PC-DOS J7.0/V

 IBM製のPC-DOS J7.0/VをBUYした。これによってLibretto20の完全なDOS化が完了することとなった。DOSLibとしては最強のDOSを手にいれたということに。

 一番使い勝手がいいのは、DOS上でPCMCIAのデバイスを簡単に認識させることができる点だ。IBM製のノートPC、ThinkPadシリーズには標準でDOSのカードマネージャー(PCMCIAのデバイスを認識させるためのソフト)がついてくるが、最近のパソコンの中にはLibrettoをはじめとしてDOSのカードマネージャーが付属していないものがほとんどだ。

 しかし、これがないとDOSに入った途端、今の今まで使えていたCD-ROMなどのSCSI機器を全く認識しないということがよくある。通常95窓ベースで使う場合はDOSのことを考える必要は全くないが、一旦エラーなどで95窓が立ち上がらなくなった時など、PCMCIA経由でCD-ROMドライブを認識させているノートPCにとっては致命傷になりかねない。バックアップも取っていないHDDをみすみすFORMATしなければいけない状態が出てきてもおかしくはない。こんな時にこそ、PC-DOSに付属しているカードマネージャーが役に立つ。DOSのドライバさえあればPDなどの大容量メディアを認識させることができ、少なくとも手作業で重要なデータを避難させることが可能になる。

 95窓上で何かあった時には必要になってくるのがDOSである。使えるにこしたことはない。またDOS化を目指すのであれば、絶対必要になってくるのがこのPC-DOS J7.0/Vなのだ。定価は決して安くないが、安く売っていたら是非手にいれてほしい。

 DOSの場合、一番問題になってくるのはマウスに慣れ親しんだ95窓世代にとって、コマンドを打つということではないだろうか。しかし、このPC-DOSはそのあたりもよく考えてあって、DOSを導入してはじめに立ち上がるのはマウスを使って操作できるDOS版エクスプローラだ。95窓ほどでないにせよ、マウスで動く環境というのは窓世代にとっては悪くない環境なのではないだろうか。

 しかし、DOSらしいのはやはり無機質なC>というコマンドプロンプトだ。デフォルトでは日本語表記と無理矢理エクスプローラ風な画面をDOS上で展開しているせいでなんだかみょ〜に重い。とりあえず何も考えずにDOSプロンプトに降りていったほうがDOSらしく、なおかつ速くて便利だ。

 コマンドについては覚えていかないといけないが、とんでもなく分厚いマニュアルがはじめからついてくるので、これを読破すればたいていのコマンドは打てるようになるだろう。だが、このマニュアル・・・本気で分厚いので読破するにはそーとーの根性が必要だ。しかもさすがIBMというべきか、淡々と記されたマニュアルはそれ単体で読んでいてもはっきりよくわからない。”よくわかるPC-DOS!”などというタイトルの本が書店に置いているかどうかはわからないが、その手の比較的簡単なHowTo本は必須かもしれない。

 とにかくこのPC-DOSのおかげでMicrodockのIDEのPCカードも認識され、あとはDriveImageが正常に動作すれば、HDD → PD、PD → HDDといった大容量メディアを使ったバックアップの作成・復元というものが実現するのだ。僕のPC-DOS導入よる本懐は今まさに果たされようとしている。

 ということで次回は導入編を書く予定です。

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