」あたりとも併せて観ておくといいかもしれない。
”こいつ本気やわ・・・”などと思わせる猛出演ぶり。そういや「バットマン・フォーエヴァー」にも出てた。
内容的には脚本で魅せます的な展開。グリシャム原作作品の典型的な映画。「ER」のグリーン先生
ことアンソニー・エドワーズもスーザン・サランドンの助手役で出演。ヒヨヒヨ頭では主役はでけんのか。
「評決の時」が今までで一番豪華なキャスティングだったにもかかわらず、オチが”白人だった”という
のはいただけませんでした。どんどん勝手にシリアスに進んでいってしまうストーリー展開もイマイチ
のりきれず。しかしこの作品は原作がしごく面白いらしいです。ということは、ここにきて脚本がコケた
ということでしょうか。ちょっと残念な部分が多いです。意味ありげにずっと画面をウロウロしていたわり
に、いつのまにか忘れられてしまうサンドラ・ブロックといい・・・サンドラ・ブロックがそんなにいい女か?
いろんな疑問を感じさせてくれるいい映画でした。
とにかく、いろんな疑問などなどありますが、とりあえず面白いことは確かです。こういうクオリティの
高い作品をどんどん出していってほしいですね。このへんのサスペンスなら邦画でもイケそうな気が
するんですが、どうも邦画は元気がない。火曜サスペンス劇場、土曜ワイド劇場のスペシャル版を
作ればいいだけなのに。しかし愛川欣也(字あってるかな?)は勘弁してほしいが。
グリシャム原作作品というのは流行なのかもしれませんが、サスペンスについては、ヒッチコック作品
の次にハズレなしで面白いです。さっきから”面白い”ばっかり書いてるなぁ。とにかくサスペンス映画
で手放しで面白いと思ったのは、ヒッチコックの「ダイヤルMを廻せ!」とグリシャム原作作品くらいかな。
単品で面白いサスペンス映画はいろいろありますが、ブライアン・デ・パルマのサスペンス映画群とか
シドニー・シェルダン原作作品だとか(ちょっと毛色が違うか)、あまり面白いとは思えない作品も少なく
ありませんから。
サスペンス映画ってややこしい展開させてれば面白そうに見えるためか、数だけはいっぱいありますが。
やはりどこの世界にも良品に出会うための指標というのが、ウールマークと同じに存在するわけです。
それがグリシャム原作であり、ヒッチコックなのかもしれません。
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