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モバイルビデオノススメ その2
性能
CE-VR1は320x240、240x176、160x120という画面サイズ、加えてそれぞれにファインとノーマルの2モードがあり、合計6種類の録画が可能である。しかし実際動画と呼べるのは160*120のファインのみで、他はパラパラ漫画に等しい。画質も決してよくない。
ちなみに録画時間の目安は右の表の通り。
この表をみていただくと一目瞭然だが、テレビ録画用として実用になるのは160x120のノーマルモードのみ。他のモードはあくまでおまけ程度と考えていい。
340MのMicroDriveなら240x176のファインモードでも実用域だが、それ以下の容量ではやはり160x120のノーマルモードが限界だろう。限界も何もそれしか選択肢がないのだが。
320x240のモードではファイン、ノーマル共に動画というにはほど遠くパラパラとしか動かない。たとえ大容量の記録媒体を持っていたとしても動画として見られるのは240x176のファインモードまでとなる。実際容量が多くなるとたとえPCカード経由でダイレクトにファイルをコピーしたとしてもコピーするのに時間がかかるので、これもまた実用的とは言い難い。
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8MB |
16MB |
32MB |
64MB |
320x240
fine |
約2分 |
約5分 |
約10分 |
約20分 |
| nomal |
約5分 |
約10分 |
約20分 |
約40分 |
240x176
fine |
約3分 |
約7分 |
約15分 |
約30分 |
| nomal |
約6分 |
約12分 |
約23分 |
約47分 |
160x120
fine |
約5分 |
約10分 |
約20分 |
約40分 |
| nomal |
約15分 |
約30分 |
約60分 |
約120分 |
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▼ あくまで参考程度の表
どうみても実用性があるのは160x120のみ
8MBなんて何にも使えなさそう。
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ノートPCの場合
ノートPCを利用した場合でもバッテリーが1時間もってくれれば片道分活用できるので、追加投資と持ち物軽減ということを考えれば、多少古いノートPCでも十分に役に立つだろう。昨今ミニノートPCがなくなっていっている現状もあり、そういう意味では古いLibrettoなどの活用法としても注目できる。
また新幹線などでの移動時間、音楽を聴くかわりにノートPCで悠々自適に録画した番組や映画を楽しむといったこともできる。実際にはこれが案外一番実用的な気がする。出張の多い人にとっては移動時間を活用するために、大容量のHDDに貯め込んだ録画データを見るというのはまさにモバイルビデオらしい活用法と言える。
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具体的な使用例
前述の表では64Mまでしか書かれていないが、128MのCFが現在1万円以下にまでなっているので、これを使って録画、活用するのが一番現実的であると思われる。片道30〜60分程度の通勤時間に見る、という用途を考えてみても、160x120のノーマルモードなら1時間のドラマが4本入ると思えば、だいたい1週間分のビデオを消化できる計算になる。
▼ LibrettoL1+PCカードドライブ
やはりこれしかないでしょう。
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個人的にはこれがお気に入り
SVGAのWindowsCE採用のLibrettoを密かに希望。
8万円くらいならきっと気を失ってるはず。 ただ現状asfファイルを再生するCODECが
一般に配布されていないので、
モバイルビデオという観点からすると
MPEG1形式のほうが汎用性に優れている。
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PDAの場合
PDAの場合にはZaurusを除いてはコンバートが必要になる。手間をかけずに活用という意味ではこの方法は現実的とは言い難い。なによりコンバートが必要になるのであればMPEG4で録画する意味があまりない。なぜならパソコンのキャプチャカードでMPEG1録画したものを持ち歩くほうがより汎用性があり、扱いやすいからだ。ただし容量を食うので大容量の記録媒体が必要になるうえ、パソコンでのキャプチャ環境はCE-VR1ほど簡単でないうえに安くもない。
CE-VR1はシンプルな機能であるがゆえに値段も安い。なにより気軽に録画できるという点でビデオとしての使い勝手をそのまま踏襲しており、誰にでも使いこなすことができる。イチからパソコンを設定しなすことを考えると、CE-VR1は”簡単”という意味においてやはり十分に存在意義がある。
そういうことからもMI-E21/E1/L1と連携させて使うという使い方が本来の使い方としても正しく、使いやすくもある。ただしMI-E21などはまだまだ安いとは言えない値段なので初期投資を考えると現実的な選択としては微妙であると言える。
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反則した場合
値段でいえばeggyでの活用が実際一番オススメできる。リーズナブルであり、手のひらサイズであり、デジカメであるという汎用性は無視できない。ただし元々大容量のデータを扱うことを考えていない(というより元はPHS経由でのコンテンツ配信が目的)ので、録画時間が長くなると少なからず弊害も出てくる。
まず早送りが遅いという非常に現実的な問題がある。そのくせ間違ってダブルクリックすると一気に次のファイルにまで飛んでしまい、1時間見ていても突然はじめまで巻き戻されてしまう。まるで人生ゲームで”スタートに戻る”を出してしまったあの感覚に等しい。
そこで録画する際にちょっとした工夫が必要になる。具体的にはファイルを分割して録画することが必要不可欠である。CE-VR1の録画設定は5つまでしかないので、あまり長いものになると分割録画にも限界がある。ただしCE-VR1は信号が入ってきた時のみ録画するという機能も備えているので、ビデオデッキにビデオを入れてデッキ側の予約録画を分割して行うという方法もある。
録画したものはeggy付属のPixLabのCFカッターを使えば簡単に移動することができる。この作業をするにはパソコンが必要になるのでeggyは安くても結局パソコンを持ってるブルジョワジーでないと使えない。
ただしeggyでは設定ユーティリティーを使って録画モードを変更して録画したファイルについては再生することができない。また240x176のモードもサポートしていないので注意が必要である。
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▼ この組み合わせが一番リーズナブル
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▼
だからこそコレでしょう。
動画が主なデータと違い、どちらかというと
写真との組み合わせで物語が構成されているので、
非常に小さい画面でもハイグレードな感動がある。
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問題点
圧縮率は変化するので録画できる容量は素材によって変化。録画時間も変わるのでだいたいの目安でしかない。いろいろテストしたところでは160x120のファインモードで40分という予想録画時間に対し、1.5〜2.0倍程度録画できた。具体的には40分であれば60分前後は録画できる計算になる。
次に映画はもちろんのこと、ニュースなどでは小さな字幕がほとんど読めない。かといって240x176のモードではeggyでの再生ができない。また解像度をあげると当然容量も増えるので決していいことばかりではない。素材として吹き替えであり、字幕を読む必要のないものを選ぶことが必要になってくる。
またMPEG4は動画に弱い。動画フォーマットであるのに動画に弱いというのもおかしな話だが、アクション映画などではブロックノイズだらけでいったい何が映っているのかさえ確認できないことが多い。どちらにしても過度の期待は禁物である。
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今後
ストレージデバイスの大容量化が進むことで、さらにモバイルビデオの可能性は広がっていくことだろう。またノートPCのバッテリーの駆動時間の問題、PDAの画面の表示量と動画再生時のパワーの問題などが解決されていくことで、より身近なものとなっていくことはまず間違いない。
現状何ができるのかというとたいしたことはできないのだが、今後を考えれば今の時点からソフトを揃えていく必要がある。なぜなら今の時点でもどのソフトを見るか?という一点において大きな壁がある。そう、現在のところ自分でソフトを用意しないかぎり、どこにもソフトはないのである。再生専用のビデオデッキであっても、レンタルビデオであり、従来録画してあったビデオがあればこそ活かせるのであって、ソフトのない再生専用のビデオデッキは手足のないカメと同じである。
また64Mであっても128Mであっても、MicroDriveであっても、このデータをプールするためのHDDもしくはCD-R/RWもしくはDVD-R/RW/+RWなどが必要になってくる。1本のビデオテープに毎日重ね撮り、毎日番組を消化するのであればともかく、普通はやはり何本かのビデオを保存用として置いておいたり、代えのビデオテープを何本か用意しておくものである。64M、128Mというと一見たいした容量ではないように思うかもしれないが、これがたまってくると思ったよりもすぐに容量を食うことに気がついてくる。
そしてそうしてプールしたデータを外出時にウォークマンで音楽を持ち歩くようになったように、映像情報を持ち歩ける日がやってくるのである。
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↑こんなのとか
↓こんなのがあたりまえに!?

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▼ CE-VR1はやっぱり面白い
画質はよくないが可能性という意味で面白い。
とても魅力的な製品なのでよりパワーアップした新製品を
少なからず期待すると共に心待ちにしている。
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まとめ
同じようなネタで2回も進めてしまっているが、このモバイルビデオというのはそれくらい面白く、かつ実用性がある。酔ったおやじがつまらない自慢話を繰り返すのと同じく、それほど面白いんだ、ということを伝えたかった。ただそれだけである。
そういったことをふまえたうえで今回のまとめを書いていこう。
ノートPCの大画面というメリットはあるが起動/終了に時間がかかるという問題点もあり、PDAではワンクッションが必要である。eggyもパソコンが必要であり、それぞれに長所であり短所がある。MI-E1/L1/E21などのZaurusシリーズが一番実用的なのは確かだが、やはり本体価格が高いことがネックとなる。そういった意味でも、どういった時間に、どういったソフトを見て、どういった使い方をするのか考えていかないといけない。
ようは使い方だというのは一見つまらない結論に聞こえるかもしれないが、機械はあくまで道具であり、やはりそれを使いこなすかどうかは個人である。
使い方の研究こそ、モバイルビデオの面白さの発見に繋がると言えるのではないだろうか。
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