| 移動体通信入門 -H"でモバイラー よくわからないこと まずはじめにPanasonicのKX-PH33SとKX-PH933Sとの違いについて。KX-PH33Sに機種変更し、マニュアルをふとみるとKX-PH933Sというのもあることを発見。これはなんだろうと調べてみると店によって型番が違うだけで中身は一緒、とDDIのHPに書かれていた。どういうことなのかよくわからないがとにかく型番は2種類存在するのにモノは一種類だけなのである。ということでKX-PH933Sの方も同じなので安心してください。ちなみに機能的にはKX-PH23F/PH923Fも同じです。 KX-PH33Sを使ってみて 最近の携帯電話機は真ん中にカーソルキーがついているものが多い。確かにこのカーソルキーをつけることによってボタンの数を少なくすることができる。だが、ある意味このカーソルキーのおかげで電話機自身は非常に複雑怪奇な操作感になっている。リダイヤルをするのに左に1回、そして縦に押すと履歴になる。左に2回押すと着信履歴、そこでも縦に押すと履歴が表示される。着信履歴はともかくリダイヤルはよく使う機能なので、ボタンを一つ割り当てたいのだが、そういう機能はない。 キーについてもう一点。通話、切断キーがそれぞれカーソルキーの左下と右下についているが、これがテンキーのちょうど上にあたり、Pメールを書いている時によく押してしまう。またカーソルキーのすぐ下ということもあって、カールキーで記号を選んでいる時などにもツルっと滑って押してしまうことが多い。すると突然画面が変わり、前に戻ったり、送信画面になったりする。当然と言えば当然のことだが、このへんPanasonicらしくない作りになっているように思う。 もっとも液晶画面は大きくなったが、電話機自身の全長は若干短くなり、キーに割り当てられている面積が、少なくなっているので仕方がないといえば仕方がないのかもしれない。しかしせっかく使いやすかったものが、非常に違和感を感じる作りに変わってしまったことはまったく残念でならない。電話機自身はもう十分に小さくなっているので、今度は多少大きくてもいいのでより使いやすいものを目指してほしい。 僕はPalmユーザーだが、Palmの手書きについては懐疑的だ。実際キーボードのほうが速くて便利だと考えている。そしてキーボードはキーが打ちやすいというのが非常に重要である。この点Librettoもキーボードとしては他よりも打ちにくいとよく評されるが、これはミニノートPCという性格上ある程度は仕方がない。しかし電話機はすでに十分に小さくなり、これ以上小さくなってはポケットから落ちるのを待つばかりになる。そのうちカバンのすみにある電話機を見つけられずに公衆電話で仕方なく連絡する、といったそんな時代がくるかもしれない。しかしそんなのはまったく本末転倒で、ある程度使いやすいことが求められているものをわざわざ小さくして使いにくくする理由はどこにもない。このへんの入力デバイスに関しては今一度メーカーには考えてほしいように思う。 悪くなったところばかりではなんなので、良くなったところを一つ。KX-PH32Sでは”?”マークがキー登録されておらず、わざわざ”記号”で出さないといけなかった。しかし今回のKX-PH33SはPメール/PメールDX共に”?”マークがキー登録されている。”?”マークがキー登録されていないことはKX-PH32Sを使っていて非常に大きなストレスだっただけにこれについては大きな改善と言っていいだろう。Pメールは非常に少ない文字数の中で意思を伝達しないといけないものなので、”?”マークという疑問文を作るための記号は非常に重要な意味を持っているのである。KX-PH32Sより前のKX-PH15では”?”マークがキー登録されたいたのだが、KX-PH32Sになってなくなり、きっと不評だったのではないだろうか。細かい点だがこうした改善は大いに歓迎である。 もっともNTTDoCoMoだとかASTELだとかが選択肢になりえたとしても、DDIPocketで年間割引+経年割引の甘い汁を吸っている身分としてはDDIPocketから離れることはできないだろう。すでに僕はDDIPocketに魂を売った一人なのだから。ただNTTDoCoMoでもASTELでも、とんでもなく魅力的な機種が出た場合にはこれもどうなることだかわからない。契約は悪魔とではなく、あくまで一企業とであることが災いしているように思う。やはりPHSの契約時には「これは永年のもので解約の際には家一軒いただきます」とかそういう契約にしないといけないように思う。まだまだ甘いぞDDI!そしいて悪魔の契約目指してがんばれDDI!DDI保証協会を今こそ創るのだ! PメールDXに関してはEメールの送受信も可能である。これを利用して、通常使っていrプロバイダに届いたメールを受信することもできる。PメールDXでは通常1000文字までだが、転送サービスによっては指定バイト数ごとに区切って転送してくれるので、読み落とすということがない。もっとも1000文字を越えるメールがジャンジャン届くような人は極々限られていると思うので通常の利用であればこれで困ることはないだろう。 ただし注意しないといけないのは、メーリングリストなどを登録してしまうと投稿数の多いメーリングリストだけでサーバーがパンクしかねないので、プライベートもしくはビジネスユースのものだけを転送するように設定しておいたほうが無難である。 僕自身が非常に便利だと思ったサービスに、つい最近DDIPocketがはじめたホームページの転送サービスがある。これはPメールDXの情報サービスを使い、ホームページのデータをテキストデータとして受信するものだが、これがなかなか便利である。しかもURLは電話帳に登録できるので、掲示板ごとに管理することができる。もっともログを残すという意味では、基本的に一つ前のものしか残らない設定になっているのでパソコンやその他の機械がないと少々辛い面もあるが、新規の書き込みをチェックするという用途であれば十分にその役目をはたしくれる。またPメールDXのMAX1000文字という制限があるのでそれ以上は読み込みできないが、これも新規書き込みが1000文字以上あることも希だと思うので十分に実用的である。ここの転送メールサービスのメニューにあるホームページの転送サービスも便利だが、PメールDXの情報サービスを利用したものはリアルタイムでページを閲覧できるので非常に便利である。なにより難しい設定が何も必要ないというのが便利である。もっともページのアドレスがわからないとさっぱりアクセスできないので、PメールDXの情報サービスを利用したものに関しては掲示板や随時更新されるページでないとまったく意味がないということになりかねない。 肝心のホームページの閲覧方法だが、本体からPメールDXの情報サービスを選択し、「TO:」と入力画面が出てきたらそこに見たいページのURLを打ち込み送信する。するとPメールDXのデータとしてホームページのテキストデータが送られてくる仕組みになっている。1000文字以上のデータになってしまった場合、”データが欠けています”と表示されるが1000文字まではちゃんと送られているので、新規書き込みを確認するだけであれば問題はないだろう。フレームのページには対応していないが、いくつかの掲示板のCGIに関してはちゃんと受信できることを確認している。少なくともMINIBBS系は大丈夫である。通常のページからテキストだけを受信する場合であれば10秒以内、掲示板などのCGIを介する場合には30秒程度かかる。ちなみにこの機能、H"でなくてもPメールDX対応機であればできるようなので、もし手元に対応機種があるようであればぜひ一度試してみてほしい。僕もH"に機種変更する前にテストしておけばよかったのだが、すっかり忘れていた。 ちなみにPメールDXの情報サービスの通信料金は以下の通り。 そうした中で今、H"はモバイル用のアイテムとして非常に魅力的な製品である。もちろん今後いろんな製品が出てくるので、さらにモバイルという分野は面白くなっていくだろう。しかし今すぐ手にすることができるおもちゃとしてはH"は非常に完成度が高い携帯電話機であり、かつまた携帯端末である。もしまだ手にしていない方がいるとすれば、H"はぜひともお奨めしたい逸品だ。一度使ってみて、その便利さをぜひ体感してほしい。 |