林檎補完計画 -エミュレータ実験−

 95窓にはおまけGAMEというのがついてくる。それはフリーセル、ソリティアといった簡単でなおかつ面白いゲームである。

 MicrosoftPlus!についてくるピンボールはおまけGAMEというにはもったいないくらい非常にデキのいいソフトである。もしMicrosoftPlus!を導入されていない方で、ピンボールに興味のある方はぜひピンボールのためだけにでもMicrosoftPlus!の購入を考えてほしい。

 IBMなどに至っては、はじめから将棋、囲碁、麻雀といったオヤジ心をくすぐるおまけGAMEを入れて出荷しているモデルもあるくらいである。

 こうしたことからもGAMEというものが、古(いにしえ)の頃から人々の心を惑わすパソコン界のAV女優的存在であることは誰の目にも明らかだ。僕自身、Librettoを使っての最終的な目標はバーチャロンの対戦であることはずっと前から明言しているとおりである。

 林檎にも標準で様々なGAME群が付属していた。パズルであるとか、林檎純正のブロック崩しであるとかいったものはけっこ〜有名なところである。ブロック崩しにいたっては開発者の名前の書かれているブロックを崩すというブラックなもので、ユーモアの完成度も高かったという話をどこかの本で読んだことがある。

 長い前置きになってしまったが、ここからが本題である。

 本計画でもやはりおまけGAMEは欠かせない。本計画とは全く関係のないところで以下の導入を考えて頂いても全く問題ないが、ここでは仮に本計画の一部として話を進めていく。

 GAMEとはいえ、子供だましのGAMEは立派な大人である読者諸氏にとっては満足できるはずはない。かといってアダルトなGAMEでは、本計画の趣旨からは逸脱したものになる。それでは何をして大人用GAMEとして位置づけし、しかもなおかつLibretto50というベースで動くものを手にいれることができるのか?

 Libretto50上でも動き、なおかつおまけとして大きくないGAME群。そうした要求にぴったりなのがファミコンのエミュレータである。ファミコンといえば、「マリオブラザーズ」、「ドラゴンクエスト」をはじめとした様々な名作を生み出した任天堂の大ヒット家庭用GAME機である。これがLibrtto50の中で動く。しかもサクサク動き、なおかつRF出力と違い、RGBで映し出されるグラフィックは往年のGAMEとは思えないデキばえである。

 おまけGAMEとしてこれほどうってつけのものはない。名作の数々があり、なおかつ大人が楽しむことのできるGAMEとなれば、これをおいては考えられない。じつはLibretto20でさえ無理なく動くので、当然Libretto50なら全く問題はない。無理なスペックを要求せず、画面の中でサクサク動くGAMEはおまけGAMEの必須条件であるといっていい。

 ではいったいどこで手に入れるのか、またどのようなものなのか。

 本計画に導入予定のエミュレータはここから手にはいる。このエミュレータで特筆すべき点は、ネットワークを介しての対戦が可能であるという点だろう。そのうえ、ジョイスティックやキーボード、何種類かのコントロールデバイスを選択でき、その細かいセッティングといったことまでが可能である。しかもファミコンとしての再現性は素晴らしいの一言に尽きる。

 注意しないといけないのは、DirectXが必要なのでこれを別途用意しないといけないことだ。またROMのイメージは著作権などの関係もあって配布、また紹介することは不可能だが、Gooなどの検索エンジンで”NES”、”ROM”、”MARIO”などと適当に検索してもらえれば、そのうちヒットすることもあるはずだ。ちなみにこのエミュレータでは、*.NESという拡張子のものを実行可能である。各自の責任において実行してほしい。

 ファミコンの他にもPCエンジン、スーパーファミコン、メガドライブ、ゲームボーイといった様々なGAME機のエミュレータもあるようだが、本計画においてはファミコンのエミュレータのみをおまけGAMEとして予定しているので、他のものについては記載しない。

 エミュレータ自身の起動実験はすでに終了しており、Libretto20/50においてエミュレータが完全に動作することは確認済みである。ただしアプリケーションなどの相性、その他によって誤動作する可能性はないとは言えない。こうした場合、当然ソフトメーカー、ハードメーカー共にサポート外となるので各自の責任において十分注意したうえで実行してほしい。

 エミュレータを使用するうえで、林檎補完計画における一番の問題は画面がモノクロであるということだが、所詮おまけGAMEなので多くを望んではいけない。モノクロであってもその中でファミコンが動いていることに感動することが大事なのである。

*注意!
  筆者自身は、ここに書いたことによって任天堂その他のメーカーに不利益を与えることを
 目的とはしていません。またGAMEを制作したクリエイターに対する敬意を忘れたわけでも
 ありません。そしてGAMEのコピーを推奨するつもりは全くありません。
  ファミコンは、市場がすでに終了しているGAME機であるという考えから、エミュレータに
 ついても記述するものであり、またLibrettoという現在形のマシンの中で懐かしいGAMEが
 エミュレートできるという感動を伝えるためだけに、こうしたページを作りました。
  もし万が一、問題等ありましたらお知らせください。

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