270Mの使い道 -DOS化-

◆「DOSの時代がやってくる!」
 この言葉はHP200LXユーザーの声である。天の声とは違う。そしてHP200LXは持っていないが僕もまたDOS化を目指す一人である・・・

 というのは、DriveImageというバックアップツールをBUYしたのだが、じつはこれセットアップはWindows、本体はDOSで動くという旧石器時代の代物。しかもLibrettoの場合、PCMCIAのDOSのドライバがはじめから付属していないので、いくらDOSのSCSIドライバを組み込もうが、その他のドライバを組み込もうが動いてくれない。そのうえさらにDOSのドライバというもの自体、ほとんど存在しないというのが現状だ。

 そんなわけで仕方なく、LibrettoのDOS化がはじまったという笑えない話。

 Librettoの場合、やはり一番大切なのはPCMCIAのデバイスを認識させることである。これがないことには全く拡張性がなく、ただcommand.comが存在するだけのDOSマシンになってしまう。デフォルトで使えるのはただ一つ超低速なFDDだけというお粗末な仕様である。当然、データのやりとりもほとんどできない。漢字を書くことどころか、読むこともままならない、純DOSマシンである。

 PCMCIAのデバイスが認識できれば、途端に世界が広がるのがDOSなのだ。SCSIカードが認識できればもう世界はバラ色だ。使い切れないほどの大容量の記憶メディアを認識でき、そこに好きなだけデータを置くことができる。CD-ROMも簡単につながるし、スキャナも使うことができる。大容量メディアを介して、他のマシンとのデータ交換も可能だ。

 そしてなにより・・・DriveImageが使える。<僕の場合これが目的(^^;

◆なにができる?
 ではいったい何ができるのか?PCunixのようにサーバ管理をするといった芸当はDOSにはできない。DOSで可能なのはブラウジングおよび、E-mailの送受信、またエディタによる文書作成くらいかも?

 しかし・・・である。

 軽くて高速、そして安定したDOSの世界は魅力的だ。PCunixのように対応機種を選ぶOSとは違い、少なくともIBM製のPC-DOS J7.0/Vを購入すればたいていのマシンでDOSが動く。しかもちょっと前までの周辺機器はDOSのドライバがはじめから添付しているものが少なくない。確かに流行はPCunixの世界だが・・・DOSのほうが簡単にセットアップが可能という点で僕のような素人にはDOSがちょうどいいということになる。

 なによりPCネットワークのサーバ管理者をする予定はないので、持って歩くマシンとしてはDOSマシンでも十分に役にたつのだ。セットアップに1ヶ月というのもHPのネタにはちょうどいいかもしれないが、はたしてそれで動くという保証もない。DOSはとりあえず動く・・・やっぱりDOSがいい。(^-^

 LANカードなどもDOSのドライバを用意するものが少なくなく、けっこ〜便利にファイルの共有も可能だ。SCSIカードを持っていなくてもLANカードさえあればなんとかなるというのは、PCunixに通じるところがあるが。

 そして・・・やっぱりゲーム関連は強い。95窓用として売られているゲームの中にもDOS環境で動くものが少なくない。そう、じつはDOSでもけっこ〜遊べるゲームは多いのだ。「DOOM」ならネットワークを介しての対戦も可能なのでは??もしかしたら「QUARK」あたりもいけるかもしれない??いあいあ、このへんは難しいかもしれないが、とにかく遊べるゲームは少なくないのだ。こりゃいける!

 エミュレータ関連もDOSのものが多く、遊ぶアプリに困ることはない。DOSでもまだいけるんじゃないのか?などと錯覚さえする始末。

◆じゃどうする?
 では具体的にはどうするのか。まず、やはり一番はじめにしないといけないのはドライバの収集である。これがないことにはバラ色のDOS環境は望めない。とりあえず自分の持っている周辺機器にDOSのドライバがあるかどうかを調べてまわる。調べてまわるといっても別に秋葉原や日本橋を走りまわる必要はない。自分の持っている周辺機器についてきたDISKやCD-ROMの中を覗いて”DOS”の3文字を探し回るだけだ。もしそれでないということになれば、Web上で検索をかけて探す。うまくいけばダウンロードできるものもある。で、あるようならば次のステップへと進んでいく・・・

 必要なソフトを揃えることも当然、DOSを使う上で重要だ。まず・・・IBM PC-DOS J7.0/Vから揃えていこー!などといいつつ、僕は持っていない(^^; そのうち手にいれる予定ではあるが、今のところ95窓のDOS窓でFORMATしたHDDにいろんなドライバをつっこんで動かしている。ま、それもこれも”ほほえみくん”のバックアップCD用起動DISKの中に東芝製のカードマネージャが入っていたからで、ほんとならPC-DOS J7.0/Vを購入しないとどうしようもない状態だった。ああ、東芝さんありがとう・・・

 しかし、そう遠くない未来、結局は購入することになるんじゃないかと思う。これは僕の物欲と所有欲の問題で、特別そういったことに固執しないということであれば、絶対必要というものではない。270MのHDDに最強のDOS環境を創り上げるっ、これがDOS化の最終的な目標なのでそれもちょっぴり関係していないこともないが(^^;

 で、後はWebBoyなり、VZについてくるTEXTブラウザなりで、インターネット環境を整える。たったこれだけで、インターネットへのアクセス、およびE-mailの送受信、また少なくないDOS環境の過去の遺産を継承することが可能なのだ。Libretto20のノーマルは遅くて話にならない、ということであれば、こういった使い方もまた面白いでは?と思う。

 95窓環境であっても、Webの巡回およびメールの送受信にしか使わないという人は少なくない。確かにNetscapeやInternetExproerといったブラウザを使うこともできないし、JAVAやその他のプラグインなど表示できないものも少なくない。しかし、ようはそこにたどりつくまでの時間が速く、サクサク動くことが重要なのであって、動く動かないという問題を重要視するようであれば、よりハイスペックなマシンを手に入れるのが一番の近道ということになるのではないだろうか。欲を言えばきりがないが、適当なところで割り切って使うのであればDOSというある意味、安定したOSはまだまだ使えるのではないだろうか。

 ちなみにWebBoyについては、IBMのHPからお試し版がダウンロードできるので、興味のある方はぜひ一度ダウンロードされてみてはいかがだろうか。

 → IBM WebBoy V3.0

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