林檎補完計画 -記憶媒体考-

林檎補完計画における最大の欠点とは何か?
 それはLibrettoのFDDがPCMCIA経由の外付けであるという点だ。これがFDD端子のあるマシンであれば本計画においてもそれほど問題にはならなかっただろう。しかしPCMCIAのスロットを一つ占有されるため、本計画ではFDDの内蔵はすでに見送られている。

外部記憶媒体はないのか?
 当然、FDDのかわりになる記憶媒体の内蔵は考えられた。

  ・ Zipドライブ ドライブ単体が安価でありソフトウェア上でメディアのイジェクトが可能。
  ・ 120MFDD 従来のFDとの互換を持ち、なおかつ大容量メディアにも対応。
  ・ MOドライブ メディアが安価であり小さい。FD挿入部を大きく削る必要がない。

 そして林檎補完計画推進委員会での採決の結果、プロトタイプとなる本零号機の記憶媒体にはZipドライブの内蔵計画が最優先として可決された。可決された主な理由は次のとおりである。

  ・ 第一に安価であるという点
  ・ 第二にソフトウェア上でメディアのイジェクトが可能な点
  ・ 第三にパラレル接続が可能な点

 以上三つである。決め手となったのはパラレル接続が可能な点だった。なぜなら本計画に使われている一体型Macの筐体は非常に小さく、他のメディアではSCSI接続を余儀なくされるうえ、SCSI接続をするためには筐体後部に加工を施し一度外に出したケーブルを、もう一度本体内に戻す必要があった。これはLibretto用のポートリプリケータの設計による、やむを得ぬ仕様だが、当然そうした加工は時間がかかるうえ、一体型Macの特徴である筐体の一体感を損ねるものであり、”デザイン重視”とした本計画においては許されるべき選択ではなかったのである。

 そしてなにより、僕自身がパラレル接続可能なZipドライブをすでに所有しており、これを使うことで予算の削減をするという経済的な理由というのも大きかったことを追記しておく。

 ただしここでいう計画は、あくまで”内蔵計画”であって仕様としての決定ではない。当然、筐体内の物理的な空間の欠如といった場合には内蔵計画はなかったものとして本計画は実行される。その場合、FD挿入部にはなんとかして閉じないといけない。これもまた悩みのタネである。ま、なるようにしかならないのだが。

 以上のようなことで、本計画ではZipドライブ内蔵を考えているが、もしこの他にすばらしいアイデアがあればぜひ掲示板への書き込み、もしくはメールで教えてほしい。試行錯誤を繰り返しながら進んで行く他、道はない。

 これこそ冒険者、これこそチャレンジャー、これこそリポビタンDの世界観なのか。
 大塚製薬の力もかりつつ、僕は本計画を進めて行くのであった。
*注1

*注1
 ちなみにリポビタンDの他、リゲインJも服用。個人的には後者のほうが効く。

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