| M3ノススメ バスマスタ化 バスマスタ?
はじめに断っておくが僕はバスマスタの意味がよくわかっていない。できそうだ、と思ったからやってみようと思っただけのことである。バスマスタ化することで転送速度があがるのか、はたまた転送効率がよくなるのかはわからないが、簡単にできるということなので”やってみたかった”だけだということを強調しておく。場合によっては起動できなくなるなどの不具合もあるらしいので僕自身はお奨めしない。だがそれでも”やってみたい”という人はぜひ”やってみて”ほしい。
その昔「そこに山があるから登るんだ」と言った人がいた。そしてそれの根底にあるものは今ここで言う「できそうだからやってみよう」という好奇心とそう変わらない。バスマスタ化はある意味、山を登るのと同じくらい危険なことであり、時として命さえ落としかねない非常に危険な行為だが、人はそれに挑んでこそ英雄と呼ばれ、偉業を成し遂げることができるのである。男なら植村直巳に続き南極の地に果てたとしてもそれが後に続く者の道しるべとなるならば、喜んでその身を投じる覚悟でなければいけない。戦局は今、非常に切迫している。しかし我が大日本帝国は・・・
本土上陸
とにかくまずネタを仕入れなければはじまらない。USA東芝からSatellite310CSeriesを選び、その先のページにある。
Win95 BusMaster IDE Drivers for Satellite305/315 Series(S315ide9.EXE)
というファイルをダウンロードする。自己解凍ファイルなのでダウンロードしたファイルをクリックすればC:\Busideというフォルダの中にドライバが解凍される。
次に
C:\BusideフォルダにあるIde.infファイルをC:\Windows\Infフォルダに
C:\BusideフォルダにあるIde.pdrファイルをC:\Windows\System\Iosubsysフォルダに
それぞれコピーする。この際念のため元のIde.infとIde.pdrをそれぞれバックアップしておいたほうがいいかもしれない。
そしてコントロールパネル→システム→デバイスマネージャー→ハードディスクコントローラと進み、スタンダードIDE/ESDIハードディスクコントローラのドライバをTOSHIBA
Bus Master IDE Controllerに変更する。あとは完了を押せば再起動し、バスマスタ化が完了する。
違い
まずベンチマークテストの結果を見て欲しい。
| ノーマル |
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★
使用機種
Processor Pentium(MMX) 133.3MHz [GenuineIntel family 5 model 8 step 1]
解像度 640x480 65536色(16Bit)
Display NeoMagic MagicGraph 128ZV+
Memory 87,004Kbyte
OS Windows 95 4.0 (Build: 1212) B
Date 1999/11/18 19:14
HDC = TOSHIBA Extended IDE Controller
CD = TOSHIBA MK8113MAT Rev
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
6306 7886 8214 5486 731 3930 140 3 12032 12032 7890 C:10MB |
| |
| ドライバ導入後 |
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★
使用機種
Processor Pentium(MMX) 133.2MHz [GenuineIntel family 5 model 8 step 1]
解像度 640x480 65536色(16Bit)
Display NeoMagic MagicGraph 128ZV+
Memory 109,328Kbyte
OS Windows 95 4.0 (Build: 1212) B
Date 1999/11/20 9: 3
HDC = TOSHIBA Bus Master IDE Controller
CD = TOSHIBA MK8113MAT Rev
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
6341 7867 8232 5447 805 4034 140 3 12103 12103 7896 C:10MB |
はっきり言おう。同じである。若干導入後のほうが数値が上がっているように思うが、それはあくまでまやかしである。この範囲であれば誤差と考えるほうが無難だろう。実際何が変わったのか僕にはさっぱりわからない。
結論
じつはTOSHIBA Extended IDE Controllerというのはこれ自体がバスマスタ化されたものらしい。ということはわざわざTOSHIBA
Bus Master IDE Controllerを導入する理由は何もないのである。これだけ派手に書いておいて、それはなんだと思われるかもしれないが、何も変わらずというのもまた一つの実験の結果なのだ。そのことを理解していただきたい。
シャーロック・ホームズはじめとする推理小説でも犯人が捕まらない話がいくつかある。オチはすべて納得できる結果に結びつくとは言えないのである。あくまで実験の結果、同じであったということがわかっただけだがこの無駄な努力の結果、今後同じ無駄な努力をする必要がなくなるのである。同じことを繰り返さないというのが人間の最大の美点の一つである(もちろん失敗を繰り返す人も多いが今回はその人たちにはご遠慮いただくとして)。その美点を今後最大限に活かし、バスマスタ化という勘違いの道を歩まずに行ってほしい。
ただ逆に言うと、変えたからといって何も問題はない。あくまでも”バスマスタ”という表示こだわるのであれば無理にするなというのもおかしな話なので、どんどんバスマスタ化(表示だけ)して自己満足度をアップしていってほしい。
最後に
今回も前回に引き続き、僕自身の持ちネタではなく、もともとはCompasさんのページで紹介されていた百式をバスマスタ化するという話の焼き直し的なものになっている。バラバラと散っている情報を自分なりにまとめる意味も込めて、前回、今回と2回にわたってHDDに関する細々としたことを少し書いてみた。こんなのは反則だ!イエローカードだ!ということであればこの2ページを永久欠番とし今後そういった不祥事のないようぬりかべ対策法案可決の要請をしたいと思っている。しかしはたしてそこまでして書く必要があるのかと問えば、悲しいかな”そこにネタがあるからさ”としか答えようがないのである。 |