私は如何にして心配するのを止めて

チョイノリを愛するようになったか

 

なぜにチョイノリ

 ぼくがチョイノリSSを買ったのは2006年1月のことだった。ホンダ党であるぼくがAPEにしようかZOOMERにしようかと悩んでいたところ、「チョイノリ買ったよ!」という友だちの言葉に触発されるようにしてフラフラとチョイノリSSを購入。MAX42km/hと言われるスピード、すぐ壊れるという耐久性のなさ、バイク屋からもチョイノリよりは中古をと薦められたのに、ぼくはあえてチョイノリSSを選ぶに至った。

 購入にあたって決定的だったのは先に買ったチョイ友の勝ぴーのチョイノリに試乗させてもらったことだった。アクセルをまわすと思いの外よく走った。近所を走るだけなので60km/hも出る必要はない。なにより原付の制限速度は30km/h、それ以上出ても警察に捕まるだけのような気がした。これなら必要十分だ。

 長い間バイクという乗り物から離れていたため、従来の遅い4ストスクーターのイメージしかなかったので余計にそう思ったのかもしれない。しかし今のぼくにはこれだけ出れば十分だった。

 

それでもまだ悩む

 悩みは尽きなかった。本当に買っていいのか、家族の集中砲火に耐えられるのか、維持費は出るのか。なにより買った後で満足できなかったらどうしよう。

 バイク屋に行ってなお、ぼくは悩み続けた。APE100の中古が18万であると言われれば、そのほうが良いような気がした。しかし、APE100を買ったとして、まずマフラーを換えるだろう。さらにヘッドライトからハンドル周り、フェンダーにシートに、ウィンカーにミラーにタイヤだって交換したくなるに決まってる。どう考えても20万じゃおさまらない。30万あっても難しい。

 残された選択肢は安価なバイクしかなかった。

 

チョイノリSSに決定

 勝ぴーから「初期型なら39800円っていうのもあったよ」という情報と得ていたので、できれば39800円、中途半端な時期なのでそこまで安いのはなくてもなるべく安いところと思って探した。何軒かまわって54800円という値段で売ってるSSを発見。これだ!と思ったが、ここは何軒かあるしな、と思って他の店で値段を聞くと49800円(税別)とのこと。はじめに聞いた店のほうがうちから近いということもあり、一旦戻って値段を言うと49800円でオッケーということになり、この値段で手を打った。さらに安価な無印チョイも考えなくはなかったが、黒がもうないと言われたこと、さらにちょうどそこに新車のSSがあって、びびびっと感じたものがあったからだった。

 結局49800円+オプション+自賠責3年+諸費用で84000円だった。ZOOMERだと+12万円、APE100だと中古でも+15万ということを考えると価格的にはかなり安いように思う。なによりちょっと高い自転車が5万円以上することを考えると、バイクの新車が49800円というのは正直迷う必要がないほど安い。

 本体価格に対して諸費用が高く感じるが、自賠責保険は定額だし、納車整備費用なんかはこれからバイク屋さんとおつきあいしていくための結納金みたいなものだし、保険みたいなもの。値切ってどうこう言うより、ちゃんと整備してくれたほうがいいので、そこは言われるままの値段でオッケー。もちろんよっぽど高ければ文句の一つも言いたいところだけど、見るかぎりそれほど高くもないし、チョイノリSS本体の価格から言って、これが儲けなんだろうなと思うと無理は言えない。

 逆に本体価格が安いぶん、よっぽどマフラーも一緒に買ってしまおうかと思ったけど、値段よりも音がうるさくなるというのはまずい気がしてこれについては思いとどまった。

 

買ったはいいけど

 走りに関しては問題なし。必要十分、近所をくるくる走っては喜んでた。しかし何かが足りない。何度も何度もバイク屋に足を運んでマフラーが欲しいとか、安田さんやっぱりAPEですよとか言われつつ、悶々と1週間を過ごす。

 そしてついにぼくは決断する。無印チョイのハンドルを見ていて、「これつかないかな?」という妄想にとりつかれ、まずバイク屋にハンドルが取り付け可能なのか?さらにつけられる場合、値段と工賃は?と聞いてみる。

 「同じみたいなんでつけられそうですね。値段のほうはハンドルが3800円に工賃が3000円でできますよ」

と言われて、そのまま発注。チョイノリSSのカスタムがはじまった。

 

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