実践モバイルビデオノススメ やってみよう編 その1

DVDx + TMPGEnc の場合

はじめる

 早速だがはじめてしまおう。ちなみに僕はエンコードするためだけにLibrettoL1とは別にエンコード&キャプチャ用のマシンを組んでしまったので、ここから先のレポートはLibrettoL1によるものではないことを先に断っておく。LibrettoL1での実践編はあと3つくらい進まないと出てくる予定はないので、Librettoの活躍を期待される方は今しばらくお待ちいただくことになる。

 

インストールする

 まずDVDxとTMPGEncをインストールする。ついでにDivX5もインストールする。
 これだけでもDVDx単体でのリッピング→エンコードは可能である。またDivX5を入れることで、MPEG4への出力が可能になり、きっとPocketPCなどのWindowsMediaPlayerならそのままWMV形式で出力すれば、それを再生できるような気もするが、これは今回の目的ではなく、かつまた僕自身がPokcetPCを持っていないので割愛する。

 DVDxとTMPGEncを入れたところで、この二つはまったく繋がっていない状態である。これを繋げるためにVideoServerというプラグインをインストールする必要がある。これに関しては探せば出てくるのでここでは詳しく解説することははぶく。

 問題はVideoServerのプラグインを入れたところで、ぜんぜん動かなかったりするのである。書いてある通りにいくらやっても動かなくて、おかしいな、と思っていたら、よくよくREADMEを読んだらやり方が書いてあった。ネイティブアメリカンでないのでどうしても英語には弱い。きっとネイティブアメリカンも弱い気がするので、ブリティッシュな紳士であることがベストなのだろう。

 ともかく、いろいろ探していると Avisynthv105.zip というファイルが出てくるはずなので、これの使い方をここでは説明する。ようはこれこそがプラグインの本体で、これだけでも動くかもしれないが、現状もう動いてしまっているので、イチから検証することは面倒なのでやらないでおく。

 Avisynthv105.zip を解凍して出てくる、Avisynthv.dll というファイルと Install.reg というファイルが重要である。Windows2000の場合には Avisynthv.dll を C:\WinNT\SYSTEM32 の中に放り込む。Windows98の場合には C:\WINDOWS\SYSTEM の中にそれぞれ放り込む。

 その後、install.reg をダブルクリックして実行すればVideoServerを介してTMPGEncが使える環境が整うことになる。

 

使う

 DVDxを立ち上げて、PremirePluginエンコーダーを使うのところで、VideoServerを選択。

  

 プラグインの設定をクリックし、Connect to AVIsynthの項目にチェック。すると下のほうの窓に「c:/ファイル名.avs」というのが出てくるので、適当なフォルダであり、ファイル名をつけて実行。

  

 もちろんこの時にDVDxのほうでDVDのファイルを選択しておく必要あり。

 実行するとなにやらこのVideoServerは2日間だけですよ、みたいな表示が出てもとりあえず無視して進む。最悪の場合15ドルくらいなのでレジストすること。

 次にTMPGEncを立ち上げて、先ほどのファイル名.avsを選択。

 ”設定”のところでビットレートや音声レートの設定を行い、圧縮を開始。

 

ツボ

 ハマるとすればTMPGEncのVFAPIプラグインの設定でDirectShowのチェックを”はずしておく”ことをしないとうまくエンコードを開始できないことくらい。またハングアップした状態になったり、このファイルは使えません、みたいなことを返してくる場合にはプラグイン優先度の低いものを優先度をあげてやるとちゃんとエンコードできるようになったりということがある。

 この方法で一番大きいメリットは字幕付きのリッピング→エンコードが同時にできるということ。さらにエンコード自体はTMPGEncを使っているので画質がきれいにエンコードできる。

 しかし同時に問題点も少なからずある。まずAC3(ドルビーデジタル?)の音声はきれいにデコードできない。画像と音声を同期させずにエンコードすればうまくいく場合もあるが、同期させないと動画部分だけが早送りになり、音声がついてこなかったり、その逆だったりと、どういう理屈でそうなっているのかが僕にはよくわからなかった。結局同期させてエンコードすると音が途中でプチプチと音が途切れてしまったり、大きな音になると音が割れてしまったりする。設定の問題もあると思うが、原因もわからないが回避策もソフトによって一定しないので、最終的にはソフトごとにテストしてみる他なく、たいてい1本の映画をエンコードするのに2.3日かかる。

 まさにハマっているという状態だが、技術的な探求心のためにやっていることなのであまり深く考えてはいけない。力技でどんどんいくしかないので、どんどんハイパワーなマシンが欲しくなるが、これはまた別の話。

 

次回予告

 DVD2AVI+TMPGEncへと進む。この方法が実際一番高画質でエンコードする方法だが、直接MPEG2のファイルから動画データだけをエンコードするので、字幕が付けられないという大きな問題がある。だがよく考えるとアニメや邦画、テレビドラマなどにはこの方法も有効だということにえらく後になって気がついた。

 

 

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2002/04/21