| M3ノススメ ゲタの魔力
ニホンノココロ
日本は古くからゲタという文化を持つ、素晴らしい国の一つである。といって他国にゲタという文化が存在するのかどうかは、調べていない僕にはさっぱりわからない。とにかく日本にはゲタというものが存在し、CPUアクセラレーターだとかそれらしいものであっても、ついつい”ゲタ”という名称のほうが愛着を感じてしまう国民なのである。
ゲタこそ日本の心である。その証拠にゲゲゲの鬼太郎も、いなかっぺ大将も、セガタサンシロウもゲタを履いている。もっともこれらが日本の標準だとは思いたくもないが、とにかく日本と言えばゲタである。それくらい国民性の高い非常に有効な履き物であることは間違いないのである。
人間様がゲタを履いているのだから、当然それに付随するものもゲタを履くべきである。
これはかの有名な某石原慎太郎氏の弟である某石原裕次郎、在りし日の言葉である。兄貴もすごいが弟もスゴイ。兄弟揃ってスゴイ発言をさせれば右に出るものはいないのである。なんてたって西部警察では第1話で装甲車が街中で暴れ回るという傍若無人なアクションまであって、じつはそれを後ろで操っていたのが兄貴で、それをうまくおさめるのが弟という、非常によくできたドラマでもありました。・・・とこれでは西部警察のレポートになりかねないので、話を元に戻しましょう。
ゲタでタップダンス
今回某goyanさんから特急便でとあるブツが届いた。届いた時点で僕は一銭もお支払いしていないので、プレゼントかと思ったんですが、しっかりメールで請求書が届きました。いやいや、世の中そんなに甘くはありません。で、そのうちお金を持って名古屋にでも行こうかと思っていたりもするんですが、それより先に今回届いた問題のブツを見ていただきましょう。

▼コレです!スケルトンなゲタはまるでLibrettoが宙に浮いたように見えて神秘的。
個人的には”Hand made by Goyan”とか、彫り込みのロゴが欲しかったりします。残念ながらロゴはありません。これでgoyanさんの手彫りのロゴなんかが入っていたら、きっともっと完成度が高かったと思います。そしてgoyanさんがビル・Gに次ぐ大富豪になるか、大きな犯罪を犯して服役するか、射殺されるかした時にはきっとプレミアがつくと思うんですが・・・ちょっと残念。いあいあ。
ゲタとはいえ、シンデレラのガラスの靴と同じくスケルトンデザインのものは非常に高級感があり、Librettoをよりファッショナブルにおしゃれに見せることが可能(灰色のLibrettoの場合、品質はビジネスクラス、しかもM3はプラスチックボディでどちらかというとチープに感じられる)。これぞgoyanマジック!お子さんと一緒にディズニーの「シンデレラ」を見て思いついたというこのスケルトンデザインはなにものにも勝るゲタのグッドデザイン賞ものだと僕は思います。
この他にも往年の特撮ロボットを見て思いついたというアルミ削りだし(白色アルマイト仕上げ)、どぶ掃除の際に隣の家のきれいな奥さんが履いていた長靴を見て思いついたというアルミ削りだし(黒色アルマイト仕上げ)、夜中に青いカラーコンドームを見て思いついたというアルミ削りだし(青色アルマイト仕上げ)、ノーマルにはやっぱりこれだと思ったという塩ビ削りだし(グレー)と合計5色をラインナップ!その想像力には驚かされるばかりです。
僕自身は純粋な気持ちで作られたスケルトンデザインのものがやはり一番かな、と思ったんですが、どうもこの色がじつはあまり人気ではないという話も入ってきています。なぜなのかはわかりませんが、夏に向かってスケルトンデザインは涼しげですしいいと思います。さらにスケルトンキーボードと併せて使用することで、たとえ灼熱のビーチで転がっていたとしても夏の涼を感じられる・・・なんて経済的な涼なんでしょう。三菱のビーバーエアコンだ、日立の白くまくんだといった高級なエアーコンディショナーマシンに投資するよりもLibrettoのためにゲタを購入する、これこそ愛。これぞLIBRERの真の愛の形です。ということで、もし次回ロットがあるとすれば、とってもセクシーなパープルのゲタを用意していただければ、きっと夜の不満も一気に解消できることと思います。ああ、一石二鳥。
効果
使用中はゲタのおかげで、本体が下に接地することがないので放熱に関しては完璧だ。TOKUさんスペシャルの排気口ももちろん効果的だが、逆転の発想で作られたこのゲタの力はTOKUさんスペシャルと双璧をなす夏対策の一つだろう。温度計で計ったわけではないのでどれくらいの違いがあるのか、具体的な数字はわからないが底が熱くならないということの意味がどういったものかは、ユーザーの多くが理解しているはずである。TOKUさんスペシャルと併せて使用すれば鬼に金棒、これであとはスケスケのスケルトンボディさえできあがればさらに完璧だが、Librettoに関してはスケルトンモデルを出す予定はないようなので諦めるしかないだろう。
実際、300MHzでLANカードを繋げ、数時間以上動かしてみたがまったく落ちる様子はない。通常300MHzまで上げた状態で長く動かしているとどうしても不安定になりがちだが、ゲタと排気口のおかげでまったく問題なく動いている。ただこれも個体差があるような気がするので、どのマシンでも問題ないとは言い難いが少なくともうちのマシンは安定して動いていた。

▼スケルトンのゲタにはスケルトンキーボード!
ただこのゲタ、問題がないわけではない。効果はあるのだが、塩ビの削り出しなのでそのままでは滑るのである。机の上で「海の上のピアニスト」の一場面のようにクルクルとまわってくれるのもある意味幻想的でいいかもしれないが、少なくとも僕は机の上でじっとしてくれないマシンを追いかけてまわる趣味はない。デカバになると前にゴム足がないのでさらにツルツルと滑ってしまうのである。これはいただけない。ということでもし運良くこのゲタを手に入れることができれば、ゲタの底に薄いゴムか何かを切って貼ったほうがいいかもしれない。僕自身、明日にでも日曜大工店に走ってゴム足用のゴムを手に入れてくるつもりである。うまくいけばこれもまた追加で発表したいと思う。
さらにこのゲタをつけると当然I/Oポートは使えない。となるとUSB内蔵がまだすんでいないM3ユーザーはこのゲタをつけたままではUSB-FDDが使えないということになる。そのうえ、丑やの革ケースにも入らない。こ、これは辛い・・・というのは僕の営業上のことだが、まあ、それはいいとしてもUSB内蔵が施されていない場合には若干不便もあるかもしれない。
まとめ
クロックアップはM3の定番の改造の一つである。これにUSBポート内蔵、VGA内蔵、さらにはデカバファン内蔵に至ってようやく一人前というウワサもある。当然こうした多くの改造を施したマシンはリスキーなマシンになっていく。ということはやはりそのリスクを回避するためには、自己責任のうえでさらに何か対策をとらないといけない。その対策の一つがゲタであり、排気口である。
ゲタを自分で自作するというのも当然ありえる話だろう。しかし、あるものを利用するのも時間という貴重な財産を守ることに他ならない。僕自身は常々改造は人任せにしているが、これは僕が改造の達人である先人に追いつくためには、それこそ毎日腕立て伏せ500回、腹筋2000回、さらにはハンダゴテの素振り1万回をこなさないといけないことに対して、それよりもそうした先人にお願いするほうがよりリスクを回避できると考えているからである。しかもそうした先人達はその技を非常にリーズナブルな値段で提供してくれている。ゲタもその一つであり、自分で彫刻刀を握り、同じモノを作ろうと思うとそれこそジャッキー・チェンにも勝るとも劣らない修行の後にようやく納得のいくものを作れるかどうかということになるが、はたしてそこまでする必要性があるのかどうか?そのへんを天秤にかけた上で、値段に対する判断をして欲しい。なによりも夏のオーバーヒートによるクラッシュを回避できるとすれば、5000円+200円という代金が、決して高くないことが理解できるはずである。まだ在庫が若干残っているようなので、手に入れるのなら今しかない!ぜひっ!
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