| 「針の目」 今回はちょっと雰囲気を変えていこう。
「嵐の中で輝いて」に続いて、スパイ映画。
最近、続きが多いですが気にしないでください。
スパイ映画の俳優といえば、マイケル・ケイン、ドナルド・サザーランド。
「針の目」は後者、ドナルド・サザーランド主演のスパイ映画だ。
しかもドナルド・サザーランドが演じるのは”針の目”と呼ばれる
ドイツのスゴ腕のスパイ。これで面白くないわけがない!!
スパイ映画というともともと地味な商売を映画にしているわけで、
シリアスな映画になればなるだけ、007的な派手な演出とは
かけ離れていき、最後にはこれまた地味な結末が待っている、
というのが少なくない。
しかし「針の目」は違う。
感情を押し殺し、常に非情な指令を全うする、それが”針の目”、
そしてそれを演じるのがドナルド・サザーランドだ。
第二次世界大戦下、連合軍の動きを察知した”針の目”は、
情報を本国に届けるべく、身を隠していた国から、ドイツへと向かう。
しかし、ドイツに向かうはずの船が嵐で座礁、やっとのことで上陸したのは
美しい田園風景が広がる孤島だった。スパイを救ったのは、美しい人妻。
非情なスパイが犯した”瞬時の過ち”が見せ場となる。張りつめた緊張の
空気は一級のスパイ映画の味がする。
厳しい状況と切迫した使命感、裏切りは国家か、それとも愛する者へか。
この映画、なぜかよく日曜洋画劇場で放送されている。
ひょっとすると淀川長冶さんもお気に入りなのかも?
日曜洋画劇場ではよく放送されているが、基本的にマイナー映画なので
もしかするとレンタル屋には置いてないかもしれない。
そんな時は決して暴れたりせず毅然とした態度で、じっと日曜洋画劇場の
放送を待っていてほしい。必ずまた放送するはずだ。
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