「お奨めCD-ROMドライブ」

松下という会社は面白い。マニアの心をくすぐることのない、一般家電メーカー最大手。
ところが、たまにいい機械を出す。Let's Noteしかりである。

今回紹介するCD-ROMドライブも松下製だ。僕自身はSonyのPRD-650という6倍速の
CD-ROMドライブを使用しているが、つい先日、知人のCD-ROMドライブをBUYしないと
いけないことになり電気屋へと行った。予定としては、パイオニアの10倍速のCD-ROM
ドライブの型落ち、もしくはTEXANあたりの安物CD-ROMドライブ。

ところがBUYしたのは松下製20倍速CD-ROMドライブKXL-810ANだった。
このCD-ROMドライブ、まず速さが違う。20倍速というのはえらくスゴイ。しかし実際には
マニュアルによるとノート型では
18倍速までと書いてあった。騙しである。ま、それに
しても18倍速とえらく速い。ま、CD-ROMなんてアプリケーションのインストールとマルチ
メディア関連のCD-ROMを読み込む時、あとはゲームくらいなので速さが特別重要だとは
僕自身は考えていない。

しかし、それ以上に重要なことは・・・ノート型で使用するには携帯性ということ。その点、
このKXL-810ANは小型でよくできている。デザインもSonyほどあか抜けてはいないもの
の決して悪くない。パイオニアの縦に長いデザインはどうかと思っていたので、いい買い物
だったと満足している。ただ、ボタンを押した時の感覚が乏しく、はたして本当に押せている
のかどうかよくわからない。

安いポータブルCD-ROMドライブだとSCSIケーブルが汎用性のないものが多いが。これは
ちゃんと通常のSCSIケーブルがついており、コネクタも同様だ。マニュアルによると付属の
SCSIカード自身は他では使えないと書いてあるが、案外使えそうな気がする。知人のもの
なのでテストするわけにはいかないが、はたしてどうなのか。

そしてこのCD-ROMドライブ最大の特徴は・・・
なんと、
PCカードスロットから電源をとることができるという点。
ということはノート本体をACアダプタで使用している場合、新たにCD-ROMドライブのために
ACアダプタを差さないでも使えるという点。ノート本体の電源さえ確保できれば、CD-ROM
ドライブのACアダプタは不要となる。
すばらしい。僕のSonyPRD650はCD-ROM本体
はそれなりに小さくポータブルCDしているのだが、ACアダプタはえらくごっつい、当然邪魔に
なることが少なくない。しかし、KXL-810ANはコンパクトなうえにACアダプタも必要ないので
ある。これほどモバイルに適したCD-ROMがあるだろうか。しかもそのうえ、もしACアダプタ
を持ち歩いたとしても苦にならないほど、ACアダプタが小さい。これもまたいい。

ただ、問題がないこともない。CD-ROMとして使用する場合は以上のようなことから便利さが
目立つのだが、普通のポータブルCDとしてはまず本体の小ささからか充電池が内蔵されない。
乾電池をいれるケースを取り付けることが可能だが、これをつけるとえらくかっこ悪い。その上、
アルカリ乾電池6本も要求される。このへんは充電池使用が可能なSonyPRD-650のほうが
よくできているといっていい。

そんなわけで、これからポータブルCD-ROMドライブを購入しようと考えている人は、ぜひ松下
のKXL-810ANを選択肢に加えてほしい。

追記 97/10/15
 すっかりお忘れでしたが、箱にはLibretto20ではACアダプタナシでは動作しません、と
書いてあります。僕自身の持ち物でないので、ほんとかどうかテストができないんですが、
有志きゃむさんが購入しテストしたところ問題なく動作しているとのことです。ただ、個体差
があるということも考えられますので、もしかしたら動かないLibretto20/30もあるかも。
 それともう一つ、ACアダプタを差さない接続の場合、18倍速は出ません。体感的には、
4〜6倍速程度、マニュアルが手元にないのでなんともいえませんが、4倍速以下に落ちる
ようなことが書いてあった気がします。

 

Back?