「ヤング・フランケンシュタイン」

コメディである。「フランケンシュタイン」にもかかわらずコメディだ。

映画を観るのに勉強しないといけない、というのは前にも書いた。
映画は観れば観るほど奥が深い。そして観れば観るほど、勉強しないと面白く
観らなくなってくる、ということがよくある。よくあるだけで面白く観ることが、
できないわけではない。間違えないでほしい。

伝記映画、史劇映画などはやはり下地があったほうが観やすいことは確かだ。
それと同じに「ヤング・フランケンシュタイン」もまた映画の歴史を勉強したほうが
少しでも笑える映画の一つである。

この映画'75年の作品なのになぜか白黒である。それもそのはず、パロディの
もとになっている「フランケンシュタイン」が白黒だったからだ。しかし、パロディは
「フランケンシュタイン」にとどまらず、白黒映画自身も笑いにしている。白黒映画
とは・・・それを考えながら観ないといけない。

監督はメル・ブルックス。主演はジーン・ワイルダー。どちらもお笑いの貴公子。
ことにジーン・ワイルダーの笑いは逸品である。真面目な顔をすればそれなりに
まともに見えるだけに、そこから引き出される笑いというのは奥が深い。オレコレ
で前に紹介したウッディ・アレンの「誰でも知りたがっているくせにちょっときき
にくいSEXのすべてについて教えましょう」では羊を相手に恋をする医者の役。
今回もフランケンシュタイン博士と知的な役(?)ばかりである。

ストーリーはあってないようなもの。「フランケンシュタイン」と「フランケンシュタイン
の花嫁」くらいは観ておかないといけない。観ておくと5倍は笑える。しかし、きっと
「フランケンシュタイン」は置いてあっても、「フランケンシュタインの花嫁」は置いて
ないレンタル屋がほとんどだろうなぁ〜。探してください、いつものごとく。

ま、観てなくてもそれなりに笑えます。吹替版なら、もとネタわからなくても笑える
くらいパワーがあります。ジーン・ワイルダーの声を広川太一郎が吹き替えていて
これがまた映像にぴったりあってむちゃくちゃ笑える。僕自身はじめは吹替版で
ハマりました。以来、吹替版を探し求めているんですが、テレビでも放送してくれ
ないし、ビデオは字幕版しか存在しません。誰か持っている方、おられましたら、
k_yasuda@mta.biglobe.ne.jpまでご連絡ください。待ってます。

あと、この映画ジーン・ハックマンも出演してます。はたしてどこにいるのかは観て
探してください。なんでこんなに映画に出ているのか詳細は不明です。

そんなわけで、とにかく面白いです。古い映画「フランケンシュタイン」などを勉強
のうえ、ぜひご覧ください。コメディ映画一つ観るにも勉強、勉強。

 

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