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実践モバイルビデオノススメ やってみよう編 その3 DivX5 と TMPGEnc の場合 字幕を諦めたくない。 字幕はほしい、でも画質でも妥協したくない。という場合には Flask + DivX5 もしくは DVDx + DivX5 で一旦出力したものを再度TMPGEncでエンコードするといい。この方法だと非圧縮のAVIファイルよりもファイルは小さく、画質も悪くない。 今回のレポートのはじめにDivX5をインストールしろ、と言いながらこれを使わなかったことに疑問を感じた方も多かっただろう。実際これがまさに裏技的な使い方として有効なのである。 問題はエンコードするのに一手間、二手間、下手をするとそれ以上手間がかかるので、やればやるだけやってよかったと思えることが少ないということだろう。繰り返しになるがリッピングなどというのははっきりいって割があわないので、よっぽどやってみたいという人以外にはお奨めしない。 僕自身はあくまでMPEG1をベースに考えている。これはsigmarion2などのWindowsCE機でもPocketTVなどを入れれば再生できること、またビデオCDとしてCD-Rに書き込みすれば、一般的に売っているDVDデッキでも再生可能なフォーマットなので汎用性という意味からも非常に使い勝手がいいためである。 とにかく次へと進む。
DivXの使い方 使い方は難しくはない。DVDxであれば 映像Codecのところにチェックをつけ、DivXを選ぶだけである。とまあ、軽くパス。
音の出力 動画はなんだかんだ言いながらもエンコードするソフトも、エンコードする方法もいろいろ紹介されているが、音に関する問題は案外取り上げられることが少ないように思う。早送りになってしまったり、はたまたうまくエンコードできなかったりというようなことはよくあるのだが、この回避策がないので、僕自身は幾度となくエンコードを繰り返し、失敗し、その中で少しでも有効な方法を見つけだそうと努力した。 そこで素のAC3で出力し、これを最終的にTMPGEncでエンコードするという方法をとることである程度はこの問題を回避できる、という結論にたどりついた。 FlaskにしてもDVDxにしてもそうだが、エンコードのエンジン部分をTMGPEncにすべてまかせるという方法がとれないものかと本気で考える。なぜならTMPGEnc自体は非常に高性能なエンコーダーであり、これを使えばたいていのことは可能である。動画の設定も音の設定もTMPGEncさえあれば、設定は難しくてもできなくはないのである。
コツをつかむ DivX5を使った場合、デフォルトでは少々ビットレートが低いでの3000kbpsまであげてエンコードするとMPEG2→MPEG1並のクオリティを実現できる。またこの方法では素のMPEG2よりもデータが小さくなり、かつまたAVIファイルになるのでフリーのソフトでも扱いやすいという特長がある。 既出のDVDxの画面では出力設定が352x240になっているが352x480で出して、TMPGEncで352x240にエンコードするほうがよりハイクオリティな画質になるような気がする。あくまで気がするという程度なので深くは考えないほうがいい。 AC3出力についてもここからうまくWAVEファイルだけを取り出す方法もあるようだが、これについてはTMPGEncのほうでエンコードできるので、基本的には素のAC3ファイルさえあれば問題はない。 ただDivX5で出すAVIファイルについてはDivX5の圧縮率の良さもあって非常に小さいファイルになるのだが、素のAC3のファイルを取り出すと2GB近くなることもある。そういう場合にはMP3で一旦エンコードし、それをさらにTMPGEncでエンコードするということも可能だが(この場合、DivX5で出すAVIファイルに動画と音声が記録される)、いろいろやってみたかぎりでは、MP3からのエンコードでは音が割れる、もしくはノイズが乗るということが多かった。いつものことでこれも原因についてはよくわからない。
場合分け はじめに述べたように僕は作ったファイルをCD-Rに書き込み、DVDデッキで再生することも視野に入れて考えているので、352x240/352x480/480x480 のいずれかのサイズのMPEG1のファイルを目的としているが、パソコンでの再生、またPocketPCなどで再生する場合には、より小さい画面サイズでMPEG4への出力というのも有効だろう。 DivX5はそのままWMV形式での出力が可能であり、うまく使えばMPEG1でなくても十分に実用が可能である。 このあたりについてはモバイルビデオというのを実践するうえで、使い方によっていろいろ考えていく必要がある。ようはやってみないと何がいいのかわからない。
そしてTMPGEnc MPEG1を考えた場合にはやはり最後はTMPGEncでエンコードする他ない。なによりもTMPGEncを使ったやり方が一番簡単であり、かつ本まで出ているのでいざという時にはそれを読むという方法もある。スタンダードなものを使う意味はまさにそこにある。 とにかく前述のAVIファイルを映像ソースとして選択し、AC3のファイルを音声ソースとして選択し、適当にふにょっと諸々設定をして、適当なファイル名をつけて出力してやれば、晴れて字幕付きのMPEG1ファイルができあがる。 実用域を考えるのであれば320x240は必須だろう。だがモバイルフォーマットという意味では15フレーム程度で、240x176あたりの大きさでも問題はないように思う。ちなみにビデオCDの規定の画面サイズは352x240なので、このサイズを基準にすればだいたいの目安になるのではないだろうか。
次回予告 ようやく作った動画ファイルを持ち出そうという話に突入する・・・はずだったのだが、その前にもう一度リッピングについて考えていきたい。はたしてリッピングに未来はあるのか?
まったく関係ないが、下記のページは参考になる。 MPEGの説明などなど → http://www.pioneer.co.jp/crdl/tech/index.html
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2002/04/24