「カイロの紫のバラ」
いい、一番いい。僕が一番好きな映画。
ウッディ・アレン監督、ミア・ファーロー主演。
映画館で映画に見入るミア・ファーローの前に、突然スクリーンの中から
「これで4回目だね?」と声をかけてくる。
スクリーンの中の登場人物と同じ世界にいられたら。
逆にスクリーンの世界から登場人物が飛び出してくる、という設定。
映画館を舞台にした映画の映画。これがいい。
映画の中の彼と現実の彼、二人の男がミア・ファーローを
めぐって争う姿は、空想の世界と現実の世界との戦い。
結局、ミア・ファーローは現実の彼を選ぶ。
しかし、最後には裏切られ、いつものように失意で映画館に向かう。
そこではもう「カイロの紫のバラ」は上映されておらず、
かわりにフレッド・アステアの映画がスクリーンに映っている。
それをはじめは泣きながら見ているミア・ファーロー。
しかし、歌い、踊るフレッド・アステアを見て、
彼女の心は映画の中に。そして彼女の顔に笑みが戻ってくる。
最高のエンディング。さすが、ウッディ・アレン。彼の映画好きがよくわかる。
僕の一番好きな映画です。
同じように映画を題材にした映画で、ウッディ・アレン主演の
「ボギー!俺も男だ」これもいいです。すっごい笑える。
ただ「カサブランカ」を見ていない人は、まず先に
そちらを見てから御覧ください。
1997/06/23
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