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実践モバイルビデオノススメ CE-VR1 番外編 やっぱりeggyだ! そもそもCE-VR1を購入したのはeggyとの連携が可能だったからである。かといってeggyも持っていなかったので、去年の夏にeggyとセットで購入した。当時19800円だったが、これでもはじめの半分ほどの値段になっており、5000円という叩き売り特価ではなかったものの十分に割安感があった。 CE-VR1とeggyとの連携は非常に便利だが、ただ一点、どうしてもパソコンでデータを移動しないといけない、という大きな問題があった。なぜならeggyは特定のフォルダに収納されたファイルしか再生できないので、都合パソコンがどうしても必要だったのである。 さらにCE-VR1用ユーティリティでパラメータを変更したファイルについても、インデックス部分を書き換えないと正常に再生できないという問題があり、パソコンを間に介しての運用であればある程度の対応は可能だったものの、ほんとの意味でのスタンドアローンなモバイルビデオにはなりえなかった。
余波 世の中は夢と才能に満ちあふれている。CE-VR1の叩き売りによって、ユーザーの数が爆発的に増えたかどうかはよくわからないが、とにかく今まで興味があったけれど19800円じゃちょっと高いな、と思っていた人も手が出せるようになった。 とある掲示板でもCE-VR1の特価情報が流れていた。その中にeggyとの連携について書かれている書き込みがあり、確認したところ、インデックス部分を書き換えるという話だったので、asfinfoと同じだなぁ、と思ってそのままになっていた。 ところが何日か経って、その書き込みをされた本人から直接メールをいただいた。CE-VR1+eggyの運用については去年からずっと便利だ便利だと再三書いてきたこともあり、また問題点も指摘していたので、それを見てCE-VR1に興味を持ったという話にはじまり、CE-VR1のファームウェアを書き換えてCE-VR1+eggyでのスタンドアローンでの使用が可能になる旨書かれていた。 ようはCE-VR1を録画機(ビデオデッキ)として使用し、eggyを再生機とすることでモバイルビデオが可能になるという夢のような話だったのである。
使い方 使い方は簡単である。ようはCE-VR1のファームウェアを対応のものに書き換え、さらにeggy用のメディアをフォルダを共有化できるように、プログラムを実行するだけである。 言葉で説明するよりも、まずは実行である。下記のパッチを実行し、ファームウェアを書き換え、CE-VR1をアップデートする。 「CE-VR1のファームウェア(Ver01.144000)用
ASFファイルヘッダ書き換えパッチ」 次に以下のファイルをダウンロードし、説明に従って実行する。 CE-VR1
& eggy共用カードパッチャー(EXE版・必要物同梱) 詳しくはCE-VR1の神と称される電気街君のページを参照のこと。とにかくやってみるとむちゃくちゃ便利になってしまって、勢い僕はCE-VR1をもう一台追加購入してしまったほどである。 この場を借りて、電気街君と各種ツールの開発者の方々に改めて感謝の意を表したい!
コストパフォーマンス はっきりいって現状これに勝るものはないように思う。もちろんこれはコストパフォーマンスという点、通勤・通学時に使えるモバイルビデオとしての実用性を考えた場合のことで、より高価で便利なシステムというのはいくらでもある。極端な話、パソコンでMicrodriveにMPEG1録画したものをsigmarion2でPocketTVを使って再生するというのも一案だろう。 しかしCE-VR1+eggy+CF128MBであれば、5000円+10000円+5000円という2万円程度で2時間録画、再生が可能になるのに対し、パソコン録画環境+sigmarion2+Microdrive1GBではパソコン録画環境という時点で10万円近くなり、さらにそこから機械を揃えると15〜20万はかかる。 これが家でパソコン録画、外でパソコンで再生という環境であっても同じようにお金がかかる。またAV-1を使った場合でも、AV-1自体が3万円越える価格付けであり、これにSDカード対応のPCカードアダプタとCE-VR1を買うと、やはり5万円は下らない。 いかにCE-VR1+eggyというスタンドアローンなモバイルビデオ環境がコストパフォーマンスに優れているかがよくわかる。
いくつかの問題点 問題がないのかと言えばそうでもない。まずCE-VR1+eggyというスタンドアローンな環境を作り出すためには、都合どうしてもパソコンは必要になるので、買いそろえれば誰でも簡単に使えるというようなものではない。 これはまさにLibrettoでPCカード接続のFDDなしで如何にリカバリするのか?という問題と酷似するジレンマである。結局LibrettoもPCカード接続のFDDなしではリカバリが可能にはならないし、CE-VR1+eggyという環境もまたパソコンがあってこそ作り上げることができるのである。 またeggyは極端に早送りが遅い。パソコンやPDAであれば、ヒューっとトレイにあるバーを移動させるだけで、早送り、巻き戻しが自由自在だが、eggyについてはこれができない。2時間番組を1本のファイルにしてしまうと1時間半過ぎたところで電源を落としてしまうと、次に再生する時にはまた一から再生することになり、極端に遅い早送りの威力を思い知ることになる。 加えて一番の問題はeggy自体が随分と不細工な端末であるということ。オレ様はクールにモバイルビデオだ!という人はまったく向かない。このデザインに関してはなぜこんなデザインだったのか、大きな疑問が残る。
解決策 パソコンでの導入に関してはある意味、仕方がないものであるし、これは人のパソコンでもできないことはないので、あまり大きな問題ではないだろう。なによりここを読める環境があれば、少なくともパソコンはあるはずなので問題はない。 次に早送りについては、ファイルを細かく分割することである程度は楽になる。ようはキャプチャをつけるような感覚で録画予約をしておけばいい。例えば1時間のニュース番組であれば15分を一区切りにして4つの録画予約をしておけば、4本のファイルに分かれてしまうものの、途中で電源を切ってしまっても、15分刻みで飛ばして見ることが可能になる。ただ14分まで見てあと1分、という場合には諦めてもらう他ない。 eggyの形格好については画面だけを見つめるようにすれば、少しは気も晴れるだろう。それに低画素数ながらもデジカメにもなり、またデジカムにもなるので、値段と性能比で目をつむるほかない。なにより格好を気にするのであればAV-1、もしくはZaurusを購入すればいいわけで、選択肢が他にないわけではない。あくまでコスト的なものからeggyなのであってそれ以上でもそれ以下でもない。
まとめ モバイルビデオに関していろいろと書いてきたが、じつのところ僕の一番のモバイルビデオ活用法は家の中でぼーっと見ることにある。唯一の救いはそれがLibrettoの横にeggyを置いて見ることで、横に置くからなんとかLibretto関連のページとしてこんなふうにレポートを書こうって気にもなるが、そうでなければ救われないネタだったように思う。 とにかく非常に便利なので、普段通勤・通学に使えるとなればさらに便利さ倍増、やめられなくなることは確かだろう。ただeggy自体が手に入りにくい昨今なので、実際どこまで実用性があるかは非常に微妙なところだが、売っていればたいてい安値で叩き売りなので、一台手に入れて遊ぶにしてもちょうどいいような気がする。 僕自身は家の中でモバイルビデオを活用するためだけに340MBのMicrodriveまで手に入れたほどなので、その力の入れよう、また便利さはハンパではない。 最後にこの一連のユーティリティを開発された電気街君の功績を再度讃えたい。ありがとう電気街君、ありがとうCE-VR1、そしてモバイルビデオを楽しもう。
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2002/08/01