| M3ノススメ Windows2000導入 なぜWindows2000なのか? Windows2000というとWindows98の後継OSだと勘違いしている方が少なからずいるようだが、Windows2000はWindows98ではなくWindowsNTの直系であるネットワーク用のOSである。そして今回はそのネットワーク用のOSであるWindows2000をLibrettoM3導入レポートをお届けしたい。 そもそもネットワーク用のOSであるWindows2000をノートパソコンに導入する意味があるのだろうか?ネットワーク用OSということは出先でのオン・オフを多用するノートパソコンにとってデメリットばかりなのではないだろうか?またはたしてLibrettoM3という今となってはロースペックなマシンでどこまで動かすことができるのだろうか?そのあたりを中心に話を進めていきたい。 導入 アップグレードを開始して2時間、まったくセットアップが終わる様子はない。何が悪いのか、とにかく遅い。デスクトップで導入テストした時はそれなりに早く終わったので、やはりこれはCPUの遅さが主な原因だろう。 基本的にそのまま進んでいってまったく問題ない。ただし一点だけ、そのままインストールすると電源ボタンを押した際にサスペンドするという機能が使えなくなる。それを回避するために以下のような方法があるようだ。 ・ インストール時に強制的にシステムタイプを指定する方法 加えて東芝Member'sClubを覗いていると、どうもマウスウェアが悪さをするようだったので、これだけを先にアプリケーションの追加と削除から削除したがそれくらいだった。 結局4時間近くかかってセットアップ終了。Windows2000がめでたく起動した。ただ単に導入するということに関しては、自動インストールしたM3でもまったく問題なく動いてくれた。しかもうちのマシンでは唯一、まともに電源まで切れるマシンだったので動いた時には心の中で密に万歳三唱をしたくらいだった。 僕のM3はアップグレードの際、前述の電源ボタンでサスペンドを実行するための作業をしていないので電源ボタンを押すとそのまま落ちてしまう。もしかするともう一度入れ直さないといけないかもしれない。しかしあの恐ろしく長いセットアップをもう一度実行する気にはなれない。もっと簡単に短時間にセットアップを実行できる方法があればぜひ教えて欲しい。 動作 USBを使えるようにしたい。 これまで僕はUSBに関してはあまり感心がなかった。しかし最近になってUSB接続機器が増えてきたことと、ついているのに使わないのはもったいないような気がして、それが使える環境が欲しくなったのである。ただし僕は前述のように元々Windows95環境で使用している。これは僕の懐古趣味ではなく、サスペンド等の機能がWindows95のほうが断然速いうえに、Windows98でしか動かないようなアプリケーションを使用していないからだった。ではWindows98にすればいい、と当然そういう話になるのだが、Windows98の場合、サスペンドに関しては2段階落ち、通常使用時の所作も決して速くないことから、僕の用途にあわずとWindows95のままここまできたのだった。しかしさすがに最近Windows95が古くなったのか、アプリケーションはともかく周辺機器のドライバ類が入手しにくくなってきた。さすがにこれでは新しい周辺機器を買い足すことさえままならぬという状況になったので、Windows2000の導入を考えたのだった。
▼Windows2000起動中のM3。 僕の場合、起動時間や終了時間の長さよりもサスペンドの速さというのが非常に重要なポイントとなる。これは出先で作業をしている場合、掲示板のレス書きをはじめとして、Web上を検索しながらテキスト入力していることが多いため、どうしてもその時の状況をそのまま保存し、かつまたその状態からはじめられることが一番効率的だからである。Windows98はサスペンドが遅いということで僕は敬遠した。しかしWindows2000はWindows98よりもサスペンドが速いし、ちゃんと復帰してくれる。Windows9xではサスペンドから復帰したものの、ちゃんと動かないということがままあった。その点Windows2000はメモリ管理がしっかりしている(はず?)お仕事用ネットワークOSなのでそのあたりに関して非常に期待できる。そしてまたドライバの供給は当分心配する必要はない。となればいくしかない。 いきなりクライマックス ネットワーク用のOSということで、確かにアプリケーションが落ちるとOSもまるごと落ちてしまうようなことはほとんどない。少なくとも僕が使ってみたかぎりはICQ以外のアプリケーションでの不具合は一度もなかった。メモリ管理に関してはさすがWindowsNTの後継である。しかもWindows2000からはPCMCIA関連のホットプラグにも対応しており、USBのサポートとあわせて、ネットワーク用のOSという位置づけでありながらもノートパソコンとの親和性を深めたOSとして進化していることがうかがえる。 ただしどうもWindows2000は赤外線まわりのドライバが従来のものとは違っているらしく、モノによっては通信できなくなったり、うまく動かなかったりといった不具合もあるので注意が必要である。 手元にあるのがWindows2000のアップグレードパッケージなので、クリーンインストールについてはよくわからないが、少なくともデフォルトのWindows98からのアップグレードに関しては前述のように特別大きな問題があるようには思われない。潜在的な問題がもしかするとどこかにあるかもしれないが、実際それに関してはWindowsを使っている関係上、もし何かあったとしても”仕様”だと思っておくほうが納得しやすいだろう。重さに耐えることができ、なおかつ自分の持っている周辺機器がWindows2000対応であれば、今すぐにアップグレードするのも一案である。ノーマルM3では決して快適とは言えないが、96Mまでメモリを積んでいれば十分に実用に耐える。あとは各自の気持ちと自己責任というのはいつもの通りである。 |