「mobio NX」
言うまでもなくNECのLibretto対抗機である。今日BUYしたPCComputing誌に詳しいこと
が載っていたので、それについて書いてみたい。もっとももう半月もしないうちに市場に
出てくるマシンなので、今更どうこういってもしゃーないといえばしゃーないのだが。
まず、CPUだがMMXPentiumらしい。これはライターの人が、試作機を触っている時に、
突然、電源が落ちてしまい、再起動された時にMMXPentiumという表示があったため、
確認できたという、すごいネタだ。クロック周波数は100〜133MHzではないかと誌面では
予想しているが、実際それくらいが妥当な線だろう。
キーを見ると、各種設定がキーに割り振られていることがわかる。Fnキーを押しながら、
各キーを押すことで画面の明るさ、コントラスト、スピーカ調整までできるようだ。写真では
よくわからないが、Librettoよりもキーの厚みがあるような印象を受ける。けっこ〜奥まで
押すことができるキーなのではないか。
本体は黒と銀のツートン。賛否両論あると思うが、僕自身はなかなかカッコイイと思う。
材質によってはただ安っぽく見えるかもしれないが、これは僕自身が触っていないので
なんともいえない。PCカードは左に1枚だけ入る様子。
液晶パネルよりも後ろが飛び出す形になっている。そこに不格好なポートリプリケータが
つくのはLibrettoのスマートさに比べ、えらく野暮ったい。NECらしいといえばNECらしいが
格好悪いのは勘弁してほしい、一気にBUYする気が失せてしまった。
全体的にNEC製Librettoのマイナーチェンジ版といった感じの仕上がり。ACアダプタ、PC
カードの取り付け位置の違い、LibrettoでいうI/Oポートにあたる付属のポートリプリケータ
にはキーボード、マウス、FDD、シリアル、パラレル、モニタの各端子が並んでいるあたり
Librettoの不具合を一つ一つ見て治した結果に他ならない。PCカードのイジェクトも前面に
あることも忘れてはいけない。
かといって、Librettoそのままでは気がひけるのか、ポインティングデバイスの位置だけが
Librettoとは違い、前面のやや左寄りの部分に変っている。やや左寄りということに意味
があるんだろう、触ってみないことにはわからないが、リブポイントよりも使い勝手を考えて
作っていることは間違いない。見た感じはえらく使いにくそうだが。
とどのつまり、Librettoを見て作ったLibrettoの対抗機種だけにLibrettoよりも優れている
部分は少なくないだろう。一番魅力的なのはCPUがMMXだということ。バーチャロンが動く
かどうかというのは、最近のちょっとばかりネットワークゲーマーな僕としては(といっても
DiabloとDungeonKeeperだけだが)、非常に気になるところだ。しかし、Librettoほどの衝撃
がないことも事実であり、このマシンの登場によってLibrettoの存在が危うくなることは、
まずないだろう。いつぞや書いたダイナブックの時とはそのへんが明らかに違う。
ま、早いこと東芝もLibrettoのフルモデルチェンジを慣行してほしいところではある。ウマイ
具合に98窓のリリースも遅れ、ちょうどいい時期に次期Librettoを投入することが可能で
あり、この機会を逃す手はないことは東芝自身、一番よくわかっているはずだ。