| 「ロッキーホラーショー」 監督: 出演:ティム・カリー、スーザン・サランドン お薦めです!! ということで、オレコレ最大のお薦めかもしれません。ジャンルは何になるのかな・・・SFロックミュージカルかな? 内容を書いても、さっぱり面白そうじゃありませんが、いちおー書いておきます。 画面の中に赤い大きな唇がひとつ・・・これが歌い出すオープニング。ただ気持ち悪いだけで、しかも歌っている歌詞の内容はわけがわからない。つかみもなにもあったもんじゃない。普通の人はここで停止ボタンを押すはず。だけど、あきらめちゃいけない。映画はどんどん先へと進む。 結婚式をあげる二人。SFロックミュージカルなのになぜ結婚式。ここでも新婚さんは歌を歌うがあいかわらず歌詞の内容はわけがわからない。笑うに笑えない状況のまま、話は進む。映像の合間には、解説者らしきでっぷりしたオヤジの解説が入る。これも必要な映像なのか、しごく疑問を感じる。すべての映像に共通性がなく、ただ「ロッキーホラーショー」という枠の中で展開されているようにしか思えない。 新婚さんが新婚旅行へと向かう、が途中、雨の中で車が止まってしまう。仕方なく、車を出て人家を探す二人、とそこに大きな屋敷が見えてくる。ここまでくるのにまた歌う。ミュージカルだから当たり前だが、歌詞はあいかわらずだ。屋敷にはバイセクシャルの宇宙人フランクリン・フルターが棲んでいた。これもまた歌う・・・ここで歌われているのは「タイムワープ」という曲。忘れられない強い印象をうけることになる。そして「ロッキーホラーショー」中毒に。バイセクシャルのフランクリン・フルターと新婚さん、わけのわからない登場人物とこれまたわけのわからない解説者によって、話はどんどん変な方向へと進む。これが「ロッキーホラーショー」である。 フランクリン・フルターを演じるのはティム・カリー、新婚さんには今や変なおばさん役をやらせたら右にでるもののいない、アカデミー女優のスーザン・サランドン、その他大勢で構成される。変な役者にわけのわからない歌詞、そしてわけのわからない内容。これだけ揃えばたいていはつまらない映画になるだろう。しかし「ロッキーホラーショー」はこれを絶妙なバランスで組み合わせ、結果、とんでもなく面白い映画に仕上がっている。映画館では観客はみんな思い思いの格好をして、小物を持ち寄り、場面場面によって小物を出して映画に参加するという、しごく楽しい視聴者参加型SFロックミュージカルなのである。ぜひ、観てほしい。そして中毒になってほしい。みんなで踊れる日を僕は楽しみにしています。 P.S. |